[Amazon] 何をしようとしているのか

今のAmazonは商業サイトではない--その本質はビッグデータ企業だネタ。

アマゾンはアップルとは違う。あらゆるモノとモノに関するあらゆる情報を結びつける。そこに本質があるのか。

[Amazon] AutoRipサービス

今朝0℃、帰宅時6℃。朝の五日市高架の温度計は-2℃。寒いね。AmazonのAutoRipサービスを早速試してみた―音楽CDを買うと自動的にクラウド版が提供される(日本にも展開予定)ネタ。Text Worldでの最初の記事となる。

デジタルを援用してモノを売るというお話。優れて正しい方法だろう。AutoRipサービスがある場合は必ずCDを買う可能性が高い。しかしながら、CDの価格がどうかという問題は残っている。

AmazonのMP3はiTunes Storeより安い場合があるようだ。例えば、ビル・エヴァンスの「1956-1961 - The Complete」というアルバムは全63曲、1200円が900円。後で調べて大失敗と臍をかんだ。大概、CDよりはMP3のアルバムのほうがだいぶ安い設定になっているが一律ではない。日本でのサービスに期待している。

[Android] 安くて良い酒

実際のところ、Androidは安いけれども出来が悪いネタ。

なかなかよいところを突いている。iPad2とNexus 7の両方のユーザーである僕はどちらに軍配を上げるだろう。iPad2の欠点は解像度の低さと重さだろう。Nexus 7の欠点は、バックカメラがないこと、無線の感度が今ひとつなこと、アプリの操作性に一貫性が乏しいこと。しかしながら、Nexus 7に触っている時のほうが多いかもね。Webを見るのに大した差はないということができる。そうすると持ちやすくて軽いほうに手が伸びてしまうかな。

ユーザーは安くて良い酒が飲みたいわけですな。これからがアップルの正念場でしょう。デザインと環境の優位性で低価格に勝てるかどうかだなあ。広告モデルに勝つのは難しい。低価格化には十分耐え得るだろうけど、収益性を確保するためには新たな場を求めるしかない。どうしても利益率は下がるからね。収益はMacやiTV(Apple TV)の拡売で確保する方向性だろう。もともとその考えだったはずだが、現実はどう動いているだろう。

[Apple] 日本語電子書籍への進出

Appleが講談社/小学館などと組んで日本でのeブック発売を開始ネタ。

粘り強くコンテンツの世界に分け入る。えーっ、アップルがと思うが。DTPを発明したのだから、そのセンスはあるのだろう。映画、音楽の次は本、そして。あらゆるメディアの世界に入り込むつもり。魅力的なハードウェアとコンテンツ/ソフトウェアをセットにして売る。

[Apple] 安くて良い酒 II

風が冷たい寒い日。寒波がやってきた。それでもアップル株は下がる・・・ ? maclalala2ネタ。株なんて何の意味があるのだろうといつも思う。もともと勝手に高くなっているのだから、勝手に下がったって何の不都合もないということもできるだろう。下がればまた上がるさ。

静かに高まる「低価格iPhone投入」への圧力 - ZDNet Japanの記事もいいなあ。でも、【コラム】シリコンバレー101 (498) 2つのiPhone、Appleらしい"廉価版"のナゾ | エンタープライズ | マイナビニュースということになる。

ユーザーはアップルがアップルらしさを失わずに安くて良い酒を作ってくれることを期待している。

[Apple] iOS 6.1、Apple TV 5.2アップグレード

マイナーチェンジ。Apple TVはBluetoothのキーボードが接続できるようになった。iTunes MatchのユーザーはiCloudから直接音楽などを再生できるようになったらしいが、日本では元々サービスがない。PCでiTunesが起動していなくてもApple TVだけで音楽が再生できるようになる。

着実に前進している感じはするけど。決定的な話ではない。ここまできたらiTunes StoreをApple TVで動かさないと。

[本] マーキング

「【BOOKWARE】本をマーキングしなさい。本は汚しなさい。 松岡正剛」:イザ!ネタ。

本を読むためにはマーキングが重要だという。しかしながらきれいに汚すことはむずかしい。おそらく芸術的なセンスが必要だ。書道に熟達されたセイゴオ先生だからできることだろう。

安全なのはポストイット。とりあえず気になるところをマーキング。日記に書きだしてページ数とコメントを付ければ記録としては完璧だが、マーキングとは機能が異なるかもしれない。電子書籍ならマーキングを自在にできるかもしれない。いくらでも修正が利くし、便利だろう。そんな本ってあったっけ。それこそが電子書籍の最大のメリットであり、存在価値だろう。

