JP Morgan: Apple television unlikely to arrive in 2012ネタ。
わからなくもない話。Apple製テレビに売れる要因がそれほどありそうもないから。Macをさらに売るために安価な高解像度の大型ディスプレイを出すというのはユーザー指向の話だとは思うけど。Mountain Lionと合わせて、Macのラインナップの強化があってもおかしくない。
CNN.co.jp:米大物アナリストがアップルの衰退を予想、CNN.co.jp:PCとタブレットの融合を否定、「8」を批判か アップルCEOネタ。たまたま目に入ったので面倒を見ようか。えーっ、面倒見てほしくないって、まあ、そう言わずに^^;)
アップルが衰退するというのは、どうでもいい予想なんだけど、なぜなら、永遠に続くものはないわけだから。そういう意味では正しい。音楽や書籍、映画、テレビ番組、そしてPodcastやiTunes Uなどのメディアあるいはコンテンツを大切にしていけば、iTunesの繁栄は約束されるだろう。そして、視聴を支えるデバイスやクラウド、Mac/PCも。現段階では、アップルの生態系がもっとも自然に見える。Siriをさらに発展させれば、知識データベースと広告を結びつけて、Googleを脅かすことさえできるかもしれない。むしろ、強敵は実体的商品を流通と結びつけているAmazonになる可能性が高いだろう。
PCとタブレットが融合できないことは明らかであり、ディスプレイのサイズによって、データの表現の仕方が異なるべきだからであり、筐体のサイズによって、搭載できるメモリなどの量も異なるからである。もちろん大は小を兼ねることができるのだから、PC上でタブレットを動作させることは可能だろう。そのような意味での妥協点を探っているに過ぎない。PCとタブレットでまったく同じOSを搭載するのか、タブレットとスマートフォンでそうするのかの選択はあり得るかもしれない。実際、iPad2とiPod touch(3rd. gen.)にはまったく同じバージョンのiOS、5.1(9B176)が搭載されている。どこでバランスを取るべきかについては、ハードウェアの進化が鍵を握っている。
アップルはiPadをMacと同じカテゴリに属するデバイスと見做していない。iCloudベースでMacがなくても誰もが簡単に使えるポストPCとして発展させることを考えているはずだ。したがって、筐体のサイズは維持される。あまり小さくするとMac/PCの代替えにはならない。無論、Macユーザーを無視するわけではないし、Macと組み合わせればさらに便利に使うことはできる。しかし、これまでコンピュータを使わなかった層をiPadやiPhoneに取り込もうとしていることは確かだろう。そのうち、Macも使ってくれるかもしれないのだ。
マイクロソフトのWindows 8はPCでの強みをタブレットにまで拡大することを目的に作られているはずだ。Windows 8には三種類あって、Windows 8、Windows 8 Pro、Windows RTである。Metroには8/8 Pro(x86/64)とRT(ARM)で互換性があるが、デスクトップにはバイナリ互換性がない。「Windows 8 は夏完成で10月発売、ARM版も同時登場」(Bloomberg) - Engadget Japaneseとのことなので、まずは完成度を確認してから導入が正解だろうねえ。僕らの目的はデスクトップにあるわけだし、Metroは附録みたいなもの。
マイクロソフト、ARM版 Windows 8 の詳細を公表。デスクトップ環境とOffice 15を搭載 - Engadget Japanese、Windows Phone 8 詳細:カーネルはWindows 8ベース、NFC や デュアルコア対応 - Engadget Japaneseということは、マイクロソフトはPCとタブレットに同じOSを搭載することを選択したわけで、Appleとスタンスが異なる。これが吉と出るかどうか・・・なぜなら、PC同等の能力がCPUやメモリなどのタブレットのハードウェアに要求され、バッテリー動作時間はiPad並が期待されるからだ。もちろんMetroは軽いUIとして設計されているのだろうけど、旧来のGUIで動作するデスクトップアプリをどのようにタブレットで動作させるのか、ちょっと想像しただけでも首を捻ってしまう。逆にアップルもiOSのアプリをMac上で動作させることができていない。マルチタッチUIで動作するアプリをわざわざデスクトップで動作させるコストは払いたくないということだろう。Windowsのタブレットについては、タブレットPC - Wikipediaに詳しいが、さてどうなるのか。
僕の目から見て、率直に言えば、Metroはユーザー指向の存在ではないように思える。Windowsはデスクトップの究極を追求すべきと思うからだ。Metroを単にまだ知らないから、そう思うだけかもしれないが、デスクトップPCにMetroのUIの必然性は考えにくい。百歩譲って、必然性があるとしても、常識的に考えて、タブレットにPCと同じOSを搭載すれば、タブレットのハードウェアは高価なものになり、コスト競争力を失うことになる。賢い選択とは思えない。Windowsユーザーとしては、僕の予測がはずれることを祈るだけである。
上の記事を読み直すと、iOSとMac OS Xのほかにアップルはもう一つOSを持っていることに気付く。Apple TVである。Apple TVのOSはマルチタッチUIレスのiOSみたいなものということだ。iPhone/iPadのアプリはApple TVと同様にディスプレイ一杯を使って動作する。さて、アップルの次の一手は何になるのだろう。Windows 8のMetroがどんなものになるのかと合わせてコンピュータマニアにとっては楽しみではある。
Apple、WWDC 2012開催を発表、チケットは2時間で完売 | パソコン | マイナビニュースネタ。Tracks - WWDC - Apple Developer。
メモで残しておこう。6月11日-15日の日程。
