どうも、「24」のJack BauerはTom Clancyが監修したSprinter Cellというゲームのjason bourneに似ているらしい。Jack bauer - Tom Clancy's Splinter Cell: Conviction Message Board for Xbox 360 - GameFAQs。どう見ても、「24」はTom Clancy Worldだ。Tom Clancyの小説がなかったら、そう簡単には生まれなかったアイデアであり、ストーリーだ。コンピュータやネットワークが重要な役割を果たす。もちろん、それだけではないけれど。このような想像力・創造力はどこから生まれるのだろう。竹田青嗣著「現象学は≪思考の原理≫である」(筑摩書房、2004年)。
「思考の原理」と問いは、近代ではデカルト、ヒューム、カント、ヘーゲルといった哲学者がこれをもっとも本質的な形で提示した。ライプニッツ、スピノザ、ロック、バークリーなどはむしろ「何が正しいか」を立てようとした努力した哲学者である。じつは「何が世界の正しい像か」を考えることと、「普遍的な考え方ということの原理はあるのか、どのようにそれを言えるのか」を指向することの間には、大きな、決定的な隔たりがあるのだ。
もっとも優れた哲学者が、つねにもっともラディカルな「思考の原理」の思考者でありつづけてきたことは、哲学的思考が普遍的でありつづけた大きな証拠と考えてよい。現代哲学は、ニーチェのきわめて直観的な原理思考の示唆のあと、フッサールの現象学を生み出した。ここで「思考の原理」についての思考は、ヨーロッパ哲学の中で一つの頂点をもったといえる。しかし現象学はそのようなものとして理解されたことがなかった。驚くべきことに、これまで現象学は、世界の真理の基礎づけの学、などと見なされてきた。つまりまったく「さかしま」の理解がまかり通っていたのだ。
事実学をやめよ、それは結局信念の対立と、したがって権威づけられた思想どうしの対立に帰着するほかない。本質学を開始せよ。そのことで、思想をフェアな関係のゲームとして開け。これが現象学の方法の根本メッセージである。
(「現象学は≪思考の原理≫である」、あとがき、262-263ページ)
フッサールの現象学のブームは僕の記憶では1970年代にあったはず、ポストモダンのブームと一緒に「現代思想」誌で経験したと思う。ミシェル・フーコーを知ったのもその頃だ。
1970年に岩波新書の木田元著「現象学」が出ている。当時読んだかどうかは定かでない。現在持っているのは2004年の第34刷。木田先生のあとがきには、フッサールの現象学はサルトルやメルロー=ポンティーとの関係において名前が出てきたのだが、結局ムードだけに終わった実存主義の退潮とともに一種の知的流行となったことが記されている。サルトルやメルロー=ポンティーは現象学の後継だったのだが・・・
さて、竹田青嗣先生はその30年以上も後に何を言いたかったのか・・・上記の引用に現れているだろうか。フッサールが生前最後に発表した論文とその未完の続稿「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」は1936-1937年に発表されたもの。
それはともかく、さらにその10年後、現象学は人工知能とどのように関係があるのだろうか。
今日の夕方、エリザベト音楽大学のザビヌルホールで、WIRED「人工知能はどんな未来を夢見るか」の表題記事を読んでいた。バッハコンクールの高校生・大学・一般の部の待ち合わせ時間に。
日を跨いでしまったので、続きは明日か、あさってになるだろう。iTunesが12.3.2にアップデートしたので、プレンデルのベートーヴェンのピアノソナタ30、31、32番を試しに聴いている。音は抜群に良いのだが、再生にダウンロードが追いつかずに音が途切れて興ざめだ。それ自体の問題は昨日からだけど。USB経由のFM録音中であることと関係があるのかも。31番からダウンロードが追いついたみたい。ネットワークの問題かな。輝くようなピアノの音。さて、寝ようか・・・
to be continued...