更新: 2013-01-19T08:23:13+09:00

[本] hontoは本気

おととい、hontoで「考える人」を注文すると3時間ぐらいのうちに発送したとのメールが届いた。24時間後に家に配送された。

いや、驚いたね。1月19日の15:00にメールが届いたので、これは明日着くかもしれないなと思っていたらその通りに。

便利な世の中になったのだが、少しずつであってもどんどん財布の中身が減っていく。情報の蜘蛛の巣に搦めとられているようなものだ。ちょっとセーブしないとね^^;)

更新: 2013-01-22T19:42:51+09:00

[本] 本屋サバイバル

朝日新聞デジタル:(耕論)本屋サバイバル 松岡正剛さん、内沼晋太郎さん - ニュースネタ。最近は、TwitterやFacebookは一時的なメモ置き場になってしまった。

問題は人間の持ち時間が有限であることだ。持ち時間に対して相対的に情報が増えすぎた。どのようにして時を過ごすかという問題なのだ。エイリアン2を見るのか、朝日新聞デジタルを読むのか、更新日記を書くのか、ツイッターやフェースブックやGmailを読むのかということだ。実際にはどうしているかというと同時にすべてをこなしているというのが実情である。現代人はながら族の極致にある。本はながら族では読めない。集中する必要がある。現代の精神分裂的状況にマッチしない。

松丸本舗は興味深かったが、読みたい本がそれほど置かれていたかというとそうでもなかったような気がする。訪れた回数よりも購入した本の冊数は少なかった。千夜千冊に紹介されている本を全部読みたいかというとそれほどでもないのと同じかもしれない。実は松岡正剛そのものを読みたいのである。時折、マイナーな人が山ほど買って帰る。それで客単価は上がる。しかしながら、店舗面積当たりの売り上げは低い。客単価は買った人のみをカウントして計算しているのだろう。本当は買わずに帰る人を含めて計算する必要がある。もともと読書家はマイナーだ。プログラマがマイナーなように。しかし、それがどうしたというのだ。問題ない。本屋には問題だが・・・

サバイバルのために、セレクトショップで客寄せするという発想が出てくる。セレクトショップそのものは文脈で売るという考え方だが、当たれば大きいがマッチしなければゼロなので効率がいいのか悪いのかわからない。何でもある大型書店と組み合わせるとトータルで効果が上がる。実際、僕は松丸本舗に寄って、別の階で本を買うことが多かった。松丸本舗の有無で、丸善丸の内本店の売り上げ対比を見れば結論が出るはずだ。

B&BというのはBook & Beerでビールを提供しつつ、トークイベントも開催して本も買ってもらうという柔軟な発想。町の本屋の生き残り策。ちょっと出かけてみたいなと思うね。近くにできないかな。入り浸りになったりして^^;)僕はどこに出かけても本屋を探して入る。でも住み心地のよい本屋というのはあまりない。人が多からず少なからず、休んだりゆっくり飲食する場所があるのがいいな。八丁堀の丸善ジュンク堂のカフェはいつも混んでいて興ざめだ。

結局、宅配で届けてもらうのが一番快適だが、自宅にはPCとインターネットという強敵がいるので、読書はあまり進まない。そういうジレンマの中で断片的な読書が辛うじて続いている。

たまたま見た三中先生のツイートにあった店。結構人ミルクホール のブログ。「弊店は、特別珈琲&牛乳+自家製ケーキを準備した、大人の寛ぎの読書空間です。」こんなのいいよ。おしゃべりに向かない。静かに本を読もう。本は近くの本屋から持ち込み推奨。それが、例の文脈棚 (2012/07/04)の往来堂書店だった。また、スモールワールドが閉じたというか、連環がつながったというか・・・

更新: 2013-01-24T00:22:59+09:00

[Computer] ゲーム機よりもコマンドライン

あるプログラマーが、子どもが初めて使うPCにコマンドライン方式のマシンを薦める理由 : ライフハッカー[日本版]ネタ。微笑ましい。

ファミリーコンピュータが登場して以来、子供たちはコンピュータよりはゲーム機と出会うようになった。今はどうなんだろう。スマホになるのかもしれないね。iOSは使いやすいデバイスのOSかもしれないが創造的なマシンのOSとは言い難い。ブラックボックス化してしまった。単なる情報消費マシンなんてつまらんね。さて、次のアップルの一手は・・・

