tsnetworkc3.png更新日記

更新日記インデックス
7/31/2001

クリップボードの内容をテキストに落とすTkスクリプトがうまく働かない原因がわかりました。-selection PRIMARYとすると正常にgetできます。セレクションがCLIPBOARDにsetされていないんですね。これについてはTcl/Tk入門第2版に詳細に書かれています。Xウィンドウではセレクションは一般化されていて複数持つことが出来る。何も指定しなければ、PRIMARYにsetされる。プラットフォーム共通はCLIPBOARDですけどX Windowアプリが対応していないと意味がない。・・・結局、Qtプログラミングをしなくても済んでしまったな。スクリプトのほうが速い。

#!/usr/bin/wish
set clip [selection get -selection PRIMARY]
set fileId [open /tmp/clip.txt w 0600]
puts $fileId $clip
close $fileId

これはなかなかの開発環境だ。解凍してased.tclを実行するだけでよい。日本語インライン入力のパッチの当たったTcl/Tkを予めインストールしておけば日本語の入出力も自由自在だ。

取り敢えずポイントだけだけど、XMLとData Mining技術の統合の努力。

7/29/2001

全訳ではないけどやはり大変助かる。

7/28/2001

Larry WallのスピーチやDick HardtのDot Netの話がVideoやAudioで聞けるサイトだ。メモとしてマービン・ミンスキーのスピーチへのリンクを張っておこう。題して「It's 2001. Where Is HAL? 」2001-05-23・・・実際のところ書き起こしてあると助かるんだが(^^;)

VisualuRuby計画(仮称)にあるリンクからはここだけダウンロードできる。@niftyのFGALTSのライブラリからダウンロードして使ってみた。ひなまつりばーじょん以来だが、相変わらずRubyで手軽にWindowsするためのGUI開発環境が小気味良く動く。まだβ版ということだが、本格的なWindows GUIプログラミングができる。

7/27/2001
7/26/2001
set clip [selection get -selection CLIPBOARD]
set fileId [open /tmp/clip.txt w 0600]
puts $fileId $clip
close $fileId

 単純にクリップボードのテキストをclip.txtに落として、Samba経由で読み出
してクリップボードに貼り付けるアイデアその後。上の Tclスクリプトは
ps2linux上の8.0jpでは動かないですね(;_;)

[kazuf@ps2linux /tmp]$ ./setclip.tcl
invalid command name "selection"
    while executing
"selection get -selection CLIPBOARD"
    (file "./setclip.tcl" line 2)
[kazuf@ps2linux /tmp]$ wish setclip.tcl
Application initialization failed: no display name and no $DISPLAY environment variable
Error in startup script: invalid command name "selection"
    while executing
"selection get -selection CLIPBOARD"
    (file "setclip.tcl" line 2)

 ActiveStateの8.3.3をビルドしてみたのですが、tclもtkもmakeでエラーにな
ります。残念。

 Linuxのコンソールやターミナルは範囲指定してコピーできないのが困る。結
局TeraTerm Proでtelnetログイン、コンソールを動かして、コピー。

 SETCLIPBOARDで付いて来るゴミの件は簡易テキストエディタが自動的に付加する
改行だった。
7/24/2001

うーん、もう出ているんだ。早い。気付くのが遅い(^^;)

7/23/2001
Qtのお勉強

7/22/2001

Ruby-1.6.4をビルドした。/usr/local/binにインストールされるので、/usr/binにある1.4.4のほうが優先して起動される。#!で起動するrubyを指定できるので問題はないけど・・・当たり前のことばかり書いている(^^;)

ruby-qt-0.15.tar.gzもビルドしてみた。これはOK。うまく動く。ruby-qt2-0.13d.tar.gzは、makeで最後にmake: *** [moc_qrdialog.o] Error 1になってビルドできなかった。

 Linuxのアプリ上のクリップをWindows上のクリップボードに貼り付けるのを
バッチでやれないかと試してみました。

1. まず、Sambaを動かして、Windows上からLinuxのファイルを覗けるようにして
おきます。
2. Linux上でクリップして、/tmp/clip.txtに貼り付けて保存します。
3. Windows上で次のような簡単なWinBatchEhバッチを実行します。

