Googleの人工知能からの挑戦状。それでも起業しますか? - shi3zの長文日記ネタ。
そうねえ、今欲しいのは、「こんなことを調べてまとめてくれる」マシンだね。次に「その要約を作ってくれる」マシン。これって、結局、様々な観点から「ググって」は、必要なことを抽出することを繰り返すことと同じことになる。観点と価値観が必要になる。そのような知識と価値の体系みたいなものを検索マシンに持たせるのって、どのようにすればシステマティックになるのかはよくわからないね。検索して、試行錯誤しつつ、知識を修得していくプロセスも、観点(物の見方)と価値観が必要になる。観点自体が価値観を含んでいることになるかな。
実際のところ、知識の体系自体の構造、知識データベースそのものから、検索マシンが観点に基づいて自動的に検索文字列、あるいは検索パターンを如何に取り出すかという問題もある。観点とは何だろう。そのような問い合わせに耐えうる知識データベースの構造とはどんなものになるだろう。まだ、そのような問題意識について聞いたことがない。知識の集積とは何だろう。知識はどのように脳の中に蓄えられて、利用されているのだろう。
やはり、具体的に考えないと抽象的な言葉ではよくわからない。『「人工知能」について調べてまとめる』という課題を考えることにしよう。「人工知能」の一般的なことなら、Wikipediaに当たるのもよいかもしれない。あるいは、一般的なことが知りたいのか、最近3年間の人工知能開発の研究動向を知りたいのか、特定の研究者の論文を知りたいのか、Googleの人工知能開発の現状を知りたいのか、人工知能の何を知りたいのか、具体的な目的を問い返すかもしれない。人工知能学会編の「人工知能学事典」を渡して、これを調べたらという答えもあるかもしれない。
昔のエキスパート・システムは、少なくとも僕がお遊びで作っていたものは、演繹的なシステムだったが、帰納的なシステムに代えなければならないだろう。帰納法的なプログラミングというものはあるのだろうか。おそらく再帰的なものになるはずだが・・・フラクタルやカオスに通じるものかもしれない。
当然、既にみんなやっているわけだが、意味のあるようにするのはむずかしいはずだ。意味があるということは、問題が解くことが必要な問題であり、しかも適切に解ける問題であり、すなわち、問題を解くために必要な情報を集めることができるということであり、集めた情報を解釈して、推論し、適切なまとめをできるということである。人間でさえ、実行するのは困難なことなのだ。試行錯誤なしにコンピュータに適切に指示ができるかどうかも疑わしい。
to be continued forever...
WWDCの隠し球はApple TVの超絶進化と新音楽ストリーミングサービスか - 週刊アスキーの直前予測に、Apple TVとApple Musicが入っている根拠はどこにあるのかなと思った。
「WWDC15」のロゴマークは新型「Apple TV」を示唆?? | 気になる、記になる…、ソニーミュージックのCEO、明日にAppleが新しい音楽ストリーミングサービスを発表する事を認める | 気になる、記になる…あたりのニュースらしい。もちろん、それにも現地のネタがあるわけだけど。
Apple TVが出ないと、HomeKitが盛り上がらないよね。「WWDC 2015」では定額制のTVサービスは発表されない模様 | 気になる、記になる…のような話が先行していて、Apple TVの発表はないというのがもっぱらの噂だった。
Apple's 2015 developers conference: What we expect - CNETの記事も、「Apple TV a no show...again」としていたので、やはりと思っていたのだが、ロゴマークで復活したかな。
音楽のストリーミング・サービスには今のところ個人的にほとんど関心はないから、HomeKit関係がどうなるかだよね。
HomeKit関係は、アップル「HomeKit」対応の各社機器、米国で販売開始 - CNET Japanの記事で盛り上がっている。
日本の電気・センサー・メーカーのHomeKit対応の噂はないような気がするけど。
本日6月8日23時からニコ生でWWDC特番!iPhone 6s&Apple Watch関連情報まとめ - 週刊アスキーネタというか、今夜だね。ニコニコ生放送が23時から特番。1時間ぐらいは見るかな。
Apple TVにもApple Eventsのアイコンが出現した。Apple TVが中央に配され、周囲を様々なデバイスが取り囲んでいる図柄だ。さて、どうなるかな。期待している。
週刊アスキーの5月の記事だけど、iPhone 6sシリーズは8月登場かHomeKit対応も本格化Apple噂まとめ(5/17~5/23) - 週刊アスキーは、アップルの実像にかなり迫っているのかも。
(追記)週刊アスキーのニコニコ動画の放送はハードウェアに関しては完全に弱気な発言。記事と違うじゃない。海外メディアも特に記事の内容に変更はない。やはり、Apple TVはなしかな・・・根拠は、Apple Storeが閉まっていないこと。過去の事例では、新しいハードウェアが出る場合には一時的に閉めるらしい。
26回目のWWDCなんだそうだ。例によって、Apple TVでApple Eventsを見た。導入部が凝っていて、えっこれって本当にApple Events、何か他の番組を起動したんじゃないかなと^^;)それぐらい自由な発想。
最も印象に残ったのは、SwiftがSwift 2になるそうなんだけど、Open Sourceになること。iOSとOS Xだけでなく、Linuxにも出るそうだが。
それとMacはMetal for MacでOpen GLベースの現OS Xよりもかなりパフォーマンスが向上するらしい。サポートされる機種は、OS X v10.11 Release Notesによると、少し広がったのかな。MacBookは、Late 2008 Aluminium, or Early 2009 or newerなので、我がマシン、Late 2009もOKという結論だ。アップル、ゲームのグラフィックスを強化する「Metal」のMac版を提供へ - CNET Japanなどを参照のこと。昨年からiOSでは動いている。Macに拡張されたということだ。
iOS 9もiPad 2をサポートする。もっともMultitaskingは高性能iPadだけとのこと。詳しくはフルサポートはiPad Air 2のみ:「iOS 9」はマルチタスクを強化――iPadで“画面分割による2アプリ操作”が可能に - ITmedia PC USERなどを参照のこと。Apple TVと間違えたWWDCのロゴの中心にある角の丸まった四角はiOSを象徴しているらしい。
Watch OSも2が出る。HomeKit関連では、insteonのアプリが時計の画面に映っていたね。その他は、Apple Watchの新しいOS”Watch OS 2″が登場!WWDC2015でのApple Watchに関する発表内容まとめ | Apple Watch Journalなどを参照のこと。
One more thing...はApple Musicだった。さて、日本ではどうなるのかな。100ヵ国で始まるというから、日本が入らないっていうのもおかしい。【西田宗千佳のRandomTracking】日本でもスタートへ?! Apple Musicの全貌に迫る - AV Watchなどを参照。確かに月9.99ドルで無制限に聴けるとなれば、やはり安いか。もちろん、聴ける時間は時間そのものに制約されるわけだけど・・・
さて、お疲れ気味、日が暮れないうち、早々に帰宅。水曜日まで時間が過ぎ去る。6月10日は時の記念日。けれど、結局、日記は日を跨いでしまった。翌日ではなくて翌々日、木曜日に入った。WWDC15自体は金曜日(日本の土曜日)まである。今年はキーノートだけでなく、セッションのビデオが、たっぷりと公開されている。
iOS 9でも使えるのはなぜ? AppleがiPhone 4sをサポートし続ける理由を考察 (1) iPhone 4sは相当古い | マイナビニュースはなかなかおもしろい考察だ。iPhone4sは古い機種だが、現在でもインドで安価な機種として販売されているためというのだ。ただ、最後のまとめが、iOS 10で古い機種を切り捨て、大幅な変更があると予測し、iOS 9を待たずに最新機種に買い替えてはというのはちょっとおかしい。ユーザー・オリエンティッドのアップルの姿勢や4インチ復活の噂と矛盾するし、Metalの技術によるグラフィックス・パフォーマンスを活かしてモバイルデバイスのハードウェアがどうあるべきかを突き詰めているアップルの開発をもっと評価してよい。
ユーザーの購買力を考えれば、早急な買い替えの必要性は結局ユーザーの離反につながる。むしろ、既存ユーザーはiPhoneを買い替えるより、Apple Watchを購入してくれた方がアップルにとっては良いことなのだ。アップルの生態系がより安定なものになる。アップルにとっては新規ユーザーの獲得こそが重要。iOS 9にはAndroidからiOSへの移行ツールが含まれるらしい。Apple、「iOS 9」にAndroidからの簡単移行ツール「Move to iOS」 - ITmedia ニュースを参照のこと。