[Computing] 混戦模様 - Ubuntu for Phones

スマートフォン向けUbuntuをCanonicalが発表 2013年末に搭載端末リリースへ - ITmedia ニュースネタ。流れとしてはデスクトップOSがほとんどそのままケータイに載るかのようなお話。

Firefox OSはローエンド狙い。シンプルなOSの低価格ハードウェアで実用的には最早十分ではないか、アプリの開発も簡単という考え方。デスクトップでもアプリはFirefoxで動くのだろう。

Ubuntu for Phonesはデスクトップそのままをマルチタッチインターフェースで動かせるよという考え方。Ubuntuならそれほど高価なハードウェアでなくとも十分に動く。今のハイエンドのスマホなら動くだろう。一つのアプリがデスクトップとスマホの両方で動作するようになる。

MicrosoftはOSをWindows 8とWindows RTに分裂させた。Windows 8上ではWindows RTのアプリは動くことになるのだろう。ハードウェア的にはWindows 8は現状の1GB-RAM以下のモバイルデバイスでは動かないだろう。Surfaceがどこまで魅力的なデバイスか評価を見たい。

今年予想されるハイエンドのAndroidスマートフォンにおいても、まだ、IntelのCPUが見えていないが、Ubuntu for PhonesではIntelのCPUも選択する可能性がある。LinuxならCPUの選択は容易だ。

GoogleはAndroidをそのまま進化させるのか、Chromiumとどのように統合させるのか、まだよく見えない。一応、今年はMotorola、Android 4.2.2搭載の”Droid RAZR X”、”Motorola Nexus”を開発中? | juggly.cnASCII.jp:GoogleによるAndroidとMotorolaの戦略を再チェック|末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢の今後に注目か。

僕が予想しているモデルはChrome OS, Not Android, is Google’s Future | TechPinionsに書かれているようなことに近い。Webとデスクトップが完全に融合する時代が訪れる。しかしながら、僕が思っていることとは少し違う。ローカルでもオフラインでもデスクトップに蓄積したデータベースに基づいて部分的には動くようになると思うからだ。

さて、いよいよ混戦模様。しかしながら後から追いかけるのも大変だろうねえ。環境や周辺機器が充実していないと不利。ただ、デスクトップと同じアプリが動くというのは開発側からは効率が良い。ハードウェアが進化すれば、いずれはそうなっていくはず。もちろん、アップルはOS XとiOS/Apple TVの融合を着々と進めているはず。iOS 7の発表が待ち遠しい。

[日記] 恒例の初日の出

NHKの生中継を見ていたら金毘羅は雪が降っているようだったが、広島はなぜか晴れてきた。8時前は曇っていたようなので諦めたのだが、外がどんどん明るくなった。

images/2013/01/IMGP0822s.JPG初日の出2013 08:34:34

天気はにわか雪、-1℃のはず。あれあれ、快晴、0℃に切り替わったね。



更新: 2013-01-01T10:44:55+09:00

[日記] 恒例の日記生産量・記事数推移

予想通りの結果。例年並み。

images/2013/01/diary_2001-2012m.png日記生産量・記事数推移 2001-2012

[日記] 謹賀新年2013

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

Twitterで載せたので、happy new year 2013 | YukoDaysをここでも紹介しておきましょう。素晴らしい。手作りがいいですねえ。ニットの二匹のヘビのストップモーション・アニメーションです。どこかで教えてもらったはずだけど、Facebookだったかな。ありがとう。

しかし、NHKはシリアの給油所の爆撃を報じている。国連によれば6万人もの人がこれまでに犠牲になっているのだそうだ。新年がおめでたいと言っているばかりでは足りない。

NHKは別々の写真家の撮影風景の番組を美の壺とニュースを挟んで放送している。写真はテレビにマッチする。大山の紅葉風景など日本の自然と野菜の命の営み。写真家、白川義員さんと北海道の大雪山麓に住む奥田實さん。

後者は科学的な精神に近い。アスパラガスの長い根を丁寧に掘り出して撮影する。「不思議の庭の野菜たち」というタイトルがふさわしい。日本全国の自然を撮影しながら雄大な自然に惚れ込み、埼玉から北海道に移り住んで自然と向き合うが、何を撮影しようとしているのか納得がいかない。オニグルミの木の先端の小さな赤い花との出会いがモノの見方を変える。ルバーブの地味な花でも拡大していくとすごくきれいだと思う。好奇心が止まらない。拡大してみると赤いものがみえる。花粉袋。自然の造形の奥深さ。見とれてしまう。