夜間は曇り時々雨の予想。散歩に出ると雨がパラついてきたので15分で中止。気温が下がってきた。明日の最高気温は8℃、最低気温5℃の予想。機械翻訳では膨大なデータに基づく統計的な処理がアルゴリズムを上回ったという話を書いたが、DeepMindはアルゴリズムだ。そこが素晴らしいと思う。ある意味、当然なんだが・・・そして、統計的な処理もアルゴリズムの一種だとは思うが、背後に実例を集積したデータベースが存在している。
六〇年以上前、数理論理学者は、アルゴリズムの概念を精密に定義して、効率的な計算という古来の概念に実質のある内容を与えた。その定義がデジタルコンピューターの創造につながった。思考が自らの目的に物質をしたがわせた興味深い例である。
(デイヴィッド・バーリンスキ著「史上最大の発明 アルゴリズム ・現代社会を造りあげた根本原理・」、早川書房、2001年)
原題は「THE ADVENT OF THE ALGORITHM」、「アルゴリズムの降誕」。
DeepMindの創業以来の文献は、Google DeepMindでほとんど手に入るようだ。
伝説的ハッカーが自動運転カーをわずか1カ月で自作、すでに公道走行済み - GIGAZINEネタ。
さすがに、天才は違うね。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアにも強い。どのような経験を積んでいるのだろう。知りたいね。まだ、26歳。comma.ai。
イーロン・マスク、自動運転車を自作したハッカーGeohotにダメ出しする : ギズモード・ジャパンネタ。Geohotは伝説的ハッカーと称せられるGeorge Hotz氏のこと。
イーロン・マスク氏によれば、「機械学習は99%の精度に達するのは簡単だが、99.9999%にするのが難しい。経験のある道を走るのはそれほど難しくないが、機械学習を利用して初めての場所を自動で走るのは簡単ではない。」そうだ。
初めての場所を走るのは人間だって難しい。機械学習だけで自動走行を実現するわけではないだろうし、マップが重要なのは間違いない。マップと人間がコミュニケーションするのが、マップと車がコミュニケーションするのに置き換わることなるのだろう。M2Mってわけだ。
それはともかく、機械学習の精度って何を基準に測るのだろうね。
やれやれ、日を跨いじゃったね。それはそれとして、最近は散歩のお蔭か、夜早く、バタンキューにはならなくなった。今日も20時45分に出て、21時15分に帰ってきた。今朝は3℃と寒かったが、日中は暖かくて、コートがいらないぐらいだった。夜もヒートテックに変えたせいもあるがまったく寒くない。バイリンガルニュースを聴きながら歩いた。
Podcastは、自作ローカルのFMエアチェックか、Rebuildか、バイリンガルニュースが定番になりつつある。モバイル音楽プレーヤーはZenFone 2なんだけど、純正のイヤフォンは音が気に入らないので、iPad 2のイヤフォン、最も古いタイプだけど、いい音がするのと、身体を動かすとき、コードやイヤーパッドの動くノイズがまったくないのが気に入って使っていた。最近行方不明になったので、仕方がないので、今晩はWalkmanのものを使った。やわらかいゴムの栓で耳穴を塞ぐタイプは歩きながら聴くと少しノイズが入る。音は結構いいと思うけどね。下記の写真の真ん中のタイプだ。
右側のものはBluetooth接続タイプのイヤフォンだが、歩くと盛大にノイズが入る。歩きながらではとても使えない。
左側のイヤフォンがiPad 2に付いていたもの。ナイキのジャンパーのポケットに入っていたのをさっき見つけた。よかったよ。
イヤフォンはどれがいいイヤフォンの問題とAndroid搭載ウォークマン、PlayStation Suite (2011/12/11)
バイリンガルニュースの最近のエピソードで、Jack Bauerの話が出たので、Transcriptsを探したのだが、どの部分だったかよくわからない。エピソードが検索できるとうれしいと、要望を出した。
Rebuildのep119はひろしまさんの回だった。スタバのメリー・クリスマスと書かせるという話をどこかで読んで何を言っているんだかと思っていたが、Rebuildの解説で意味がよく分かった。
「24」もシーズン4、エピソード18に到達。いやはや、まあね、これはトム・クランシーの影響だろうねえ。なんでもありだ。
さて、仕事関係のメールのやり取りは昨日で打ち止めにして、今日は昼前にインクジェットプリンタのブラックのインキを買いに宇品イオンに出掛けた。そして、ついつい未来堂書店で二冊、本をお買い上げ。混沌に拍車を掛ける。それでも、夕方には100枚余りの年賀状の作成を終えて、一番近いポストに配達してきた。
TwitterやFacebookには流れてきたもののなかから、関心が高く目ぼしいものをピックアップする作業を毎日続けているが、そこから日記に転載する場合はそれほど多くない。今日は、WIREDの記事を2件、「時空を超えて伝わる『感情』を描き出す」作家、カズオ・イシグロの野心 ≪ WIRED.jpと「小説自動生成プログラムをすべての人の手に」作家、宮内悠介とAI ≪ WIRED.jpをピックアップした。これはWIRED誌VOL.19『ことばの未来 「自然言語」をめぐる冒険』の記事そのものだ。Innovations in Literature「文学のイノベーション」の章にカズオ・イシグロと宮内悠介が含まれている。
カズオ・イシグロの小説家の役割は「物語に感情を載せて運ぶ」ことという論点はもっともな話として受け取れるが、宮内悠介の「小説自動生成プログラム」の話はなかなか独創的だ。
特に小説にも深層構造が存在するという話。もちろん深層構造の用語を使っているのは、チョムスキーの普遍文法のアナロジーだ。早稲田の第一文学部卒だが、小説家になる前、プログラマーも8年間経験しているという変わり種。少し読んでみようと、「ヨハネスブルグの天使たち」をKindle版で買っていたのをついさっき思い出した。「ことばの未来」特集を捲りながら、チョムスキーの「統辞構造論 付『言語理論の論理構造』序論」を購入したことも。こちらもまだ積読だ。