Apple's Nightmare Scenario: How Everything Could Go Wrong For The Company - Business InsiderでもSamsungの脅威に言及しているが、Samsungが次のAppleだと言えるのはなぜかのような直接的な記事が出た。
さて、確かにSamsungのハードウェアは超強力だが、背景にはAndroidとiOSの戦いがある。iOSはAndroidと同じものではない。話はさらに複雑で、iTunesの持つメディア・コンテンツの優位性がアップルにはある。逆にAndroidはオープンなので、最終的にはメディア勢力を取り込みやすいというメリットがあるかもしれない。
Samsungは既に1秒間に2台のテレビを売っているという。忘れてはならないのは、Appleはまだ一台も売っていないことだ。失うものは何もない。無論、ホビーの位置づけのテレビならぬApple TVは売っている。さて、Appleがテレビを売りつけるとすれば、iPhone/iPad/Mac/iTunesユーザー相手なのである。Apple TVユーザーの延長線上にある。アップルユーザーにメリットのあるものを生み出せれば、売れるだろう。安くなければ売れないと思うけど。アップルの純正製品のうち、ユーザーの支持を受けていないのは唯一ディスプレイだろう。ここらに課題を見ている可能性は十分ある。
単に個人的にアップル純正のMacBook用大型ディスプレイが欲しいだけの夢だったりして^^;)
Appleのジョナサン・アイブ氏が現在開発中の製品について「最も重要で、私達の最高傑作」と語る : ギズモード・ジャパンネタ。もちろん、何かは明かされないので、「あっそう」というしかないのだけど。
既にいろいろと予想しているが、それの変形版ということで、ちょっとだけ。夏にはMountain Lionが出ることは予告されているので、Macがらみで何か出るのかなあと思われる。それがテレビとつながっていてもおかしくない。もともと、Apple TVとAirPlayでMacの画面がテレビに映るようになる。うーん、それで十分かもね。単にApple TV内蔵のMac用ディスプレイっていうのはどうだろう。それだと最高の傑作ということにはならないだろうなあ。
ホームサーバー的な要素を含むものではないかと思うんだけど。Macのホームサーバー化みたいなことかな。そういうもので、これなら入れてみようと思うようなものは、まだないね。そこが狙い。iMacの新型みたいな形でテレビが出るとかね。iMacの最新デザインなら、最高の傑作と言ってもおかしくはないかも。
うーん、MacBook Pro 2012: Mountain Lion is a “post PC” product? | Pop Herald Technology Newsのような話題も出てるね。
7インチ iPad - maclalala2ネタ。要は出るの、出ないのと聞きたくなる感じだが、結局、どうも出るということらしい。理由はそのようなニーズもあるという当たり前のこと。空白を埋めるのだ。
現行iPadユーザーが7インチを手に入れようとするとは想像しにくいが、これまでiPadを入手していない人にとっては、価格を含めて選択肢が広がるので、売れる可能性は高くなるだろう。iPadの売れ行きが鈍ってから、安価な7インチを導入するのがアップルの販売戦略だろう。
Kindle FireはiPadの代わりにはならないし、考えてみると価格が安いだけで、あまり特徴がない。カメラも付いていないし、AndroidマシンとしてiPadに対抗する仕様は満たしていない。仕様的に安いだけの理由を持っている。そういうのも、楽天のKoboやGoogle+ASUSの7インチ・タブレットが今後登場するからだ。Androidマシン同士の比較になるだろう。元々、iTunesやiCloudなどの生態系は使えないわけだから、iTunesユーザー以外のユーザーが対象になるか、既にiPadを所有し、他の目的でAndroidマシンを必要としているユーザーが対象になる。
もっとも、アマゾンはKindle Fireにそれほどこだわってはいないかもしれない。Kindle Fireでそれほど儲かるわけではないし、他のマシンからアマゾンを使ってもらっても何の問題もないだろう。「Amazonが1980円使い切りSIM参入」報道に日本通信がコメント - ITmedia ニュースはKindle Fireにおける利用を想定しているとの予想だが、大変興味深い動きだ。必要な時だけケータイの通信回線が利用できると大変便利。SIMフリー端末はユーザー指向である。
さて、今年の前半はおもしろい。後半もいろいろありそうだが^^;)
新潮社からの「考える人」のHTMLメールマガジン492号-静かな革命。考える本棚「デヴィッド・L・ユーリン『それでも、読書をやめない理由』(柏書房)」ネタ。
レイ・ブラッドベリがインターネットを気を散らすものと嫌ったが、実際、好むと好まざるとにかかわらず、気を散らすものであることには間違いない。
最近、様々な小説を読もうと試みるのだが、なかなか読み終えることが難しい。小説よりも現実のほうが相当刺激的というか、小説の想像力を超えているから、どうも熱中することができない。落ち着かない。集中できない。
それでも読書をして、騒々しい世間に抵抗しようというのが、静かな革命の意味である。
Plain living, High thinking. が、考える人のモットーである。
オープン本棚プロジェクトネタ。アップデートの連絡があったので、調べた。
ちょっとおもしろくなった。オープンの意味が出てきた。手持ちの書籍のデータをISBNから登録したり、デスクトップの手持ちのPDFファイルなどを書棚に登録できる。ただ、その程度ならデザインやGUIはともかく、機能的には自分で工作的に作れるレベルのお話だ。もっとがんばって^^;)オープン書籍データベースという概念が具体化すれば素晴らしい。
当然のことながら、Mac/iOS用のアプリを出して欲しい。オープンなんだから、Everybook everywhere.
