[本] 詳説 正規表現 第2版

以前から、きちんと勉強しなおそうと、いずれ買おうと考えていた「詳説 正規表現」、久し振りに手に取ってみて驚いた。何か違う。「Perl5.8、Java1.4、.NET対応で全面改訂!」の赤帯。急いで、発行日を確認。2003年5月26日初版第1刷。おーっ、2版じゃない、出たばかりだ、ラッキーと購入。5,400円が飛んでいった。4章の「正規表現の処理メカニズム」にNFAやDFAの文字が見える。最近、人工生命を調べていてオートマトンに再会したのだけど、言語の世界でもオートマトンは登場するわけだ。特に正規表現との関連において。確かに文字列中の特定の文字列にマッチするかどうかの問題は、DNA中の特定の遺伝子配列を探し出すのと同じようなものだ。NFAやDFAが何の略なのかについて、この本は何も言及していないのは奇妙な感じがした。DFAは決定性有限オートマトン(Deterministic Finite Automaton)の、NFAは非決定性有限オートマトン(Non-deterministic Finite Automaton)の略である。「状態遷移関数が返す状態を複数にして遷移先を選べるように拡張し、入力が決まっても動作は一意に決まらない非決定性状態遷移関数としたFAを、NFAという。」(小倉久和著、形式言語と有限オートマトン入門、コロナ社、1996-2000)わかったかな(^^;)δ:Q×Σ→Q(δは状態遷移関数、Qは内部状態の有限集合、Σは入力アルファベット)

やはり書いてないのはおかしいとインデックスから探すと見つかった(^^;)149ページ参照。150ページと註もね。確かにそんなことは知らなくても正規表現は使える。しかし、コンピュータの利用技術の中でも最も有用なものの一つだろう。

[Computing] Haystackがやってきた

待ちに待ったHaystackが予定通りリリースされた。Javaで書かれており、SJIS日本語もそのまま表示される。47MB強のzipファイルをダウンロードして、解凍する。解凍したhaystackフォルダにあるHaystack.exeを実行するとインストールが始まる。haystackのフォルダを覗いてみて目立つのは、スクリプタから見るとjythonのフォルダである。Java+Pythonで作られているようだ。今のところ、WindowsのほうがLinuxよりスムースに動くらしい。screenshotを載せておこう。

http://www.hicat.ne.jp/home/fujioka9/png/haystack_2003-6-2s.png更新日記を表示したHaystack

[Computing] Haystackを見る

HaystackはインタフェースもAdenineで記述しているはずだと、Adenineのファイルを探してみた。haystack\src\adenineに分類されたフォルダに、拡張子.adのファイルが並んでいる。これを弄って遊べばいろいろとわかるのかもしれない。しかし、Developer's Guide to Haystackが出てからでも遊ぶのは遅くはないだろう。

Haystackのような統合的なアプリケーションがデスクトップのメタファーと比べて本当に良いのかどうかは疑問な気もするが、統一感がより一層高まるのは間違いないだろう。問題は他のアプリケーションを排除する傾向を持つことだろう。私の希望はそれぞれに様々な選択肢があって、しかもそれを統合して取り扱えるようになることだ。結びつける膠がスクリプトであり、結び付けられるものはテキストデータである。Haystackはそれに近いのかもしれない。メモリは256MBでも一応動いている。重いことは確かだけれど。要求されるリソースとしてのメモリは1GBから512MB(推奨768MB)に変化している。

[Computing] Haystack: A More Compelling View Of Your Data

slashdotにもHaystackの記事が出た。Haystackのページも変わってきていて、ダウンロードする前に名前とメールアドレスを入力するようになった。アナウンスの連絡先登録用で、したくなければしなくてもダウンロードページに進める。6/1版に続いて6/4版が既に出ている。

[Computing] Becky! v. 2.06.02

久し振りに訪れるとセキュリティ対策のNewsが出ているので、バージョンアップ。使ってみると相当スピードが向上している。ruby-talkのフォルダには60000近くの未読メールが溜まっているが(^^;)、耐えられるスピードで動く。数1000程度ならまったく問題ない。