@BATCHWND OFF
@EXECUTEWND OFF
SETCLIPBOARD /F:\\ps2linux\tmp\clip.txt

4. 最後にWindows上で必要な場所に貼り付けます。

 これでほぼ問題ないのですが、貼り付けた文字列の最後にゴミ?が付いてくる
みたいなんですね。URLとしてIEに貼り付けて実行しても害はないみたいですけ
ど(^^;)何なんでしょうね。

 エディタに貼り付けてみると改行が付加されています。

 手軽にクリップボードに貼り付けることが出来るので大変便利です(^^)
7/21/2001
 いろいろ考えた末(^^;)、KDEをデスクトップにしたので、PerlQtを使ってみる
ことに・・・Qtを使って何かアプリケーションを作りたい(^^)けど、Cは敷居が
高いかもしれないしと、随分以前に購入していたオライリーのQtプログラミング
入門(1999年)を眺めながら・・・

 LinuxであればQtのライセンスの問題はないだろうし、、、、、

http://www.asahi-net.or.jp/~hc3j-tkg/perlqt/

から、PerlQt-1.06.tar.gzを入手。KFMのブラウザのファイルのリンクからダウ
ンロードするのはドラッグ&ドロップを使う。ブラウザからドラッグして別のKFM
にドロップする。最初はどうやってダウンロードするのかわからなくて悩んだ
(^^;)

1. /tmpにファイルをドロップ
2. tar xvzf PerlQt-1.06.tar.gz
3. cd PerlQt-1.06
4. ./Configure

で、質問にはデフォルトでリターンと最後のほうのnについてはyで答えれば後
は待つだけ。ビルドには随分時間が掛かる。

#!/usr/bin/perl -w
use Qt 2.0;
use Qt::app;

$hello = Qt::PushButton->new('こんにちは世界!');
$hello->resize(100, 30);

$app->setMainWidget($hello);
$hello->show();
exit $app->exec();

このようなサンプルが動いた(^^)/usr/libにはqt-1.44とqt-2.1.0がある。
7/20/2001

MelcoのBroadStation BLR-TX4のポート使用時にLAN接続が失敗する問題が解決。4ポートのうち2ポート使用であればPS2Linuxは接続できるが、3ポート以上ケーブルが繋がっているとeth0がFAILEDになる現象は相変わらず再現している。PS2Linux起動の度にいちいちケーブルの抜き差しをするのは適わないので、ハブを介して接続する方法を試してみた。実験のためにcoregaの5ポートの10MイーサネットHUBと1mのケーブルを購入、約2000円の出費だが仕方がない。結果はOK(^^)原因はよくわからないけど、うまく行きそうな予感は的中した(^^)v

ArrangeNote Ver.1.1.3リリース

山本幸一さんのArrangeNoteの新版がリリース。メモのサイズ64KBの制限が撤廃され、情報ツールとして自由度が高まった。階層型のメモ管理ができ、XMLやHTML化出力も可能。スクリプトも使える。メモエディタ画面の右クリックで編集機能が使えるようになって使い勝手が格段に向上した。無論メモにURLがあればハイパーリンクが設定されるし、備考欄等に出所のURLを記録、ハイパーリンク可能だ。今回の目玉はIEのアドレスやブックマークをメモグループにドラッグ・アンド・ドロップで整理できるようになったこと。IEのブックマークの登録の遅さに業を煮やしている方にとっては福音だろう。実はこれは私のことなのだが、IEのブックマークは登録数が増えてくると極端に登録のスピードが遅くなる。まるでハングしたみたいに。ArrangeNote、これこそPDAだ。

広島も外は夏だ。子供たちと一緒に夏休み(^^)だけど、朝早くから起きて何をするかというと、PS2Linuxing・・・(^^;)いつも忘れた頃にSambaを踊ろう?とするので、なかなか踊り方がわからなくて嵌ってしまう(^^;)ようやく、Windows2000のエクスプローラからPS2のDVDにあるEmotion Engineのユーザーマニュアルを開くことが出来た(^^)

[global]
        coding system = euc
        client code page = 932
        workgroup = WORKGROUP
        server string = Samba %v
        encrypt passwords = Yes
        smb passwd file = /etc/smbpasswd
        map to guest = Bad User
        socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192
        dns proxy = No
;        guest account = smbguest
        os level = 1