NHK-BSプレミアム、午前6:00-6:55。まだnasneもないので、早く起きて視聴。クラシック倶楽部、フランスの情景~小林美恵、萩原麻未と仲間たち~。
小林美恵というバイオリニストは初めて聴いたのだが、凄いねえ。淀みない自在な演奏。先に広島でも共演されたのだが、麻未さんと息もあって素晴らしい。もっと他の曲を聞いてみたいと思いながら、時間の経つのを忘れた。
夕方、NHKで吉田秀和が亡くなったと言っていると聞いた。ツイッターを検索すると間違いない。Twitterでは音楽評論家の吉田秀和さん死去 NHKニュース 5月27日 11時23分が最初のニュースだろう。Wikipediaを見ると、5/22に亡くなられたことが既に記されていた。
昨日の「名曲のたのしみ」のエアチェックをiTunesに読み込んで、Apple TVにつないだオーディオシステムで聴いた。シューベルトの交響曲第1番と第2番、「演奏会では演奏されることはないんだけど、最近聞いてみて、なかなかよいと感じたので、今日はみなさんと一緒に聞いてみることにしました。」というような感じで淡々と進める。いつものことながら、終りもさらり。
僕が音楽そのものや歴史的経緯について学んだと思ったのはつい最近のことで、吉田秀和の「名曲三◯◯選」(ちくま文庫、2009年;原著: 「わたしの音楽室」、新潮社、1961年)を読んでからである。この本はこれからも座右の書となるだろう。ご冥福をお祈りします。
ノマドでないとモバイルでは出遅れる | JOURNAL | FERMAT、元ネタはGoogle and Facebook Grow Comfortable and Complacent - NYTimes.com。
ノマド族でないと、モバイルの開発に遅れを取るというお話だが、元ネタのタイトルの意味は「途絶: 新しい快適さで無関心に陥る」、「Stay hungry. Stay foolish.」の逆ということ。
デスクトップ族であろうと、机を離れれば、ノマド(窓無し^^;)族ではなくとも、モバイル族には成り得る。僕などでも、お休みの日には、WiFi環境でiPod touchやiPadを使うことは日常茶飯事である。そして、スタートアップ族が必ずしもノマド族とは限らない。第一、デスクトップがないと開発自体ができないだろう。ハングリーだから、開発に集中するということはあるだろうけど。
それで、表題の理由。最大の理由は、ハードウェアとOSを含めたソフトウェア、デザインを統合して常に相互作用・最適化して開発している会社ではないこと。それに尽きるだろう。
まあ、今時、そんな会社はAppleしかないのだろうけど。AppleがIBMやMSを追い越すとは21世紀の初めに誰も考えていなかった。しかし、PCがミニコンやメインフレーム、ワークステーションを駆逐したように、スマホやタブレットのようなモバイル・デバイスがPCを駆逐するだろうか。最近ではPCの広告で10万円を超える数字が見えなくなってきた。PCユーザーはこれ幸いと思っているだろうけど・・・MacBook Airも800ドル程度のものが登場するような噂が出ている。
ネタ記事の著者、池田純一氏はFERMAT Inc.代表。「新潮」の連載「アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考える」で知った人。
ノマドとはnomadで遊牧民の意味。窓無し^^;のモバイル族と同じ意味ではない。コンピューティングの世界には、スマートウオッチのPebbleやLinuxモジュールのRaspberry Piなど、とにかく新しい要素が途切れることはない。まだ定住者ではないnomadがもたらすものがこれからも数多く出てくるということを池田氏は主張されたいのだろう。
さらにコンピュータやネットワークが進化すれば、現在の先行者の優位の基盤は崩れていく可能性もある。単にモバイルにこだわっていて、足元をすくわれる危険性もある。結局、ユーザーが何を期待しているのか、そして、ユーザーを驚かせるような仕掛けとは何なのか、両方を準備していく必要があるだろう。ジョブズは消費者は自分が本当に必要なものを見せられるまでわかっていないと言った。
実は単に見せられても本当に使えるかどうかはわからない。半信半疑で購入して(購入して試してみようと思わせるだけの魅力があるのは事実)、使ってみてやはりと思ったものは、iPod touchだった。マルチタッチ・インターフェースはデバイス自体が手の脂まみれになるのではと強く懸念していた。ディスプレイも鏡面光沢仕上げの背面も、事実そうだった。安心して使い廻すためにはディスプレイ保護シートとカバーは必須。iPadも同様。実用的には、実際の価格よりもかなり多くの費用を要するのだ。販売されたままで、これをクリアするシステムは今後優位に立てるはずだ。細かな話なんだけど、消費者はそういうところも見ていることを忘れてはいけない。
iPadの背面が鏡面仕上になっていないのはコストもあるのだろうけど、そういったことを気にしたのだろう。こういうデバイスは汚れにも強いことが求められる。iPadのスマートカバーはカラフルだが、汚れはつきにくいし、汚れが付着しにくい。付いた汚れは消しゴムである程度落ちる。
Twitter / @Yam_eye: 言語化、論理化できる領域は、共有スピードが速過ぎて差 ...ネタ。
言語化、論理化できる領域は、共有スピードが速過ぎて差異が生まれにくくなっている。テクノロジーは論理化でき言語化できるのでテクノロジーの格差はなくなってゆく。差異は、文化依存度の高い領域でしかつけられない。(猪子寿之さんの授業から)
Twitter / @jscripter: Apache Mahout: Scalable ma ...のような情報も共有されていく。そのような知識では差別化できない時代になりつつある。あらゆるものが公開され、共有される。しかし、何をそこから汲み取るのか、構想するのかという部分は文化依存度の高い領域に属するのかもしれない。
