クリップボードの内容をテキストに落とすTkスクリプトがうまく働かない原因がわかりました。-selection PRIMARYとすると正常にgetできます。セレクションがCLIPBOARDにsetされていないんですね。これについてはTcl/Tk入門第2版に詳細に書かれています。Xウィンドウではセレクションは一般化されていて複数持つことが出来る。何も指定しなければ、PRIMARYにsetされる。プラットフォーム共通はCLIPBOARDですけどX Windowアプリが対応していないと意味がない。・・・結局、Qtプログラミングをしなくても済んでしまったな。スクリプトのほうが速い。
#!/usr/bin/wish set clip [selection get -selection PRIMARY] set fileId [open /tmp/clip.txt w 0600] puts $fileId $clip close $fileId
これはなかなかの開発環境だ。解凍してased.tclを実行するだけでよい。日本語インライン入力のパッチの当たったTcl/Tkを予めインストールしておけば日本語の入出力も自由自在だ。
取り敢えずポイントだけだけど、XMLとData Mining技術の統合の努力。
全訳ではないけどやはり大変助かる。
Larry WallのスピーチやDick HardtのDot Netの話がVideoやAudioで聞けるサイトだ。メモとしてマービン・ミンスキーのスピーチへのリンクを張っておこう。題して「It's 2001. Where Is HAL? 」2001-05-23・・・実際のところ書き起こしてあると助かるんだが(^^;)
VisualuRuby計画(仮称)にあるリンクからはここだけダウンロードできる。@niftyのFGALTSのライブラリからダウンロードして使ってみた。ひなまつりばーじょん以来だが、相変わらずRubyで手軽にWindowsするためのGUI開発環境が小気味良く動く。まだβ版ということだが、本格的なWindows GUIプログラミングができる。
有限会社マークアップ著、DART、2001年7月1日初版、255ページ、2600円。XMLはJavaみたいなもの(^^;)興味は持っていろいろ本は買うのだが、実際には使わない(^^;;;・・・ちょっとこの本は毛色が変わっている。WEBサイト管理の効率化にXMLを利用しようという具体的な提案がある。やはりなにごとも具体性が重要である。オープンソースのXSLTプロセッサのSablotronとの連携も新しい。
西村めぐみ著、日本実業出版社、2000年6月25日初版、2001年4月20日第6刷、454ページ、2600円。第6刷というだけあって、中身が充実、知りたいことが書かれているから売れているのだろう。聞きかじって、へーっそんなのどうするのだろうなんて初心者が思っていることはどこかに詳しく書いてある。索引も充実。お勧めの1冊(^^)
天外伺朗、茂木健一郎著、講談社ブルーバックス、2000年3月20日第1刷、197ページ、820円。同じブルーバックスにペーンローズの「心は量子で語れるか」、1999年4月20日第1刷、286ページ、1040円もあるが、ペンローズのツイスター空間の話が出てくる。いまさらのように脳というのは不思議な存在だと再認識した。意識って本当に脳に宿っているのか・・・
加藤敏春著、講談社+α新書、2000年9月20日第1刷、195ページ、780円。「コミュニティ・ネットワーク」が「利益社会」から「協働社会」への転換を促進するという視点があり、新鮮だ。あさっては21世紀最初の参院選挙。日本はどういう方向に進むべきか、やはり新しい理念が必要な時代だ。著者は通商産業省(今は経済産業省か)の人だが、こういう人がいるのは頼もしい。マイクロビジネスという言葉に引かれて私は買ったけど、これもお勧めかな。
set clip [selection get -selection CLIPBOARD] set fileId [open /tmp/clip.txt w 0600] puts $fileId $clip close $fileId 単純にクリップボードのテキストをclip.txtに落として、Samba経由で読み出 してクリップボードに貼り付けるアイデアその後。上の Tclスクリプトは ps2linux上の8.0jpでは動かないですね(;_;) [kazuf@ps2linux /tmp]$ ./setclip.tcl invalid command name "selection" while executing "selection get -selection CLIPBOARD" (file "./setclip.tcl" line 2) [kazuf@ps2linux /tmp]$ wish setclip.tcl Application initialization failed: no display name and no $DISPLAY environment variable Error in startup script: invalid command name "selection" while executing "selection get -selection CLIPBOARD" (file "setclip.tcl" line 2) ActiveStateの8.3.3をビルドしてみたのですが、tclもtkもmakeでエラーにな ります。