iPhone 6(4.7インチ)とiPhone 6 Plus(5.5インチ)は、最低価格で、それぞれ、86800円、98800円だ。簡単に買い替えるには高すぎるだろうと思う。もっとも十分に売れているのだから、問題はないということもできる。買い替えサイクルがどの程度かはアップル自身がよく知っていることだろう。
それはともかく、iOSデバイスは、本体だけでなく、インターフェースや画面デザインの優秀性・簡潔性・一貫性の高さには惚れ惚れする。ただ、僕らにはそれが物足りないところでもある。iOSデバイス下でのプログラミング環境を是非出してほしいと思っていたわけだが、iOS版Swiftがそうなるのかな。SwiftがOpen Sourceになったことが、今後どのような展開になるのか、期待している。WWDC:Apple、プログラミング言語Swiftをオープンソース化 | TechCrunch JapanとAppleのプログラミング言語「Swift 2」のオープンソース化が発表される - GIGAZINEが多少参考になるが、どこまでオープンになるのかな。
さて、さて、もう金曜日だ。やれやれ、今朝も3時半に起きてしまった。もちろん、例によって二度寝だけど。帰宅して、Apple TVでApple Eventsのスケジュールのメニューを開くと、セッションのビデオのメニューが出てきた。
What's New in Metal, Part IiPad 2をMetalはサポートしていない。Macについては2012年以降のすべてのMacがサポートされる。
結局、デベロッパー・サイトを調べると、サポートはGPUに依存していることがわかった。Hardware GPU Informationを参照のこと。iPad 2の場合は、GPUがSGX 543なので、OpenGL ES 2.0 compatible devicesということになる。Metalがサポートするのは、Apple A7/A8 GPUのみである。OpenGL ES 3.0も同様である。
(Apple)MUSICが印象的だった、WWDC15。そう言えば、(Apple)WATCHも。Apple TVの3rd. Generationのボックスのトップには(Apple)TVと表示されている。(Apple)は齧られた林檎のマークです。WWDC15のロゴの中心には(Apple)マークが表示されていた。
この延長線上では、(Apple)PHONE、(Apple)PAD、(Apple)PODで、最後は、(Apple)MAC、(Apple)MACBOOKかな。
グノシー - 「Apple Watch 2」はカメラ内蔵でほぼiPhone要らずになるかもネタ。FaceTimeカメラ付き、WiFi付きになるらしい。
ディスプレイサイズに限界があるから、iPhoneやiPadと連携せずに意味のあることがどこまでできるかは興味深い問題である。ウェアラブルを活かした機能としてはリモコンだろうと思う。HomeKitとApple Watchは結びつく。WWDC15の2015年6月11日のApp Frameworks(iOS)のセッション「What's New in HomeKit」を参照。
まだ、WWDC15ネタを書いている。なぜ、Rebuildの面々がApple TVの発表があると思っていたかというと、「WWDC15」のロゴマークは新型「Apple TV」を示唆?? | 気になる、記になる…があったから。
元ネタは、Daring Fireball: WWDC 2015: June 8-12, Moscone Westで信憑性が高かったからだが、当たらないこともある。
実は、Apple TVの2nd. generationは上面が端から円形に盛り上がっており、その中央に磨きあげられた鏡面のアップル・マークが薄く穿たれている。上面の四方の稜線は鋭くカットされて、磨かれていることがわかるぐらいの幅があって、アクセントになっている。第3世代のApple TVと比べてデザインはいかしている。趣味とは言え、マークの付け方から見ると、アップルを象徴したデバイスだった。
Apple TV 2nd. generation3rd. generationはアップルマークにTVの文字が組み合わされ、アップル製品の一つとして位置づけられてきた。WWDC15のロゴマークの中央にあるのはどう見ても、Apple TVだが、さて、05/28/2015: [Apple] WWDC 2015 ハズレ予想から見ても、そうだったのだろう。WWDC15のセッションビデオの最初に現れるロゴはアップルマークを中心として、45°回転したApple TVの外観形状が四方に拡がっていくように描かれている。
結局は、Apple、新型「Apple TV」の発表を延期か | 気になる、記になる…にあるニューヨークタイムズの記事が新型のApple TVの発表を否定して、その通りになったわけだ。最近、「気になる、記になる…」のニュース記事が目立つようになってきたね。
Apple TVの3rd. generationは、Apple TV - Wikipedia, the free encyclopediaによれば、iPad 2 - Wikipedia, the free encyclopediaと対比すると、A5をシングルで使うかデュアルコアで使うかという違いとストレージがそれぞれ8GBかミニマム16GBの違い。メインメモリはいずれも512MBを持っている。解像度的にはいずれも1080pのビデオ出力は可能だ。そして、Apple TVにおいても、iOS 8.3ベースのApple TV Software 7.2が動いている。
HomeKitにとって、必ずしもApple TVが必須でもないのかもしれない。iPhoneあるいはApple Watchでもよい。なんらかの認証を受けている、統合的なホームオートメーションの設定を理解して動作するリモコンがあればよいわけだ。それは家族の数だけあることになるだろう。ホームオートメーションデバイスをコントロールするデバイスは何を経由して指示を出すことになるのだろう。おそらく、今はホームオートメーションデバイスメーカーが何らかの統合的なコントローラを家庭内LANに接続することによって実現していることになると思われる。ユーザーはWiFiからLAN経由、iCloud経由とBluetoothなどで指示を出せるのかな。
しかしながら、停電とか、インターネット接続障害などの異常事態への対応も考える必要があるのではと思うが。
ようやく確認のために探し出したのだが、Apple TVとHomeKitの関係は、「Apple TV」を「HomeKit」対応製品の接続ハブとして利用可能である事が正式に確認される | 気になる、記になる…の記事にあるサポートドキュメントに示されている。
下記のリンクにあるHomeKitのサポートドキュメントによると、第三世代以降のApple TVがあれば、外出先から、iOSデバイスを使ってHomeKitアクセサリをコントロール可能になる。
WWDC15では「Designing for Future Hardware」というセッション(Design、iOS,OS X,watchOS、2015年6月11日)が目を惹いた。iPhoneなどから、インターネットに接続された複数のトースターに指示してパン焼きを制御するという仕組みが説明された。Internet of Things Thing。
このネタはまだ続くかもしれない。
Arduinoをはじめようキットが届いた。SWITCH SCIENCE製。洒落た白く薄い箱の裏蓋に「Small happiness, for you.」と書かれていた。うーん、うまいこと言うねえ。
Arduinoをはじめようキット神崎康宏著「Arduinoで計る、測る、量る」(CQ出版社、2012年初版、2014年5版)が先に届いている。
「Raspberry Piで学ぶ電子工作」, 「Arduinoで計る、測る、量る」, 「超お手軽無線モジュールXbee」まだ、まともにRaspberry Pi2も動かしていないというのに・・・
Zigbeeのアンテナもだいぶ前に購入済みだ。さて・・・結局、何をしたいのだろう。それを探ろうとしている。探しているのは、Small happinessかと思った。
Raspberry Pi2, Arudino, Xbee昼から南区図書館に散歩。例によって「本の雑誌」を取り出して、お年寄りに混じって、読み始める。7月号。あー、俺もお年寄りだったか^^;)それにしても本屋さんの苦境の話に心が痛む。Amazonなどの巨大オンライン販売・集配流通システムに立ち向かうのは至難の技だろう。やはり、地域のコミュニティの復活が鍵を握るのかもしれない。本を媒介とした人と人とのつながりが必要なのだけど。気になる本を少し検索して履歴を残し、床屋さん経由で帰宅。履歴に残したのは「オフ・ザ・マップ」(Unruly Places)と「紙の動物園」。届いた木曜日は開封だけだったArduinoを弄り始めた。
ArduinoのIDEは寄付しなくても、JUST DOWNLOADでダウンロードできる。「Mac OS X 10.7 Lion or newer」をMacBookにダウンロードしてインストールした。Arduino UNOもキット添付のUSBコードを使って接続。
Arduino Uno connected MacBook赤いLEDが点灯している。