トマトを四つ切りにしてそのまま鍋で煮込んでガラス瓶に詰めて冬の貴重な保存食にする。りんごは芯を刳り抜いて蜂蜜を流し込んで焼きりんごにする。食べてみたいなあ。

撮りためた写真からゴボウの一生をまとめる。具象のコラージュの世界。40-50種類の野菜をまとめていこうとしている。コンピュータ上の作業。その作業は気が遠くなるというか恐ろしいという。怖い。命だからねえと涙ぐむ。

冬、積雪の畑に新しいぶどうの苗を植える。最後に雪のふとんを被せる。あーっ、そういうものかと思う。

更新: 2013-01-03T12:42:28+09:00

[日記] Get dropbox cloud storage 18GB forever!

プライベートのメールアドレスにjscripter[at]users.sourceforge.net宛てのメールがDropboxらしき相手から届いた。心が動く文面だけど、プライベートのメールアドレスをsourceforgeに開示した記憶はない。暗号化された短縮アドレスはどこにつながるかわからないので簡単にはクリックできない。

文面を検索してみると、やはりspamだ。

[日記] 今年のIT、注目すべきは・・・

今朝5時は-1℃、現在9時半が-2℃。昨日も風が冷たい日だった。Apple決算、iPhoneとiPadの販売台数が過去最高で売上高・純利益も過去最高に - ITmedia ニュースMicrosoft決算、Windows 8とエンタープライズ製品が好調で増収だが減益 - ITmedia ニュースなどネタ。ITmediaニュースはタイトルと内容のバランスが取れている。

Windows 8が発売1ヶ月で市場シェアを3倍に伸ばす - GIGAZINEが使っているOperating system market shareでは様々な観点からDesktop、Mobile/TabletのOSやブラウザのシェアを見ることができる。インターネットにアクセスしているデバイスのOS・ブラウザのシェアを調べている。

これからわかることは、Mobile+TabletをDesktopに合わせてもWindowsのシェアはまだ80%はある。アップルはMacとiOSを合わせて10%のシェアを獲得したという程度なのだ。Androidは3%に満たない。このシェアの測り方というのも、アクセス回数なのか、滞留時間なのか、通信量なのか、むずかしい面もあると思うのだが、いずれにせよ、その程度なのだ。

Windowsのシェア低下はまだ始まったばかり、Desktopでその存在感はまだ圧倒的だが、現在大きく伸長しているMobile+Tabletではほぼ0ということが問題なわけで、Surfaceタブレットの売れ行きが注目される。

おそらく、Mobile+Tabletでシェアを伸ばすためには機能的にはほぼ成熟してきているために価格が最も重要である。したがって、Windowsがこの領域で支配的になる可能性は極めて低い。何もコンピューティングをモバイルでする必然性はほとんどない。Webブラウジングやマップ、メールの送受、SNS、デジカメ、書類の閲覧ぐらい。マイクロソフトのなすべきことは実際iOS / Android版 Office Mobileを出すことかもしれない。最早OSよりはアプリケーションの時代なのだ。

今や、我がデスクトップのWindows 8 Proは十分なパフォーマンスを示している。なにしろ、クァッドコアに16GBのRAM、2TBのハードディスクを搭載しているのだから、モバイルデバイスの不自由な環境でわざわざ何かをしたいとは思わない。起動終動もあっという間でXP時代の終わりのイライラする不自由さは雲散霧消してしまった。

GoogleはWebブラウザですべてが処理できるような環境を生み出す方向で動いている。Chrome/Chromiumだが、まだ目に見えて大きな動きにはなっていない。HTML5のアプリケーションの登場が今後の動向を決めるだろう。

AppleはiOSで成功したが、次の一手が難しい。iOSの延長線上に未来が見えているだろうか。テレビなどをiOS/Mac OS Xの新たなデバイスとして登場させることができるかどうかが今後の展開のキーになるように見える。無論、新興国でiPhone/iPadを普及させることができるかどうかも課題なのだろう。ここには微妙な問題がある。現在が高収益であるだけに利幅の薄い低価格路線にいかに移ることができるかが課題になる。

スマートフォンの低価格路線に載るOSとして、Firefox OSやUbuntu for Phonesが名乗りを上げているが、HTML5の潮流にマッチしているのが、Firefox OSだろう。既存のiOS/Androidの強敵になる可能性を秘めている。

