[A.I.] 人工知能学事典

人工知能学会誌、Vol.20 No.6(2005/11)が届くと、学会創立20周年記念出版として「人工知能学事典」の会員特別割引の案内が入っていた。内容の詳細を共立出版の近刊情報で見ると充実した内容のようだ。一冊持っていてもよいかもしれない。


[Apple] 疑問

Appleってそんなにすごかったっけ? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!ネタ。

そこまで疑問に思うこともないと思う。iTMS-iTunes-iPodの成功が原動力だろう。低価格MacとMac OS Xの成功がその背景にある。iTunesのWindows版を出すことも、Macを使うきっかけを作ったのではないか。iPodが手軽に買える価格帯の商品であることも重要な要素だろう。音楽というポピュラーなマーケットが、Macを押し上げた。iPOD & iTUNES HACKSなどが示すように熱狂的な大衆の支持があったのだ。Windows PCはオフィス製品であり、ポピュラーから程遠い。それからなんといってもSteve Jobsのカリスマ性、Appleデザインの良さ、コンセプトのシンプルさ、・・・

[アート] 小さな贈り物

ベオグラード国立美術館所蔵のフランス近代絵画展「ルノワール、ドガ・・・からの小さな贈り物」がひろしま美術館であさってまで開催されている。昨日、家内と出掛けてきた。

小さな贈り物というのは小品という意味だが、いずれも有名な画家のめずらしい絵ばかりで見る価値は十分にある。デュフィの絵がやはり軽やかで、こんなふうに描けたらおもしろいだろうと思った。常設展にもデュフィの絵がある。常設展がフランス近代絵画の大作を収集しており、展覧会が小品を集めてみたという感じだ。基町クレドの駐車場に車を止めたので、帰りはパセーラ地下のALOFTでコーヒーとチーズケーキを食べて帰宅。美術館の周りの木々も赤や黄色に染まって秋の深まりを告げていたが、気温は高かった。帰りの車の外気温は26℃、しばらく走っても24℃までしか下がらなかった。

jpg/CA240042(2)s.JPGひろしま美術館入り口

jpg/CA240043(2)vs.jpg入場券

jpg/CA240046vs.JPG紅葉1

jpg/CA240047vs.JPG紅葉2

[Audio] MOOCS Ⅱ

昨日始まったMOOCS Music Store。MOOCS Playerのモジュールをダウンロードできない件をサポートに連絡していたら、早速、迷惑を掛けていると丁寧な返事をくれた。Panasonicのダウンロードサイトが混み合っているためらしい。やはり再試行を繰り返すのが処方箋だった。

まあ、がんばっているじゃないというのが第一印象。SD-Audio+D-snapもiPod対比競争力のあるものだなと思った。SV-AS30というSDマルチカメラはおもしろい。SD-Audioのプレーヤーにもなるし、ボイスレコーダーにも、動画・静止画のカメラにもなる。


[Audio] あゆのD-snap

これが松下電器のiPod nano対抗機! 新D-snap Audio「SV-SD750V」 / デジタルARENAネタ。

SONYのWalkman Aと松下電器のD-snapのコマーシャルが続けてテレビに流れ始めた。日経BPのデジタルARENAのメールにD-snapの記事へのリンクがあったので、ピックアップ。

単機能のモバイル・オーディオ・プレーヤーには興味が持てないので、在庫品処分中のSDマルチカメラAS30の後継機がどうなるのかが気になる。

デジタルカメラの機能を調べるためにCASIO A5403CAのマニュアルを繰っていると、やはりPDAは携帯電話になるのかなと思った。数多くの機能が盛り込まれているのには圧倒される。マニュアルをまじめに眺めたことはほとんどなかったのだが、メモ帳の機能もある。まあ、メモ帳を使わなくても、メールに書いて自分に送るということでメモになるわけだけど。GPSも一応あるし、デジカメもある。ムービー、ボイス録音まである。

SDマルチカメラ後継の答えは、次世代携帯(FOMA)P901iS / Panasonicにあるのかもしれない。

[本] 日経バイト休刊

12月で休刊するらしい。確かにコンピュータ関連の雑誌を最近は買わなくなった。ユニマガを思い出したように買うぐらいかな。SDも最近は買っていないなあ。情報はリアルタイムでインターネットから流入してくる。雑誌の速報性は価値を失いつつある。

というよりは、インターネットによって入手する情報量が増えているために、雑誌をゆっくり読んでいる暇がなくなったということも言えるだろう。人間の情報処理能力が律速する時代に入った。

[本] 虎の牙 Ⅱ

クランシーの最新作を読み終えた。ジャック・ライアンシリーズ第12作となっているが、ジャック・ライアンもジョン・クラークも話としては出てきても、実際には登場しない。ジャック・ライアン・ジュニアシリーズ第1作というべきではないかと思う。上下二冊では物足りない。元々、4冊ぐらいの分量で構想していて、途中で半分に切ったという感じだ。教皇暗殺も読まなくては・・・


[本] 書籍のデジタル化

さて、最終的な結論はどうなるだろう。


[本] ICON: Steve Jobs, The Greatest Second Act in the History of Business

ジェフリー・S・ヤング、ウィリアム・L・サイモン著、「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」、東洋経済新報社、2005年11月18日(原著: 2005)、527ページ、2200円。

夕方、散歩がてらTSUTAYAまで出掛けた。空は晴れていて気温が下がっている。冬の兆しを感じながら歩く。千夜千冊の第1075夜で、ダン・ギルモアの「ブログ」(Dan Gillmor's blog | Bayosphere)が取り上げられていて、インターネットマガジン12月号の特集が「ブログ進化系」のタイトルで、ダン・ギルモアのインタビューが出ていると後記に書かれているので、探しに向かったのだ。目的の物はなかったので、ブラブラしてたら、スティーブ・ジョブズの顔が呼んだので、買わずにはいられなくなった。・・・さて、夕食後は未来屋に向かうかな・・・やはりなかった。代わりに中央公論12月号を・・・

SJ関連の本は、ジェフリー・S・ヤングの「スティーブ・ジョブズ パーソナル・コンピュータを創った男」(原著: 1988)とフランク・ローズの「エデンの西 アップル・コンピュータの野望と相剋」(原著: 1989)を読んでいる。その他、「スカリー」(原著: 1987)も読んでいる。いずれも上下2巻本だ。その頃から16-18年経過している。"ICON"は、アップルコンピュータを創った男のビジネス史上最も偉大な第二幕 カリスマの虚像と実像を追った「非公認」ノンフィクション、と帯に書いている。しかし、ジョブズの写真はばりばり使ってあるし、非公認とは思えない。けっして第二幕からの話ではなく、アップルを作る前からの最初からのストーリーである。いろいろ読んでいるし、ジョブズを知らないわけじゃないと思いながら読み始めた。もう80ページくらいまできたが、面白いことは間違いない。

[本] 書籍のデジタル化 - アマゾン

J・ベゾス:「アマゾンの書籍デジタル化はここが違う」 - CNET Japanネタ。

昨年、僕が提案していたように、紙本に加えて、デジタル本をセットで売るというのは良いアイデアである。多少は高くても買う可能性がある。これこそデジタル時代の本の売り方である。


[本] 「虫をめぐるデジタルな冒険」、「こまった人」、「無の科学」

昼から、家内をヘンデルのメサイア合唱練習に女学院高校まで連れて行き、その帰りに陸橋を越えて駅の裏へ出て、ダイアモンドシティのフタバ図書Teraへ寄った。

今朝、課外授業の奥本大三郎先生を調べていると、小檜山賢二の微細構造の庭園にぶつかって、「虫をめぐるデジタルな冒険」が欲しくなったからだ。Teraでどこにこの本は置いてあるだろうと思ったのだが、デジタルカメラ関連図書や図鑑のコーナーを探した後、結局、自然科学の中二階の棚に見つけた。この本に興味を持ったのは非常にリアルな絵のような写真が気になったからである。接写する場合には被写体の一部にしか焦点が合わないので、それぞれの部分に焦点を合わせてたくさんの写真を撮り、それを合成して被写体のあらゆる部分に焦点があった写真を得るのである。このような写真は普通は撮れないので、一種異様な非現実的な精密画に見えるのである。そのような方法について解説してある。簡単にできるとは思えないが・・・