大量の未読を抱えて年越ししそうだが、今日は少し消化するかな・・・さて、どれから・・・今日は未来堂書店の前の通路に置かれたゆったりとした椅子で、ダニエル・フリードマンの「もう年はとれない」をニヤニヤしながらしばらく読んでいたのだ。
enchantMOON販売終了のお知らせ - shi3zの長文日記(2015-12-02)ネタ。今日まで気が付かなかった。2015年 ユビキタスエンターテインメント最後の日 - shi3zの長文日記(2015-12-31)を読んで気が付いた。
後者は、社名がUEIとアルファベット名に変るという話で、カタカナ名の社名が最後の日というアナウンスの記事。CGを研究するUEIリサーチがドワンゴに移籍したことは知っていたが。
enchantMOON S-IIが販売中止になる。手書き文字認識のMyScriptの年間ライセンス料が、販売による利益を上回るというのが主な理由。それでも数百台の在庫が残るが、これはNPOなどに寄付するそうだ。
enchantMOONは手書きコンピュータというよりは、白紙というインターフェース(No UI)が興味深いものだったのだけど、S-IIから次は三段目のフェーズ、S-IVBに移行するという。どのように変化するのかについては特に言及はない。
enchnatMOON Crew Meeting 2016、会場を3倍規模に拡大。さらにライトニングトークにあの人が! - shi3zの長文日記で、方向性を見定めるのだろうか。
月はなぜ地球に落ちてこないか、実際にMOONBlockでプログラミングして確認してみる - shi3zの長文日記にあるようにMOONBlockはMOONBlock DXなどでアプリとして生き残っている。
次のフェーズの要望としては、他のデバイスからenchantMOONのデータにアクセスしたいし、ページのデータを送り込みたい。今はデータを取り出すためには、USB接続してから取り扱う必要がある。二次元のCANVASに書かれたイメージの特定の部分にマニュアル操作でリンクを張れるのはおもしろい機能だし、直観的な情報処理につながる。重要なのは具体的なコンテンツを作る機能なのだ。そして、コンテンツは標準化されたデータとして取り扱える必要がある。
Webページにおける書き込みやコメントの機能はMicrosoft Edgeで実装されている。さすがマイクロソフトという感じだ。そのような試みは既にあったと思うが、ブラウザ自体の基本機能として組み込んだのはEdgeが初めてかな。Edgeは他のブラウザよりも進化していると言えるだろう。そうして蓄積したデータに他のアプリからアクセスできるような仕組みも作っておく普及すると思う。enchantMOONも同じこと。閉じられた世界は発展性がない。
enchantMOONの情報処理デバイスとしての最大の特徴は、ページを手描きで作ることができて、ページ間にリンクを張れること。そこからさらにWebにつなげることもできる。ページはプライベート・ローカルにもできるし、公開することもできる。もう一つの特徴は起動して、何をしようかと迷うこともなく、すぐ書きはじめることができること。シンプル。これはNo UIの最大のメリットでモバイル・デバイスに適している。
ただ、今はCamiApp S とは - CamiApp S <キャミアップ エス> - コクヨ ステーショナリーが出てきているので、これを上回るものを構想する必要があるだろう。すげー! 紙に書くだけデジタル化、最強ノート「CamiApp S」 - 週刊アスキーのような新しい記事が出ているのだけど、1年以上前にASCII.jp:IBM「CrossPad」の再来か!? 「CamiApp S」を衝動買い! (1/3)|T教授の「戦略的衝動買い」の記事が既にある。このデバイスとiPad 2はつながらない(Bluetoothのバージョンが低い、iOS版は4.0が必要、Androidは2.1+EDR)ので、当面導入は却下という結論だったのだが、今やZenFone 2があるので、試すかもしれない。iOS版とAndroid版の両方があるというのが気に入らないだけ。どちらにも接続できるものにしてほしい。
もっとも、様々なツールやデバイスを組合せて使えば、最早一次入力は紙で十分とも言える時代だ。センスの問題かもしれない。難しいもんだね。
ScanSnapも実際にはなかなか使わない。スキャンしたもののデジタルで保管する操作などが面倒なのだ。アプリにもう少し工夫の余地ありと思う。EP-803Aのフラットベッドスキャナはスキャニング速度が遅すぎる。カメラで撮影するのも実際には面倒なものだ。スマホで撮影する場合は、スマホを取り出し、ロック画面を開いて、カメラアプリを起動し、被写体を確認し、視野を決め、焦点を合わせ、シャッターを切る。最低7ステップを要する。パスワードを入力する必要があれば、8ステップだ。
前述のアスキーの記事にもあるけど、メモの紙をノートPCの横に置いて手入力が早いというのは事実だろう。
後は、やはりコストだ。enchantMOONの初号機は39,800円だった。CamiApp Sはノートタイプが18,700円、メモパッドタイプが15,700円と安い。
ASCII.jpのT教授はCamiApp Sのデジタルペンの使い心地にまで言及している。ここらは参考になりそうだ。デジタルペンというのは筆記の感触を満足させるのがかなり難しい。ペンタッチはenchantMOONの初号機はかなり優れている。iPad ProやSurface Pro 4なども試してみたいものだ。
何はともあれ、enchantMOONの3段目が点火されてさらに前進することを祈っている。