[Computing] Cosma's Home Page

このホームページは発見である。Notebooksが半端じゃない。

[日記] BRAIN VALLEY

台風一過、今日の空は昨日の薄い墨を流したような低い雲の垂れ込めた空とは打って変わって、明るい開放的な青空であった。家内と3時過ぎから比治山まで散歩。結局上り下りはスカイウォークを使用するという楽なほうで合意。某喫茶室でコーヒーを飲みながら、余りにも遅い給仕に悪口の花を咲かせた。途中であきらめて席を立つ客が二組も出た。店員の数が少ないんだろうなあ、かわいそうにと、帰りに厨房をよく見るとむっとした。店員がずらっと並んでごそごそしている。こりゃだめだ。味が良くてもねぇ。次回は他の店を探そう。

SATYにあるワーナー・マイカル・シネマズで6/7からロードショーのマトリックス・リローデッドの座席指定券を買ってから、本屋で文庫本を眺めていると、瀬名英明の「BRAIN VALLEY」上下、角川文庫が題名に引かれて目に留まる。瀬名って誰だっけと本を手に取る。おーっ、「パラサイト・イブ」か。『「神」に迫るサイエンス』BRAIN VALLEY序説も一緒にお買い上げ。日本人作家は敬遠することが多いけど、時には買って読もう。帰宅して調べてみると、「パラサイト・イブ」が出たのは1995年。もっと昔かと思った。「BRAIN VALLEY」の単行本が1997年12月。文庫本は2000年末。

[日記] エレーヌ・グリモー

ピアニスト。『人間の重要なものは一本の線でつながっている。人間は区分したり、整理したがるが、実際はそうではない。それを表現したい。


付録。ch@ねっと。このインターフェースはおもしろい。NHKだけなのがおしい。

[日記] 飛行雲

広島上空に透視図のなかで垂直に伸びた飛行雲を見ながら帰ってきた。昼休みの散歩の日差しはもう夏だ。

[日記] Wake up, Neo.

金曜ロードショーは「マトリックス」だった。明日は「マトリックス リローデッド」がロードショー開始と、復習には絶好のタイミングだ。先週末の土日はワーナーマイカルで先行上映をしたみたいだが、気がつくのがおそかった。二作目の出来はどうかな。明日が楽しみ。

[日記] THE MATRIX: RELOADED

見た。これでもかこれでもかと押し寄せる映像に目が回ってしまった。初めから終わりまでぎっしりと詰まったSFXの世界だ。ここまでの映像を生み出した凝りかたには拍手を送りたい。家内の評価は「趣味じゃない。格闘ゲームみたい。」というものだ。コンピュータやプログラムに関するマニアックな知識がないと、おもしろさがわかりにくいのは確かだろう。RELOADEDの意味は明かされるが、最後はさらに謎を呼ぶ終わり方になる。解釈はいろいろと考えられるが、完結作"THE MATRIX: REVOLUTIONS"を待つしかない。さて、人間対機械の戦いは・・・

[日記] バッハ書店にて

昼から、家内のピアノのレッスンに阿品台まで車を走らせた。待ち時間をフジ・グラン2Fのバッハ書店で潰す。バッハなんておもしろいけど、よほど音楽の好きな経営者なんだろう。レコード店も併設されている。ブルーバックスは30点余りしかなかったが、結局そのうち5冊を購入。

去年の今頃は自己組織化マップに凝っていたが、結局関心のテキスト・カテゴライゼーションへの適用に疑問を感じて挫折。今年は、自己組織化といっても複雑系の自己組織化に興味が移ってきた。もっと広い概念である。テキストのカテゴライゼーションの自動化には余り興味が持てなくなってきた。実用的な意味がよく考えると希薄だからだ。実際的にはカテゴリー別の複数のキーワードとその組み合わせの設定で十分じゃないかなということだ。そんなことならいつでもできるし、じゃ具体的に何やるのということ。何かおもしろいテーマを考えてみたいと思うが、他の要素も加えて、いつの日にかということかな。