養老先生の中央公論連載の鎌倉傘張り日記のまとめ、第二部「こまった人」も欲しいと思っていたので、一緒に購入。K.C.コール著、「無の科学 ゼロの発見からストリング理論まで」("The Hole in the Universe - How Scientists Peered over the Edge of Emptiness and Found Everything"が原題)は目に入って、予定外だが、どうしても欲しくなった。 ということで、本欲という欲望を満たし、昨日に続いて、さいふが軽くなる一日であった。

jpg/book_tera_2005-11-20.jpg今日の収穫

[本] ビットとアトム、仮想と現実、脳と身体 - 「虫をめぐるデジタルな冒険」

少し最初のほうを読んだ。

小檜山先生も養老先生も、ビットとアトムの間の深い溝、自然社会から脳化社会への移行、同じような認識がある。ビットとアトムの間の架け橋こそが、人間がゲームのような仮想から現実の身体性を取り戻すきっかけになるのかもしれない。いずれも虫が現代の異常性を暴く役割を果たしているのがおもしろい。虫好きを媒介にしてお互いが影響しあっているということなのかも。ビットとアトムの架け橋から自然に帰ろう。

小檜山先生が上げておられる虫屋三人は、養老先生と奥本大三郎先生、そして、もう一人が池田清彦先生。少し参考になりそうなリンクを探した。結局、Google上位3件(^^;)、さすがグーグル。


[本] 「虫をめぐるデジタルな冒険」Ⅲ

注に現れるハイパーリンクのリストを作った。


[本] 五蘊皆空 - 無の科学

仮名漢字変換で、「五蘊」が出てくるかどうか心配したのだが、すぐ出てきた。実は、「中央公論」12月号、鎌倉傘張り日記(59)の「抽象的人間」の最後のほうに出てくる。『現代人のほとんどは抽象というビョーキにかかっているが、それを現実だと思い込んでいる。・・・お経を読めばそう書いてある。というより、そう書いてあると、私が勝手に読んでいるのである。五蘊は皆空で、その五蘊は何かというなら、意識活動のことである。それが空だとは古来わかっているのである。

なんだか、禅問答のようだが、おそらくそのようなものだろう。「無の科学」の目次を書き出してみよう。

  1. プレリュード---なぜ無を考えるのか
  2. 無の誕生
  3. 無はろくでなしか?
  4. 無がセンターステージに躍り出る
  5. 無がセンターステージそのものになる
  6. 無すなわちストリングになる
  7. 無がすべてになる
  8. ニュースになった無
  9. 無が気にかかる
  10. 無を探し求めて

「無は、ほんとうにしてはあまりにもすばらしすぎる。」というマイケル・ファラデーの言葉が最初の章タイトルのそばに引用されているのだが、これらを見て「無の科学」を買わずにいられようか。無になぜ意味があるのか。

[Cell] 「Cell」が描く未来

PCはまだまだ進歩する必要がある。P4 2.8GHz、1GBメインメモリのシステムを動かしていてもまだまだ動作はギクシャクとしてイライラする場合がある。なぜか、急にファンが騒々しく回りだし、なにごとかと大概のアプリケーションを停止させても、何時までたっても止まる気配がない。我々はデスクトップで円滑に作業をするためにもっと強力なコンピュータとおそらくもう少しましなソフトウェアを必要としているのだ。そこにCellが登場する。期待は高まるばかりだが、実際のパフォーマンスはどうなんだろう。マルチコア上でOSやアプリケーションは期待するような性能を発揮するのだろうか。


[Cell] Cell Broadband Engine

Cell: Sony Computer Entertainment Inc.を見逃していたか。一度は見たはずだが、ドキュメントが追加されている。11/10のプレスリリース「Cellブロードバンド・エンジン・マイクロプロセッサ向けにLinux機能拡張を含む主要ソフトウェア開発ツールを公開」ネタ。ソニーは「ゲーム以外のアプリケーションの創出を促進」するための技術情報公開としている。

株式会社フィックスターズのWikiやIGDA Japan chapter - フォーラム(会議室)のtueda氏の記事を参考にすれば、CellSDK・システムエミュレータを動かせるだろう。FedoraCore4上にインストールする。


[Computing] 賢い塵

Microsoft Research News and HeadlinesのRSSから、Sensor Networks Get a Kick-Startネタなんだが、マイクル・クライトンの「プレイ([SF] PREY)」(2003)のネタであったと思われるSmart Dustに行き着いたのでピックアップ。

Sensor Networksの話は、増井さん(UI,AR)のユーザーインターフェースや実世界指向インターフェースの話とつながっている。PCユーザーが入手できる安価なセンサーとはなんだろうか。それで何ができるのだろうかと思っている。

今日、久しぶりにというか、実際の授業はもう終わっちゃってしまったのだが、Keio University SFC Global Campusで村井先生の「インターネットの進化と可能性 第六回: Non PC, Sensor & Appliance(1)」の授業を視聴すると、実空間インターネットという概念が出てきて、へーっそういうもんかなと思った。実空間を論理空間にマッピングするという話。SFC-GCのビデオ授業はReal Playerを使って行われるのだが、左半分にプレゼンを右半分に授業ビデオが表示される。

マイクロソフトリサーチのSensor Networks Workshop 2005のプレゼンは動画再生とプレゼンの資料がブラウザ上に同期して示される。さすがにVBScriptを多用している。

jpg/sensor_network_s.jpgSensor Networks Workshop 2005のプレゼン

WMPの動画部の画像はGimpで取得できない。



[Computing] パノラマの世界を縫い合わせる Ⅴ - 長浜: enblendのテスト

Huginには滑らかにつなぐ機能もあったはずと思って、今日長浜にお墓参りで撮った写真を題材に試してみた。縫い合わせるとき、tiffファイルであれば、enblendを使って滑らかにつなぎ合わせることができる。enblendの効果は歴然としている。

jpg/nagahama_p_t_s.jpg長浜(enblendなし)

jpg/nagahama_p_enblend_t_s.jpg長浜(enblendあり)

ついでに宮島も。

jpg/miyajima_enblend_s.jpg宮島(enblendあり)

[日記] パノラマの世界を縫い合わせる Ⅳ - 宮島

広島現代美術館も。

jpg/gendai_bijutsukan_e_s.jpg広島現代美術館(enblendあり)

[日記] パノラマの世界を縫い合わせる Ⅲ - 散歩にて



[Computing] ストレスフリーの仕事術 - Lifehacks

「情報処理」2005年11月号(Vol.46 No.11 通巻489号)「私の情報整理術 2」ネタ。

時折、検索に引っ掛かっていた「百式」だが、取り上げる機会がなかった。田口元氏の「私の情報整理術」記事が増井氏に続いて出たので、ピックアップしておこう。Lifehacksという概念がおもしろい。Computingに分類するのがよいのかどうか。知的生産の技術かな。情報処理のカテゴリーを作るか。


[Computing] LifeLog

Lifehacksネタから、ITmedia エンタープライズ:人生のやり直しが可能に? ライフログが紡ぐ未来 (1/2)ネタへ。元々、LifelogはDARPAの発想なんだが、元ネタのリンクを捕捉できた(^^)v MyLifeBitsにつながった。

日記は古来よりのライフログであるが、それはコンピュータ上にHTMLで記録されるようになってくると、デジカメの写真や図表や興味のあるWebサイトや記事へのリンクやデスクトップに収集した文書へのリンクを含むようになってきた。時系列の配列はもとより、日記記事同士の関連付けや検索も容易である。新しいライフログが生まれている。

DARPAのLifeLogは電子日記と比べてもっと徹底したもので、センサーを使って自動的に連続的にすべての情報を収集し、それらすべてを分類整理し、データベース化して活用できるようにしようということだ。しかし、そんなに徹底して情報を収集してもすべてを見るなんてことは不可能である。なんのためにそんなことをする必要があるのかってことになる。クランシーの「国際テロ(虎の牙)」などに見るように、軍事・情報収集目的であれば理解できることではあるのだが、ここでも膨大な情報のすべてを調べられないことが問題になっているのだ。しかし、さすがDARPAから出てきたテーマではある。

ゴードン・ベルおじいちゃんが、首にデジカメをぶら下げて歩くのはかわいくてよいかもしれない。僕もまねをしてみようかと思ったりするが・・・最近はプログラマブル・デジタルカメラを探している。定期的に自動的にシャッターが切れたり、リモコンでシャッターを切れるとおもしろい。電子工作なんかを考えてみるのかなあ。・・・調べてみるとリモコンはあるね。まずはデジカメのアクセサリ類を調べてみよう。