次の記事は2009年のもので古いけど、既に同じようなことを言っている。
必要なのは時間というか、余裕というか、暇なんだけど・・・、今、暇かもね、ブラッドベリの言うように気がそらされている時間かもしれない^^;)
ツイッターやフェイスブックで見慣れぬものに遭遇する。リストアップ。
後者は単なる宣伝・プロモーションだが、前者はヤラセというか、好意に近い話題作りのような感じ。いずれにせよ、手間暇が掛かり過ぎだろう。
いよいよと言うか、いや、今更というか^^;)、待てども待てども(実は出てくることを心の片隅では恐れているのだが)僕の眼鏡に叶う究極のアプリは登場しないので、結局、自分で作るということになる。仕様を開示せよと言われそうだが、設計図は断片的であり、ある意味既に断片的に存在しているものであり、新しい要素はWebの発展とともに登場しつつある。
以上は原稿の書き出しである。TSNETスクリプト通信の原稿が集まらないので、投稿期限を取り敢えず延期。今のところ、僕の原稿を完成させるドライビング・フォースが存在しないのだが、5月末を目指して、リアルタイムで少しずつ書いていこう。
デスクトップには、文書や写真、音楽・エアチェックなどのメディアのファイル管理システムがローカルのウェブやiTunesにつながっている。更新日記の出版システムはZedとローカルのウェブで動作している。その他、メモカレンダーと一緒にデスクトップにメモるシステムがあるがほとんど使わない。
定期的に確実に動いているのは、更新日記の出版システムであり、エアチェックのPodcast配信サーバーである。その他、最近では、Twitterへの日記のカテゴリとタイトルとリンクの配信を再開している。
Webの新しい要素としては、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスがあるが、モバイル環境を使うことはほとんどないこととコストを含めて記憶容量に限界があることは明白なので、今のところ、ファイル共有が必要な時だけの限定的な利用に留まっている。Evernoteへのノートの自動書き込みは最近試してみたところだが、これもEvernoteの使用がメモ的なものに留まっている以上、今のところ注力する必然性に乏しい。
一方、家庭内で日常的に使用するコンピューティング・デバイスが増え、iPod touch/iPadから、Windowsのデスクトップ(ローカル)サーバーにアクセスするというニーズが出てきた。DHCPによるIPアドレスを取得する方法にはこれまで検討してきたように限界がある。昨年末に知ったPagekite(+ownCloud)を利用すれば面白いことに気づいていたのだが、Ubuntuのアップグレードがあったりして、そのままになっていた。
話は少し変わるが、最近、柴田さんのgdrive-cliの記事を見て、Linuxで動かしてみるかと思い立ち、次いでにebanさんのRSSで知ったUbuntuの12.04のアップグレードを試みた。確かめてみると、前には標準ではインストールされていなかったownCloudが3にアップデートされていた。ブラウザからpagekiteには繋がらなかったので、最初から、curlでインストールするところから始めた。アカウントは残っていたようだが、前のパスワードも記録できていなかったので、変更してトライ。当然のことながら、これを使えば、モバイルを含めて、様々なデバイスからアクセスできるようにすることも可能だ。実際、Windows上からファイルをアップロードして、iPadなどからアクセスできる。
pagekiteは、個人利用(individuals)は無料か、自分の払いたいだけ払ってくださいということになっている。できれば$3/月払ってくださいということ。本格的に利用するようになれば払っても良いかな。他の利用は$5.99/月。様々な個人用のクラウドサービスが増えているので、必要性がどこまであるかという感じはするが、自前のサーバーが準備できればいろいろと応用は可能だろう。
サーバー環境はともかく、表題のリライト計画。Topic Mapsの概念を導入することによって、日記の意味的な構造化を図ろうというのが目的にある。サーバーの移転の問題もあるが、日記の表示も意味的な構造に依存することになる。
現在の記事の作成はZed上の手作り的な要素が多いのだが、一次データを元に自動化したいというニーズがある。もう一つはタグ付けによる分類の強化。記事の意味的な関連付けの新しい方法を考えること。そして、記事を関連付ける新しい記事の生成の方法などを考えている。手作り的な要素と記事を関連付ける仕組みを連動させる感じ。
回顧2011年、展望2012年 - アップル編の記事によれば、音楽配信の動向 - 新しいオーディオの世界はどうなるかに次のように書いている。
・・・iTunesのようなソフトウェアやiPodのようなハードウェアを使う音楽配信システムは、音楽データにメタ情報や関連情報等を付加して、如何に実体のあるもののように見せることができるかが重要である。これも情報を大量に集積しつつ、全体と部分を見通しよく取り扱う問題に通ずる。いずれは、DVD/CDプレーヤ自体をコンピュータにつないで音楽やビデオをデータベース化し、情報をPCで閲覧しながらオーディオを制御したいものだと思う。
僕に必要な日記システムは、各種のコンテンツとiTunesやWebブラウザなどのアプリケーション、各種のサイトやWebサービスを統合するものだ。データやアプリケーションやサービスを糊付けて一つの有機体として動作させるのが、スクリプティング言語なのである。
(to be continued.)