生物進化の法則としての自己組織化とライフゲームの進化がだぶって見えるような気がしている。今日購入した本をリストアップしておこう。「ウイルスは生物をどう変えたか」の前書きにある『ウイルスは地球をさまよう放浪者です。情報だけが地球上を飛び交っているのです。情報だけが生命なのです。ウイルスは他の生物に入り込まないことには、情報のダビングができません。こうしてホストの情報とウイルスの情報が、争ったり和解しあったり、交換しあいながら生命は進化していくのです。地球上にできあがった最古の情報でありながら、遺伝情報は36億年以上たった今も進化を続けています。たくさんの魅力のある情報が生き続けています。』というパラグラフが頭を駆け巡っている。

BLUE BACKS 5冊
著者書名出版社版数ページ数価格
畑中正一ウイルスは生物をどう変えたか 進化の演出者・ウイルスの世界を探る講談社1993年1月20日第1刷;1999年3月24日第12刷193820
中原英臣;佐川峻進化論が変わる ダーウィンをゆるがす分子生物学講談社1991年1月20日第1刷;1999年6月22日第15刷248900
木下圭;浅島誠新しい発生生物学 生命の神秘が集約された「発生」の驚異講談社2003年5月20日第1刷256900
ニーナ・ホール編;宮崎忠訳カオスの素顔 量子カオス、生命カオス、太陽系カオス・・・・・・講談社1994年8月20日第1刷;1999年6月22日第9刷3581200
茂木健一郎;田谷文彦脳とコンピュータはどう違うか 究極のコンピュータは意識をもつか講談社2003年5月20日第1刷214860

[日記] 機械の意識

「ウイルスは生物をどう変えたか」をざっと読了。「遺伝情報を保管しているRNAやDNAのテープそのものが生命ではない。情報の発現こそが生命なのだ。」情報が生命を作っている。おもしろい考えだ。しかし、情報はなぜ発現するのだろう。それが疑問だ。続けて、「脳とコンピュータはどう違うか」を読み始めた。この本も意外とおもしろい。『コンピュータをいくら複雑にしていったとしても、そこに心が宿るとはとても思えない。しかし、それはあくまでも私たちが頭の中で作った「コンピュータ」という理論モデルの中に、心を生み出すような要素がないというだけの話であって、実は私たちがコンピュータと呼んでいる「モノ自体」が何者なのか、私たちは全く知らないままなのである。

引越し以来のことになるが、本を本格的に読み始めた。様々な発見の連続だ。頭の周縁を掠めただけで、まじめに考えていなかったことが、重要な位置を占めるようになったのだ。10年近くのブランクを感じる。科学も相当進んできたね。

[日記] QUALIA

日本では茂木さんの専売特許用語の様相を呈していたqualiaだが、とうとうSONYのブランドになってしまった。庶民には関係のない高級品ばかりなのが残念だ。日本にはまだまだバブルの余熱は残っているが、、、、、この方向は行き止まりのような気がしないでもない。

[日記] Apple再び

Macの新機種を見ただろうか。Power Mac G5Developers Applaud Power Mac G5 Performanceでは、Wolframが'Scientific dream machine'と呼んでいる。biztechのフォトレポートもおもしろい。

さて、Apple再興も夢ではないかもしれない。スクリプタにとっては垂涎のマシンだ。Mac OS Xは基本的にUnixなので、スクリプト言語を動かすことは容易だからだ。世界最高のスピードで動けば万能になった気分だろう。3Dグラフィックスの性能を考えると価格性能比は高いという評価を与えてよさそうな感じだ。無論、さらに安くなることを期待しているが(^^;)ここまでくるとWindowsである必然はあまり感じられない気もする。