[Computing] パノラマの世界を縫い合わせる Ⅵ - CP-600編

Teraからの帰り道、比治山に寄る。第2駐車場はいつもなんとか一台くらいは停めることができる。

デジカメの違いがどう出るか、テスト。広島市現代美術館は4枚、広島市内風景は3枚の合成である。これぐらいの品質なら実用的なレベルである。これで、焦らず、じっくり調べて新しいデジカメを選べるな(^^)

jpg/gendaibijutsukan_p_2005-11-20_r_c_s.jpg広島市現代美術館

jpg/gendaibijutsukan_p_2005-11-20_r_oc_s.jpg広島市現代美術館(合成して、回転させ、縮小はしているが、カットはしていない状態)

jpg/hiroshimascene_2005-11-20_c_s.jpg広島市内風景

CP-600とケータイのレンズを比べると明らかにケータイのほうが広角になっている。そのせいで画像の歪みが小さいためか、CP-600で撮影した写真はつながりがなかなか良い。次の視野はケータイの写真では丸まってしまって、画にならなかったが、CP-600の写真は簡単にうまくつながった。現代美術館前の階段もスムースにつながっている。空の明るさの違いをごまかすには、明るさとコントラストをもう少し調整してから合成する必要があるだろう。[Added: 2005-11-21]

jpg/satyskywalk_2005-11-20-2_rcs.jpgスカイウォークより広島市内風景


[日記] 高き空

昨日の帰宅時の定点観測では13℃、今日は16℃。昨日はこの秋の最低気温だと思う。昼休みの散歩。空は高く青い。海も青い空を映し出す。雲は少し夏っぽいが、高い位置にある。空気が澄み、広島市内の高層ビルが遠くに見通せる。秋深まる。

[日記] ニュースサイト見猿、言わ猿、聞か猿

出社時の車の外気温は13℃。帰宅時の定点観測温度は17℃。昼間に温度が上昇している。雲が多くなり、空気の透明度が水蒸気の凝縮で低下している。ニュースサイトの記事を追いかけるのもいい加減にしないとそんな記事ばっかりになってしまう。インターネットからの情報を少し絞って、他に目を向けよう。

今日は迷惑メールの急増問題がNHKのニュースになっていたが、確かに最近は多い。300通のうち100通はいわゆるspamだ。ウィルスは最近はほとんどない。有用なものを振り分けた後の受信ボックスに残っているのがほとんどspamなので、必要なものが残っていないかどうか一応チェックしてゴミ箱行き。

疲れがピークに達している。少し休もう。明日の休みは天の恵みか・・・

[日記] SFっぽい現実

最近の更新日記を読んでいるとSFを読んでいるような気分になる。こんなのでいいのかなと思う。自然に帰れ。と、誰か言ったっけ(^^;)

[日記] インターネット普及10年、次の10年の計

1995年にWindows 95が出て、インターネットが身近なものになった。徐々にパソコン通信からインターネットに移行が始まった。僕も1998年に「TS Networkのために」というホームページをテスト的に作って、NIFTY SERVEからインターネットへ移行する準備を始めた。インターネットへの接続スピードが上がってきた2000年ぐらいから本格的にインターネットに移行を開始して、2001年から開始した更新日記が現在に至る。

次の10年がどう変わるか。インターネットにある情報はもっと練られて、バージョン2になり、より生活に役に立つものになるだろう。書籍、音楽、ビデオ、映画、TV、ラジオはインターネットのコンテンツとして普通のものになるだろう。と当たり前の予測をしても仕方ないかな・・・

僕が思うのは、情報が流通する基盤となるインターネットも大切だが、PCの使い方、役立て方みたいなこと、情報の内容、コンテンツの作り方、表現の仕方のようなことが重要な気がする。おそらくパーソナルなレベルでの洗練や高度化が進むのではないかと思う。それにはインターネットを通じて提供される高度なアプリケーションやプログラミング言語が重要な役割を果たすだろう。


[日記] やれやれ・・・

千夜千冊リーダー(senya2rss.cgi)がまたマッチしないので、夜数が取得できていない。Firefoxのソース表示はまったく当てにならない。ファイルを保存しても実際とは異なる。IEでソースを確認してみる。記事を示すURLの途中で改行を入れている。URLが改行で分割されている場合に単純に夜数を取得するコードを追加・・・

いろいろと書きたいことはあるのだが、まとめている余裕がない。

極悪さんにFGALTSのログを送付。なくしたらしい。NIFTYの過去ログのCGIリーダーでも作るか。相当なソフト資産でもあるし。

SDの11月号は発刊15周年記念で、2004の特集記事のPDFファイルを収録したCD-ROMが付いている。Appleは2008年末までFreescale SemiconductorからPowerPCを購入できる契約を結んだらしい。

[日記] インターネットの過去・現在・未来

SD、すなわちSoftware Design誌のことだが、11月号の発刊15周年の記念特集が、表題の「インターネットの過去・現在・未来」である。1990年から2005年までの15年間について、5年毎に3人の著者が執筆している。

ティム・バーナーズ-リー(記事は名前が間違っているぜ)がNextStepでWWWを動かし始めたのが、1990年なんだそうだ。僕がAWKやPerlをOASYSのMS-DOS上で動かし始めたのが、1991-1992年ぐらいのことである。念願のPC98を手に入れ、PerlでJPDBというテキストデータベーススクリプトを書いたのは1993年のことで、まだインターネットのことは知らなかったと思う。当時はNIFTY SERVE全盛の時代で、1993年末頃にAWKやPerlの会議室のあったFGALEL(エントリーラボ)に参加した。しばらくして、FGALTS(テキスト&スクリプト)ができて、AWKやPerlの会議室が移動し、シスオペとして活動するようになった。

1997年に「ニフティサーブ成功の軌跡」という本が出たのだが、それは絶頂期であると同時に、皮肉なことにインターネットの影響によるパソコン通信衰退の始まりの時期でもあった。インターネットは無視できないと感じて、僕もホームページを作り始めたのが1998年だったというわけだ。


[日記] インターネットの過去・現在・未来 Ⅱ

考えてみると、インターネットの普及はPCの普及と同期していて、それは自然なことであった。PCのGUIにおけるデスクトップメタファーは、プリンタ、Ethernetなどの現在のPCの基盤の技術とともにXEROXのパロアルト研究所(Palo Alto Research Center)で生まれ、Lisa、Mac、そしてWindowsで実用化されるに至った。これは人間が知的生産する作業をPC上に実現するものであった。加えて史上最大の応用発明、WWW(World Wide Web)が、CERNでTim Berners-Leeによって構想実現された。単なるデスクトップメタファーであったPCが新たなものに進化したわけである。さらにWWW上にGoogleやAmazonが走るようになる。WWWは名前そのものになったのである。

未来はどこにあるか。Googlezonか。WWW上の知識は自動的に整理され、体系化され、アクセスしやすくなっていくだろう。それはXMLによって情報にメタ情報を付加することによって行われるはずである。部分的には人工知能による分類技術が使われていくだろう。あるいはWikipediaのように人力で体系化する努力も継続して行われる。そのような努力を通じて、混沌の中から自己組織化された情報のネットワークが出現するはずである。その基盤として、GoogleやAmazonは使われていくと考えられる。

[日記] パノラマの世界を縫い合わせる Ⅳ - 宮島

やはり、ケータイデジカメの写真を単純に縫い合わせるのは難しい。明るさとかを調整してからであればいいのかも。

jpg/miyajima_p_r_m.jpg宮島 2005-11-7


[日記] 更新日記・「メモる」システムの今後

日記マークアップ言語dmlを今後どうするかということや更新日記の高機能化、インタラクティブ化、「メモる」システムの拡張とメンテナンスの容易化を考えている。

今後は、日記を書くときのdmlの使用は最小化して、なるべく自然言語だけで書くという方向性を目指そうと考えている。

更新日記の高機能化、インタラクティブ化についてはおもしろいことはないかとまだまだ模索している段階。@niftyのperl 5.00502でどの程度のことができるのか検討したことはない。わたなべさんからもらったsparc-solaris2.5用のrubyも一応動く。デスクトップローカルで動くCGIは自分ですべてコントロール可能だが、ISPのリモートホストで動くCGIの可能性は環境によって大きく制限されてしまうので、あまり真剣に取り組むのはどうかと思う。まあ、少しは調べてみるかな。究極は自分でサーバーを開設することなんだが・・・

「メモる」システムの拡張とメンテナンスの容易化については、カテゴリリストは、category.txtに置き、ここから読み取るようにすべてのスクリプトを変更した。これで、更新日記と「メモる」システムの持つカテゴリリストは共通化され、カテゴリリストの拡張は容易な作業になった。カテゴリリストの変更もブラウザ上からできるようにしたり、表示するRSSフィードをブラウザ上で選択できるような仕組みにして、システム構成の変更や使用するCGIの選択・カスタマイズをブラウザ上で作業できるような統合的な仕組みを作りたいと考えている。

[日記] 木枯らし、朧月

昨日は木枯らしが吹いたのかもしれない。微細な水滴が淀んだ大気を吹き飛ばして、昼休みには透明な空気の中に立体的な色彩に包まれた宮島が現れた。帰宅時の定点観測は11℃。今朝の気温は8℃、帰宅時は10℃。この秋の最低気温が更新される。今夜は朧月を眺めながらの風流な帰宅を楽しんだ。

[日記] 仏文学者 奥本大三郎 - 課外授業 ようこそ先輩

昆虫採集・観察を媒介として子供達と対話する。でも虫を追いかけているときは自分自身が一番楽しんでいる。でも子供達の目が自分が何を言うか注目して輝いていることに感動する。

jpg/okumuradaizaburo.jpg記憶の断片: 課外授業 ようこそ先輩(NHK教育 再 11/20 8:05-8:35)