[homes]
        comment = %U's Home directory
        browseable = no
        writeable = yes
        valid users = %S

[printers]
        comment = All Printers
        path = /var/spool/samba
        print ok = Yes
        browseable = No

# Examples about other export

;[private]
;       comment = Private space ; one can write one's own files.
;        path = /home/samba/private
;        read only = no

;[public]
;       comment = Public space; anyone can write any files.
;        path = /home/samba/public
;        guest ok = yes
;        read only = no
;        force group = public
;        force create mode = 0664
;        force directory mode = 0775

[tmp]
        comment = Temporary file space
        path = /tmp
        read only = yes
;       public = yes

[cdrom]
        comment = Shared CD-ROM Directory
        path = /mnt/cdrom
        read only = yes
        locking = no
        fake oplocks = yes
        root preexec = /bin/mount /dev/ps2cdvd /mnt/cdrom
        root postexec = /bin/umount /mnt/cdrom

smb.confは上のよう。Windows2000のログインユーザー名でLinux上でユーザー登録しておく必要がある。パスワードも合わせておく。参考書として、日本実業出版社の西村めぐみ著、「図解でわかるLinuxのすべて」と翔泳社のJohn D. Blair著、「Sambaリファレンス」を参照した。最初のテキストはLinux初心者には良質の水先案内になるだろう。Linux上で泳ぐために必要なことはすべて書かれている。お勧め。

7/16/2001

今日はようやく、有名になった花火プログラムのblowをmakeして動かしてみた。それからsdrコマンドでXデスクトップを変更して感触を試してみた。結局気に入ったのはKDEだった。KFMというファイルマネージャが簡易Webブラウザになるのには驚いた。無論iframeタグは無視するが(^^;)32MBのメモリの割にはスムースに動く。GNOMEは重過ぎて実用に耐えない感じがした。起動に時間がかかり過ぎる・・・

7/15/2001

BroadStationの4ポートを2ポート使用のみに止めるとPS2起動時にeth0がOKになるようだ。不思議なことにPCが起動していなくてもイーサネットケーブルがポートに繋がっているとPS2のeth0はFailedになる。PS2を正常に起動するためにはケーブル4本のうち2本を物理的に抜かねばならない。これは完全に再現する。ちょっと不便だなあ(^^;)当面仕方がないけど・・・なぜPCでは問題が出ないのか???