さて、メディア漬けの毎日と相成った。今日はPodcastは今年最後のエピソード20、mosaic.fmを聴いた。ブラウザの話だった。今日は夕方から雨。現在外気温12℃。室温21℃。今日は暖かかったが、また次第に寒くなる。
もう遠くの記憶になったので定かでないが、1993-1995年ぐらいにWindows3.1でNCSA Mosaicを動かし、そのあと、Netscape Navigatorを購入した。そして、Windows 95からInternet Explorerの時代に突入した。それ以降は誰もがよく知っているインターネット物語だ。今はChromeかFirefoxだけど、ChromeはGoogleにログインしないとまともに動作しない感じ。Firefoxが最も自由かもしれない。まあ、使えるものを使うということでしかないのだけど。検索履歴の各デバイスでの共有など、便利さではログインして使うChromeということではあるのだが・・・Firefoxも使いこなせばかなりのレベルに行くはずとは思う。
Amazonビデオの「24」はシーズン5のエピソード3に到達。良くも悪くもアメリカ的究極。慣れは恐ろしい。ジャック・バウアーとCTU(テロ対策ユニット)の世界に入り込んだような感じ。
バイリンガルニュースのどのエピソードにジャック・バウアーが出てくるか、Transcriptsを読むために、Webで検索してみる。古いエピソードは見つかったが、最近のものはわからなかった。が、それで、バイリンガルニュースの巷の評価が見えてくる。心理学・医学・社会学などの文献?を題材に取り扱い、大人の際どい話題を突き抜けた、あっけらかんとしたところに良さがあるわけだけど、部分的に聴くと誤解する可能性は十分ある。イヤフォンで聴くことは必須との記事を見つけて、なるほどと思った。そうでなくとも、当然だろうとも思ったけど。
昔から、Webサイトを含めて、僕が最も趣味・波長が合うと思っている雑誌、WIREDが「A.I. 人工知能はどんな未来を夢見るか」の特集を組むというので、AIにはいささか辟易しているにも関わらず、VOL.20特別保存版を予約していた。今日届いた。日を跨いだので、この話題は明日に回そう・・・
シリコンバレー101 (641) 「2016年はAmazon勝負の年」シリコンバレーのテクノロジー業界誌が予想 | マイナビニュースネタ。声で操作できるアシスタントAmazon Echoは買い:日経ビジネスオンラインにもAmazon Echoの記事が出ていた。まだ、日本では発売されていないので、Echoに関してはどうしようもないわけだけど。
今年は、Fireタブレット8GBとFire TV Stickを購入した。いずれもプライム・ユーザーなら4980円だ。もちろん、タブレットに関してはマイクロSDカードやカバーなど、いろいろと備品が必要だから、総額は1万円を超えてしまうが安価であることは間違いない。タブレット自体はあまり感心しない。家内のiPhone5cの小さい画面の補完を期待して購入したのだが、7インチではまだ画面が小さい感じかな。使い道がどうなっていくだろう。
Fire TV Stickのほうは大活躍だが、ビデオばかり見ているわけにはいかないところがつらいところだ。時間の使い方はApple TV経由のApple Musicに次第に切り替えつつある。音楽の方がながら族には向いている。
Apple MusicのRadioのステーションの作り方がはっきりわかってきた。演奏中の曲名の右横にカレットを持って行くと三つの点が横に並んだ丸いマークが出てくるので、クリックすると「ステーションを開始する」とか「アーティストへ移動する」、「アルバムへ移動する」などの有用なリストが表示される。これが大変便利。新しい音楽の世界が拡がる。
さて、年が暮れ逝く。Amazon、Apple、Googleのメディアの一角にソニーのnasne+PS Vita TVがテレビ放送の録画視聴で食い込んでいる。FMエアチェックも含めてPodcastの購読も継続している。未消化の極みが書籍なのだが・・・消費しきれないコンテンツの中に埋没しつつある。問題は時間と体力かな・・・
あーっ、確認すると、Kindle Paperwhiteを購入したのも今年だった。本当に必要なもの (2015/02/22)やモバイルの原点へ (2015/02/23)の記事が検索された。
さて、今週は忘年会から始まったが、週中で風邪を引いてしまって、ダウン気味。忘年会を二つキャンセルと相成った。残念。大体、年末からお正月にかけて体調を崩すことが多いので用心。来週も忘年会で始まるけど、ボチボチ行こう。今週は雨が多かったが、紅葉に色づいた山々が印象に残る一週間だった。外気温は、今9℃。寒いようであまり寒くならない。暖房は足元のマットだけ。室温は20℃。暖冬というか、異常気象というか・・・
いつの間にか、世界の気象は温暖化により大きく変化した。変曲点を超えた感じ。今世紀末までにはスーパー台風が日本を襲うようになるという。スーパー台風の定義と、被害が日本でもしあったら...今後確実に我々も経験するそいつを知っておこう: 災害列島ジャパン・最新情報を参照。風速70m/s以上がスーパー台風の定義。
クリスマス・イヴ。Day 24 - An Unexpectedly Long-expected Party - DECEMBER 24, 2015 BY TIMTOADYネタ。Larry(Timtoady)から例によって英語を母国語としないユーザーにはわかったようなわからないようなPerl 6リリースのアナウンスが出た。僕にとっては最後のパラグラフを読んでようやく意味が確定した。
[raises glass]
So, I give you Perl 6. She is free to fly. May she have joy in her existence. May she have joy in discovering the world. May she accelerate as long as she will! Cheers!