書店サイト「honto」がリニューアル、「bk1」を統合、リアル書店とも連携 -INTERNET Watchの元記事によれば、『ユーザーには「電子本棚」が用意され、honto内で購入した電子書籍が自動的に登録されるほか、紙の書籍についてもタイトルなどの書誌情報が登録され、レビューや評価などの情報を発信できるという。hontoでの購入に応じたポイント付与サービスも開始する。』とのこと。グッドアイデア^^)/~だけど、残念ながら、小さな効果しかないと思うね。レビューや評価を発信するために、わざわざそのような仕組みを使おうとは思わないから。そして、発信する人も数えるほどだろうし、そういう人は既に発信場所を確保している。
さらに言えば、他で購入した本の情報も電子本棚に収納できなければ、完璧とはいえない。本の場合はCDのように簡単ではないが、iTunes Matchのようなずうずうしいが合理的でユーザー指向の構想が必要ということだ。それでもなかなか使わないだろうけどね、おそらく。コストが掛かるから^^;)
honto bookをiPadでサンプルを読んだりしていたのだが、会社にiPadを忘れてきたので、iPod touchにインストールして試してみると、専用フォントがインストールされるところはちょっとかっこいいのだが、表示は横書きだし、画面全体を使わないという無駄なことになっている。いずれもXMDFのファイル。
まあ、今後はリアル書店との連携の部分に期待したいね。
最近はリアル書籍もAmazon通販よりはリアル書店を使っている。パラパラ捲って立ち読みするのはAmazonではできないし、電子書籍ではできないこと。バーチャルでは、運動にもならないし、暇つぶしにもならない。
電子書籍は紙媒体を買ったら無料にしてほしいね。そうしたら、絶対、紙を買い続けるよ。
それはともかく、議論を整理しておこう(無名犬: えーっ、何の議論を?何か議論していたっけ!)。
一つ、紙の本を電子化したものは紙の本を購入した人には無料で提供する。二つ、紙の本では実現できない表現の電子書籍を構想する。それは当然のことながら、有料で良い。三つ、電子書籍を各種のデバイスからどこからでも読める環境を提供する。Every book, Everywhere.
ニュースをチェックしていると、スマホ/PC向け書店「honto」がリニューアル、リアル店舗との連携機能を追加 | 携帯 | マイナビニュースがかなり詳しい。なかなかおもしろいじゃないと思う。Amazonに対抗できるかな。
アンドリュー・J.・サター著、中村起子訳「経済成長神話の終わり 減成長と日本の希望」(講談社現代新書、2012年)。久しぶりに良い本に出会ったことを実感した。
この本を読めば、奇妙な事態に陥った世界経済の状況を理解するために経済学や現状を解説した本などを数多く読む必要もなさそうだ。アリストテレスが「政治学」で二つの価値について議論していること、使用価値と交換価値から説き起こして、交換価値の倫理の問題に到達するところは感心した。「政治学」を単に読むだけでは、そのように現実に応用することは難しいだろうと思う。古代とはいえ、アリストテレスなど現代に通じる生き生きとした哲学が生まれたギリシャが、現代においては、交換価値がもたらした経済危機に陥っていることは歴史の皮肉である。
人間が使用できる(地球上に存在する)物が有限であることは、交換価値だけが肥大すると現実と対応しないお金が出てくるという単純なメカニズムに気づかせてくれる。アリストテレスは交換の最後は物にならないといけない。最後をお金の形で蓄積することは倫理に反すると考えた。
使用価値以上にお金が存在しては混乱のもとなのだ。お金がお金を生み出してはいけない。金融活動などで物とお金のバランスが崩れれば、現在のような経済危機が訪れる。使用価値は使用できる物が技術開発などで増大すると増やすことができるが、結局それには限界がある。使える物は資源問題などを見てもわかるように有限なのだ。この論理を敷衍すると、人口が増えれば、究極的には物は共有することが必要になる。現在の地球はそういう状態に近づきつつある。この部分は現在の人間にとって理屈ではわかっても感覚的に納得することが次第に難しくなる。しかしながら、これが現実だ。様々な考え方・方法が提示される。人間がこの危機を乗り切るためには、時間を掛けて熟慮し、具体的な現実的でよりよい方法を生み出していく必要がある。
「減成長による繁栄の実現に向けた最初のステップ」というアクションプランが提示されているので、参考になるだろう。「減成長」という言葉は「décroissance(デクロワサンス)」の訳なのだが、従来の訳では「脱成長」という訳がネガティブな文脈で使われているので、敢えて、新しい意味を持つ言葉として「減成長」の訳語を当てている。
最後のあとがきの一節を紹介しておこう。元はハーバード大学で物理学を学んだこの人は長年にわたってM&Aやビジネス、法律・知的財産権の世界で様々な経験を積んだヒューマニストである。三年掛けてこの本を執筆している。書きながら思想が変わっていったそうだ。ご本人はユダヤ人であること、奥さんが日本人であることを表明されている。
日本という国に対して、釜石の人々が持っているような楽観を持たねばなりません。苦悩に溢れどこへ向かえばよいかわからなくなった現状から、温かく人間的なビジョンを皆で共有する方向へ、国を変えていこうではありませんか。閉塞感のある現在を、この世の終わりではなく、いままでと違う歴史への出発点と楽観的にとらえ、新たな一歩を踏み出しましょう。
(327ページ、「おわりに」)
ギリシャの債務危機については、ギリシャ債務の解消の仕方で一度取り上げた。ユーレ・ヘルマンくんのアイデアの話。使用価値のある物が、なぜ本来の意味での使用価値においては無価値のお金と交換できるのか。これについてはまだ明確な答えがないなあと考えていた。思うに、ようやく、お金は経済成長がないと存在できないものなのだという答えが得られたのではないか。お金は経済成長を加速し続けている。しかしながら、まだすべてのメカニズムが明らかになったわけではない。
最初は経済や政治などに関連する話題は本サイトでは取り扱わないつもりだったが、リーマン・ショック以来、そういうわけにもいかなくなった。「言葉と物」について考えれば、あらゆるものが視野に入ってくるということもある。世界は科学技術だけから成り立っているわけではない。