[日記] CP-600のリバイバル

最近、デジカメを新調しようかといろいろ調べていたのだが、実際のところがよくわからない。中途半端な選択をしても仕方がない、手持ちのものの限界を見極めてからと思っていた。

ニッケル水素電池のメモリ効果を防止できるようになったという三洋電機の新聞記事を見て、電池のことが気になっていた。Web(ニッケル水素電池と充電器 技術志向板)やコジマ電機で調べると、ニッケル水素電池の容量も昔の1500mAhから2500~2600mAhまで増えてきている。うまく行けば、アルカリ乾電池対比、7-8倍の持ちが期待できそうだ。

ずっと昔最初に購入したCP-600の第一の問題は、アルカリ乾電池の持続時間で一日どころか、あっという間に消耗してしまうことだった。マニュアルを調べてみると、ニッケル水素電池を使えることがわかったので、試してみようと思い始めた。

第二の問題は、4MBしか内蔵メモリがないので、圧縮率の高い精細でも13枚しか撮影できないこと。マニュアルには外部メモリには4~20MBまでのコンパクトフラッシュカードが使えることになっている。1998年CP-600購入当時はコンパクトフラッシュカードはまだ高価なものだったと思う。コジマ電機で見当たらないので、イオンで調べると最低容量のものが64MBだった。規格が変更されたというようなことは聞いたことがないし、大丈夫だろうと購入。精細1280×960ピクセルで286枚撮影可能と表示される。

4-5時間充電すると充電ランプが消灯する。昨晩から再使用開始。購入当時はWindows 98の時代だったはずだが、CP-600のソフトウェアのWindows XPへのインストールは順調に終わった。シリアルケーブルでカメラと接続するのだが、転送が少し遅いぐらいで何の問題もない。メモリ効果防止のためのリフレッシュ機能付き充電器(NC-MR57)がニッケル水素電池(HR-3UF)4本付きで3,980円(NC-MR57S)、CF64MBが2,880円、締めて7,000円弱でリバイバルできたみたいだ。電池が今日一日持てば問題ない。

jpg/11200061s.jpgリフレッシュ機能付きNC-MR57ニッケル水素電池カドニカ電池専用充電器

CP-600で撮影した写真を、PCにEPSON Photo!2でシリアル転送し、画像格納フォルダをPicasa2に指定する。課外授業のテレビ画面の写真はPicasa2でフォルダ表示させた画面をクリップボードへコピーして、Gimpで切り取り、縮小加工したもの。

jpg/picasa2_2005-11-20_s.jpgEpson Photo!2 Photosフォルダ on Picasa2

CP-600は、1/2.7インチ カラーエリアCCDセンサ、130万画素、1280×960ピクセル、24bitカラーなので、画素数は携帯デジカメ以下のスペックしかない。ただ、レンズはカバーがあるので汚れにくいし、少しは大きいし(ケータイの外径9mmに対して11mmある)、多少はましだろう。f=5.5mm、F2.8(35mmカメラ換算で36mm相当)。ケータイにはレンズのスペックは書かれていない。今使っているケータイCASIO A5403CAのCCD画素数は総画素数で211万画素だ。Webで調べてみると、CCDのサイズはCP-600と同じ、1/2.7インチだ。画素サイズがより微細化されているということになるので、感度は落ちるはずだ。しかし、技術の進歩は著しいので、7年前のCCDと現在のCCDでは性能が違うだろう。

古いデジカメのCP-600をまだ持っているのはPCからコントロールできることがわかっているからでもある。過去のリンクを引き寄せておこう。


[日記] 野次馬見物 - iPod vs Walkman A vs D-snap

土日の初動、ソニー・松下は携帯オーディオ新製品でアップルを捉えたか? - CNET Japanネタ。

今日は体調が悪く、仕事も一区切り付いたので早々に帰宅。風邪かな。ソニー・松下のモバイル・オーディオ新製品の売れ行きの話を野次馬根性でチェック。iPodのハードウェアにそれほどの魅力があるわけじゃない。やはりiTunes-iTMSとのセットとアップルのブランドイメージが魅力なのだと思う。少なくともソニーはCONNECT Playerをもっと宣伝すべきだろう。

[日記] Becky!がおかしい?!

今日はどうも具合が悪い。McAfeeのVirusScan Eメールスキャナが邪魔をしてメールが読み込めない。仕方がないので、Eメールスキャンを止めてメールを読み込ませてから、スキャナを有効にするが、ウィルスが次々と引っ掛かる。また引っ掛かって止まった。こんなことは初めてだ。何か起こっているのだろうか・・・最近はウィルスが検出されることはほとんどなかったのだが。

Becky!の新しいバージョンが出ているかどうか、RimArts Software Laboratoryへ出掛けた。Becky!は2.23が11/22に出たばかりだった(Danaは変化なし)。新しいBecky!をインストールしたけど、新しいメールはないのに読み込みを続けようとする症状が出た。Windowsを再起動。なんとか正常に戻った雰囲気。何がおかしかったのか、よくわからない。まあ、これで様子を見るしかない。

[日記] ZAURUS PI-5000リバイバルなるか

Zaurusシリーズの新携帯情報ツールPI-5000、1995年ぐらいに登場して、新時代の電子手帳として、一時代を画したものだが、ケータイの日本語入力の面倒くささに、その文字入力の容易さを思い出し、新幹線などで手軽にメモをするときにリバイバルさせるのもいいのじゃないかなと思い始めた。紙にメモするのもよいアイデアだが、書き写すのが面倒になってしまう場合はせっかくのメモが死んでしまう。まあ、面倒と思うぐらいなら書き写す価値もないのかもしれないけど・・・

少し前に、PI-5000に触ってみると何かネバネバしている。10年経つので、表面の塗装が劣化したためか、可塑剤か何かの低分子量成分が滲み出している。薄い石鹸水で拭き取ろうとしたがティッシュがくっつく。強く擦ると塗装が剥がれてしまう。アルカリ乾電池を新しくしてみても動かないので、バックアップしているリチウム電池が切れてしまっている。これはもうだめだなとほったらかしにしておいた。今日、触ると塗装は劣化して傷は付き易いが、ネバネバすることはない。くっついていたティッシュもきれいになった。ファミリーマートでCR2025を315円で買ってきて、リチウム電池を取り替える。予想通り、リセットせざるを得ない状態だが、仕方がない。時刻とカレンダーをセットアップ。使えるじゃないと思う。

Dellの初代機、DIMENSION XPS H266はSCSIカードを取り外したので、お蔵入りにしようかと思っていたが、筆まめをインストールしているし、オフィスデ for ザウルス Ver2.0をインストールしていることを思い出して、ディスプレイをつないで、祈りながらスイッチを入れた。初回はディスクのメモリチェックがはじまったが、あとはなんとか動いている。96MBメモリしかないが、SCSIカードがない分、楽になったかな。Windows 2000をインストールしているドライブの残量が65MB程度しかないので、動作改善のためにオフィスデはドライブから削除してしまっていた。SCSIのHDDはSCSIスキャナをセットしたDell二代機でないと動かないし・・・しばらく調整が必要だ。オフィスデを残容量の大きなドライブに再インストールした。PI-5000はRS232Cでパソコンリンクを使って接続する。

jpg/11270442_vs.jpgZAURUS PI-5000

最近のZaurusもチェックしておこう。10年の歳月はZaurusを大きく変化させた。Linuxが載っちゃったし、唯一のコンシューマー用Linux PCと見ることもできる。4GBのHDDを搭載した最上位のSL-C3100がAmazonで68,000~72,500円。HDDを省いたSL-C1000で、33,495~49,800円(価格.com)。PHS用の通信カードや無線LANカードをセットすれば、通信も可能だ。Linuxをベースに考えるなら、今のところ最右翼の選択だろうが、性能がWindows PCを大幅に上回るか、安くならないとおもしろくない。


[日記] 本棚と日記の混沌

棚の奥に並べた本は次第に前に引っ張り出され、奥に残った本達は支えを失って横に倒れ始める。一度引っ張り出された本は元の位置に戻らず、棚の前の空いた部分を占め始める。さて、どうしたものか。棚の本以外の不要物を出して、年末に整理しようか。雑誌付録の古いCD-ROMはもういらないなあ。

更新日記も次第に混沌日記になってきたなあと思う。時系列的整理だけではわかりにくい。カテゴリーは時系列で増殖しつつあり、複数のカテゴリーに属するテーマでも一つのカテゴリーを選ぶことにしているので、単純には頼りにならない。カテゴリーの包含関係の問題もある。更新日記の意味的な構造をうまく整理して表示できないか。日記内リンクを辿って、スレッド的なリンク表示を考えるか。