残念。 Linuxのコンソールやターミナルは範囲指定してコピーできないのが困る。結 局TeraTerm Proでtelnetログイン、コンソールを動かして、コピー。 SETCLIPBOARDで付いて来るゴミの件は簡易テキストエディタが自動的に付加する 改行だった。
うーん、もう出ているんだ。早い。気付くのが遅い(^^;)
Ruby-1.6.4をビルドした。/usr/local/binにインストールされるので、/usr/binにある1.4.4のほうが優先して起動される。#!で起動するrubyを指定できるので問題はないけど・・・当たり前のことばかり書いている(^^;)
ruby-qt-0.15.tar.gzもビルドしてみた。これはOK。うまく動く。ruby-qt2-0.13d.tar.gzは、makeで最後にmake: *** [moc_qrdialog.o] Error 1になってビルドできなかった。
Linuxのアプリ上のクリップをWindows上のクリップボードに貼り付けるのを バッチでやれないかと試してみました。 1. まず、Sambaを動かして、Windows上からLinuxのファイルを覗けるようにして おきます。 2. Linux上でクリップして、/tmp/clip.txtに貼り付けて保存します。 3. Windows上で次のような簡単なWinBatchEhバッチを実行します。 @BATCHWND OFF @EXECUTEWND OFF SETCLIPBOARD /F:\\ps2linux\tmp\clip.txt 4. 最後にWindows上で必要な場所に貼り付けます。 これでほぼ問題ないのですが、貼り付けた文字列の最後にゴミ?が付いてくる みたいなんですね。URLとしてIEに貼り付けて実行しても害はないみたいですけ ど(^^;)何なんでしょうね。 エディタに貼り付けてみると改行が付加されています。 手軽にクリップボードに貼り付けることが出来るので大変便利です(^^)
いろいろ考えた末(^^;)、KDEをデスクトップにしたので、PerlQtを使ってみる ことに・・・Qtを使って何かアプリケーションを作りたい(^^)けど、Cは敷居が 高いかもしれないしと、随分以前に購入していたオライリーのQtプログラミング 入門(1999年)を眺めながら・・・ LinuxであればQtのライセンスの問題はないだろうし、、、、、 http://www.asahi-net.or.jp/~hc3j-tkg/perlqt/ から、PerlQt-1.06.tar.gzを入手。KFMのブラウザのファイルのリンクからダウ ンロードするのはドラッグ&ドロップを使う。ブラウザからドラッグして別のKFM にドロップする。最初はどうやってダウンロードするのかわからなくて悩んだ (^^;) 1. /tmpにファイルをドロップ 2. tar xvzf PerlQt-1.06.tar.gz 3. cd PerlQt-1.06 4. ./Configure で、質問にはデフォルトでリターンと最後のほうのnについてはyで答えれば後 は待つだけ。ビルドには随分時間が掛かる。 #!/usr/bin/perl -w use Qt 2.0; use Qt::app; $hello = Qt::PushButton->new('こんにちは世界!'); $hello->resize(100, 30); $app->setMainWidget($hello); $hello->show(); exit $app->exec(); このようなサンプルが動いた(^^)/usr/libにはqt-1.44とqt-2.1.0がある。
MelcoのBroadStation BLR-TX4のポート使用時にLAN接続が失敗する問題が解決。4ポートのうち2ポート使用であればPS2Linuxは接続できるが、3ポート以上ケーブルが繋がっているとeth0がFAILEDになる現象は相変わらず再現している。PS2Linux起動の度にいちいちケーブルの抜き差しをするのは適わないので、ハブを介して接続する方法を試してみた。実験のためにcoregaの5ポートの10MイーサネットHUBと1mのケーブルを購入、約2000円の出費だが仕方がない。結果はOK(^^)原因はよくわからないけど、うまく行きそうな予感は的中した(^^)v