以前は元気なもの II (2009/08/08)で取り上げたように、経済学の本といえば、ガルブレイスの二冊を持っているぐらいに過ぎなかった。「不確実性の時代」は1977年に、「経済学の歴史」は1987年に原著は刊行されている。25-35年前の本である。日本の成長に米国が防戦一方になった時代だ。今や、日本も新興国の台頭に後退を余儀なくされている。一方、米国のアップルは生産のグローバル化を果たし、既に国家を越え始めているかもしれない。未だに経済成長が続いている領域があることも現実だ。シャープは台湾の鴻海を取り込むことを選択した。そのプロセスは日経の「迫真 危機の電子立国 シャープの決断」(編集委員 大西康之、2012年5月21日~26日)に詳しい。
多国籍企業という名は昔からあるが、製品のローカライゼーションによる拡大ではなくて、生産のグローバライゼーションによる拡大の時代に入った。
経済成長が生産のグローバル化をもたらし、インターネットの発展により、情報は国家の障壁を超えて飛び交っている。楽天は電子書籍販売用のサーバーを、買収したKoboの本拠のあるカナダに置く。紀伊國屋書店は、消費税課税の仕組みが変わらねば、サーバーを海外に移転するとしている。サーバーの存在する場所が日本にある場合にのみ、日本ではオンライン販売に消費税が課税される。消費税が10%に上がるのであれば、競争力を確保するために海外に移転せざるを得ないというわけ。
僕の初歩的な経済知識では世界の的確な認識には至らないだろうが、さて、後世の歴史家はこの過程をどう評価するだろうか。
Grep検索の仕様の変更が大きなところかな。Grep検索はテストしていないけど、他の部分は問題なく動いている。
日本の古典文学が読めるサイトを発見しました - W&R : Jazzと読書の日々ネタ。
なかなか素晴らしい。更新日記を本で読みたいとの願いを聞き届けてくれる。SJISのページでもそのまま変換できる。問題は画像やdivタグに囲まれた内容が取り込まれないこと。読むだけなら差し支えない。
日記ページを変換すると、iPadのiBooksで開いた場合にフォント表示を最小の設定にすると1ページの文字量が文庫本1ページ程度の分量になる。今年の4月分は50ページ程度になる。大体、年間600ページの文庫本を書いている勘定になる。400字詰め原稿用紙1000枚程度か。
Cloudに情報を置くのはあまり好かないのだが、便利であることは確かである。Twitterのプロファイルのタイムラインは3500件程度しか保持されない。Facebookはどうか、タイムラインは加入時(2010年6月28日)まで遡れるように表示される。古い情報はいずれ削除される可能性はあるが、情報の保持の保証をいずれ調べておく必要があるだろう。
Twitterへの投稿はFacebookにも自動的に投稿できるので、Facebookさえ、データを保持してくれれば、原理的にはTwitterのほうは消えるに任せても問題ないわけだ。
facebookによるメモは当然のことながらTwitterよりも表現力が高い。Webページのタイトルとリンクをコピー(FirefoxではMake Linkを使うなど)して「近況」に貼り付けると、リンク先のページから情報を自動的に読み取って、写真などのサムネイルやテキストの一部と一緒に出力する。簡単な操作で、情報がビジュアルにタイムラインに整理されるので楽しい。一種の快感がある。タイムラインの他の人の記事を「シェア」すれば、自分のタイムラインに取り込める。こちらは、Twitterのリツイートと同じ。
それで、今後はコミュニケーションはTwitterで、情報収集のメインはfacebookになっていくだろう。フェースブックの情報の整理もタイムラインにすぎないので、本当に重要なものは、ここで取り上げることになる。
例によって、シリコンバレー101ネタ、Google関連3連発。【コラム】シリコンバレー101 (458) 「売上を生まない」 - 強まるAndroidへの逆風 | ネット | マイナビニュース、【コラム】シリコンバレー101 (459) Androidの看板を下ろし、Google Playブランドで勝負 | ネット | マイナビニュースと【コラム】シリコンバレー101 (461) ついに登場Googleドライブ、でもクラウドの断片化は大丈夫? | ネット | マイナビニュース。
Gruber氏はAndroidでAppleと対立すべきではなかったとしているようだが、Amazonに先行された今、Googleにとっては、最早、自社ブランドで立て直すしか、事実上のデフォルトの仕様を確立する方法はないだろう。自社ブランドでシェアが取れるのかどうかが問題だろう。$149タブレットの話は蒸発してしまったようにも思えるが。「Nexus Tablet」ついに登場 5~6月頃発売でASUSが担当か | ガジェット速報以降、話題が途絶えている。嵐の前の静けさか^^;)
クラウドの一括検索について、記事は述べているが、そんなものは不要だというのが僕の見解だ。モバイルデバイスからアクセスしたいデータを仮置きするか、公開データを置く場所ぐらいにしか考えていないからだ。利用済みのファイルはクラウドからどんどん削除している。地震対策のバックアップ用途というのはあり得るかもしれないが、コストが十分下がらないと・・・
Googleが過去最大級のアップデートを発表―セマンティック検索実現へ大きく一歩踏み出すネタ。
実際のところ、最近のGoogleは、Wikipediaへのリンクを表示させるためのツールにほとんど成り下がっていた。本サイトで引用しているリンクは、Wikipediaページへのリンク以外は、フィードからアクセスするニュースサイトのものか、本サイト内へのリンクがほとんどだ。もちろんそれがすべてではないが、比率を解析してみるとおもしろいかもしれない。
それで、Googleの検索が新しくなってアクセス低下の影響を受けるのは人間の知識が集積されつつあるWikipediaになるかもしれないと上記記事は言及している。果たして、そうなるだろうか。検索ユーザーが求めているものを提示できるだろうか。