Amazonが、売れるとみればFirefox OS搭載機を出してくる可能性も極めて高いのではないか。デバイスのOSに拘る必要はまったくない立場にある。

混迷が深まるデスクトップOS、モバイルOS、ブラウザOSの戦い。優位に立ったと思われたiOS/AndroidがHTML5ブラウザに追われる展開が見えてきた。我々スクリプタはHTML5に向かう。

[日記] 往ぬる日々

Windows 8 Proのスタート画面の天気タイルは気温7℃を表示している。部屋の温度も足元の座ホットマットだけで20℃近い。暖かい。月曜日は久しぶりの積雪、市内は大渋滞だった。時は過ぎゆく。明日は金曜日。雨だそうだ。TSNETスクリプト通信第18号をようやく刊行。

小説でもゆっくり読んで過ごしたいところだが、余裕のない日々が昨年からずーっと続いている。自ら選んでいる道とはいえ、馬鹿だねえと思うこともある。余裕ができるはずだったのにボチボチ軌道修正が必要かな。

あれれ、DTIのメールがつながらないな。大丈夫かな・・・サービス運用情報が障害発生中になっている・・・めずらしい

メールが届き始めた。回復したみたいだね。

更新: 2013-01-31T21:15:55+09:00

[日記] 散歩世界プロジェクト再起動

2005年デジタルカメラやGPSロガー、Google Mapsの可能性に感動して開始したプロジェクトだったが、結局、地図や緯度・経度を意識して日記に含めるのが面倒になって次第に離れてしまった。

一人で作るだけでは限界があるし、多くの人が参加してこそ意味があるだろう。その仕組みを考えたいと思っている。

[電子書籍] 電子書籍ストアの利用端末可能数と書棚

AmazonやiTunes Storeは特に制約がなかったと思うが、hontoやBookLive!には制約がある。hontoは3台、BookLive!は3台が5台に拡大された。hontoがNexus 7に対応というので早速接続しようとするとはじかれた(;_;)

BookLive!は登録した端末を解除して別の端末を設定する回数は年間10回との制限がある。電子書籍のみのサイト。購入したWIRED No.6がなぜかWebサイトでは表示されない。購入履歴にはあるのに・・・

hontoは登録端末は3台なのがネックだが、Webサービスの出来が素晴らしい。hontoカードを使って提携書店で紙の本を購入した履歴が本棚に残るのも大変便利だ。可能性を感じるね。

紀伊国屋BookWeb/BookWebPlusは端末数の制限はないようだが、紙の本の履歴は紀伊国屋のポイントカードを使って購入しても本棚に出てこない。BookWebで紙の本を購入しないとだめらしい。ポイント自体は合算できるのに中途半端な感じ。

Kindleストア、電子書籍市場を牽引~初登場で首位40%シェア獲得【電子書籍ストア利用率調査】 (1/1):MarkeZine(マーケジン)のKindleストアの40%シェアというのは利用率40%の間違いだろう。最も使われているのは間違いないのだが・・・

AmazonのKindleストアで購入した電子書籍の問題点はPCそのもので読むことができないことだ。My Kindleをマイストアの本と統合して、hontoのようなWebサービスに再編してPC用のリーダーを提供すれば最強の環境を構築できるだろう。Kindleストアのダウンロード可能端末数は最大6台(出版社との契約による)だ。

いずれの電子書籍ストアも欠点を持っているが、使いたくなるのはhontoだなあ。紙の本も買えるね。書籍を統合的に管理できる仕組みになっている。Webページはよく整理されていてわかりやすい。端末数を増やしてくれたら、hontoにいっちゃうかもね。3台はいくらなんでも少ない。古いPCのhontoの登録を解除して、新たに登録。全品送料無料。CD/DVDもある。ただ、書籍に関する情報が少ないのが不十分なところ、出版社のページへのリンクがあれば便利だろう。今や範囲指定してGoogleで検索できるからそこまでする必要もないとも言えるか・・・考える人。まずは「考える人」を久しぶりに購入してみる。宅配便だと配送料は有料になる。メール便なら無料ということ。

hontoは紙の本も含めて、評価やレビューを登録できる。ビュアーもブックマーク、マーカーやコメントを表示する仕組みを持つ。これなら、Amazonと戦えるね。やればできるじゃない^^)


更新: 2013-01-19T14:10:22+09:00

[Jazz] Young and Foolish

iTunesStoreのリンクプレートを作るDraftPadアシスト iTunesSearch - W&R : Jazzと読書の日々ネタ。まだiPadが身についていないせいか、DraftPadを使いこなすレベルに到達しないのだが、iTunes Storeへのリンクプレートを生成するアシストが紹介された。