山本幸一さんのArrangeNoteの新版がリリース。メモのサイズ64KBの制限が撤廃され、情報ツールとして自由度が高まった。階層型のメモ管理ができ、XMLやHTML化出力も可能。スクリプトも使える。メモエディタ画面の右クリックで編集機能が使えるようになって使い勝手が格段に向上した。無論メモにURLがあればハイパーリンクが設定されるし、備考欄等に出所のURLを記録、ハイパーリンク可能だ。今回の目玉はIEのアドレスやブックマークをメモグループにドラッグ・アンド・ドロップで整理できるようになったこと。IEのブックマークの登録の遅さに業を煮やしている方にとっては福音だろう。実はこれは私のことなのだが、IEのブックマークは登録数が増えてくると極端に登録のスピードが遅くなる。まるでハングしたみたいに。ArrangeNote、これこそPDAだ。
広島も外は夏だ。子供たちと一緒に夏休み(^^)だけど、朝早くから起きて何をするかというと、PS2Linuxing・・・(^^;)いつも忘れた頃にSambaを踊ろう?とするので、なかなか踊り方がわからなくて嵌ってしまう(^^;)ようやく、Windows2000のエクスプローラからPS2のDVDにあるEmotion Engineのユーザーマニュアルを開くことが出来た(^^)
[global] coding system = euc client code page = 932 workgroup = WORKGROUP server string = Samba %v encrypt passwords = Yes smb passwd file = /etc/smbpasswd map to guest = Bad User socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192 dns proxy = No ; guest account = smbguest os level = 1 [homes] comment = %U's Home directory browseable = no writeable = yes valid users = %S [printers] comment = All Printers path = /var/spool/samba print ok = Yes browseable = No # Examples about other export ;[private] ; comment = Private space ; one can write one's own files. ; path = /home/samba/private ; read only = no ;[public] ; comment = Public space; anyone can write any files. ; path = /home/samba/public ; guest ok = yes ; read only = no ; force group = public ; force create mode = 0664 ; force directory mode = 0775 [tmp] comment = Temporary file space path = /tmp read only = yes ; public = yes [cdrom] comment = Shared CD-ROM Directory path = /mnt/cdrom read only = yes locking = no fake oplocks = yes root preexec = /bin/mount /dev/ps2cdvd /mnt/cdrom root postexec = /bin/umount /mnt/cdrom
smb.confは上のよう。Windows2000のログインユーザー名でLinux上でユーザー登録しておく必要がある。パスワードも合わせておく。参考書として、日本実業出版社の西村めぐみ著、「図解でわかるLinuxのすべて」と翔泳社のJohn D. Blair著、「Sambaリファレンス」を参照した。最初のテキストはLinux初心者には良質の水先案内になるだろう。Linux上で泳ぐために必要なことはすべて書かれている。お勧め。
今日はようやく、有名になった花火プログラムのblowをmakeして動かしてみた。それからsdrコマンドでXデスクトップを変更して感触を試してみた。結局気に入ったのはKDEだった。KFMというファイルマネージャが簡易Webブラウザになるのには驚いた。無論iframeタグは無視するが(^^;)32MBのメモリの割にはスムースに動く。GNOMEは重過ぎて実用に耐えない感じがした。起動に時間がかかり過ぎる・・・
BroadStationの4ポートを2ポート使用のみに止めるとPS2起動時にeth0がOKになるようだ。不思議なことにPCが起動していなくてもイーサネットケーブルがポートに繋がっているとPS2のeth0はFailedになる。PS2を正常に起動するためにはケーブル4本のうち2本を物理的に抜かねばならない。これは完全に再現する。ちょっと不便だなあ(^^;)当面仕方がないけど・・・なぜPCでは問題が出ないのか???
