[本] ChatGPTよりおもしろい「科学と生命と言語の秘密」

松岡正剛X津田一郎著、「初めて語られた 科学と生命と言語の秘密」、文藝春秋、2023年。「文系センスと理系思考の爆発」、語り下ろしという。

[日記] 雪の降る街を思い出だけが通り過ぎ

我泣き濡れて本と戯る。なぜか、啄木が出る。昨晩、窓を開けて、充電完了した監視カメラを取り付けようと思ったら、雪が薄っすら積もっているので止めた。今朝の外気温-1℃。夕方、雪の降る中を図書館に向かった。返却期限が来たものが三冊、一冊返して、二冊は再貸出し、新たに一冊借りて、上限十冊フルに貸し出してもらっている。帰り道、雪が強まった。

「日記に図書館管理システムを埋め込もう」計画始動。

入力を如何に楽にするかを検討中。取り敢えずは、延滞防止メモとして起動。

DAVID HOCKNEY

../DAVID HOCKNEY

家内と行った最後の展覧会になった。2023年11月2日。「秘密の知識」は「デイヴィッド・ホックニー/著 -- 青幻舎 -- 2006.10」。HOCKNEYもまだ若い。


Prime Videoで「ノマドランド」(2021)を見ながら、人生の意味を考える。

更新: 2024-01-24T23:06:11+09:00

[日記] 夢のなかへ

もう探しものがあるわけじゃない。夢のなかで辿る夢、思い出・記憶に溢れる夢。夢のなかへ、夢のなかへ、無限の夢のなかへ。

音楽に合わせて、右手が動く、そして左手が動く、夢のなかで。

[日記] カレンダーが2023年8月から捲られていない

と、ふと、気づいた。いつもなら、誰かさんが捲ってくれる。

2023年8月から捲られていない

../2023年8月から捲られていない


辰年のカレンダーの1月を出した。もう、今日しかない。

2024年辰年1月

../2024年辰年1月


カレンダーは変わったとしても、しばらく新しい年は来ないだろう。

[詩歌] 確率的「日々の欠片」 - 氷保存研究の始まり

生成AIは確率的感興の結果、俳句を生成するだろうか。

濡れた朝 がりがりくんの 歩く道

B型の 妻の一言 猫の様

終日に 必要なもの 氷欠片

冷凍庫 氷保存に 最短支

ミニ冷凍 31リットル 60W

パーティーアイス 半日ぐらい 持ちそうだ

だんだん変な俳句になってきた。言葉に単純な意味を持たせようとすると俳句になりにくい。言葉に意味の多重性、言外の意味を持たせる必要性がある。そして、俳句に季語を入れるのは難しい。月並みな季語には意味が足りない。季語も意味を背負う必要がある。字余りは適当に読む。

更新: 2024-01-08T21:59:09+09:00

[季節] 新年を迎える

いろいろな思いが交錯する新年。

ウェブをクロールすれば、数千億からの単語が存在するだろう。電子化された書籍まで含めると、さらに数千億語が増えるかもしれない。だが、一般的に使われる4万の単語を対象にすると、2‐グラムの組み合わせでさえ16億通りになり、3‐グラムの組み合わせになると60兆通りに達してしまう。ここまで考えただけでも、あらゆる組み合わせの確率を、今の私たちが利用できる文章から推定することは、とうてい不可能なのだ。「小論文の一部」といえる20単語までいく頃には、組み合わせの数は宇宙に存在する粒子の数すら超えてしまうので、そのすべてを書き出すことなど、できるはずがないのである。

(スティーヴンウルフラム.ChatGPTの頭の中(ハヤカワ新書)(p.27).株式会社 早川書房.Kindle版.)

AIのことだけを考えて過ごすわけにもいかないが、考えないわけにもいかない。それが人間だ。

初風呂や 慌て抱き上げ 安堵かな

啄木の 軽きに泣きて 思い出す

更新: 2024-01-01T17:01:18+09:00