ポイントは二つ。一つ目は、Arduino UNOをUSB接続してから、Arduino IDEを起動すること。二つ目は、Arduino IDEの「ツール」から「ポート」を選択する必要があること。ポート名は「/dev/cu.usbmodem621 (Arduino Uno)」と表示されるのですぐわかる。チェック・マークが入ることを確認すること。設定できていれば、IDEの下のバーに「Arduino Uno on /dev/cu.usbmodem621」とポート名が表示される。ポート名の数値部分はシステムによって異なるらしいので、気にしなくてよい。
Arduino IDEのツールのportを選択Raspberry Piの場合は、LEDチカチカという言っていたが、Arduinoは、IDEの「開く」メニューにある「01.Basic」の「Blink」サンプルを使う。
Arduino IDEのBlinkのサンプルBlinkさせる赤いLEDは、短い脚をGNDに、長い脚を隣の13番に差し込む。差し込む箇所は、黄色の小さなLEDが点滅している隣にある。差し込むとすぐに点滅が始まるが驚かないこと。
Blinkのサンプル・プログラムを「→」ボタンで「マイコンボードに書き込む」。そうすると、コンパイルが始まり、そして、書き込まれる。プログラムは1000m秒ごとに点滅を繰り返すように書かれているので、点滅速度がゆっくりになると感じたはずだ。まぶしいと思えば、HIGHの書き込みを100m秒に、LOWの書き込みを2000m秒に書き直して、もう一度、マイコンボードに書き込んでみるとよい。プログラムで制御できていることが実感できるはずだ。(以下、注意参照)
[注意(2015-06-28): Massimo Banzai著「Arduinoをはじめよう 第2版」(オライリー・ジャパン、2012年)が届いた。これを見ると、「Arduinoで計る、測る、量る」と同様に、LEDに流す電流値を抵抗で制限することが前提となっている。直接13番とGNDにLEDを挿すのは、常識的な方法ではないと考えたほうがよい。点灯を100m秒、消灯を2000m秒に設定して、ずいぶん長い間そのままにしていたが、壊れることはなかったけど。]
Raspberry Pi2の時(2015-03-28: [Linux] Raspberry Pi 2 - LEDの点滅をGPIOで制御)と比べると、慣れもあると思うが、PCやMacに接続して使うことが前提で、敷居が低いと感じられた。Raspberry Pi2は小さいけれども、PCそのものだ。OSが正常に起動しなくてはならないし、ハードウェア的にもディスプレイやethernetへの接続、キーボード、マウスが必須になる。Linux環境を設定する必要もあるので、そんなにお手軽ではない。
「Arduinoで計る、測る、量る」は、少し専門的・職人的な感じでマニアック、ノウハウが詰まっている、そこが気に入っているのだが、部品の特性についても詳しい。LEDをBlinkさせる場合にも、LEDに流す電流制限を考慮して、ブレッドボードを使って抵抗を入れることになっている。赤のLEDは1.7-2.0Vで動作させるのに対して、青や黄は約3Vと書いてある。印加電圧は3.3Vあるいは5V。ただ、LEDの動作電圧がキットの添付資料にもSWITCH SCIENCEのWebにもない。電圧の数値に何を使ってよいか、はっきりしないので、計算ができない。
仕方がないのでWebの先行事例を調べた。Arduinoを用意して簡単なプログラミングをはじめよう | Think IT(シンクイット)の記事は大変参考になる。最後にテスターでArduinoのGNDと13番の間の出力電圧を測定しているのだが、約5V出ている。赤色LEDをそのまま挿して大丈夫だったろうか。
結局、キットとセットになる「Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS)」をAmazonで注文してしまった。書店さんゴメン。部品の仕様は明らかにしてほしいものだが・・・本には記載されているのだろうか。セットが前提なら、最初からそれを明示しておくべきだと思う。
本書は昭和60年(1985年)に青土社から出ている。1988年に中公文庫に入って、2012年に8刷が出ている。十夜一冊に収録するのは、21世紀に入って刊行されたか、再刊されたものに限ることにしていたが、継続して刊行されているものも含むように制限を緩めることにした。読者が容易に手に入れることができればよいということ。今では古書で手に入れることも容易になっているので、それも含めることにするかな。
既に十夜一冊 第八百七十.一夜 MIKROKOZMOSZ I - 夜の知恵 (2015/04/25)と十夜一冊 第八百七十.二夜 MIKROKOZMOSZ I - 孤独な構造主義者の夢想 (2015/05/15)の記事で取り上げている。
今回、別に取り上げようと思ったのは、文章の中に思わぬ人の名前を見つけたからだ。「ルディ・ラッカー」(Rudy Rucker)。
こういうカントールの思想は、一見すると、とことん形式主義的なもののように思える。だが彼はルディ・ラッカーなども言うように、同時に数学におけるプラトン主義としての面をも、強烈に合わせ持っていたのである。彼は、数学者の精神の内に存在し得る数学的概念はすべて、外界にもまた存在すると考えていたためである。カントールのなかでは、まだ数学を経験科学であるとする感覚が生きている。いやむしろ無限や連続体についての直観的経験のなかから、彼の超限数の集合論は生まれてきたものだ。だから、カントールの超限集合論は、このはじめから奇妙なワープをはらんでいたことになる。・・・
(「雪片曲線論」、I 雪片曲線論、雪片曲線、67-68ページ)
ルディ・ラッカーはハヤカワ文庫ではルーディ・ラッカーだけど、数学者であり、SF小説家として知られている。カントールの話でルディ・ラッカーが出てきたので驚いた。SF処女作が「ホワイト・ライト」(ハヤカワ文庫、1992年)で、あとがきに、原題は「ホワイト・ライト、あるいはカントルの連続体問題とは何か?」(White Light:or, What is Cantor's Continuum Problem、1980年)となると、数学者の鈴木治郎氏が書いているからだ。まさか、SF小説をもとに中沢氏は書いているのかしらんと思ったのである。先の引用の前に次のような箇所がある。
数学におけるこのようなプラトン主義の対立者こそ形式主義(フォルマリズム)にほかならない。形式主義は現代数学のなかで論理実証主義と深く結びつきながら展開されてきたアヴァンギャルド的な思想だ。これによれば、数学は象徴(シンボル)を操作するための一連の規則群を整え磨きあげるプロセスに還元される。この規則群は、「公理」と呼ばれるひとかたまりの象徴に適用されることになるが、数学者はここからさらに、他の一定の象徴系を「定理」として証明するという作業へと進んでいくのである。これについて、たとえばもっともラディカルな形式主義的数学者のひとりであるヒルベルトは、「いまや数学は正しい定理を選び出し、これら公理系の論理的帰結を探査することに尽きるものとなった」と語っているほどだ。
こうして数学はゲームになる。もっともこのゲームは「役に立つ」ゲームだ。一連の象徴系が物質的世界のしめすパターンのいくつかを実際に反映しているように見えるからである。「無限と精神」の著者ルディ・ラッカーの言い方を借りれば「2+2=4」は「定理」であるばかりでなく二個のリンゴにもう二個加えれば、リンゴは四個になるという経験的な現実とも対応している。
しかしこの「役に立つ」象徴ゲームも、無限数というものを話題にしたとたん、とんでもないトラブルに巻き込まれるようになるのだ。・・・
(同書同上、63-65ページ)
ここの「無限と精神」というルディ・ラッカーの著書は「Infinity and the Mind」(1983年)が原題で、和訳では「無限と心」(現代数学社、1986年)ということになっているが、おそらく、原語で読まれたのだろう。White Light (novel) - Wikipedia, the free encyclopediaによれば、「White Light」(1980年)は「Infinity and the Mind」とほぼ同時期、著者がハイデルベルク大学の数学研究所に招かれていた1978-1980年に書かれており、いくつかの無限大は他の無限大よりも大きいという大体の観念であるアレフ数の集合理論概念を明確にした想像宇宙を扱っている。
マンデルブロー先生がフラクタルの概念を提唱したのは1975年だが、さらに発展して、世界に大きな影響を与えた「フラクタル幾何学」(The Fractal Geometry of Nature)を書いたのは1982年、これがさらに有名になったのは、J・グリックのベストセラー「カオス-新しい科学をつくる」(原著: 1987年;新潮文庫、1991年)によるのだろう。日本では高安秀樹著「フラクタル」(朝倉書店、1986年)で紹介された。「雪片曲線論」が1985年に出たことは特筆に値するだろう。本書にも、カントール集合が典型的なフラクタル(カントール・ダスト)であることは既に紹介されている(121ページ)。中沢先生が原著を読まれてフラクタルに言及していることは、引用の書名が「自然のフラクタル幾何学」となっていることからも明らかである。とにかく、本質的に重要なものを見出して、自分なりの切り口で、自分の思考に取り入れる力は並大抵なものではない。一面的な話だが、本書はフラクタル理論を最初に日本に紹介した書と言えるかもしれない。
カントールの集合論の後の気になった視点も引用しておこう。