まだ、具体的な彼女(Perl 6)をダウンロードできないようだけど、日本時間では何時になるんだろう。米国においても早くてイヴの深夜だろうねえ。IRC log for #perl6, 2015-12-24を追い掛けているんだけど、今、12:03 UTCだから、日本時間12月25日午前9時になれば、世界標準時も12/25に入る。
RebuildのネタでもあったStarbucksで注文したコヒーなどのHappy Holidaysと書かれた容器にMerry Christmasと書かせる方法の話はあるけど、最近の時候の挨拶はHappy Holidaysらしい。Perl 6のIRCでは、Merry Christmasが使われている。世界標準時でも後12時間で12/25は終わってしまう。米国ではもう少し時間がある。さてさて。Cameliaもサンタの帽子を被っているのだが・・・
twenty-fourはすべて見終わっている。リデンプションを除いてだが・・・もう見ることに追われる心配はないので、Perl 6に集中すればよい。尤も、待ち時間の暇つぶしにTRANSPORTERのシリーズを見始めた。いろいろ物色しても波長の合う作品はね・・・あまりなさそう。それにしても、twenty-fourは素晴らしい。
TimToadyがIRCから離れて7時間が経過。jnthnがIRCに登場。そろそろリリースかな。
Merry Christmas! Congratulations! Many thanks for Perl 6^^)/
Perl 6は、ヨーロッパの標準時間の12/25 22:59にリリースされた。UTCの21:59。米国ではまだ十分にクリスマスを愉しめたはずだ。
それはともかく、Perl 6を当面インストールするには、tadzik/rakudobrew ・ GitHubが起点になりそうだ。僕は、とりあえずは、OS Xにインストールして、例によって、forest_fireを動かしてみた。
perl-m -vの出力Perl 6.cは「Perl 6 Christmas」の意。
年末の日曜日、サンデーモーニングの年末スペシャル「答えなき世界」~行きづまりの時代に~を見たり、Facebookに(2ページ目)【悲報】ローマ教皇「今年は人類にとって最後のクリスマスとなりそうだ」が流れてきたのを調べる。人類の行方については引き続き考えるとして、15歳になったPerl 6の行方はReflecting, celebrating, and looking forward | 6gutsにある。
いつの間にか、Perl 6の仮想マシンはParrotからJVMやMoarVMに引き継がれることになったが、最近は、MoarVMが中心になっている。ChristmasリリースもMoarVMのみ。クリスマスリリースのあと、Perl 6のIRCでは他のbackendとしてJavascriptが話題になっていた。
6gutsブログの著者、Jonathan Worthingtonさんは、コンパイラの構築、型システム、形式意味論をケンブリッジ大で学んでいて、7年ぐらい前からRakudo Perl 6 Compilerの開発に関わっている。今年の夏のSwiss Perl WorkshopではLarryからarchitectとして呼び出された。
For 7 years I made a really great job of just being "this guy who hacks on stuff" while managing to disclaim wearing any particular hat - until Larry went and called me out as architect at the Swiss Perl Workshop this last summer. It's a role I'm proud to hold for the moment, and I look forward to continuing to contribute to the Perl 6 project for some years to come.
(Reflecting, celebrating, and looking forward | 6guts)
LarryはInterview: Larry Wall | Linux VoiceでJonathon Worthingtonが、concurrent programmingのデザインのアイデアをもたらしたことに言及している。そういう時代にPerl 6の最初のリリースが出合っていることと共に、それは運命であり、偶然なのだ。奇跡とも言うことができる。
We didn't design or specify pretty much anything about concurrent programming until someone came along who was smart enough about it and knew what the different trade-offs were, and that's Jonathan Worthington. He has blended together ideas from other languages like Go and C#, with concurrent primitives that compose well. Composability is important in the rest of the language.
There are an awful lot of concurrent and parallel programming systems that don't compose well - like threads and locks, and there have been lots of ways to do it poorly. So in one sense, it's been worth waiting this extra time to see some of these languages like Go and C# develop really good high-level primitives - that's sort of a contradiction in terms - that compose well.
(Interview: Larry Wall | Linux Voice)
次は、Rakudo Starのリリースがあり、WindowsユーザーのためのMSI(インストーラー)も出てくるようだ。また、2016年の開発の重点は、言語仕様の確定から、パフォーマンスと信頼性の向上にシフトする。
In the coming days, we'll also produce a Rakudo Star release - which consists of the compiler along with documentation and a selection of modules - and that will also have an MSI, to make life easier for Windows folks.