[Firefox] FirefoxでIEを動作させる

Firefoxは優れたブラウザになってきたが、IE用に作られたJavascriptを使ったページの表示、フレーム内のアンカーのリンクや大量のアンカーへのリンクへのジャンプなど細かいところにまだ問題がある。そのような場合の動作確認用にはFirefoxのプラグインのIE Viewは大変便利だ。Firefoxで開いているページをIEで開いてくれるものだが、プラグインとしての人気も高い。Copy URL+が更新されたので、1.5に対応したかどうかを確認しに出掛けたが、調べているともっと人気があるIE Tabというプラグインに気が付き、インストールしてみた。

Firefoxの下半身がケンタウロスのようにIEに変身する。奇妙なブラウザができあがる。右クリックするとIE用のツールが使えるのだ。IEのレンダリングエンジンがFirefox上で自在に使えるようになる。

jpg/ie_tab.jpgIE Tab

jpg/colorgnome2.jpgColor GNOME(こちらが通常の状態)

[映画] AKIRA

アニメ映画の「AKIRA」(大友克洋作)は1988年の作品だが、いわゆる劇画としては1982年にヤングマガジンに連載が開始されたのだそうだ。まとまったものを一冊だけ購入して読んだことがあるのだが(松岡正剛の千夜千冊『AKIRA』大友克洋を見ると第5巻)、手元にはもうない。一度通して読むか、アニメを見たいと思っていたのだが、とうとう、インターネット配信がはじまったので(以前も何度かインターネットを調べたことがあるので、最近だと思うが^^;)、CINEPLEX@niftyを通じて見てみた。1982年にこのような作品を構想し、実現した大友克洋の想像力に感心したが、そのネタはどこにあったのか聞いてみたい。

jpg/akira.jpgCINEPLEX@nifty: AKIRA

決済には、@niftyの会員だし、MOOCSでもPLEASYで登録したので、CINEPLEX@niftyでもPLEASYを使った。300円/7日間というレンタル的料金でライセンスを購入する方式だ。今二度目の再生をしているが、おそらく7日の間は何度でも見ることができるのだろう。Windows Media Playerの1Mbpsでスムースに視聴できた。画質的には19インチのフルスクリーンモードでもなんとか見ることができるレベルにある。途中で再生を止めて、再開することも可能だ。無論、ツマミをドラッグして任意の場所を選んで再生することもできる。ブロードバンドがここでも実用的な意味で現実となっていることを実感した。AKIRAはビデオレンタルでも見つからなかった。画質、品揃えや価格設定はあるけど、ビデオレンタルサービスは工夫しないと、相当厳しいものになるだろうと思う。


[FreeBSD] FreeBSDの行方

徐々に明らかになる FreeBSDの将来 - 2007年に7系が登場へ (MYCOM PC WEB)ネタ。大昔にFreeBSD98を随分時間を掛けて、カーネルをコンパイルをするところからインストールして動かしたことがある。Linuxの隆盛によって、少し影が薄いが着実にバージョンアップを重ねているようだ。最新動向をチェックしておこう。ディスクの入出力性能の改良が進んでいるらしいが、そういう基本的な部分の改良がPCの使いやすさにつながってくるはずだ。


[Google] Googleは安泰か

japan.linux.com | Googleは前途洋々たる勝ち馬ネタ。

まだ、何が起こるかわからないというのが本当ではないだろうか。明日勝つのはソニーやアップルかもしれない。無論、当面マイクロソフトの可能性が最も高いだろう。なにしろ、MSNを既にもっているわけだし、資金力もある、MSRもあるのだから、後はうまくやればいいだけのように見えるのだが。インターネットやPCはまだ大きく変化する可能性が高い。今良くても将来の保証はない。今存在していない会社が出てくる可能性もあるし、もうそれは会社ではないかもしれない。今当たり前のことがすぐに当たり前でなくなるかもしれない。

[Google] Googleに思う

Googleに思う - 日経エレクトロニクス - Tech-On!ネタ。

日本は何をしているのか。PS3が成功すればもう少し存在感を示せるのだろうけど。


[Google] Google Print vs (Amazon + Random House)

アマゾンとランダムハウス、グーグルへの対抗策発表--書籍の電子版を有料提供へ - CNET Japanグーグル、図書館の蔵書スキャンをまもなく再開--「Google Print」拡充へ - CNET Japanネタ。


[Google] GDS2 Plugin for Becky!その後

ようやく36万件まで再登録完了。250件/分で徐々にGDSに登録を設定。このペースでは他の作業をしているとハングする(Becky!が応答しなくなったりするが、しばらく放っておくと回復する)場合があるので、夜間動かしっぱなしにしておくことが有効である。使用時は50件/分ぐらいにしておくとハング状態にはならないみたい。

しかし、まだ登録残が16万件以上の表示が出るなあ。最初のカウントのときは36万件ぐらいだったと思ったけど。件数を500件/分で明日まで動かしてみようか。5-6時間で全部登録が完了するはずだが。

今朝、378,523件でGDSインデックス化完了になっている。登録残件数は1件。何かおかしい感じはするが・・・まあ、様子を見よう。[Added: 2005-11-06]

[Google] Googlezon

EPIC2014とデジタル・テレビ - 日経エレクトロニクス - Tech-On!ネタ。近未来予測ストーリーだが、このようなことが本当にできたとしても、消費者としてまったくおもしろくないので、却下(^^;)誰もそのようなことを期待していないことを忘れてはいけない。

これまでAmazonのリコメンドに従って購入したことなんか一度もないけど、同様なものの中での購入順位は参考にするかもね。これはページランクと一緒だ。しかし、以前指摘したように、このような仕組みはランキング上位を過剰に押し上げる危険性がある。結局、実際のコンテンツの中味が問題になるのである。従って、試聴・試読の仕組みは重要である。何を好むか、何を選ぶかは消費者の主体性・判断である。いくら勧めても欲しくないものを買うわけがない。


[Google] やられた - Timeline

Google Desktop 2βにタイムラインというリンクが出るのでクリックすると・・・

jpg/google_timeline.jpgGoogle Timeline

デスクトップの情報が様々な切り口から見えるようになる。このへんは、おまかせします(^^;)

[Google] Google Baseの意味

世界中の力を味方につけるグーグルの強さ--CJICイベント - CNET Japanネタ。

Googleは自らの問題点をよく理解している。


[ひろしま] パノラマの世界を縫い合わせる Ⅶ - 黄金山より望む

昼から家内と徒歩で黄金山に登山、標高221.7mだが、標高71.1mの比治山と比べればだいぶ高い。往復2時間半の行程である。市街地で自宅から歩いて登れる山があるのだから、便利ではある。

3枚の風景写真で、Huginをさらにテスト。Gimpで道具→色ツール→Brightness-Contrastを使って、左側の写真に、真ん中と右側の写真の明るさとコントラストを合わせる。明るさを単に上げるとコントラストが落ちるので、同時にコントラストも同程度上げるとよい。パノラマに合成してうまく合うかどうかはある程度試行錯誤が必要だ。

中央の手前の島が金輪島、その向こうの小さな島が峠島、大きな島が江田島と能美島の続き、右手の島が似島で右側に安芸の小富士が見える。似島に向かって陸から突き出しているように見えるのが、元宇品で陸続きになっている。わかりにくいが、その先端のほうに広島プリンスホテルが見えている。金輪島の手前の陸地に見えているのはマツダ宇品工場で、生産された車が整然と並んでいて、積出し用の巨大な車両運搬船が停泊している。工場の中を高速3号線が高架で走っていて、河口に架かっているアーチ橋が宇品大橋になる。その先は宇品の海岸通りにつながる。

jpg/ohgonzansouth_cs.jpg黄金山から瀬戸内海を望む(明るさ-コントラスト調整前)

jpg/ohgonzansouth4_cs.jpg黄金山から瀬戸内海を望む(明るさ-コントラスト調整後)

jpg/hiroshimabridge_cs.jpg広島大橋・海田大橋

広島大橋は広島呉道路につながり、左手にS字カーブを描いている海田大橋は矢野・海田方面につながる。広島大橋から右側に分かれて延びている高架は高速3号線で、宇品につながる。

jpg/route2_cs.jpg国道二号線、南側から向洋・船越・府中方面

jpg/hiroshimacenter_cs.jpg広島市街中心部から海まで

jpg/hiroshimacenter_hijiyama_cs.jpg広島市街中心部

建築物の海の中に浮かぶ島のように見えるのが比治山である。その向こうに見える高い建物は右がアーバンビューグランドタワー([日記] 連休最終日のRe-membering Jacques Derrida)で、左がリーガホテル広島である。さらに北側に高い建物があるが、おそらくホテルグランヴィア広島だろう。その付近が広島駅になる。牛田の山々が北に迫っている。手前の左側の塔はNTTの黄金無線中継所である。



[iTunes] Just For You, iTunes, MOOCS PLAYER or SonicStage(PSP)?