[日記] Apple再び(2)

slashdot.jpで、Power Mac G5は「世界最速PC」かの記事が出ていて、コメントが連なっている。本当のところどうなんだろう。まあ、比較論よりは絶対的な速度が十分速いかどうかだ。まだ、比較しているようでは十分速いとは言えないのかもしれない。現在のPCがまだ遅いことは間違いないのだ。少なくともGUIは円滑に動作し、GUI上で動画等が容易に再生されるべきであり、接続された機器やネットワークを同時に遅滞なくコントロールできなくてはならない。

[modified: 6/29/2003]

[日記] もう一人の自分

雨の中を誰もささなくなった古い小さなビニール傘で散歩。川面に何かが口先を覗かせながらぐるぐると泳ぎ回っている。何事が起こるのだろうと立ち止まってしばらく見つめていたが、結局潜ってしまった。千変万化の宮島。昨日は白い霧に包まれていてほとんど見えなかった。あるときは水墨画の芸術を見せ、あるときは鮮やかな色彩の姿を浮かび上がらせる。複雑で多様な変化を見せる。時空が素粒子で満たされ、元素、分子、結晶、ウィルス、単細胞、多細胞、生命、自然、脳、言語、意識のような複雑な構造ができている。自己組織化という魔法の言葉がすべてを説明するのだろうか。日経サイエンス8月号に「もう一人の自分」が住む世界、並行世界は実在するという記事を載せている。レベル1からレベル4までのマルチバース(multiverse、universeに対する果てしない多重世界の概念を示す)の説明があり、ここまでの認識に至った人間の凄さに驚いた。グレッグ・イーガンの「順列都市」では、オートバース(autoverse)がコンピュータ・ネットワーク上に作られるが、物理法則の異なるレベル4の宇宙のシミュレーションである。

[日記] 元自称オーディオ・マニア、LPは何処に・・・

引越しをして以来、十分なレコードプレーヤーやアンプの置き場所を確保できたので、再度オーディオへの関心が湧いてきた。しかし、CDプレーヤーを除いて、20数年を経過した年代物だ。メインスピーカーだったヤマハのNS-890はウーファの周囲のスポンジがボロボロに劣化したために既に廃棄、サブで使っていたロジャースLS3/5Aモニターが残るだけだ。このスピーカーは十分にいい音で鳴る。レコードプレーヤーのテクニクスSL-1400MK2が大きな問題だ。レコードの片方のチャンネルが出なくなった。1400MK2の問題だろうと分解して弄っていたら、回転までおかしくなってきたので、メールを書いてデオデオで修理できるかどうか調べてもらうと、さすがにもう部品がないそうだ。結局、デノン(旧デンオン)が今時プレーヤーの新製品を出すというので、昔、デンオン製プレーヤーの分厚い木製の筐体に興味を持ったことを思い出しながら、DP-500Mを購入することにした。デノンの広島サービスセンターが緑井にあることもデノン製品を選ぶ安心感につながった。Googleで検索し、通販の有限会社ディスクグループから購入した。新製品でもかなりの値引き(25%)があるのでお買い得だと思う。ホームページの色使いはもう少し工夫したほうがよいと思うが、わかりやすく必要な情報が要領よくまとめられていることと、やりとりのメールの内容がよく考えてあり、安心感があるので決めた。郵便振込み入金を確認後、素早く配送されたプレーヤーを勇んでセットしたのだが、やはり片チャンネルが出ない。プリメインアンプのヤマハCA-S1のphonoに問題があるようだ。