7/14/2001

インストール実況中継。

  1. [12:40]娘がプレーステーションが届いたと・・・スチールの棚の上の堆く積まれた本を取り除いて埃を拭く。予定のディスプレィを9801BXから取り外して棚の上に置く。Linux KitとPS2本体を取り出して内容を確認していく。組み立て・・・棚の中段に横置きでHDDと重ねて置くことにした。まずはPS2とテレビを繋いで初期設定。はじめて触るアナログコントローラ(^^;)PS2のキーボードはライティングデスクに置く。マウスはDell機のマウス台を共用。一応収まった(^^)
  2. [15:01]やれ、インストールが始まったが、ふうーっ。教訓、
    • 焦らずに先走らないこと。PS2ユーザーでない場合は特にそうだろう。本体の説明書を一読して電源スイッチの入れ方、切り方、リセットボタンの使い方を知ること。終了するにはリセットボタンを押して待機の赤いランプ状態にして本体背面の電源スイッチを切る。
    • アナログコントローラも接続しておくこと。インストール時の操作で必要になる。
    • 私の場合はDM-1701FGという富士通ゼネラルのSync on Green対応17インチディスプレィを使用しているのだが、最初は電源が切れてしまい、あれあれこりゃだめだはと一時は思った。ディスプレィの取説にSync on Greenで接続する場合は省電力機能をOFFにする必要があることが書いてあったことをようやく思い出して、OFFにしようとしたのだがうまくいかない(^^;)左右のSELECTボタンを同時に押すと一連のLEDが点灯して切り替えることができるはず。これがボタンを押しながら電源を入れる必要があったのだ。やはり取説を焦らずよく読むこと。こうすると見事にPS2Linuxのインストール開始画面が表示された。
  3. [15:35]インストール完了。再起動。うーん、当たり前だけどなんの変哲もないLinuxだ(^^;)なぜか、ネットワークに繋がらない???苦労しそうな予感。パッケージの選択画面が出てこなかったぞ。ネットワークの設定ユーティリティも見当たらない(^^;)
  4. [16:49]ちょんぼだった。イーサネットのケーブル不良か、クロスケーブルかだ。一本クロスケーブルを持っていたはず。それがDell機のケーブルを繋ぎかえようとしてPS2のPCカードを電源の入ったまま引き抜いてしまった(^^;;;抜けやすいんだな、これが(--)注意、注意・・・HDDをクラッシュさせたかと冷や汗。カードをそのまま差し込んでShutdownしようとするとXがハングしてしまったので、リセットして再起動(^^;)・・・おーっ動いた。メモリチェックもPassed、eth0もOKになった。w3mからps2linux.comに瞬時に繋がる。やれやれ、これで一応の最低限の基盤はできたみたい。ケーブルを買ってこよう。
  5. [19:30]だめだ(^^;)再現性がないというか、イーサネットに繋がらない。MelcoのBroadStation BLR-TX4なんだが、、、、、PCのほうはケーブルやポートをどう変えようが簡単につながるから、ケーブルやポートの問題ではない。
  6. [24:09]よくわからないが、BroadStationに接続するものを減らすとうまく接続できるようになるようだ。4ポート一杯に接続しているとeth0がFailedになってしまう。PS2Linuxが一度うまく接続してから、他のPCを繋げば問題ないようだ。やれやれ、疲れた。わざわざケーブルを買いに八木のデオデオまで走ったのに・・・まあ、いいか、プリンタの用紙も買えたし(^^;)明日はLinuxの基礎の勉強とSambaの設定あたりかな。今日はイーサネット接続異常トラブルの最中、再インストールも試みた。ここでカスタムを選択、everythingでフルインストールした。HDDのパーティションの切り方は、/に8GB、/usrに8GB、swapに128MBを当てた。最初のワークステーションのインストールに30分程度、後のフルインストールに45分程度を要した。FileRunnerというファイラーはなかなか軽快に動く印象だ。さすがPS2かなと少し思った(^^;)

7/13/2001

GNUのアナウンス。予想がすぐ現実になる。


遺伝的プログラミング・ライブラリー Ruby/GP

これも読んで字の如し。

7/11/2001

GNOME and .NET are getting together. で始まる興味深いMonoの記事。

ダートウゾスMITLCS所長のIT学講義本は新しいコンピューティングの方向性を示していておもしろい。21世紀のコンピューティングを考えるためには必読の書と言えるだろう。お勧めだ。知的エージェントを切って捨てたと以前書いたが、実際できてもいないことをそのようにしてアピールするのには断固として反対ということで、そのような努力を否定しているわけではない。実際のところ、OXYGENの追求する新しいOSはそのような人工知能の研究努力の成果を利用しているに違いないからだ。意味指向情報モデルという概念が出てくるが、情報の意味を表示するためには情報の情報、メタ情報をデータに付加しておく必要がある。メタ情報の一種がHTMLのmetaタグであったり、XMLなんだけど、同様の意味を持つページ間を関連付けることができるようになる。これはテキスト・カテゴライゼーションの一種だと思うのだけど、その自動化はAIの様様な手法で検討されている。現在のハイパーリンクは青い文字で表されるが、意味指向のリンクは赤い文字で表示されることになるらしい。ジャストシステムの出しているConceptBaseなんていうのもそういう意味指向のアプリケーションの一つなのかもしれない。


7/9/2001

浦野さんからリンクのご連絡をいただいた。有りがたい_(__)_ことだなあ。Tcl/Tkでは日本で有数のサイトからリンクを張っていただけるとは(^^)

Ximianのプロジェクト。Monoは an Open Source Common Language Infrastructure implementationである。ECMAの標準に基づいて、GNU/LinuxとCygwin上に構築される模様だ。とにかくプロジェクトのページを読んでみよう。

7/8/2001
  1. トップページの構成を大幅に変更して、本サイトの目的と更新状況がすぐわかるようにした。Googleの検索窓はページの下方に移した。その他、細かな整理。