意味がもたらすカテゴリや分類は奥が深い。Googleが言葉と物を結びつけることに成功するかどうか、大変楽しみではある。
東北は記録的な5月の大雨で被害が出ている。広島は晴れて、外気温27℃。放置していた庭の雑草を2時間ばかり刈った。iPadでReadItLaterの新型Pocketを使いこなそう - W&R : Jazzと読書の日々ネタ。
なかなか、おもしろいねえ。Bookmarkletの登録の仕方がいつもよくわからないのだが、指示通りに確実に操作することに尽きる。操作の意味を考えても無意味なので。iPadにPocketをインストールしてSign upしてアカウントを取る。そして、SafariへのBookmarkletのインストールの仕方のビデオを見るのがわかりやすい。WebページをワンタッチでPocketに収集できる。ひとつひとつのデータが区別しやすいリストやカードの並びで表示できる。
でも類似したアプリが多くて、Webページを単に集めてもどうなるもんでもないし、ブックマークとどう違うのということになりかねない。Webにつながれば、そこにある。ブックマークのデータベース化が重要ということに行き着くのだが・・・。本来ブラウザの仕事。PocketにはChromeのExtensionがある。
帰宅時の外気温は24℃。朝はテレビで中国からの中継画像を眺めた。広島は残念ながら予報通り曇。朝起きて、時折、ベランダから眺めたが、運が良ければ雲の隙間から見えそうな雰囲気だった。実際、出勤時の車から少しだけ部分食の太陽を見ることができた。
昔は、ガラス板をロウソクで炙って、煤で黒くしたものを太陽を見るのに使った。日中暗くなる皆既日食の記憶があるけどねえ。いつのことだったか・・・
これがMozillaのモバイルOS「Boot2Gecko」だ - WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムネタ。
アプリならすぐ確かめられるけど、OSではなかなか大変だなあ。Raspberry Piと結びつくと素晴らしいけどね。調べてみると、既にRaspberry Pi . View topic - Boot 2 Geckoのような応答がある。
日本と世界のインターネット・トラフィック -- 2012年/4月 - Agile Cat ― in the cloudに見るように、ブラウザのシェアは世界では大きく変動している。日本はここでもガラパゴスだ。変化に対して柔軟に対処できていない。新しいものが出てこない所以でもある。
お昼。久しぶりに海の方向に向かって散歩。ボンベイ(Bombay)で日替わりのキノコ・鶏肉入りのカレーとコーヒーを注文。待つ間、iPadでEvernoteにクリップしたTopic MapsのCompact syntaxを眺める。レギュラーの辛さのカレーを千切ったナンにつけながら食す。インド人のシェフが作るカレーは和風に多少調整されているのだろうけど、他では味わえないうまさがある。コーヒーもこだわりの一杯。少し微温いが、まろやか。
マツダの工場の横を通ってACTUSと公園の方向に向かう。道端に鮮やかな黄色い花。帰宅して調べると、ガザニアの一種だろうか。
ガザニアの一種公園の入口の植え込み
カメラをローアングルにして撮影。何かメルヘンチックな絵柄に。
ミツバチではないように思うが、必死になって蜜を集めていた。クロマルハナバチらしい。マルハナバチ - Wikipedia参照。
いつもの風景だが、風が強い日だった。
シャリンバイ - Wikipediaによれば、花が車輪のように集まって咲き、梅の花に似ているからシャリンバイと和名が付いている。
宇品波止場公園散歩ネタ。サクラではないという前提でいろいろ調べてよくわからないので、ツイッターで聞くと「さくらんぼじゃない。一昨日似たようなのを食べたわよ」と加古川から返信をいただく。
公園にサクランボを植えるかな・・・との先入観が邪魔したのと、桜桃がバラ科サクラ属であることを知らなかった。純粋なサクランボではないのではとも思うが・・・サクラが実を付けるという記憶はなかったけどね。
サクラ、サクランボ?Wikipediaによると、サクラも400種もあるとかで、欧米では実を食べるための改良が行われ、日本では花の改良が行われている。突然変異も多いとか・・・
開発とは本来、新たな「気づき」を得る行為である。【対談】Winny開発者・金子 勇×インターネット寺院開祖・松本紹圭 - WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムネタ。
おもしろい話だね。最近思っているのは、結局自分の好きなことを追求するしかないというか、それしかできないというか。他のことをしてもしょうがないというか。そういうことだね。
楽天傘下のKoboは「Amazon唯一のライバル」 - WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムネタ。Facebookで昨日取り上げてみたけど、転載。
今日、夢タウンで購入したWIRED VOL.4の118ページに、楽天の「Kobo」買収を引っ掛けて、誰と「攻防」するのかという記事が出ていた。なかなか興味深い。Kindle Fireを超えるのが、Kobo VoxというAndroidマシン。WIREDの評価ではeBook Readerとしてトップだった。縮小する日本市場がターゲットではない。世界のマーケットを見据えた楽天のEnglishnizationであったというストーリーが述べられている。
これから数年間で科学は劇的に加速する、知的交流プラットフォームの意義ネタ。
TLBがWWWを発明した当初の目的は、論文など研究の共有であったことはよく知られている。ポアンカレ予想を証明したペレルマンの論文がインターネット上の論文アーカイブのarXivに投稿されたことも有名な話である。そして、我がサイトでもMendeley Desktop + Web (2011/12/17)の話題も昨年末既に取り上げた。
最早、Nature信奉も時代遅れとなりつつあるのかもしれない。大学の講義は公開され、論文も広く公開される。査読の存在の意味はどこにあるのか。学問と雑誌の権威の維持と情報の迅速な伝達の阻害というマイナス要因しかもたらさないのかもしれない。今後は、論文の価値は科学系のSNSが決めるようになり、科学の進歩は情報の伝達速度が上がるために加速すると予想されている。