...
Come 2016, the work will go on. However, the focus will shift. For compiler and runtime folks like me, the focus will be largely on performance and reliability engineering. Now we have a stable language definition, it makes much more sense to invest more heavily in optimizing things. That isn't to say a great deal of optimization work hasn't already taken place; many of us have worked hard on that. But there’s a lot more that can, and will, be done.
(Reflecting, celebrating, and looking forward | 6guts)
我々スクリプタは新年は必要なものを書き始めていくことになるだろう。しかし、Programming Perl 6が欲しいなと思う。言語仕様から考えて大変な作業になりそうだが。
SigilsはPerl 5を継承しているわけだが、Twigilsはscopeに影響を与える。そして、変数のDeclaratorも、my、ourだけでなく、has、anon、state、argument、supersedeが増えている。調べてみると、stateはProgramming Perl 4th. edition(O'REILLY,2012)には出てきているね。5.14をカバーする内容になっているので、Perl 6の影響を受けているはず。増えた理由はオブジェクト指向が前提になっているからだろう。そういった言語進化の背景を、是非、プログラミングPerlに書いて、教えてほしいのだ。
Perl 6 Language Documentationで不足であれば、まだ、未完成で、オブジェクト指向など主要部分がないようだけど、Perl 6 Programming - Wikibooks, open books for an open worldは、かなり本に近い感じで読めるので、これも参考にして調べていくとよさそうだ。
Category:Perl 6 - Rosetta Codeネタ。
さて、Resetta CodeにはPerl 6カテゴリのページが既に792ページある。サブカテゴリが4つ。
LarryがSFトークで取り上げたForest fireはForest fire - Rosetta Codeのページに他の言語と一緒に並んでいる。素晴らしいことだね。ここでプログラミングの仕方を学ぶことができる。
IRC log for #perl6, 2015-12-26では、Larryが、Perl 6のクリスマスリリースのあと、次のように述べている。
00:51 TimToady Congratulations everyone. Tomorrow we move to stage 3: then they fight you. :) 00:52 grondilu jnthn wrote that the priority will be performance and stuff, but I kind of was hoping that he would help pmurias with the javascript backend. 00:52 TimToady no, that's *your* job :) 00:53 then we can put alternate JS entries on rosettacode that just call into Perl 6 :) 00:54 then we do that for all the other languages, and we're done
Perl 6のCommunityページにあるPerl 6 on Rosetta Codeには、Forest Fireを含むCellular Automataが五つ紹介されているが、そのうちクリスマス・バージョンで動くのは、Forest Fire以外ではLangton's Antのみ。他はエラーになる。リスト関係の問題のような気がするけど・・・
Langton's AntLangton's ant - Wikipedia, the free encyclopedia。
~ jscripter$ perl6-m automaton.p6 Method 'uniq' not found for invocant of class 'List' in block <unit> at automaton.p6 line 3 ~ jscripter$ perl6-m cellular_automata.p6 |###| Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 Use of uninitialized value of type Any in numeric context in method succ at cellular_automata.p6 line 5 | | |###| |###| |###| |###| |###| |###| |###| |###| ~ jscripter$ perl6-m wireworld.p6 Index out of range. Is: 2, should be in 0..0 in block at wireworld.p6 line 23 in method succ at wireworld.p6 line 21 in block <unit> at wireworld.p6 line 44 Actually thrown at: in code at wireworld.p6 line 24 in method succ at wireworld.p6 line 22 in block <unit> at wireworld.p6 line 44