この記事の中にリンクプレートの例としてビル・エヴァンスのYoung and Foolishが使われ、YouTubeも示された。記憶にない曲なので、確認のために手持ちのCDやLPにあるかどうかを調べる。やはり、ない。仕方がないので、YouTubeを再生してみる。

images/2013/01/luxman_LXU-OT2s.JPGLuxman USB-DAC LXU-OT2

STEREO誌のラックスマン共同企画の付録ヘッドフォンアンプなのだが、iPod touchのイヤフォンをセットして聴くのが最近のマイブームになった。


なかなかまろやかでかつリアルで良い音なんだよね。この曲は最初から最後まで高ぶることなく静かで心に染み入る。ビル・エヴァンスの「1956-1961 - The Complete」というアルバムに収録されている。アルバムは全63曲、1200円。すぐiTunesから購入した。素晴らしい贈り物だ。

20曲ぐらい聴いてみたけど、音質的には玉石混交という感じ。まあ、でもいろいろな曲があって楽しめるね。こんな曲があるんだみたいな。例えば、Peace Piece。

更新: 2013-01-06T23:06:34+09:00

[Media] Snow Fallを見て思うこと

【コラム】シリコンバレー101 (495) Web出版の未来か? 見とれるほど美しいNYTの「スノーフォール」 | エンタープライズ | マイナビニュースネタ。TSNETでは「Web出版の未来」として紹介したのだが、実はデバイスのグラフィックス能力を測るのに最適なコンテンツでもある。

ニューヨークタイムズのプロジェクトチーム16名が6か月を掛けて作り上げたコンテンツなのだが、トップページのタイトルになっている雪原の表面を流れる粉雪の動画などをスムースに再生するのは難しい。

我がDell第四世代機のスペック、Intel Core i7-3770(3.40GHz、インテル・ターボ・テクノロジー2.0稼動時最大3.90GHz)、16GB(4GBx4)DDR3 1600MHzメモリ、2TB SATA 3.0Gb/s NCQ(Native Command Queuing) HDD + 32GB mSATA SSD(Smart Response Technology)、AMD Radeon HD 7770 2GB DDR5は一応ハイエンドに近い。これならまったく淀みなく吹雪の様子を再生する。

iPad2とNexus 7のモバイルデバイスではどうだろうか。iPad2は解像度は低いが、なんとか再生して見せるところが素晴らしい。ハイエンドのデスクトップと比較できるレベルではないが、タイトル画面が変化するのを見て取れる。問題はNexus 7、タイトル画面は静止画のように見える。途中の動画も真っ黒なままで再生できるようになるのは随分時間を要した。グラフィックス性能に当然解像度が影響することは間違いないが、それだけでもなさそうだ。iPad2の解像度はグラフィックス性能とバランスを取って設計してあるように思える。グラフィックスデータとしては、mp4、webmとjpgが置かれている。Nexus 7はjpgを選択して表示しているようだ。

Firefoxではmp4のデータを再生しているようでデスクトップでは淀みなく再生し続ける。デスクトップのChromeは長々と再生していると、ShockWave Flash Pluginがクラッシュしてしまう。Webmのデータを再生しているのだろう。Nexus 7ではChromeでもFirefoxでも同様の静止画しか表示しない。iPad2のSafariとChromeは断続的に写真を紙芝居的に表示する。

デスクトップの性能が素晴らしいものになっているのを気づかせられたのと同時に当然のことながら、モバイルデバイスの性能が世の中に存在するメディア・コンテンツを再生するための能力においてデスクトップに十分に追いついていないことは明白だ。

さて、モバイルデバイスのスペックはさらに向上しつつあるが、どこまで到達するか、今年は見ものかもしれない。新年早々、Apple Has Already Started Testing The iPhone 6 And iOS 7 | Cult of Macのニュースが出ている。

[Mobile] ソーシャル・ホットスポット

【コラム】シリコンバレー101 (496) ソーシャルホットスポットになるモバイルWi-Fiルーター「Karma」 | エンタープライズ | マイナビニュースネタ。なかなか興味深いアイデア。

ほとんどモバイルで通信する必要はないが、そうはいっても使いたい場合がたまにある潜在的モバイル通信ユーザーにとって、無駄のないコストパフォーマンスのよいサービスが欲しい。デバイスはモバイルWiFiルーターになるはず。しかしながら、モバイルWi-Fiルーター徹底比較(2012年春モデル編):第4回 Xi、SoftBank 4G、UQ、EMOBILE LTE、カメレオンSIMの“トータルコスト”を比較する (1/2) - ITmedia Mobileのようなモバイル族向けサービスではお話にならない。