インストール実況中継。
GNUのアナウンス。予想がすぐ現実になる。
これも読んで字の如し。
GNOME and .NET are getting together. で始まる興味深いMonoの記事。
ダートウゾスMITLCS所長のIT学講義本は新しいコンピューティングの方向性を示していておもしろい。21世紀のコンピューティングを考えるためには必読の書と言えるだろう。お勧めだ。知的エージェントを切って捨てたと以前書いたが、実際できてもいないことをそのようにしてアピールするのには断固として反対ということで、そのような努力を否定しているわけではない。実際のところ、OXYGENの追求する新しいOSはそのような人工知能の研究努力の成果を利用しているに違いないからだ。意味指向情報モデルという概念が出てくるが、情報の意味を表示するためには情報の情報、メタ情報をデータに付加しておく必要がある。メタ情報の一種がHTMLのmetaタグであったり、XMLなんだけど、同様の意味を持つページ間を関連付けることができるようになる。これはテキスト・カテゴライゼーションの一種だと思うのだけど、その自動化はAIの様様な手法で検討されている。現在のハイパーリンクは青い文字で表されるが、意味指向のリンクは赤い文字で表示されることになるらしい。ジャストシステムの出しているConceptBaseなんていうのもそういう意味指向のアプリケーションの一つなのかもしれない。
浦野さんからリンクのご連絡をいただいた。有りがたい_(__)_ことだなあ。Tcl/Tkでは日本で有数のサイトからリンクを張っていただけるとは(^^)
Ximianのプロジェクト。Monoは an Open Source Common Language Infrastructure implementationである。ECMAの標準に基づいて、GNU/LinuxとCygwin上に構築される模様だ。とにかくプロジェクトのページを読んでみよう。
Webにはpsの拡張子の文書は豊富にある。PostScriptのファイルだ。これはGhostScriptのツールに含まれているGSviewでブラウズしたり印刷できる。印刷できるといっても私は今日までできなかった(^^;)プリンタの選択が間違っていたからだ。あなたが日本製のインクジェットプリンタを使っていてうまく印刷できないなら、File → Print → Uniprintをクリックしてプリンタを選択してみるとよい。私のプリンタはEPSON PM-600Cだが、Epson Stylus Color 600, 720x720DpI, Plain Paperを選ぶとOptionに"@F:\gstools\gs5.50\stc600p.upp"が表示された。これでOK。見事に高精細の文書が印刷された。ディスプレイよりプリンタのほうが解像度がはるかに高いことがよくわかる。
メラニー・ミッチェル著、伊庭斉志監訳、「遺伝的アルゴリズムの方法」、東京電機大学出版局、1997年7月10日第1版第1刷、259ページ、3400円。結局、立ち読みした本を買ってしまった。教科書としては星野研のページに書かれているようになかなかよさそうだ。何を学ぶにしても良いテキストは不可欠だよね。
例によって娘をアストラムの駅まで送って街に送り出した後、メガに出動。実は立花隆の「電脳進化論」を手に入れようとウロウロ、偶々目に入ったのが、マイケル・ダートウゾス著、栗原潔訳、「MITコンピュータサイエンス・ラボ所長ダートウゾス教授のIT学講義----- The Unfinished Revolution -----」、2001年6月5日初版第1刷、翔泳社、331ページ、2200円。題名は趣味じゃないし、喜ぶ読者層を間違えた見当違いの命名と思うが、「MITコンピュータサイエンス・ラボ」が目を惹き付けた。パラパラ捲るとOXYGENの文字。MITをサーフィンしたときにおもしろそうだなと思ったのと「ソフトウェアの未来」にも簡単な言及があったので気になっていた話題、即ゲット。