Mora、MOOCSとiTunesと似た仕組みを持つ大手のMusic Storeが出揃ったので、しばらくいろいろと触ったり調べてみた。Moraは品揃えはiTunesにも負けないかもしれないのだが、SonicStageは起動は遅いし、動作が緩慢、デザインを含めてもう一つか(以前インストールしたバージョン3.2はとても使えないので、新バージョンを確認した。11/1に出たばかりの3.3は動作が速くなっているので良し。しかし、インストールに時間が掛かりすぎ^^;)。MOOCSは品揃えをがんばってほしい。MOOCS Playerはデザインは悪くはないが、起動がもう少し早くなればいいね。iTMS/iTunesについて言えば、アップルにはiPodをもう一ひねりしてほしい。単なるAudio/Video Playerではおもしろくない。この点に関しては、PanasonicのSD-Audio対応SDマルチカメラが魅力的だ。

全体的なデジタルメディアストア-メディアポータル-モバイルメディアプレーヤの一連の操作のスムースさについてはiTMS-iTunes-iPodシステムが現時点では断然リードしている。ほとんど調べなくても直感的に簡単に使えるからだ。

Mora-SonicStage-PSPという組み合わせも、PSPの高機能性から魅力的ではあるが、逆に使い方がややこしく見えてしまう。でもPSPはマシンの性能や機能対比安価だと思うので、これを活かさない手はないだろうと思う(話は違うけど、PDA化して欲しい)。ソニーはiTunesに似たCONNECT Player(ソニー、スティック型ウォークマンの新モデル-CONNECT Playerでインテリジェントシャッフル対応)も準備しているようだが、SonicStage 3.3との切り分けはどうするのだろう。活用法│PSP(R)で楽しむ【メモリースティック・ドットコム】にあるPSP(R)で楽しむ│音楽を楽しむ【メモリースティック・ドットコム】のような方向性がiTunes/iPodのようなシステムを越える方法だろう。Passion For The Future: PSPの第一印象、今年はPSP Hacksが流行する?のサイトが大変参考になりそう。これこれ、こういう情報が欲しかった(^^)v[Revised: 2005-11-06]

MOOCS-MOOCS Player-SD-Audioは、SD-Audioにこだわりすぎ、CDに焼いたりする機能がないのが問題。→設定を見ると、CDにも録音ができるみたい(^^;)[Revised: 2005-11-05]

iTunesは快適だ。久しぶりにiTMSを開くとJust For Youというサブウインドウが見える。アマゾンのサイトと同じように、これまで購入した楽曲やアルバムの記録を元に、他の商品を勧める仕組みだ。いくつか試聴してみて、結局、欲しいと思うものがなければ買わないわけで(^^;)押し売りで商品を売るのは難しい。今回思ったのはPCでいくら試聴してもいい音では聴けないので、買おうという動機付けになりにくいのではないかということ。


[iTunes] Stanford on iTunes

スタンフォード大、iTunes経由で講義などを配信--S・ジョブズなどの講演も - CNET Japanネタ。すごいことになってきたものだ。iTunesが大学につながるとは想像もしていなかった。素晴らしいの一言。

Steve Jobs' 2005 Commencement AddressはHeard on CampusのInterviews and Speechesタブの中にある。


[Mac] The Macintosh Marketing Story: Fact and Fiction, 20 Years Later

実はGoogle Videoネタなんだが。どの程度のVideoが見れるんだろうと、Steve Jobsで検索して、目に留まったのがこれ。 The Macintosh Marketing Story: Fact and Fiction, 20 Years Later - Google Video

若き日のSteve Jobsのプレゼンを見ることができる。Macって1984年に出たんだね。AppleIIや初代Macのことを思い出しながら、そうだね、そんなに昔だったんだと思う。ジョージ・オーウェルの1984年に引っ掛けたMacintoshのコマーシャルの歴史的プレゼンを見た後の聴衆の感極まった顔は印象的である。ビデオの8分ぐらいから始まる。

jpg/mac_marketing_history_s.jpgSteve Jobs in history

Computer History Museum 1 hr 52 min 39 sec - Oct 24, 2005 www.computerhistory.org

[メモ] ボブディランインタビュー

NHK教育じゃない、BS hi、11/23 19:30-23:00、マーチン・スコテッシ監督。

[Mobile] 刺客歓迎 - 無線LAN

ライブドアが放つ無線LANという刺客、新規参入の陰に“タダ携帯” - nikkeibp.jp - 企業・経営ネタ。

機種変更はともかく、ケータイの会社を変更する時の面倒くささは本当に嫌気が差すし、PDAとケータイをセットにして活用するとケータイ変更時にデータはどうなるんだという心配もある。ケータイは標準化される必要がある。それはともかく、一番の問題はケータイの維持費用の高さだ。家族全員の費用を負担するのには辟易する。以前は固定電話一本だったんだぞ(^^;)

そこで、この記事に注目。W-ZERO3:シャープはWindows Mobile。価格とランニングコスト、スクリプト言語が動くのかどうかを確認したい。応援団ができる気持ちがわかるね。

価格は5万以下の設定という噂。PerlCEは5.8.2までバージョンが上がっているみたいなので、日本語の取り扱いには問題はない。それでHotSpotの状況はどうなんだろう。広島は広島駅、モスバーガー5軒とホテルが何軒かなど17箇所だけ、うーむ。プリンスにまでわざわざ行って使うわけにもね(^^;)しかし、時代がさらに変わりつつあるのを実感した。


[Mobile] ソーラーパワー・モバイル

あの充電バックパックに新シリーズ! 今度は釣り&撮影シーンにソーラーパワー (MYCOM PC WEB)ネタ。

CP-600のニッケル水素電池は最初の充電以降、まだ働いている。電池容量の問題なのか、液晶ディスプレイ表示を使わないようにしていることが効いているのか、よくわからないが、目的は達している。

本記事は太陽光発電パネルをバッグに搭載して充電に使おうというアイデアである。単純だが、実用的なのかもしれない。Amazonで"Solar Gear"で検索しても出てこないので、日本での購入はどうだろう。楽天で検索してみると、太陽光発電パネルを使ったニッケル水素電池用充電器は出てきた。専用電池が必要なようだけど、一応頭には置いておこう。


[Mobile] W-ZERO3 vs Handtop PC vs PSP Extended!?

わかりきったことだが、モバイル系ツールを購入しようとする場合、コストパフォーマンスと電池の持ちがどうかということが問題になる。W-ZERO3はWindows Mobileと無線LAN機能搭載で、ケータイ対比、パフォーマンスは大幅に向上している。機能的に一つ気になってスペックを調べてみると、GPSは搭載していない。モバイル・コンピューティング端末でGPSを搭載しないのは、ケータイ対比、不足感を抱いてしまう。ディスプレイとして3.7インチの大型バックライト付き液晶を搭載しているが、リチウムイオン充電池による連続表示使用時間が記載されていない。連続通話時間は5時間、連続待受時間は200時間(電波状態ランプ消灯時)となっているだけ。

モバイル端末がどこまで必要か、あるいはどのようなものが必要かということになるが、それはライフスタイルに大きく依存することになる。Windows Mobile端末がノートPCに置き換わるコストパフォーマンスを出すことができるかどうかが、ポイントだろうと思う。なぜなら、モバイルでOfficeを使う可能性はモバイルでノートPCを使用する可能性と同じぐらいだからである。コストパフォーマンスをノートPC+ケータイと対比する必要がある。

最近のノートPCは無線LAN機能が標準搭載に近くなりつつある。VAIOを調べていると、グッドデザインのBluetoothヘッドセットを使う例が出てくるので、調べると、skype で始めよう!新しいコミュニケーションのススメ -Sony Styleのようなページがある。これからは、モバイルで無線LANを使うならノートという選択肢も有望である。ハンディがどうかという問題は残るが、Windows Mobileで新たな環境を構築する手間の必要がない、フルスペックのノートPCを使うほうが良いアイデアと考えられる。インテルの言うHandtop PCがその解であろう。

Vaio type U、VGN-71Pは、興味深いスペックを持ったハンドトップPCと言えるが、販売をしているのかどうかは不明。オンライン販売やソニースタイルの販売リンクが切れている。VAIO(バイオ)ノート type U販売ページ、VGN-U50,VGN-U71Pの情報のページでは販売予定数終了となっている。いくら良くても、199,800円では今や高すぎるので、売れ過ぎて困ることはないだろう。ソニーの新たな戦略の展開の前触れかもしれない。