同じころ数学のなかには無限小も闖入してきた。無限小をめぐるいくつものパラドックスにみちた発見は、無限大をあつかう超限集合論と同じように近代数学(とくに解析学)の全体を深刻な危機におとし入れた。だがこの無限小の闖入は、集合論の場合とはまったく別の方向に拡がっていく思想的な可能性をはらんでいたように思えるのである。カントール的無限が、「巨大な全体者」として宇宙を包み込む超越的な神をめぐるキリスト教的な考えと深くつながりを持つとするならば、無限小の闖入がもたらした事態はむしろ、自然のあらゆる細部にまで神性が宿るというスピノザ・ライプニッツ的な汎神論的な自然直観の方に、数学を開いていった。無限小の闖入が開いた新しい数学思想は、ゲーデルが行ったようなやり方とは別の道をたどって、もっと直接的なかたちで、数学が経験的な科学にほかならないことを、あきらかにしてきた。
(69ページ)
なんだか、この部分は何を言っているのかよくわからないので、気になっている。
雪片曲線論は「流体とフラクタル」、「陰陽・差異・クリナメン」、「雪片曲線」、「華やぐ子午線」の章からなる。おそらく、雪片曲線論の最後を引用すれば、中沢先生が言いたいことがまとめられていると思う。それは最初から最後まで現れる主題なのである。もっとも雪片曲線論において、最後の章「華やぐ子午線」の後半で初めてクロード・レヴィ=ストロースが登場する。構造は形式主義からは生まれない。自然の中から感じ取られるのである。数学が帰納から進化するのと同じような意味だろう。
そして、それで終わりではない。直接的には、「II la science angélique」(「II 天使的科学」)の「vi 共生の森」につながり、各章には様々な変奏が現れる。さらに、次に現れる著書に主題は変奏されていくのだ。数学は自然に通じる経験科学であり、知の森林化を通じて、知は感性と統合されねばならないと。これは新しい自然哲学である。
「III 高原のスピノチスト」も別の変奏であるが、これぐらいにしておこう。
十夜一冊なので月に四冊ぐらいを取り上げるべきなのだが、なかなか、読み終えることができない。もう机の上には五十冊ぐらいの本が、新たに購入したり、本棚の奥から引っ張り出されて積み重なっている。連想が別の本を呼び出してしまうからだ。ジブリでの体験を通して、コンテンツとは何かを考えた一冊。
人はわかりやすいことを好む。複雑な世界は脳の中に取り込まれると、理解された状態、世界の秘密が取り出された状態になっている。そうであるがゆえに、脳の中にあることをメディアに表現するとわかりやすい。クリエイターの天才は、脳の中にあることを取り出して表現できる人。
ただ、同じことを取り出して見せるだけでは人も飽きる。消費者にパターンを予測させない工夫が必要。例えば、読みにくい文章を混ぜるとか、あれっと思うようにパターンをずらす。起承転結の転に相当するようなことかな。
それは「遊び」になり、遊びをメディアに焼き付けたものがコンテンツなのである。要約終わり。
おもしろい考え方だ。脳内表現は人間にとってわかりやすいものになっているはずだという考え方は。それを取り出して見せる。全体が捉えられ、しかも大きく見えるような表現。
なにか1散歩の途中、三日月の近くに金星と木星が並んで見えた。写真で撮影すると目で見たのと比べると、ずいぶん小さく遠くに映ってしまう。7月1日には金星と木星はもっと接近するそうだ。
やはり目で見た迫力とは異なり、電車は遠くに小さく映っている。
昨日午前中の散歩のお話の続き。宇品波止場公園からACTUS方面は宇品海岸プロムナードと名付けられている。ここを越えると市営桟橋がある。
公園からプロムナード方面を見る暑さ対策などキチンと装備をして走る人も多い。
ACTUSなどの店舗は11:00開店。10:00から店員が開店の準備を始める。
頻繁に船が行きかうのを見て、市営桟橋まで初めて足を延ばすことに。切符売り場らしきものはないと思うのだが・・・
背景に見えるのは元宇品のグランドプリンスホテル広島。
たまたま、フェリーが近づいてきた。後で発着場の人に聞くと、次の行先は金輪島だそうだ。車以外に徒歩の女性も乗り込んでいった。「新来島宇品どっく 第五こふじ」とある。フェリーの向こう側、遠く背景に見える黒い島が金輪島だ。
金輪島(グーグルマップ)への航路は記載されていない。広島港桟橋から呉-音戸の間を通る航路は松山観光港への航路。
フェリー発着場を越えたところに市営桟橋らしきものがある。切符売り場などはない。元宇品の全容が見える。
南消防団海上分団の海側に広島市消防局専用桟橋がある。
元宇品側の最も奥側の桟橋になる。
アオサギ - Wikipedia。市営桟橋から宇品海岸プロムナードに戻ってくるとアオサギが欄干に止まっているのを見つけた。釣り人のすぐ隣。釣り人も知らないふりをしている。もっといいカメラ・アングルをと思って移動していたら、後ろからジョガーが足音高く追い越していったので、飛び去ってしまった。ブツブツ・・・。
金輪島のカキ筏を避けて、大回りで坂町側に面している新来島宇品どっくに向かっているのだと思う。宇品波止場公園側の1万トンバースから撮影。
宇品波止場公園駐車場の料金は1時間以上いたはずだけど、100円だった。調べてみると、広島港宇品地区港湾駐車場の駐車料金改定について - 広島県ホームページとのこと。1時間は無料、それ以降30分を越えるごとに100円。24時間までごとの上限、1000円。
土曜日の夜は、WTM第79回に参加した。三つのセッションがあった。特におもしろかったのは「ためまっぷプロジェクト」。
地域で人が孤立しないための社会的な仕組みを考えようというお話。スマホを活用して地域情報を共有するアプリを開発している。スマホを所有していない人は、所有している周りの人が協力することやプロジェクトに協力する商店の店頭を利用することなどを想定している。
基本情報の単位は、今のところ、デジタル写真データで、チラシや紙に書いた情報を撮影したものでもよいらしい。著作権の問題もあるので、情報の作成者自身か、その要請の下、協力者が発信することが望ましいと思われる。
一番簡単なのは、Twitterのハッシュタグを利用した情報発信だろう。Tweetに画像を添付すればそれで完了だ。最小限の日時・期間や地域、分類をハッシュタグに含めたり、組み合わせたりする方法もあり得るかもしれない。おそらく、地域のハッシュタグをある程度細かく規定、ルール化しておくことが、検索結果を有効に絞り込むことにつながるだろう。
最もむずかしいのは、情報発信する人がどれくらい存在するかということ。有効なツールになるかどうかは、それにほとんど依存してしまう。キーワードはボランティアだろうけど、これも奥が深い話になる。
そのような個人の動きを捉えようとしたのが、TwitterのようなSNSの仕組みだろう。
散歩世界プロジェクトのようなものも特に公的なプロジェクトとする必要性もない。自然発生的なブログ情報やSNSを検索収集するだけでもそれなりに情報は集まるかもしれない。ただ、もう自分の撮影した写真だけでもまとめきれないほどの私的情報がある。いつかどこかで、一度でもコミュニケーションの切っ掛けみたいなものになればそれで十分なのである。今や、必要な情報はググればそれで済むのである。microformat(Linked Data)によるデータベース化のアイデアもあるはずだが、そこまでの必要性があるかどうかだね。強力なサービスが生まれるのであれば、意味があるかもしれない。以前、検討していたviewpointもGoogle Mapsを使って写真のGPSデータなどから自動化するようなことを考える必要がある。
他の二つのセッションは、スケジュール管理アプリのPastlyzeの事業化を進めている広島発ITスタートアップ、株式会社COEXISTの起業の話とWardish合同会社の見積もりのリスク低減などのノウハウの話。いずれも興味深いものだった。
午後9時前に終わって、カフェ・ベローチェで懇談、午後10時前に少しずつ解散していった。さて、次回、第80回もおそらく出ることになるだろう。
朝まるで弱い朝○○路ではなくて、夜まるで弱くなった。昨晩は早くから横になってiPad 2でPodcastを聴いていた。今朝も続きを聴きながら、前の記事の続きを書いた。Androidでは「Podcast Addict」をインストールして試した。PCのiTunesからなら、iPad 2のPodcastでは自動的に続きを聴ける。
Podcastを聴き終えて、ビル・エヴァンスのALONE(AGAIN)を聴いている。プロデューサーはHELEN KEANE。Evansの手持ちのCDのプロデューサーを調べていて、HELENと「Bill Evans at Town Hall」の「ONE FOR HELEN」のHELENが響き合った。Bill Evans and Gene Lees and Helen KeaneとHelen Keane - Wikipediaを調べる。フランス版のWikipediaによれば、二曲がHELENに献呈されている。「ONE FOR HELEN」はそのうちの一曲。Helen Keaneは1962年以降、Evansが亡くなる1980年まで18年間、マネジャーとプロデューサーを務めた。
ようやく、「渡辺篤史の建もの探訪」を思い出して、テレビを点ける。10時半過ぎ。変った家、大きな鉄骨造の箱の中に3階建ての木の箱の部屋が入っている。吹き抜けの広々とした空間。広島では、今頃、神奈川県藤沢市・古本邸|バックナンバー|渡辺篤史の建もの探訪|テレビ朝日が放送されている。4週遅れ!?