Karmaのプリペイドは1GBで使用期限がなく14ドル。日本で使うプリペイドSIMカード - bwijpは通信量1GB上限は同じでも30日以内の制限がある。これもモバイル族向けサービスとコスト的に変わらない。旅行などのピンポイントで使うサービスになるのだろう。

更新: 2013-01-19T18:47:14+09:00

[更新履歴] モバイル版α 2012年版

モバイル版αとしてiUIフレームワークを使った更新日記を作成しているが、さらに実験的に昨年一年分を一つにまとめてみた。スクリプト書初めみたいなもの。

興味があったのは、一年500件程度の記事を格納した12個のテキストファイル計907KBを処理して、952KBのiUI用のファイルを1個生成するのにどれくらいの負荷がかかるのか興味があったからだ。現在は月単位で生成しているが、現在では年単位でも十分なパフォーマンスが得られるのではと思ったからだ。案の定、あっという間に処理が終わって、サイトに転送された。20年前にはコトコトと動いて数十秒から数分の処理になることもめずらしくなかったのだが・・・

新年から、トップに置いているインデックスへのリンクの中に2012年版を載せておきます。ご利用ください。iPad2、iPod touch(3rd)、Nexus 7で確認。それなりに使えるけど、カテゴリが多すぎる^^;)

500件の記事を統合的に読むにはまだ不十分なインターフェースで改良の余地は相当ある。階層型のモバイル版よりも現状の月間一覧かつ迷路的なインターフェースのほうがおもしろいと僕は感じている。

まあ、僕は全部自分で生成したものだから、自己満足してしまうということもある。12年分5000件あまりの記事を自在に読むためのインターフェースをいかに構築するかをオンラインで追及しているわけだが、今のところ検索が最後の手段になっている。そろそろ検索システムをユーザーにも提供するべきかもしれないと思いつつ、そのままになっている。

Googleは記事(フラグメント)単位でリンクを作ってくれないので役に立たない。フラグメントを使わずに記事を指し示すシステムにして、Googleを使うという楽な選択肢があるのでそのままになっているということもある。今年中にはサイトを移動するので、システム自体の見直しとともに解決することになるだろう。

千夜千冊は総覧帳や全読譜のインターフェースを生み出している。勉強してみよう。


更新: 2013-01-05T10:57:38+09:00

[更新履歴] 更新日記移転

まだ、不完全な部分は多いかもしれないが、ざっくり移転を済ませた。不十分なところはぼちぼち手を入れていこうと思うし、もっと違うインターフェースを作っていく予定である。旧renewal.htmlページからはこちらに転送される設定にしている。

@niftyのhomepageサービスは100MBしか容量がなく、すでに新しい契約では廃止され、ホームページサービスはLaCoocanに統合されていた。容量はほぼ100%近くを使い切っていたので、移転するしかなかったのだ。残りが2%以下になっていたので、実際のところ、写真をアップロードするのにも気を遣う必要があるので困っていた。

移転に際しては、Google Analytics、Google MapsやFeedburnerを再設定した日記やインデックスファイルの移転が必要で、ほとんどは変換・転送用のスクリプトで処理した。2002年以前の初期の日記は構成が少し違うのでうまく変換できていないようだが、いずれ整備していくつもり。

RSS/AtomのFeedburnerによるフィードはFeedburnerの側の設定を変更したので自動的に新しいサイトのフィードを読むようになっているはず。直接のフィードを読む設定の場合は、お手数ですが、Feedburner経由の設定にご変更いただくようにお願いいたします。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

[ソニー] がんばれソニー

昨日は大寒だったけどお昼は12℃ぐらいまで気温が上がった。今朝は4℃。帰宅時は霧の中の雨、現在7℃。スマートフォンなどの写真や動画をワンタッチで保存 パーソナルコンテンツステーション | プレスリリース | ソニーネタ。

ソニーからtorne、nasneに次いで、PCS(Personal Contents Station)が出てきた。1TBのHDD内蔵。すぐ考えるのはPCのバックアップには使えないのとか、容量の拡張はどうするのということ。そういった疑問に答えを用意しておくと売れると思う。しかしながら、その志やよし。素晴らしいデバイスが出てきた。