その他、Perl 6のサンプルコードへのリンクは、Perl 6 Examplesにある。最初にBest of Rosettacodeが置かれている。
そのうち、create-a-two-dimensional-array-at-runtime.plを試した。Perl 6は真にPerl 5の魔法の姉妹だと思わせる。Perlの便利なテキスト処理の世界に馴染んでいないと途惑うどころか、combやpickなど、Perl 5にないmethodやroutineはPerl 6 Documentationでsearchして調べる必要がある。進化・深化の度合いは15年分ある。別世界かもしれない。この程度のコードなら調べるのも容易だ。
~ jscripter$ perl6-m c2darray.pl Dimensions? 10 10 @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @
すべて、Windows 10でUTF-8のコードを作って、DropboxでOS Xに送って、bashのターミナルで実行。ターミナル出力をコピー、TextWranglerにペースト、名前を付け、セーブしてドロップボックスに放り込む。画面コピーなどMacの操作にもだいぶ慣れたね。WindowsとMacの両方で試せるようしておきたい。
それはともかく、新年はさらに楽しみな展開が待っているだろう。
「人工知能のための哲学 9」で取り上げた竹田青嗣著「現象学は≪思考の原理≫である」(筑摩書房、2004年)を十夜一冊でも取り上げておきたい。本日記では、フーコーの「言葉と物」や「知の考古学」を中心において、1970-1980年代のポストモダンを読み解き、その先には何があるかを探そう、プログラミングか人工知能に結び付くような概念が有り得るのかどうかを調べようとしていたのだが、素人的哲学の思考では足りないことは明白だった。
この著者の竹田青嗣先生には、おそらく本書で注目したと思う。大雑把に言うと「今のところ、観念論による認識問題の理解においてはフッサールを、形式論理による認識問題においてはヴィトゲンシュタインを超えるものはない」という話を理解したいと思った。こういう実際的な結論はおもしろく、そして明快であるところに惹かれた。が、ただ、現象学の説明などは、実感的でない哲学用語の問題もあって、書かれてあることを理解することは結構むずかしいというか、それほど自分で興味がある面白い話であるわけではなく、現実に即して応用することができなければ意味がないとも思った。そういったところで、止まっている。どのような文章でも同じことだが、円滑に読むためには言葉の背後にある意味が問題なのだ。
続いて、「現代思想の冒険」(ちくま学芸文庫、1992年)、「ニーチェ入門」(ちくま新書、1994年)、「人間の未来 - ヘーゲル哲学と現代資本主義」(ちくま新書、2009年)、「人間的自由の条件 ヘーゲルとポストモダン思想」(講談社学術文庫、2010年、原著: 講談社、2004年)と購入してきている。
竹田先生は元々早稲田の政治経済学部のご出身なので、最近の著作は政治・経済・社会に関わる哲学の応用に向かっているように見える。政治・経済・社会が混迷を深める現在、哲学的視点から一石を投じつつあると思う。
フーコーやドゥルーズの基盤となっているニーチェの基盤はどこにあるのか。これにも興味がある。フーコーが20世紀最大の哲学者と呼んだドゥルーズも調べてみようと思って、準備を進めていたのだが・・・まだまだ、いろいろと課題がある。
昨日書きかけた記事の続き。先週は寒気団側に入っても、最低気温は3℃ぐらい。周囲の山に雪も見えなかった。北極圏の気温、1900年以降最高に NOAA年次報告書 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newsネタ。
スーパーエルニーニョ、南極大陸の氷床の融解に加えて、北極圏の気温が測定史上最高の話。
話は違うが、サンデーモーニングで郡上八幡の年末年始の縁起物、南天玉が紹介されている。南天は難を転じるの意で喜ばれる。南天玉は南天の実を玉状に飾りつけたもの。最初は赤い実が、飾っておくと黒色に変るので、赤字が黒字になると縁起を担ぐ。地球の難を転じる縁起物にもなればいいなあと思った。
少し寒いと思って、温度計を確認すると、室温18℃。
Perl 6 Advent Calendar | Something cool about Perl 6 every dayネタ。アドベントカレンダー - Wikipediaを参照。
もう明日はクリスマス・イヴ。昨日は、Mac OS Xにrakudo-star-2015.11をインストールして、forest_fire.p6を動かしてみた。クリスマスを待ちながら - Larryのサンフランシスコ・トークを聴く (11/21/2015)の記事の続き。
forest_fire.p6Perl 6から、Perl 6のすべてに到達できる。forest_fire.p6のコードを見て、これはわからないなと思うのは、変数の表現にあるTwigils。Perl 5にはほとんど存在していなかったものだ。Variablesと今日は睨めっこしていた。そして、これはObject Orientationとも絡んでいる。ここをまず乗り越えないと始まらないね。
今年は生配信だ! クリスマスイブはPC Watch年末座談会を観て過ごそう ~PCやスマホなど豪華クリスマスプレゼントも用意 - PC Watchネタ。
2013年以来、毎年、楽しみにしている座談会。いつもは書き起こしの記事のはずだった特別座談会が今年は生放送だった。Perl 6を追い掛けていたら、なぜか途中で見つけて、イブの16:00からのライブ配信を見逃したことに気付いた。
まあ、特にコメントは思いつかないのだけど、ライブよりは内容が凝縮された書き起こしの方がおもしろいし、時間を効率的に使えるかもしれないね。3時間半の長丁場にお付き合いするのは大変だった。ライブではゲストも好き勝手を言い難いので本音が出ないと思うし、時間的にも制限が強くなる。