EテレはエイエイGO! 第10回「お助けマンdoesを忘れるな!」。午前11時。これは再放送だと思う。先週の日曜日の午後6時半から見たもの。NHKゴガク。アンドロイドのルーシーは、Lucy play tennis.と言われて、テニスを始めてしまう。三人称単数のsが動詞に付いていないために命令形で聞いたからだ。Lucy plays tennis.が正解という話。
最近は英語の教育番組も様々なアイデアで作られている。Eテレはプレキソ英語というのも小学5,6年生用にある。ラジオ第2は一日中英語漬けみたいだ。英語のテレビ番組・ラジオ番組 | NHKゴガクを参照。
The Melody At Night, With Youを聴きながら (06/17/2015)の記事にあるように、I Loves You, Porgy.のLoveには一人称なのに動詞にsが付いている。英語にもいろいろあるということなんだが・・・Rebuildでは、WWDC15のキーノートでもミュージシャンの話す英語はわからないという話もあった。
テレビやラジオについて正確に記述しようと思えば、Webは必須になる。日常のほとんどの情報はWebにある。ググれば、なんでもすぐわかる。実際、Web/PCの前で生活しているのだから、そういう方向にならざるを得ない。Webがなければ、曖昧な記憶に頼るしか方法がない。そんな情報はWeb日記を書かなければ必要もないのだけど。忘れ去るだけ。
朝晩の気温が低くて過ごしやすいが、昼間は温度が上がって暑くなる。いろいろと日記に書き留めたいことがあるのだが、ほとんどは抜け落ちてしまうか、どんどん後回しになっている。
今日のべネシアさんでは、自分のイギリスからインドまでの日記を製本してもらったのを受け取る場面があった。美しく製本された世界で唯一冊の本。手書きの日記だ。デジタル日記を書いている身としては、なにかうらやましいような気もした。古くから持っている本の書棚が映されたが、本には過去の歴史が閉じ込められていて、開かれると思い出が溢れ出す。ガーデニングも切りがない。次から次へと仕事が見つかる。それを愉しむ。仕事を終えて、夕方、新しい本をゆっくりと繙く。
せわしなく、次から次へと情報を探索しているのもいかがなものかなと思うが、情報が今や探せば得られるから、そういうことになる。じっくりと読むべき本を繙きたいと思った。
Rebuild Aftershow 87をイヤフォンで聞いている。.NET FrameworkのCLRがMatrixだという話。Your Choice is an illusion. あなたの書いているコードは、結局は世界(Matrix)のコードの一部を書いているに過ぎない。なんて話が最後に聴こえてきた。CLRが閉じられた世界ならそうなってしまうのだろうけど、Perl 6なら、開かれた世界になるはずだけど・・・
この話は「無限のはじまり」につながると思っているのだけど、さて・・・
Firefox OS in flux as Mozilla loses technology chief to startup - CNETの記事でAs Mozilla Prepares Firefox Fightback, President Li Gong And Mobile VP Rick Fant Leave | TechCrunchを知った。
Andreas Gal氏は、New Adventure | Andreas Galによれば、「Internet of Things」空間で新しいベンチャーを作るとのこと。
確かに、もうOSやブラウザで差別化する時代ではなくなりつつある。OSもブラウザも空気のような存在だ。結局、何をするのかの時代なのだ。アプリケーション・コンテンツの時代だ。
ChromeはWindowsやiOSで最近よく落ちるが、履歴などの機能は大変便利だ。ブックマーク・マネジャーも使い易い。Windows 10のブラウザはWebページに書き込みまでできるらしいけど、今ならできて当然の機能かもしれない。
ジム・クラークやマーク・アンドリーセンの冒険、マイケル・ルイス著「The new new thing - a Silicon Valley story」(「ニュー・ニュー・シング」、日本経済新聞社、2000年)は遠くになりにけり。「The new new thing」は「Internet of Things」そのものになったのだ。
だいぶ前、アンドリーセンのRockMelt (2009/08/18)の記事で「ニュー・ニュー・シング」を取り上げた。2013年に、RockMeltは米ヤフー、ソーシャルブラウザのRockmeltを買収 - CNET Japanの記事のような話題になったが、そのあとはよくわからない。
昔々、Netscape Navigatorに惹かれた僕は、今は正統な後継であるFirefoxの健闘を祈るだけである。毎日、FirefoxとChromeは並べて使っている。
土曜日昼からイオンシネマで「トゥモローランド」を見た。トゥモローランド|映画|ディズニー|Disney.jp |。
主人公とトゥモローランドとの関係やストーリー全体の整合性、異次元への移行、時間が部分的に凍結される描写などの説得力は今一つだったと思うが、そこがおもしろいのだとも言える。ロボットの戦いについては、少し乱暴な描写が多いので、そこが少し気になるが。
米国で軍事用に開発されている四足のロボットが、テストとは言え、手荒に取り扱われるのを見て、かわいそうだと考えるのは日本人だけだろうか。ロボットの感情もテーマの一つだ。
このページはかなり包括的なもので、いろいろ調べて断片的に見つけたものを大体含んでいると思う。しかも、あれ、そんなものがというものも取り上げている。
Perl関係では、MisterHouseというキーワードがあるが、ホームオートメーションというものは具体的過ぎて、しかも日本が強いという分野でもないので、ローカルな話題に結び付きにくい。日本の会社はあまり個人に注目していないしね。Lazurite Basic | ニュースリリース | ラピスセミコンダクタは例外的かな。
Linux Home Automation - Insteon support pageのInsteonというのは、AppleのHomeKit製品を出したのじゃなかったっけ。insteon.com、これだね。
あれ、こんなものがというのは、Pytomation。また、Pythonだよ。Insteonはサポート・ハードウェアのトップにあるし、Arduino Uno boardもある。大したもんだね。
もちろん、Perlにだって、Device::SerialPort::Arduino - A friendly way to interface Perl with your Arduino using Device::SerialPort - metacpan.orgがある。
Arduino Playground - Interfacing With Softwareには、他の多くのソフトウェアとArduinoとのインターフェースについて詳しく記載がある。Perlについては、Arduino Playground - PERLにある。
別にホーム・オートメーションでなくても、なんのオートメーションでも構わないわけで、要はコンピュータの使い道はそこにある。「Arduinoにセンサーを積んで遊ぼう」プロジェクトの目的を探しつつある。
当面、パーソナルな視点から見ると、やはりアップルのHomeKitやiCarがどうなるかに興味がある。やはりデザインが大事。デザインと言っても、単なる見掛けではなくて、必要性をデザインするという意味なんだけど。
それは具体的に何をするのか、そして、ネットワークとセンサーをどう配置するかという現実的な問題に遭遇する。アップルの答えは「Apple TV」が「HomeKit」プラットフォームのハブに--アップルのサポート文書で明らかに - CNET Japanにあるわけだけど、既に実現可能な未来に焦点を当てている。もう以前からあるような話。現実的。バブルではない。
I Loves You Porgy.で印象深く始まるスタンダード10曲。キースが自宅のスタジオで録音したソロ・ピアノ。ピアノの弦の震えが伝わる。Rogers LS3/5A Monitorはもう30年以上前に購入したものだが、相変わらず、そこにピアノが存在しているかのような実在感を再現する。繰り返しの二度目の7曲目、Something To Remember You By.に入った。何度でも聴ける。テレビは点ける気にはならないね。