Webにはpsの拡張子の文書は豊富にある。PostScriptのファイルだ。これはGhostScriptのツールに含まれているGSviewでブラウズしたり印刷できる。印刷できるといっても私は今日までできなかった(^^;)プリンタの選択が間違っていたからだ。あなたが日本製のインクジェットプリンタを使っていてうまく印刷できないなら、File → Print → Uniprintをクリックしてプリンタを選択してみるとよい。私のプリンタはEPSON PM-600Cだが、Epson Stylus Color 600, 720x720DpI, Plain Paperを選ぶとOptionに"@F:\gstools\gs5.50\stc600p.upp"が表示された。これでOK。見事に高精細の文書が印刷された。ディスプレイよりプリンタのほうが解像度がはるかに高いことがよくわかる。

メラニー・ミッチェル著、伊庭斉志監訳、「遺伝的アルゴリズムの方法」、東京電機大学出版局、1997年7月10日第1版第1刷、259ページ、3400円。結局、立ち読みした本を買ってしまった。教科書としては星野研のページに書かれているようになかなかよさそうだ。何を学ぶにしても良いテキストは不可欠だよね。

7/7/2001

例によって娘をアストラムの駅まで送って街に送り出した後、メガに出動。実は立花隆の「電脳進化論」を手に入れようとウロウロ、偶々目に入ったのが、マイケル・ダートウゾス著、栗原潔訳、「MITコンピュータサイエンス・ラボ所長ダートウゾス教授のIT学講義----- The Unfinished Revolution -----」、2001年6月5日初版第1刷、翔泳社、331ページ、2200円。題名は趣味じゃないし、喜ぶ読者層を間違えた見当違いの命名と思うが、「MITコンピュータサイエンス・ラボ」が目を惹き付けた。パラパラ捲るとOXYGENの文字。MITをサーフィンしたときにおもしろそうだなと思ったのと「ソフトウェアの未来」にも簡単な言及があったので気になっていた話題、即ゲット。

知的エージェントという言葉でなにか人工知能のようなものができそうだというマーケティング上の要請がもたらす幻想を、現在の知的エージェントなるものはif-then-elseで書かれたロジック、偽りの知性に過ぎないと切って捨てている。「マシン・インテリジェンスの要は、マシンラーニング---機械が人間のプログラマがいちいち指定しなくても、過去の経験から学んで知性を身に付けられるようにすること---である。」というAIの進むべき方向性に関する現状の簡潔な要約は我意を得たりと感じた。ここらの議論はFAIの12番会議室「ナマケモノ(ai)の部屋」でちょうど現在進行形。ダートウゾス教授の見解ではマシンインテリジェンスやマシンラーニングは実現されるかどうかわからないということなので、現状のマシンラーニングのレベルにはあまり期待できないのかもしれない(^^;)できるかどうかまだわからないものよりも人間中心型コンピュータを追求したほうがよいというのが、この本の趣旨。人間中心型のコンピュータでは、自然なやり取り、自動化、個人化された情報アクセス、コラボレーション、カスタマイゼーションがポイントになる。OxygenのOSの一部にはLinuxが使われている。2002年には最初のプロトタイプが完成、2004年に最終的なプロトタイプが出来て、基本ソフトウェアはパブリックドメインで公開されるとのこと。

結局、電脳進化論は見つからず。オンライン書店で注文するかと帰りかけて、ふと、網道編のことを思い出してゲット。何冊目の256(+)倍本かな(^^;)7冊目。これで購入したRubyの本は10冊を超えた。それにしてはアウトプットが少ない。うーむ。悩むのは後回しにして、ただただし、arton著、「Rubyを256倍使うための本 網道編」、アスキー、2001年7月1日初版、247ページ、1200円。さて、アウトプットはともかくまずはeRubyのAWKINGへの応用を考えてみようか、ま、まだよくわかっちゃいないが(^^;)少しずつお勉強(^^)

夕方、宅急便で届いたのは、オンライン書店で注文していた、マーヴィン・ミンスキー著、安西祐一郎訳、「心の社会」、産業図書、平成2(1990)年7月20日初版、平成11(1999)年6月30日第14刷、574ページ、4300円。うーん、ロングセラーだね。以前から欲しかった本だけど、オンライン書店はなかなか本屋でみつからない本を入手するために大変便利だ。10年かけて入手した本というわけ(^^;)心がエージェントと呼ぶ小さなプロセスの社会からできていると考えると心をうまく説明できることを述べた本だ。といっても読まないとわからないだろうね(^^;)