今年出た新しいものとしては、スティック型PC、ペン入力PCかな。
新しいMacBookやSurface Pro 4はとっても欲しいけど、実用的に必要かというとそうでもない。見せびらかすにはいいけど、できることが増えるわけではない。PCにおいて本質的な機能の拡張は、今後どこに現れるだろうか。タブレットのペン入力はその一つの候補だけど、紙に描くのを超えるためにはかなりの習熟を要するのではと思っている。それに紙や鉛筆・絵具は安いから、コストを考えると二の足を踏んでしまう。
プログラミングの世界に何かあるかもしれない。本格的な高速並列処理ができるPCというのは今後ありかもしれない。
スティック型PCはどうだろう。Fire TV Stickは、年末にジャック・バウアーを見たい効果で導入してみた。iPad 2のAirPlayは不安定さの問題があった。スムースにAirPlay状態にならない場合にイライラすることがあったが、Fire TV Stickはまったく問題ない。リモコンのホーム・ボタンを押すだけで、テレビもFire TV Stickを挿したHDMIポートから起動される。Apple TVの第二世代はリモコンから起動してもテレビ自体は起動しない。PS Vita TVはFire TV Stick同様にテレビが起動する。
朝、Gmailに届いた[千夜千冊 PRESS★vol.130]のメールで【千夜千冊1597夜】「今年は虚子でおしまひ」と知って、iPad 2から読みに行った。最後まで、読み耽った。
虚子には、五七五に何もかも詰め込むことはできないという諦観、あるいは詰め込もうとしない合理性があるように思う。句だけを読んでの感想なのだが。
実は、Perlには詩の文化がある。Perl Poetryを参照のこと。Perlで書かれた詩、Perlを使って詩を生成してもよいし、Perl/PerlMonksに関する詩を投稿してもよい。既に300ぐらいあるのだから素晴らしい。ちなみにProgramming Perl 4th. editionの755-756ページにLarryとSharon Hopkinsが書いた詩が載っている。
俳句についても、Perl Haikuがあるのだけど、5-7-5と韻を踏むのは難しかもしれないね。
虚子は、高浜虚子 - Wikipediaによれば、生涯で20万句を読んだという。さて、20万句も読むと同じ句を読んでしまうことはなかっただろうか。
【川上量生】世の中を変えるためには、100の奇跡が必要だネタ。
成功するためには100個ぐらいの奇跡がないと足りない。なるほどと思った。成功はたくさんの偶然の積み重ねで起きる。たくさん選択しないと奇跡に出会えない。100個の奇跡に会おうと思えば時間が掛かる。
僕は、「事業が成功するために、いくつの奇跡が必要か」ということを、時々社内で話すことがあります。
たとえば、着メロが成功した理由、ニコ動が成功した理由、ドワンゴが成功した理由を考えると、「これがなかったら失敗していた」というポイントがあります。その数は、10や20じゃない。すごい数の奇跡が必要だったんです。
ドラマや小説では、1個の奇跡で世の中が変わったり、会社が成功したりしますけど、現実においては、100個ぐらいの奇跡がないと、本当のブレークスルーは起こせない。
(上掲リンク記事)
COP21、PARIS2015でオランド仏大統領は温暖化による気候変動がテロの温床を生み出しているという観点を示した。
「24」のシーズン6はイスラム過激派のテロが米国全土で多発するという設定。人種・宗教問題に十分公正な配慮をしつつの映画作りだが、人道的・倫理的な問題も抱えつつも、社会問題・権力問題に敢然と切り込む、ダイナミック・シリアスな社会派娯楽映画と言えるだろう。温床という表現はもはや生温いと言うべきかもしれないが。「本質学を開始せよ。そのことで、思想をフェアな関係のゲームとして開け。これが現象学の方法の根本メッセージである。」という竹田先生の言葉も対立する世界の問題をなんとか解決したいという思いかもしれない。
スーパーエルニーニョによって、例年よりも4℃も海水温度が上昇し、これは必然的に海水の膨張をもたらし、太平洋の島々は高波に襲われている。報道ステーションの記者は、「取材してもらうのはいいが、具体的にどうしてくれるのかと問い詰められ、言葉がなかった」と伝えていた。国土水没の危機のキリバスが2,000km離れた異国に移住先購入 : ギズモード・ジャパンのように既に国土を失う危機にさらされている。COP21でキリバス共和国の大統領はリップサービスだけでは困ると・・・
最近、南極の氷床は最大化しているというニュースがあった。NASA、南極の氷床は厚みが増加していると発表 | スラド サイエンスだが、南極の氷は増加しているによれば、南極トータルではやはり減少しているというのが事実。英語はむずかしい。
昨年の南極の氷床融解で、最大4m海面上昇も 制止不可能と米研究グループが警告 | ニュースフィアの記事では危機的な状況にある。
そこで、COP21の結論はどうなったのだろう。
COP REloaded? | Energy Democracyが詳しい。中国とインドは自然エネルギー重視の姿勢を明確に打ち出している。風力と太陽光だ。本記事を是非参照してほしい。
抱きしめてヴィーナス - 探査機「あかつき」、金星への帰還 (7) 蘇った探査機「あかつき」、ついに金星に到着 | マイナビニュース。
過酷な環境下にある金星の周回軌道に入ったとは素晴らしい。まだ、知られていなかった現象も早速観測。JAXAが「あかつきは金星の衛星になった」と発表、驚きの観測画像も公開 | マイナビニュースを参照。
軌道投入を実施した12月7日の午後から、早速金星の観測を開始。予定通り、「中間赤外カメラ(LIR)」「紫外イメージャ(UVI)」「1μmカメラ(IR1)」による撮影に成功した。いずれも世界最高レベルの画像とのことだが、特にLIRの画像については南北に弓状の模様が見られ、今村剛プロジェクトサイエンティストは「全く想像もしていなかった。早速宿題を突きつけられた」と、興奮が隠せない様子だった。
(上掲リンク記事)