時は過ぎ行き、明日は木曜日。速報:SIMフリー8コア64bitスマホ HUAWEI P8liteは約3万円、6.8型のP8maxは約6万円(更新) - Engadget Japaneseを見ながら、ZenPhone2と対比させてみる。コストパフォーマンスは同等だけど、スペックのバランスはZenPhone2を取るね。ただ、ZenPhone2もバッテリーの持ちが悪い。一日しか持たない。4GB-RAM版はCPUのクロック数が高いし、もっと悪いらしく、2GB-RAM版がお勧めらしい。Nifmoはそうだったし、価格の点からも2GB-RAM版が妥当と思われた。しかしながら、2GB-RAM版でも、使っていると上部が熱くなってくる。低消費電力化は、高性能スマホにとって、さらなる課題なのだろう。
Uさんから、オープンソースカンファレンス2015 Shimane | しまねOSS協議会 OS4にFACEBOOK経由で誘われたけど、さてどうするかな。ちょっと遠いけど、行けなくはない。遊びがてら、何かと組み合わせてとは思うが・・・Firefox OSも出展するのだろう。
日が変わった。WebVR が Firefox Nightly ビルドに登場 | Mozilla Japan ブログを昨日見つけて、へーっと思ったのだけど。Projects -MozVRを見ればイメージを掴めるとは思うけど、Google Cardboardでもいけるのかな。あれ、Downloads - MozVRを見ると少し話が変わっているみたいだ。ちょっと調べなくては・・・
Bill EvansのAloneを聴いている。Never Let Me Go. 14:34のテイク。Firefox NightlyをAndroidにインストールしてMOZVRのサンプルを表示すると二画面になる。VR用のゴーグルは必要だね。さて、Google Cardboardを注文して、今日も終わろうか・・・
同じ曲で、以前記事を書いたような記憶が蘇ったので、確認した。もう10年以上前のことだった。
Windows 10のAndroid/iOSデバイスとの連携強化は大きな賭け? | スラド ITネタ。
今時ねえ、WindowsマシンとiOSやAndroidデバイスと連携が取れなくて困ることはないでしょう。どのようにデータを転送するかに過ぎない。何を使うか。Dropboxぐらいが中立的で便利なツールかもしれない。
いずれにせよ、デスクトップが中心的なコンピューティング・デバイスであることは、今後も変わりそうもない。これまでの経験から言って、モバイル・デバイスは、TPO(Time、Place、Occasion)的に考えても、創造的な仕事をする道具ではないからだ。ディスプレイ・サイズの問題も大きい。
そういうことで、「Phone Companionもあってもいいんじゃない」ぐらいの乗りで答えるぐらいの問題だと思う。
一日の疲れに早く床に入ると午前3時過ぎぐらいに目覚めてしまう。コップ一杯の水を汲んで、ついついPCのスイッチを入れる。シリコンバレー101 (610) Atom x7搭載で小型・軽量になった「Surface 3」を使ってみて | マイナビニュースネタ。
相変わらず、この人の記事は精確な物事のニュアンスを伝えてくれる。Surfaceペンを使うために、Surface Pro 3が欲しいなと思った。やはり画面サイズが重要なのだ。
Surface 3はiPad対抗製品なのだろうと思う。画面サイズも重量も。携帯するタブレットとして、iPad 2はやはり使い易い。ジョブズがプレゼンで自慢そうに片手で肩の上に掲げて見せたのを思い出す。しかしながら、おそらく、Surface Pro 3に対抗して、iPadも大型が登場するだろう。携帯性はある程度犠牲になる。来週の火曜日の朝にはわかってるかもね。
さて、二度寝するか。この記事を書く予定ではなかったのだが、現実は偶然に満ちているのだ。
最近、ブルースクリーンに見舞われたが、警告音が起動時に出始めた。ビープ音が4回ずつ繰り返す。ブルースクリーン以来、デバイス・ドライバの問題かと7つのUSB接続を取り外し、電源コードも抜いて、コンデンサが放電した後、電源コードをつないで再起動しても今日はダメ。昨日は動いたのだが。ディスプレイコードを抜いて再接続で2回起動できたが、不安定で、最後はブルースクリーンが出てあきらめた。
MacBookで調べ始める。ビープ音4回の繰り返しはメモリ書き込み・読み出しエラーと判明。面倒だけど、オンライン・マニュアルを調べてシャーシを外して、中を覗きこむ。綿ぼこりがかなり付いている。手でパソコン台の金属柱を掴んで静電気を一応放電させる。ざっと拭えるところは指先で拭って、埃の塊を摘まみ出す。問題はRAMのはずだ。上から押さえてしっかり押し込む。4GBが4枚並んでいる。
データを救い出すまでは諦められない。バックアップができていない。二度目に再起動できたとき、XAMPPのcgi-binをDropboxにコピーしている最中にブルースクリーンが出て落ちてしまった。Becky!のメールデータが11GBもあるしね。Webはサイトにあるから大丈夫なんだけど。ローカルCGI、TerapadやZedのスクリプトが問題。
シャーシを閉じて、再起動。うまく起動できるが、Apacheが設定が違うと言って起動しない。外付けのUSB-HDDをはずしていたからだ。そのまま差し込むと認識して、Apacheも動くようになった。これで当面問題なし。
MacBook予備機は役に立つね。OS X El Capitanが来ればもっと早く動いてくれるのだと思う。楽しみだね。
USB-HDDにバックアップを始めた。バックアップ用のNASを入れるかな。NASNEもバックアップに使えるけど、録画用だし。
2012年11月20日購入か。2年半経過。
2015.23..25 Catching Up Is Hard To Do | Weekly changes in and around Perl 6ネタ。そうだよね。大変だよねと相槌を打つ。
いろいろな中味を開いて見る余裕がない。みんなそうかもしれない。起こったことをリストアップするのが精一杯かな。
Rakudoは毎月リリースされている。Rakudo Starのほうは、3月にJIT付きの64bit Windows版のインストーラが出ている。もちろん、インストール済みだけど。そこまでで止まっている。
キラーアプリが欲しいね。
宇品波止場公園、ACTUSや港を含む一角を宇品デポルトピア(UJINA-DEP-PORT-PIA)と名付けたようだ。倉庫のdepoと港のport、ユートピアのUtopiaからなる造語。昨日、朝10時前、広島駅からの戻りに宇品波止場公園の駐車場まで車を走らせて、イオンシネマで12時20分から「トゥモローランド」が始まるまで、久しぶりに海や島を見ながら散歩することに。
宇品デポルトピア案内図「黄色い花」でググって、季節の花300 - 未央柳(ビョウヤナギ)の葉の厚めの品種から、未央柳 大判写真に到達。
ロボットは自ら散歩しようとはそれほど思わないだろう。散歩という身体と世界とのインタラクションを通じて、如何に世界を認知するかというよりも、単に散歩で見聞きしたコトの記録が「散歩世界プロジェクト」である。
散歩世界プロジェクトも散歩しないと始まらない。モバイル・デバイスの活用の仕方も考える必要があるかな。まあね。写真を撮るのが、結局、最も効率のよいメモになる。それ以外には今のところ考えにくい。
Larry Wall Perl 6インタビュー - Perl 6の現在と15年の歴史 (02/10/2015)の記事を見直していて、Rebuild: 78: Have The Appropriate Amount Of Fun (Larry Wall)ネタはPodcastだと気が付いて調べると、iTunesで配信されていた。WWDC15の話題、Rebuild: 96: Swiftpocalypse (naan, hak)(2015-06-11)ネタ。現在、139エピソードが配信されている。終わりの30分ぐらいのお話から少しだけ。
proactive、intelligenceが今のスマホには足りない。まだやるべきことの20%もできていない。サンフランシスコから自宅に帰るのに、どこかがシャットダウンして、そしてシャットダウンするというのは予定通りで、それが35分でいつも帰れるのに渋滞で2時間もかかって、ヘロヘロになった。Google Nowが、渋滞を知らせてくれないので意外な感じがした。GPSで位置を把握できるのに、結局それほどできていないじゃないというお話。proactiveは「先を見越した、先回りした」という意味。要はまだいくらでも仕事があるということかな。
Swiftはオープンソースになることは歓迎だし、当然だが、当面、サーバー系で使うのは、文字列系の処理が弱いので無理とか。コンパイラをSwiftで書くようになればバグが減るはず。最適化オプションで動かなくなるバグがあるそうだ。ゲームはC++で書かれているので、Swiftだけでゲームを書くのは当面有り得ない。そんな付いていけない話ばかりだが・・・結論はまあこれからだろうという。なんでも新しいものは定着に時間が掛かる。