パブリッククラウドよりパーソナルクラウドのほうが使い道が多いし、データを統合しやすい。ストアにもクラウド機能は必要だが、取り扱うデバイスやサービスの増えたユーザーはデータを統合的に管理・活用したいはずなのだ。モバイル・デバイスの中でしか取り扱えないコンテンツなんて、クリープのないコーヒーだよね。

実際には、音楽データなどはどこから購入したものかによって一緒には取り扱いにくい情報(データ)になる。特定のアプリの中で取り扱おうとすると、ちょっとした知識や作業を要したりする。例えば、iTunesでRadioheadのLPに付いてきたThe King of LimbsのMP3データ(DRMが付いておらずiTunesで取り扱うことを前提にして配布されている)などをiTunesで再生できるようにすること。こういった問題はiPodとWalkmanを併用するとソフトウェアが別になるのでさらにややこしい。電子書籍も同様だ。著作権も絡むからややこしい。テレビ番組の録画もどうなるんだろうね。まだ、ユーザーの不自由さを解決する方法はないと考えられる。そういう中でもより便利なコストパフォーマンスの高い環境を提供したサービスが生き残るだろう。そういったことにチャレンジしてほしい。

PCSはその名の通り、パーソナルなコンテンツ、自分で撮影した写真や動画の取り扱いのみに限定したシステムだ。ただ、それだけだと足りない。操作性、そのためだけに3万円も投資しようとは思わないからだ。それでなくともデバイスは増える。効率の良い解をユーザーは必要としているのである。自作の写真や動画なら、今ならPCのPicasaでコントロールすることになるだろう。Macなら他の解もあるのだろう。写真を取り扱うなら、GPSデータと地図の関係を取り扱うことも必要である。単に格納だけでは能がない。そんなことも考えてしまう。まだまだ、おもしろいことがいろいろとある。

更新: 2013-01-21T23:48:03+09:00

[ソニー] SONY2 - ちょっとおもしろい

ソニー、モバイルバッテリとしても使えるポータブルワイヤレスサーバ - CNET Japanネタ。

パーソナル・コンテンツ・ステーションに続いてソニーが送り出した、ちょっとおもしろいもの。バッテリーとしても使えるところがおもしろいかな。でも決定的ではないねえ・・・もう一息。

[仮想] 複雑化と仮想

昨日だったか、SDN Newsからツイッターでフォローされた。プロファイルにはSDNCentral | The Independent Community for Network Virtualization and Software-Defined NetworksのURLが記載されていて、外国のサイトだ。SDNとはSoftware-Defined Networkの頭文字を取っていることがわかった。

今日、変容するデータセンター--コンテナ型でPUE低減でも複雑化が進行中 - ZDNet Japanが気になって読んでいると、次のようにSDNが新しい流れとして取り上げられていて、また、Small worldがつながったと思った。

こうした点で注目されているのが、ネットワークの仮想化だ。新しい技術モデル「Software-Defined Network(SDN)」であり、それを具現化する技術としての「OpenFlow」がそれに当たる。NECが3月から九州でサービスを始めるデータセンターは、このOpenFlowをベースにしたネットワーク制御技術を活用している。サーバの仮想化に対応するための新しいネットワーク規格として標準化が進められている「Virtual eXtensible VLAN(VXLAN)」も、この流れの中にある。VXLANはVMwareやCisco Systemsなどが共同で標準化を進めている。

OpenFlowについては柔軟で拡張性の高いネットワーク構築を可能にする「OpenFlow」 - page2 - builderなどの記事もある。

VMwareの出はじめのころもう10年も前だったかもしれないが、すごいことができるようになったものだと思っていて、少しは使ったけれども結局ハードウェアに限界があって、しばらく遠ざかっていた。Hyper-Vを使って高性能なハードを使えばすごいものだと仮想マシンに再注目している。ネットワーク機器も一種の専用コンピュータなのだろう。仮想化できて不思議はない。世界はあらゆることが複雑化し、複雑化に対応するために仮想化が進んでいる。仮想化がキーワード。

[Wired] パンク

新しい産業革命は“パンク”が作る──クリス・アンダーソン インタヴュー - GQ JAPANネタ。

コンピュータとインターネットによって個人の能力が飛躍的に増大しつつある。さらに3Dプリンタなどによってリアルなものを作れるようになるというわけだが、3Dプリンタでできることは限られる。材質に限界があるわけだし。実体のあるものはそのまま普通の工作でいいじゃないと思ってみたり・・・

おっと、そろそろTSNETスクリプト通信を出さねば^^;)