ソニーならPSPベースで、無線LAN機能搭載のLinux PCを出すという展開も考えられるだろう。PSPをベースにすればコスト競争力があるわけだし、例えば、UMDをはずしてHDDを搭載し、メモリを増設すれば十分動くようになるのではと思う。無論、PS2 Linuxと同じようにして、PSP LinuxをUMDで供給する方法も考えられる。どのような方法にせよ、HDDとメモリの増設は不可欠だ。最早ハンドトップPCがWindowsである必要はない時代である。PSP Extendedが出るかもしれない。

最後に、ノートPCの電池関係の性能を確認しておこう。DellのノートPC(Inspiron 710m、139,980円~)の場合は、12.1インチTFT TrueLifeTM WXGA 液晶ディスプレイを使用していて、リチウムイオンバッテリの詳細では4セルバッテリ:最大約2.75時間連続駆動、8セルバッテリ:最大約5.5時間連続駆動 (エネルギー消費効率: 0.0002 S区分)、VaioのVGN-TX50B/B(税込み219,800円)は11.1型ワイドWXGA(1366×768)TFTカラー液晶で、標準バッテリーパックによるバッテリー駆動時間が、6.5時間となっている(消費電力: 約25W(バッテリー充電含まず);エネルギー消費効率: S区分 0.00093)。ついでに、HP Compaq nx4300 Notebook PC(108,990円(税込)~)は12.1インチ ワイドTFT WXGA ウルトラクリアビューカラー液晶ディスプレイ搭載で、バッテリ駆動時間が約 4.0 時間 00 分 (6セル)となっている(消費電力: 平均約11.28W (バッテリ使用時)、12W (ACアダプタ使用時)、最大 約 65W;エネルギー消費効率: S区分 0.00005)。

ノートPCの価格も下がってきて、6万円台の価格を見るとほーっと思うが、ハンドトップPCとしてうまくまとめてくれれば、日用品として購入する可能性はかなり高くなるだろう。

[マイクロソフト] マイクロソフトの苦悩

ビル・ゲイツ、「断絶を生み出す変化」に警鐘--オンラインへのシフトに檄 - CNET Japanネタ。困難な状況の本質はどこにあるのか。

OSは重要な要素ではなくなりつつある。OpenOffice.orgのMS Officeとのデータ互換性が今後さらに高まるにつれて、Windowsの価値は低下していくだろう。このような状況が生まれて初めて、データがもっとも重要なことに気が付く。インターネット(WWW)の発展によって、OS共通のデータ形式であるHTMLやXMLの存在価値が高まり、Open Documentフォーマットが登場することになった。これで、ほぼデータはOSに依存することはなくなったと考えてよいだろう。誰もが自由に競争できる共通の基盤を手に入れたのである。

ここに至ると、OSがWindowsである必然性はかなり低下している。少なくともパーソナルなレベルではそうである。今やWindowsを支えているのは、Windows用のOpenOffice.orgであり、Google Desktop Searchであり、FirefoxやThunderbird、Gimp、iTunes、その他のフリーのWindowsアプリケーションかもしれないのだ。私がLinuxに移行しようとして躊躇するとすれば、今やBecky!とGDS、iTunesぐらいしか引き止める要因はないかもしれない。他のものはすべてLinuxでフリーで調達できるだろう。

今、マイクロソフトがやるべきことは、結局、MS OfficeをOpen Documentに対応させ、さらに使いやすくブラッシュアップして、リーズナブルな低価格で提供することである。WindowsやMS Officeの価格が十分に下がれば、わざわざLinuxへ移行して苦労しようとは思わなくなるだろう。この方法では売上げや利益率の低下は避けられない面もあるが、本当に良いものは生き残る。囲い込みのメカニズムは最早働かない。しかし、現時点でこのような判断はとてもできないだろうね。臨界点に達すれば、変化は急激に起こる。臨界に達するのは何時のことだろう。現状のLinuxのままでは起こらないだろう。なぜなら、わざわざLinuxをPCにインストールして、自分の環境を構築して使う人は少数に止まるからである。低価格の高性能PCにLinuxがインストールされて販売されるようにならねば変化は起こらない。今は選択肢がないのだ。

他の収益源が見えにくいことも問題で、Xbox 360ぐらいしか新しいものがない。ここにマイクロソフトの苦悩がある。最早、すべてがデジタル化され、キラーアプリケーションが出現するような未開拓の分野というのは見当たらない。次第にソフトウェアが成熟し、差別化が困難になりつつある。さらにハードウェアが進歩すればまた違った世界が現出する可能性はあるが・・・

今後、PS3の動向が重要になると思う。これから本格的にLinuxを使うなら、PS3でと思うし、ゲームマシンとしてXbox 360の前に立ちはだかるのもPS3だからである。Mac OS Xも今や強敵と化している。

[Revised and Added: 2005-11-10,12]

[マイクロソフト] Total Recall - MyLifeBitsその後 Ⅲ

Microsoft ResearchTotal Recallネタ。


[OpenOffice] オフィスドキュメントの標準化

「未来はビル・ゲイツのものではなくみんなのもの」--OpenOffice.org - CNET Japanネタ。

マイクロソフトにとっては大変な時代になったものだ。OpenOffice.orgは無料なので素晴らしいけど、今後どのように維持され続けるんだろうとは思う。他のスクリプト言語やFirefox等を含めて、ボランティアベースで成り立つならハッピー。マニュアルや解説本を購入するぐらいでいいなら、是非協力させてもらいたいが。適正なオープンな仕組みが必要なのかも。


[Perl] rss2html.cgiのモジュール化

Personalized Homeのようなページを作るのも選択肢に入れようかと、rss2html.cgiをモジュール化して、Firefoxのブックマークの特定の範囲のRSSを読み取って、連続してHTML出力するCGIを書いてみた。まあ、このままではおもしろくもなんともないし・・・今のままで十分というか(^^;)

jpg/rss2html.jpgrss2html personalized home

[Perl] Mail-Sendmailモジュール

日本語でメールを送る方法について問い合わせをいただいたのだが、あまりまじめに検討したことがないのが実情である。「実践実用Perl」では、Net::SMTPモジュールを使う方法を一応解説しているが、送れることを確認した程度だ。

今回の問い合わせは、Mail-Sendmailモジュールを使われているようなので、PXPerlにCPANからインストールして試してみた。ついでにJcodeモジュールの2.03をインストールしてみた。次のサンプルはメールはShift_JISコードで書いて、SubjectとMessageをJcodeモジュールでJISコードに変換して送出している。あっ、そうか、PXPerlだったが、5Cを使ってなかったからOKか、ボケてるが、UTF-8に変更しても正常にjisコードに変換して送られる。Jcodeは文字コードを自動で認識しているのか・・・このままではあらゆる場合にうまく動かないかもしれないな・・・Shift_JISでスクリプトを書くなら、use encoding "Shift_JIS";をスクリプトの先頭に付加しよう。5Cによる文字化けは解消するし、Jcodeも間違いなく動作する。

use Mail::Sendmail;
use Jcode;
$j = new Jcode;
%mail = ( To      => 'you@there.com',
          From    => 'me@here.com',
          'content-type' => 'text/plain; charset=ISO-2022-JP;',
          Subject => $j->set("日本語メールテストです")->jis,
          Message => $j->set("これは短いメッセージです。")->jis,
         );
unshift @{$Mail::Sendmail::mailcfg{'smtp'}} , 'your.smtp.server';
sendmail(%mail) or die $Mail::Sendmail::error;
print "OK. Log says:\n", $Mail::Sendmail::log;

[PlayStation] PSPの存在感 - 近未来のコンピューティング

iTMS-iTunes-iPodから、オーディオ・ビデオ・TVとPC、そしてモバイル・車との連携も視野に入れながら、どんなふうにメディアデータベースとしてシステム化していくのが便利なのだろうと調べ始めた。

そこで視野に入ってきたのが、PSP。ハードウェアのPCとしての内容はPS2と変わらないので、Linuxを本格的に動かせるほどの期待はできないのだが、それでもメモリスティックPROデュオ1GBを同梱したギガパックも登場したので、PS2のHDDの機能を多少は補完できる。これで、29,800円(税込み31,290円)というから驚きなのかもしれない。専用Webブラウザが載ったということで、クライアントとしての使い道が出てきたのかも。文字入力はどうするんだろう(^^;)調べてみるとアドレスだけでなく、日本語入力も可能だ。年末に向けて売り方も気合が入ってきた。おもしろそうだ(^^)v

PSPには、今後のPS3の動向と含めて、ロケーションフリーTVなどのコンセプトとのつながり、近未来のオーディオ・ビデオを含めたコンピューティングが垣間見えているのかもしれない。

Portable TVはPSPがないと視聴できない専用サイトだった。まだテスト配信中で無料だが、コンテンツには見るべきものなし(^^;)まずコンテンツありき・・・しかし、PSP専用のコンテンツというのはユーザーにとって効率が悪いと思うのだが、UMD Videoもそうだよね。

[PlayStation] PS3 Price = 300-400$ !!!