本編、1時間40分後、Rebuild: Aftershow 96: Programmable Noodle Waterslide (naan, hak)で、さらに40分。
One more thing...がApple Musicだったのにはがっかりしたらしい。Apple TVが来ると思っていたそうだ。長々と技術とは無関係の話をされても、デベロッパーたちは退屈で、さすがに帰っていった人もいたらしい。U2のアルバムの無制限配信以来、音楽はアップルにとって鬼門。ConnectはPingの亡霊か。
Connectは、僕はそれなりに興味深い試みだと思うけどね。最初の頃のアーチストや作曲家などのデータベースの延長線上にあるセンスを感じている。ある意味、Myspaceみたいなものを目指しているようにも思う。アップルのサイトには既にApple Music アーティスト・アカウントが用意されている。どれだけのアーティストがアカウントを取るのだろう。Pingはなんだかよくわからないままに終わってしまった。
アーティストは自分自身で既にWebサイトを運営しているだろうし、それとどう区別するのかという疑問が残る。コンテンツからアーティストのサイトへのリンクを張ればよいだけかもしれない。
Amazon Musicと比較して、iTunesが閉鎖的な感じがしてしまうのは、階層型のアプリケーションだからで、Webにも載せればよいのだと思う。ハイパーリンクの自在さは世界を拡げる。Connectに意味が出てくるのはそのような世界の中でだろう。僕自身は、Apple Musicについては、Connectにしか興味がないとも言える。ConnectがiTunesに閉じ込められるのではおもしろくない。
調べてみると、Apple IDでログインすれば、Connectを見たり、Connectのアーチストをフォローできるし、RadioではZane Lowe氏らDJのBeats 1は聴ける。Apple Musicのメンバーになれば、フルサービスを受けられる。Apple - Music - メンバーシップを参照。
僕らは流行を追うわけでもないから、あまり期待はしていないのだが・・・
最後は、ニュース - Intelが正式発表、FPGAチップのAlteraを約167億ドルで買収へ:ITproの話題だった。
電脳空間カウボーイズがニコ動へ移ってしまったので、これからはRebuildだね。
日を跨いだか。うむ、日記を書いているどころではなかったが、なんとか、助かったみたいだ。大体のところはバックアップした。あー、ドキュメントと写真があるか。もう少し作業しないと・・・Rebuildを遡りつつ聞いている。Bot vs. BotとTofu on Fireの94回分を聴くと、宮川氏がPodcastのバイリンガルニュースに出演したという。Podcastの視聴率はトップクラスらしい。Rebuildも一度はトップになったことがあるらしいが。
Podcast AddictのSearchでBilingualを検索するとすぐ見つかる。日本語と英語が混在した会話が続く。これもなかなかおもしろい。今日は疲れたので、内容はまたにしよう。
トラブルだけでなく、新しい情報にも追いまくられている。さて、水曜日が過ぎ去ろうとしている。Rebuildを遡ってさらに聴いている。既に92回まで遡った。Zaimの閑歳孝子さんの回だ。本の趣味が一致している。三冊名前が上がったが、そのうち「コンテンツの秘密」と「無限のはじまり」が一致。その他のアニメやマンガの話はほとんどチンプンカンプンだったが・・・
帰宅して、PCを起動すると昨晩の出来事は何もなかったかのように動いている。USBのポートが10箇所あるのだが、USB AM/FMラジオ(SUNTAC RD-PC-101)はポートを選ぶ。前から気になっていたので、DellのアカウントでログインしてXPS8500のマニュアルをもう一度ダウンロードして調べる。USB 2.0が6箇所、USB 3.0が4箇所。USBラジオは3.0を選ぶ。しかし、ラジオのマニュアルは2.0のFull speedと書いてあるだけだ。話が合わないけど、USBコードがめちゃ長い。そのせいかも。
USB 3.0は背面の下の二つと前面の二つ。背面の上中の二つずつと上面の斜めの刺し口の二つはUSB 2.0だ。
毎週同じことを言っているので気が引ける。が、事実はそうである。風のように毎週が過ぎ去っていく。情報と必死に格闘している間に。癒しの場であり、次ステップについて思いを廻らす場が、Rebuild.fmになった。既にエピソード90まで遡った。マイクロソフトの「Build 2015」が話題。
マイクロソフトの技術力はやはり凄いらしい。それは.NETの性能に象徴されるのかもしれない。スクリプト言語系も高速で動くことはよく知られている。IronPythonとか。まあ、僕は使ったことはないのだけど。
翌日の続き。Perl 6も.NETのコンパイラNieczaが開発されているが、GitHubを調べてみると、今はみんなMoarVMに注力されているようだ。Feature comparison of Perl 6 compilersを参照のこと。
宮川氏については昔からといっても、Perlモジュールの、Plackかな、いや、Plaggerかな、Web経由情報から知っていたが、元ライブドアとか、YAPC(Yet Another Perl Conference、ヤプシーと発音する、へーっ)を立ち上げたという話で、断片的な記憶が蘇った。Rebuildはnaoya氏が初回。2013年の2月だから、2年と4ヶ月。RebuildはLarry Wallのインタビューを聴いたのが初めてだったのだが、その時はPodcastを購読しようという意識がなぜか立ち上がらなかった。気が付いてよかったね。日記のお蔭でもあるのだが・・・
monolithか、microserviceかという話が頭に残っている。僕の場合は、自分で書いているものは自分で使うだけなので、特にモジュール化する要求もないが、時折、そんなことも考えてみる。基本的には複雑なフィルターを書くに過ぎないので、あまり必要性がない。一つのスクリプトの中にすべてがあるほうがメンテナンスしやすいということもある。無理やり別けてもなあと思う。そんなレベルからなかなか進歩しない。必要性がないからということもできる。考えてみると、カテゴリデータだけは外に持ってメンテナンスし、複数のスクリプトから読み込んで使っている。
後は、開発言語、フレームワーク。Titaniumはおもしろそうだなと思っていて、Appceleratorからのメールは購読していたが、ほとんど見ないままに終わっていた。ZaimはTitaniumで開発されたのだそうだ。
「Build 2015」の回の話で、マイクロソフトがObjective-Cを.NETに載せ、そのうちSwiftもという話もあったが、TypeScriptの話が印象に残った。.NET FramworkやC#を設計しているアンダース・ヘルスバーグ - Wikipedia(Anders Hejlsberg)が開発に関わっていて、Welcome to TypeScriptのビデオでは自ら説明している。目的としては大規模なJavaScriptのプログラムを書くためのもので、静的型付けとクラスベースのオブジェクト指向を可能にするスーパーセットになる。最終的にはJavaScriptにコンパイルして使う。個人の書く小さなJavaScriptには無用かな。Node.jsでnpmでインストールする。
次に何をするかという観点からは、機械学習や自然言語処理関連のライブラリの充実については、Pythonが有力。Raspberry Piにしてもね。Arduinoは、Processingのスケッチを使う。
今、ようやく、重い腰を上げて、Arduinoに少し寄付をしてIDEをダウンロードして、インストールしてみた。でも、PCにつなぐ必要があるんだったら、USBコードが短すぎる。Dell XPS8500は足元に置いているし。MacBookで開発するのが正解かな。さて、こちらにもインスト-ルしてみよう。Macに慣れるためにも。
そういったことを、まあそれでもいいんだけどと思いながら、忙しさにかまけて、Perl 6で何かプロジェクトを立ち上げるための必然性みたいなものを延々と探している。「Walking World Web」(Walking World Project)のGitHubが空なのを心苦しく思っているところだが・・・、何か本日記から引き出すというか、日記自体を意味的に構造化することを考えている。カテゴリの問題もあるわけだが、言葉というものはどのように構造化すべきかということを含めて。