さあ、どうする、なんのために買ったんだと、さらにブリメインアンプの購入を検討した。やれ、やれ、そこまでの出費は予定していなかった。今時、オーディオは流行らない。オーディオビジュアルだ。新製品のプレーヤーを出す心意気に惹かれたので、デノンの製品を調べるとデザインはなかなかよさそうだ。phono入力もある。新製品も出るらしいが待ちきれないので、昨年出たAV Surround Amplifier AVC-1870を購入することにした(36%引き)。新製品対比、同価格帯では機能的にも遜色ないし、新機種にないシャンペンゴールドの色に高級感がある。サラウンドのために7台のスピーカーをセットできるのだが、当面はステレオのフロントスピーカーだけだ。今日届いたアンプの背面を見て、ぎっしりと埋め尽くした入出力の端子の多さには驚いた。アンプの数も多いし、オーディオ用アンプとしての実力はあまり期待できないことは先刻承知だ。スピーカーの設定はリモコンを使う。ボリュームはデジタルで軽く、ディスプレー表示を見ながら調整する。FUNCTIONのダイアルは回すと接続機器をディスプレーに表示していく。大体の操作はリモコンからできるようだ。今日は一日、LPを手当たり次第に掛けまくった。ジャズ、ロック、クラシック、記憶にあるイメージで鳴るものと鳴らないものとがある。まあまあの音かな。少し線が細い感じだ。アンプの全機能を使いたくなりそうなので、まずい買い物だった。レーザーディスクプレーヤーも壊れたみたいだし、CDプレーヤーのロード・イジェクト機構は輪ゴムで繰り返し修理して使っている。古いものは壊れる。そろそろ交換してもばちは当たらない。

せっかく、レコードプレーヤーを買ったのだからと、LPをインターネットで探してみた。でもないねえ。手持ちの400枚を再生するしか、役目がない。メディアとしてLPがあっという間に消えたのにはびっくりした記憶がある。世界的に見ればまだLPは生産されているところもあるのではと調べたのだが、コスト的に合わないのだろうか。オーディオの世界に私を引き込んだ古い友人は、最近はLPを集めていると葉書に書いている。

[modified: 6/29/2003]

[Perl] Coming soon! The First Perl6 Book!

Perl6ページのAmazonへのリンクは繋がらないが、Perl 6 Essentialsだ。少し早すぎる気もするけど・・・まあ、買うだろうね(^^;)

[更新履歴] 過去の更新日記へのアクセス

日記も3年つけ続けると、過去の日記へのリンクが縦に長くなり過ぎた。1年を1行にまとめてみた。簡潔でよいなあ。10年続けても(^^;)OKだ。Prologで日記を記述するプロジェクトも中断している。dmlは過去のスクリプトを取り込んで少しずつ便利になっている。今のところ、タブ区切りデータから、リスト構造を作ったり、表を自動生成する機能を追加したぐらいだけで、HTMLへのコンバータから脱していない。文字列を指定するとインターネットを検索して結果をまとめて表示する機能とかね、そんなおもしろい機能を付けてみたい。日記作成システムはパーソナルなアプリケーションとしては重要である。こんなサイトを見つけた。「日記を認めるシステムたち」これによると、DMLという日記記述言語が既にあることがわかった。我が作成システムは小文字のdmlに統一したいと思う(^^;)

それはいいけど、@niftyの10MBは使い切ってしまったなあ。更新日記が途中で途切れるので、サイトの不要なファイルをいくつか削除すると正常に復帰した。新しいイメージ・ファイルをHICATのサイトに格納していくだけでは解決は難しそうだ。このまま、15MBのサイズがあるDTIのサイトに移すかもしれない。@niftyはCGI専用、HICATはイメージ収納の役割分担かな。過去のファイルの書き換えはできるだけしたくない。

[立花 隆] 立花隆「本の現在と未来」を語る

現代2003年7月号の記事。まあ、出たばかりだし、ネタばらしは止めておいて、いくつかリンクを張っておこう。


電子ブックのリーダーとしては、エキスパンドプックのブックブラウザーは良い出来だと思う。ディスプレィで本を読むならこれを使いたい。エディタでテキストを読みたいとは思わない。どっちにしろ、寝転んで本を読むのには向かないけどね(^^;)

最近、立花隆並に紙本を買い込んでいる身としては、ふーんと思った記事だけど・・・確かに紙本よりもコストが下がれば電子本も選択肢に入る。しかし、背表紙が見えなくなると本のあることを忘れてしまうし、本の記憶を連想で喚起する、なんらかの仕掛けが必要だと思う。いちいち検索するのでは寂しい。バーチャル・背表紙とか、バーチャル・本棚とかが出現するかも。