7/6/2001

いずれ何かが登場すると思ったけど、、、、、Ximianのサイトにはまだ影も形もない。米国時間9日に発表だ。

AWKING Projectの先の先にあるものは既に現実。これをパーソナルでもっとおもしろくやるのがAWKINGだ。・・・になればいいなあ(^^;)


7/5/2001
  1. 更新日記のHREF属性のアンカータグの内側にNAME属性のアンカータグを入れたためにハイパーリンクできなくなっていたのを修正。逆にすればハイパーリンクもNAME属性も活きる。
  2. 昨日のlanguage-devメーリングリストASPNアーカイブに加えられたのでリンクを張った。Open Source Discussions listsに分類されている。
  3. PS2 Linuxのページのリンクにさらにいくつか追加。PS2 Linuxでサーバーの運用が始められている。Ruby on PS2 Linuxの項を追加。
  4. トップページにPS2 Linuxのページへのリンクを追加。

7/4/2001

Unicode文字を取り扱う方法について、Perl、Python、Ruby、Tclの開発者が議論するメーリングリスト、language-devをParrotのジョークを飛ばしたSimon Cozensがスタート。素晴らしいことだ。Rubyが参加すれば各言語で日本語の取り扱いが容易になるだろう。

7/3/2001
  1. renewal_2001_05.html更新日記インデックスに対応するように少しずつアンカータグを追加。過去の更新日記へのリンクが切れていたのを修正。
  2. コンピューテングのページに第五世代コンピュータ博物館へのリンクを追加。
  3. 異世界へのゲートウェイのページに経済統計の項を追加。
  4. PS2 Linuxのページにリンクを追加。Applications on PS2 Linux。まだこれからだろうけど。

7/2/2001
  1. 更新日記インデックスを生成するRubyスクリプト、renewal_index.rbを一応完成(^^)今後、出力形式をいろいろと変更する可能性はあるが、基本形は変わらない。Rubyも書きやすい言語だ。Perlと余り変わらない感覚で書ける。The Pragmatic Programmer's Guideの486ページにあるNet::FTP.new(host, user name, password, account)のuser nameが@niftyでいうアカウントなので間違わないように(^^;)しばらくはまってしまった。Ruby初心者によるRuby AWKING for Beginnerをどうぞ。最後の解説はサボっている。気が向いたらもう少し詳しく書く。アンカー部分の抜き出しは汎用的には未完成。タグが重なっている場合の抜き出しは難しい。CookBookによるとPerlには汎用のライブラリがあるらしいが、まだ調べていない(^^;)

7/1/2001
  1. Book Storeの項を異世界へのゲートウェイのページに作った。無論オンライン書店へのリンクだ。アクセスは検索エンジンで書名を検索したほうが早いらしいが・・・
  2. 更新日記インデックスをRuby AWKING for Beginnerで作っているスクリプトで自動作成してみました。まだテスト的なものです。なぜかanhttpdではCGIとしてうまく動かない。出力したHTMLをFTPで手動でアップロード(^^;)FTPを自動化したら公開する予定です。

PrologとはProgram in Logicの略であることはよく知られているが、第五世代コンピュータの開発でも有名になったプログラミング言語だ。知識表現に適している言語と言われる。私も随分以前にDOS用のS-Prologに触ってプログラミングを試みた経験があるが、当時はメモリの制約で実用的に使うまでに至らなかった。現在では他の多くの有用な言語があり、昨日までこれなら使ってみたいと思うような魅力的なPrologに出会わなかった。表題のCiao PrologはGPLで配布されているだけでなく、Tcl/Tk、JavaやSQLデータベースへのインタフェースを持ち、socketやグラフ出力、印刷のライブラリまである統合的なPrologプログラミング環境である。日本語環境への適合性がどうかという問題が残っているが、注目するに足るものではないかと思う。700ページに近いマニュアルがあるのも中途半端なものではないことを伺わせる。


2001年6月分
2001年5月分
2001年4月分
2001年3月分

(c)jscripter
TS Network ☆ミ >>