人工知能のための哲学 4 - 意味とパターン (02/07/2015)で引用した記者の眼 - 元専門誌記者が抱く「イマドキのAI」への期待とモヤモヤ感:ITproに書かれていたように「世界というのは身体的なものとのインタラクションを通じて浮かび上がるもの」である。災害ロボット、日本惨敗の衝撃 迫るグーグルの影 :日本経済新聞ネタ。
「身体的なもの」とは何かということが気になるのだが・・・まだ、ロボットは、そこを議論するところまで到達していない。話としては、十夜一冊 第八百七十.一夜 MIKROKOZMOSZ I - 夜の知恵 (04/25/2015)につながることになるだろう。
Google Cardboard (05/29/2015)の続編。Downloads - MozVRにあるように、Firefox NightlyとWebVR Enabler Add-Onを使えば、Oculus RiftではなくCardboardでVR体験できるサンプルもあることがわかった。milboxも独自にアプリを出している。Milbox | VR Platform for Creators。
組み立てたmilboxとMOZVRのサンプルMONKEYSを表示したAndroidZenFone2はmilboxのスペックが求めているスマホよりも少し大きいが、使えないサイズではないと判断して購入。セットアップする背面の左右両側面のわずかなでっぱり部分は切り取って除去した。背面にZenFone2のディスプレイを手で押し付けて使った。背面のカバーをZenFone2を固定するのに使えないこともないが、少し短いので、押さえが足りない。ゴーグルを手で顔に押し付けて使うので、スマホも一緒に手で押さえてもまったく支障はない。スマホの画面操作は取り外して操作する必要があるので、むしろ背面の押さえは邪魔である。
それはともかく、コンテンツがすべてなので、実際のところ、サンプルに過ぎず、デモであり、単純なおもちゃである。ここに未来があると実感させるものではない。今のところ、仮想現実という言葉を当てはめるのが相応しいものではない。現実的な視覚のスケール感が欠けていると思う。
本家GoogleのCardboardのアプリを見てみないと正確な評価にならないと思って、Cardboardのアプリをインストールして試してみた。これは凄いね。なるほどと思った。こういうもので作ったアプリを体験するのはそれなりに大変だけど。360°全方位を見る必要があるのはどうなんだろう。仮想現実の定義から必然であると言われると、それはそうだねということになりそうだけど。ただ、見えているものには近づくことはできない。回りを見まわすことができるだけだ。あるいは見えているものを周囲の全方位から見ることができるサンプルがある。ユーザーは移動せずに周囲を見回すか、移動しない物体を周囲から見ることができるだけだ。
ちなみにmilbox自体はGoogle Cardboardを謳っていない。インプット用の磁石もないし、NFC tagも添付されていない。だから、操作はディスプレイ画面のタッチを使うので、ディスプレイはゴーグルに固定しない方が使い易い。もっともインプット用に磁石を使うという意味が、僕はよく理解できていない。磁気センサーを使うということなのかな。調べてみよう。
Google Cardboardを作る上での注意すべきポイント:かきのブロマガ - ブロマガが詳しく解説してくれていた。ありがたし。やはり磁気センサーが二つの磁石の移動による変化を捉えて、タップ代わりに使われる。アプリ側がGoogleのCardboardのAPIを使う必要があるのだろうけど。Google Cardboard準拠のものも買ってみるかな。NFCのタグはアクセスしたいURLを呼び出したりするのに使うのだろう。
しかしながら、スマホの高解像度もCardboadに使うつもりなら実用的に役に立つことになる。ZenFone2の1080 x 1920 pixelsの解像度ではCardboardのVRビデオを鑑賞するには低すぎる。次にアップグレードするときは、高解像度がVRを見るために考慮の対象になる時代になっているだろうか。
昨晩帰宅すると、PCがエラーになって止まったので、何とかしてという。いつも通りにWebを見るのに使っていただけなのに。見るとブルー・スクリーンが出ている。Blue Screen状態は一般的にPCにハードウェアが絡む深刻な障害が生じた時に起こると言われているので、さて困ったなと思った。
ブルー・スクリーン情報収集が50%完了の時点から10分以上経過しているという。自動再起動してくれれば先に進むが、停止状態だ。
まず、MacBookを起動して検索する。「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA(dxgmms1.sys)」。しばらく、いろいろなページを調べてみたが、役に立つような情報はまったくない。再起動していれば何か試すことはできるのだろうが、停止状態のままでは何もできないことは明白だ。情報収集が途中で止まったということは、ある意味、ブルー・スクリーンを生じさせたのは単なるバグという可能性もある。あるいは、どうしようもない、もっと深刻な状態かもしれない。いずれにせよ、再起動させなければ始まらないのだ。
電源ボタン長押しでまず電源を強制的に落とす。そして、再起動。問題なく起動する。そのまま、今まで動いている。
過去のブルー・スクリーン問題は、Windows 8 Proの時、bridge.sys絡みのブルースクリーンの頻発 (06/15/2013)にある。
それはともかく、だいぶ前からWindows 10の予約アイコンがツールバーに出ている。開いては見たが、予約はしなかった。マイクロソフトのアカウント情報を最新に修正しただけに留めた。焦る必要はないし、大丈夫なのだとは思うが、Windows 8.1 Proからのアップデートや周辺機器の互換性についての情報を確認してからだと思う。
「Windows 10」は7つのエディションに Microsoftが発表 - ITmedia ニュースを復習すると、Windows 10 Proというのもある。
【及川卓也・清水亮・羽田野太巳・藤村厚夫】すごい人達呼んで「Webは死ぬか?」をマジメに語り合ってもらった(後編) | HTML5Experts.jpネタ。これは取り上げざるを得ないネタ。本質的な問題だから。なぜ、そんなことを問題にするのかという思いもある。
記事を読みながら、研究していきたいね。
あれ、前半があるのか。それじゃ、まずは、【及川卓也・清水亮・羽田野太巳・藤村厚夫】すごい人達呼んで「Webは死ぬか?」をマジメに語り合ってもらった(前編) | HTML5Experts.jpネタ。
一番おもしろかったのは、清水氏の、HTML5、CSS、JavaScriptはWeb時代のマシン語で、これを使うことの敷居をもっと下げたいという話。もちろん、それはMOONBlockなんだろうけど、具体的には出てこなかった。Chainerによるニューラルネットワークのビジュアル言語化に挑戦してみる - shi3zの長文日記の最後に、iOS用にMOONBlock DXが開発中であることがアナウンスされている。iPadをenchantMOON化できるかどうか大変楽しみである。
僕が使っていて感じるのは、アプリは総じておもしろくないということ。iTunesの話でも同じようなことを言っているが、閉じられている感じから逃れられないからだ。Webで検索したり、ブックマークしたり、日記を書くのがもっともおもしろいことだろう。ページ自体に注を書き込めることがおもしろいかどうかはよくわからない。日記に引用して、感想でも付け加えればそれで十分という感じがするね。そのほうが情報としてはまとまる。
ページの注はないよりはいいかもしれない。ページに付箋を張れば、履歴に付箋の有無がわかるようにページのリストが出てくるとうれしいかもしれない。付箋が付いたものだけに絞れるとか。付箋にはメモも書けるとよいだろう。
FlipboardやFeedlyを使っていたこともあったが、結局使わなくなってしまう。単なるブラウジング機能だけではほとんど意味がない。Webのブラウジングにおいては、Chromeの履歴が最も役に立つ。ブックマークは一応しているが、ブックマークを調べるよりは短期的には履歴だし、古いものは自分の日記を調べたほうが早いし、より豊かな情報を得ることができる。
結論は「Webは死なない」。それどころか、さらに増殖するだろう。SNSも有用ではあるが、永遠ではない。同じ状態は続かない。少なくともTwitterはもう変質していると思う。個人の姿が見えにくくなっている。個人のFacebookへの移行が進んだのかもしれない。