PSS -PS3発売日情報やPS3価格情報、PS3予約情報、PSPソフト情報など-経由、FORTUNE: Should you wait for the PS3? - Nov. 21, 2005ネタ。

おいおい大丈夫かな・・・

[Ruby] Ruby on Railsとは何か

ウェブ開発の世界を変えられるか--「Ruby on Rails」開発者の挑戦 - CNET Japanネタ。RoRについては大分以前から話題になっているが、よく調べていない。ここらで、少しチェックしてみよう。


[Ruby] ActiveStateからのメール

"ActiveState Ships Komodo 3.5 With Full Ruby Support For Mac OS X"というアナウンスのメールがActiveStateから届いた。Ruby on Railsの影響である。ActiveRubyが出るかも。


[Search] 検索技術の行方

CNET Japanの記事の追加は夜中まで行われている。RSSフィードを更新するたびに記事が追加される。

多くのユーザーは、インターネット上のエクスペリエンス(経験)をコントロールしたがっている。「ユーザーの利便性を考えれば、我々がどのようにテクノロジーを作って消費者の求めているものを提供してかなければならないかがわかります。そのひとつとして、ユーザーがフルコントロールできる環境を守ることが重要なのです」』という意見には賛成である。ただ、検索サービスを差別化していくことは困難ではないかと思う。これからは検索結果の解析サービスのようなものが出てくるのではないか。


[スティーブ・ジョブズ] iCon Ⅱ - PDAはいらない?

今日は、読書の日。昨日も迂闊にも、12時過ぎて本を手に取ってしまい、1時半まで読み耽っていた。

・・・こういう情報管理ツールって、大昔から人間が持っていたものじゃない。でも、音楽はそうだって、そう言いたいだけなんだ。音楽は、我々の遺伝子に組み込まれたもの、すべての人が愛するものだ。・・・』PDAを止めて、音楽プレーヤーを作った理由。しかし、大昔から、人間はいろいろなものに文字を書きつけてきたのじゃないのかな。情報管理ツールはいらないかもしれないが、メモを書き付けるための電子ツールは欲しいと思う。


[スティーブ・ジョブズ] iCon Ⅲ - 人間は矛盾の塊

昨日も夜中の1時半まで読み耽って読了。久しぶりに集中して読める本だった。読みやすいし、止まらないったら、止まれない。

帯より、『カリスマ性とは、さまざまな糸が絡み合ったように複雑な才能であり、また、与えられることがめったにない才能である。この才能を、天は、スティーブ・ジョブズに与えた。同時に、伝道者やデマゴーグといった人々が持つ聴衆を魅了する魔法のような能力も。

[ソニー] ロケーションフリーとは・・・

ソニーのロケーションフリーは放送と通信の壁を壊すか - CNET Japanネタ。

はて、どうするかな。いろいろと選択肢も多い。新大阪で、ASAHIパソコン 2005-12-01(No.393)を買って、「ホームAVネットワークDLNA120%活用術」を新幹線で読みながら帰宅。焦らぬほうがよいのかも。

PCと親和性の高いシステムとして、メルコのものはおもしろそうに思うが。


[立花 隆] 人はどこへいくのか

NHKスペシャル、サイボーグ技術最前線の報告。サイボーグ技術が人類を変える。

医療用としてのサイボーグは必要なものだが、人間の能力の拡張やコントロールに使われるのは恐ろしい変化をもたらすかもしれない。まさにマトリックスの世界("[日記] マトリックス")は現実のものとなりつつある。

[TV] 先生のいない学校

「学問の秋スペシャル・たけしの日本教育白書~楽しくマジメに語るこの国の大切な未来~」という番組を見ていたら、毎日5時間いればよいだけという学校の話があった。学校には先生はいない。スタッフはいて、何か子供がしたいといえば、相談に乗るのだという。高校の卒業資格は与えられる。自然に子供同士が教えあったり、年上が年下の面倒を見る。38年間もその仕組みで動いてきている。親によれば、子供が自主的に行動するようになり、責任を持つようになるらしい。学校自体が自然の中にあり、養老先生ご推薦の環境ということもできそうだ。子供たちは外で蛙を掴んで遊んでいたりする。

[TV] 喜びはつくりだすもの - ターシャ・テューダー四季の庭

最近見て、いい番組だなと思っていたら、今日再放送があった。

物の溢れた都会を嫌い、自然の中で昔ながらの蝋燭や暖炉を使って暮らす。それでもエジソンの電気の発明には感謝する。水汲みが電気ポンプで楽になっているからである。

急がないの。大昔に戻ったつもりで一日がかりの覚悟をするのよ。この家では時間の進み方が違うの。

最近の人は辛抱することを嫌うけど庭造りにも人生にも必要なものよ。待っている間ずっとわくわくしていられるのよ。

私もだんだん年を取って庭仕事がきつくなってきたから、これから先は庭を自然に戻していこうと思うの。

この美しい世界を楽しまないなんて馬鹿げているわ。

このように余裕のある気持ちでスクリプトでも書いていたいものだと思う(^^;)


jpg/tasha_tudor_c.jpg記憶の断片: 喜びはつくりだすもの - ターシャ・テューダー四季の庭(NHK 11/26 19:30-20:45)

[Web Development] Web 2.0とは何か - Tim O'Reillyの記事の翻訳

Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編) - CNET Japanネタ。O'Reilly: What Is Web 2.0の訳。


[Web Development] Windows Live vs Personalized Home

「これが,次の5年の方向性だ」,MicrosoftがWindows Live戦略を発表 - デジタル家電 - Tech-On!グーグル、AJAX利用の「パーソナライズド ホームページ」日本語版を発表 - CNET Japanネタ。メモらないわけにもいかない(^^;)

Windows Live Betaを使おうとすると、Firefox Users Firefox support is coming soon. Please be patient :-)と出てくるのには驚いた(^^)Googleのパーソナライズドホームとコンセプト的には同じものだ。Googleのシステムはあらゆるサービスが一貫していて、統合的なのである。サービス間を行き来することもよく考えてある。これはWebをベースにして作られているから必然的にそうなるのである。Webはデータを本質的に統合する作用がある。マイクロソフトのものはそれぞれが孤立している。こちらはデスクトップが出生地だからである。

しかし、いずれにせよ、この程度のものはデスクトップで簡単に作れちゃうよね。Webでサービスしてもらう必要もないと思うのだが。自分のブックマークやお気に入りに登録したRSSからデスクトップCGIで簡単に生成できる。rss.cgi/rss2html.cgiによるRSSリーダーのインターフェースを少し変更するだけで済む話である。問題は?だ。誰がhttpサーバーとPerlか何かのCGI用スクリプト言語をセットアップするのかということである。

jpg/windows_live_beta.jpgWindows Live Beta

jpg/personalized_home.jpgGoogle Personalized Home

[Web Development] Web 2.0の負の面

一応、チェックしておこう。


[Web Development] Web 2.0とは何か Ⅱ

Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(後編) - CNET Japanネタ。


[Web Development] あらっ、Arax

Ajaxを超える「Arax」採用、リッチクライアント新技術の内容は - @ITネタ。


[Web Development] リッチWebフォーム

@IT Special Ajaxを使わなくてもここまでデキる! StraForm-Xが実現する「リッチWebフォーム」ネタ。

Ajaxが注目されて以来、Webブラウザ(HTML+JavaScript)でどこまでできるかということについて、先日のArax([Web Development] あらっ、Arax)を含めていろいろ出てきた。HTMLフォーム入力をXMLデータで一旦記録して、入出力を媒介するというのが興味深い。システムとしての柔軟性が生まれるだろう。

[XML] Apache FOP

3年の月日をかけてついに待望のプレビュー版 - Apache FOP 0.90 alpha 1 (MYCOM PC WEB)ネタ。Apache FOP(Formatting Objects Processor)は、世界で最初のXSL-FOによるフォーマッタである。これが完成すれば、XMLを基にして、通常行われている表現がほとんど可能になる。Open Document Formatとの関係はどうなるのだろう。


[養老孟司] 田舎のくらし、体験してみませんか - 政府インターネットテレビ

スラッシュドット ジャパン | 政府インターネットテレビ始まるネタ。政府インターネットテレビはFirefoxをサポートしていないが、こういう時は、拡張機能のIE Viewを使う。リンクにカレットを合わせて、右クリック、「このリンクをIEで開く」。この機能はIEそのものを拡張機能として使えるわけで、大変便利だ。

<9 ch> オンライン動画コンテンツに『田舎のくらし、体験してみませんか』(【掲載日】2005年07月01日)があるのだが、養老先生が登場。「インターネットに触れている時間と同じくらい、人間の作ったものじゃない、すなわち自然に触れることが大切。人生が倍になりますよ。」PCも自然との触れ合いが大切。PCを活用すれば、自然との触れ合いも深まるというように使えばいいんじゃないと思う。