アメリカでも「Facebook疲れ」 | スラッシュドット・ジャパン ITネタ。
NIFTY SERVEのコミュニティでも当然のことながら、同じ状態が続くわけではない。人は年を取り、成長していく。周囲の環境も変化する。疲れると言うよりは変化するのだ。興味も必要性も変化する。僕は、形態は大きく変わったにせよ、ほぼ20年間同じオンライン・コミュニティに存在しているが、さて、このコミュニティはどうなるだろうか。
新しいコミュニテイに変化できるだろうか。
Amazon Rumored to Be Readying a 10-Inch Kindle Fire | Gadget Lab | Wired.comネタ。
もうどうでもいいんだけど、一応記録のために取り上げておく。それはそうと、Kindle Phoneという組み合わせのネタはまだ見かけたことがない^^;)
しかし、大概の言葉の組み合わせは検索するとヒットする。
昨年中止した恒例の一泊旅行を二泊三日に拡大して出掛けたが、三日目は大雨の予報などで新しい大阪駅近辺でゆっくり買い物などをして時間切れ。
初日は天満天神繁昌亭の落語。おもしろくて時間はあっという間に経ったが、なぜか、途中で眠気に負けてしまってうとうとしてしまう。モントレー宿泊。
二日目、まずは長谷寺。鶴崎から近鉄特急に乗り換え、大和八木でさらに乗り換え長谷寺駅まで。そこから登り口まで参道をだいぶ歩くことになる。駅から登り口までタクシーに乗ることもできるようだ。四季の花で有名な長谷寺。この時期は牡丹。桜や紅葉の時期がよさそうな感じ。国宝本堂からの景色は良い。最後に本坊で長さ15メートルの大画軸を拝観する。帰りの参道の長谷路で軽く昼食。室生寺行きの直通バスがあったのだが、時間が掛かりそうなので、近鉄で奈良へ向かう。
山深い。長谷寺は真言宗豊山派総本山。「ぶざんは」と読む。
密生していると迫力もあるが・・・
唐招提寺まで路線バスで向かう。大阪・奈良のJR・近鉄周遊券が大活躍。奈良交通の路線バスにも使える。敷地から出土した7世紀の瓦の模様を見ながら、唐招提寺創建の時代に思いを馳せる。
禁断の領域: つらつらぐさネタ。ペがべに見えていた^^;)柔らかなご指摘、毎度ありがとうございますm(__)m記事へのパーマリンクは更新日記Viewer: rnviewer2経由で一応実現しているつもり、読む時期によってリンク先のページを変更するのだけど、これもきちんとページを更新しないとリンクが動作しないなあ^^;)そういう人頼みの仕組みが多い我がサイトであった。
Wikipediaに記載されている内容がどこまで事実なのかはよくわからないが、続けて数学の研究に取り組まれていることを期待している。
最早、渕一博氏 XMLを語る(XML PRESS vol.5) (2002/02/09)の記事のリンクは全部切れてしまったが、情報を盆栽するとXMLになるみたいなことだったかと、現実歪曲フィールドを通して、思い起こしているのだけど、それで思いついたタイトル。
ツイッターも新たにフォローすべきと感じることが少なくなり、フォロー数の増大の勢いがさすがに鈍ってきたが、それでも増えないわけではない。1200を超えた。
読むべきものを盆栽のように剪定する必要があるのかもしれないし、必要なものをさらに抽出して盆に盛らなければならないのかもしれない。
Twitterそのもののフォローを管理するツールは大量のフォローを管理するのに向いていない。調べてみるとサービスとしてサードパーティー製がいろいろとあるようだが・・・リストをもう少し整備したいのだが・・・はて、リストは20が上限だったような記憶がある・・・
もう一度、リスト関係に触ってみると、まあ使えるなとの感触。分類していないフォローに少し手を入れてみようか。
ビッグデータアプリケーション(BDA)の勃興と(単なる)SaaSの没落ネタ。
これまでと何が変わるのかが、よくわからないけどね。これまでだって存在していたものをBDAとして認定しているようなもの。ビッグデータと言えば、Webのデータ量が増えていることは間違いないのだろうけど、単なるコピーも多いと思う。ニュースの内容を検索すると各ニュースサイトに配信された同一のニュースの文章が山ほどヒットする。意味的に新しい情報の生産量のような見方をしてみる必要があるのではと思う。
我がサイトでさえ、最早、何を書いたのかは読みなおすしかない状況になりつつある。もちろん、どう読み直すのか、何を書いたのか、なぜそう書いたのか、次に何を書くのか、等々、問題意識がサイトのフレームワークを変えていくはずだ。
HTML5 は Web 3.0 になるのか? - Agile Cat ― in the cloudネタ。
空気が透明になって山々の緑が輝く五月、昨日から、宮島の中腹が黄色に見えるのが気になった。経験的には、クスノキかタブの木の花のせいなのだろう。
Web 3.0の話題が出てきて、調べてみると、Web 2.0はもう5-6年前の話題。Ajaxが流行って、Webの表現がリッチになった頃の話。RSS2.0やAtomの話題もあったかもしれない。
結局、まだWebは見掛けを追いかけている。モバイルデバイスにおける様々な表現が追求されている。EvernoteやReadItLaterなどでHTMLの収集方法も変わったかもしれない。しかし、もっとも大きな変化はFacebookやTwitterだろう。これこそがWeb 3.0というべきだろう。Web 2.0はBlog/RSS・Atomだったとすれば・・・
ビッグデータの領域では機械学習などというキーワードが踊っている。それにいかほどの意味があるのかは定かでない。Siriの応答は学習によって変化し、次第にわけのわからないものになっていく。情報は存在しすぎると存在しないのと同じになる。機械にそれほど期待してはいけない。機械にわかる程度のことは人間にもわかるのだ。
【コラム】シリコンバレー101 (462) ブラック度はゼロ、それでもヒット作を連発するゲーム会社Valve | ネット | マイナビニュースネタ。おもしろいねえ。
他の成功例として、スマートウォッチ「Pebble」の可能性の話が引用されている。