知的エージェントという言葉でなにか人工知能のようなものができそうだというマーケティング上の要請がもたらす幻想を、現在の知的エージェントなるものはif-then-elseで書かれたロジック、偽りの知性に過ぎないと切って捨てている。「マシン・インテリジェンスの要は、マシンラーニング---機械が人間のプログラマがいちいち指定しなくても、過去の経験から学んで知性を身に付けられるようにすること---である。」というAIの進むべき方向性に関する現状の簡潔な要約は我意を得たりと感じた。ここらの議論はFAIの12番会議室「ナマケモノ(ai)の部屋」でちょうど現在進行形。ダートウゾス教授の見解ではマシンインテリジェンスやマシンラーニングは実現されるかどうかわからないということなので、現状のマシンラーニングのレベルにはあまり期待できないのかもしれない(^^;)できるかどうかまだわからないものよりも人間中心型コンピュータを追求したほうがよいというのが、この本の趣旨。人間中心型のコンピュータでは、自然なやり取り、自動化、個人化された情報アクセス、コラボレーション、カスタマイゼーションがポイントになる。OxygenのOSの一部にはLinuxが使われている。2002年には最初のプロトタイプが完成、2004年に最終的なプロトタイプが出来て、基本ソフトウェアはパブリックドメインで公開されるとのこと。
結局、電脳進化論は見つからず。オンライン書店で注文するかと帰りかけて、ふと、網道編のことを思い出してゲット。何冊目の256(+)倍本かな(^^;)7冊目。これで購入したRubyの本は10冊を超えた。それにしてはアウトプットが少ない。うーむ。悩むのは後回しにして、ただただし、arton著、「Rubyを256倍使うための本 網道編」、アスキー、2001年7月1日初版、247ページ、1200円。さて、アウトプットはともかくまずはeRubyのAWKINGへの応用を考えてみようか、ま、まだよくわかっちゃいないが(^^;)少しずつお勉強(^^)
夕方、宅急便で届いたのは、オンライン書店で注文していた、マーヴィン・ミンスキー著、安西祐一郎訳、「心の社会」、産業図書、平成2(1990)年7月20日初版、平成11(1999)年6月30日第14刷、574ページ、4300円。うーん、ロングセラーだね。以前から欲しかった本だけど、オンライン書店はなかなか本屋でみつからない本を入手するために大変便利だ。10年かけて入手した本というわけ(^^;)心がエージェントと呼ぶ小さなプロセスの社会からできていると考えると心をうまく説明できることを述べた本だ。といっても読まないとわからないだろうね(^^;)
いずれ何かが登場すると思ったけど、、、、、Ximianのサイトにはまだ影も形もない。米国時間9日に発表だ。
AWKING Projectの先の先にあるものは既に現実。これをパーソナルでもっとおもしろくやるのがAWKINGだ。・・・になればいいなあ(^^;)
Unicode文字を取り扱う方法について、Perl、Python、Ruby、Tclの開発者が議論するメーリングリスト、language-devをParrotのジョークを飛ばしたSimon Cozensがスタート。素晴らしいことだ。Rubyが参加すれば各言語で日本語の取り扱いが容易になるだろう。
PrologとはProgram in Logicの略であることはよく知られているが、第五世代コンピュータの開発でも有名になったプログラミング言語だ。知識表現に適している言語と言われる。私も随分以前にDOS用のS-Prologに触ってプログラミングを試みた経験があるが、当時はメモリの制約で実用的に使うまでに至らなかった。現在では他の多くの有用な言語があり、昨日までこれなら使ってみたいと思うような魅力的なPrologに出会わなかった。表題のCiao PrologはGPLで配布されているだけでなく、Tcl/Tk、JavaやSQLデータベースへのインタフェースを持ち、socketやグラフ出力、印刷のライブラリまである統合的なPrologプログラミング環境である。日本語環境への適合性がどうかという問題が残っているが、注目するに足るものではないかと思う。700ページに近いマニュアルがあるのも中途半端なものではないことを伺わせる。