[Amazon] Kindle Fire

「Kindle Fire」、1台あたり50ドルの損失--アナリスト分析 - CNET Japanネタ。

iPadは必要だよねと思いつつ、お小遣いでは難しい価格帯の製品だ。さて、Kindle Fireは円高の今、15000円の値付け。お小遣いで買えてしまう。問題は今のところ米国だけという話。Android機として欲しいなと思う。

[Amazon] 読書の未来から販売の未来へ

ちょっと憂鬱な予言―紙の出版の未来はこうなる…Amazonのジェフ・ベゾス・インタビュー:現代の消費者向けエレクトロニクス市場ではデバイスだけ作っても決して成功できないネタ。

後者の記事の最初に置かれたビデオを見ると、べゾフのプレゼンに物理的実体のある本と電子書籍の売上の比較がある。電子書籍は急激に伸びて、普通の書籍をあっという間にキャッチアップしている。

ガラパゴス的村社会日本ではなかなかこうはいかない。既得権益が絡むとユーザー指向や合理性がすべてではないからだ。しかしながら、G2010のような動きを見てわかるように電子書籍は従来の出版社や印刷会社を容易に超えてしまう。今後、EPUBのように電子書籍の規格が日本語に対応して標準化されるだろう。著作権の問題さえクリアできれば、だれでも出版可能になる。

新潮社は絶版になったような新潮文庫をCD-ROMに100冊まとめて販売している。もっとも青空文庫はあるわけで、著作権切れのものは電子化が別に進んでいる。えあ草紙・青空図書館を訪れれば、青空文庫の凄さを知ることができるだろう。1万冊の書籍を自在に読むことができる。さらに電子書籍の文化が成熟するためには、すべての書籍が電子化されることが必要だということだ。あれはあるけど、これはないでは電子化のメリットを享受しにくい。日本における電子書籍の普及は書籍の電子化度に掛かっているということができるだろう。

これの意味するところは、もっと深い。問題は人間の一生がすべての本を読むには短か過ぎるということにある。書籍の母集団が大きくなればなるほど、新しい本は読まれにくくなる可能性がある。書籍だけではない。大量の文献がWeb上に存在している。文献どころか、ブログもツイッターも、読むものはいくらでもある。

さて、読書の話題から販売の問題へ移ろう。Kindle Fireは単に電子書籍の販売ツールではない。Amazonが販売するものの専用広告塔になるわけだ。ほぼ同時にアップルはApple Store Appをアナウンスした。アップルの10月4日のイベントでKindle Fireへの対抗策が語られるかどうか。ディスプレイサイズを大きくした安価なiPhoneなり、iPod touchは必須のアイテムになる。

images/2011/10/applestoreapp_20111002s.PNGApple Store App on iPod touch

要はケータイやタブレットからオンライン注文をして決済するのが普通になる可能性があるということだ。オンライン販売の対象者はPC-インターネットユーザーだけでなく、ケータイ・タブレットユーザーに広がっていくことになる。まだまだと思っていたことが急速に実現していく。小規模の個人店舗からスーパーへ、そして巨大ショッピングセンターの出現、そして行き着くところは、オンラインショップと宅配業者の組み合わせになるのか。あらゆるものがインターネット経由で販売されるようになる。このまま行くと、GoogleやFacebookの存在感は低下していく可能性もある。もっとも重要なものはコンテンツであり、具体的なモノだからだ。それに付随してネットワークが形成される可能性もある。いよいよ、おもしろくなってきたかも・・・

更新: 2011-10-02T12:24:57+09:00

[Amazon] キツイ一発になるか

アマゾン、199ドルのKindle Fireで「Appleにキツイ一発」ネタ。

アップルが準備できているかどうか。結果が楽しみではある。

しかしながら、日本での発売は!? 予約注文を調べると、やはりUS onlyだ。

[Amazon] Kindle Fire vs. iPad 2

iPadの時代は終わるのか...半額以下で買えちゃうアマゾンの新タブレット「Kindle Fire」の衝撃を斬ってみる! : ギズモード・ジャパンネタ。

冷静になって考えてみると、Kindle Fireで何ができるのかということになる。本を読むなら、別に紙の本でも十分だしね。iPadにはいろいろとおもしろいメディア系アプリがあるし、iWorksも本格的に使えそうなので、データ入力マシンとしてバッチリ。写真もちょっとしたメモ的な記録に使えるだろう。

そして、Kindle Fireが日本に出ていないことが決定的だ。いくら安くてもねえ。買おうにも買えないのだから^^;)

[本] 読書の未来(つづき)

紙かスマホ・タブレットかについての論点が抜けていたので、再論。

最早、事実の経過を見守るだけで結論が出てきそうなので、論じるほどではないことではあるが、電子本が優位になる予感もしている。

データの活用の観点から見れば、デジタルのほうが当然優位だ。紙の本に付箋でマークし過ぎると何がどこにあるのかわからなくなる。デジタルならマークのリストが簡単に作れる。あるいは特定の部分をコピーして引用することも容易だ。しかしながら、そういう機能はまだアプリに依存していて、一般的ではない。したがって、現時点では電子書籍も魅力的とは言いがたい。

クラウドに本棚を持つようになれば、そのような私的な本に関する情報も一緒に蓄積される。いつ、どこまで読んだか、どこに付箋を貼ったか、どの部分を引用してどのような文をどこに書いたかなどの情報。書籍に関する情報にネットワークのどこからでもアクセスできるようになる。おそらく、公開された同一の書籍の情報にもアクセスできるようになるはずだ。無論、関連した書籍やその他の情報にも。

電子書籍のデメリットは読むためのデバイスと場合によってはネットワークへの接続環境が必要だということになる。紙の本のメリットはその逆だ。本さえあれば済む。そして、ひっくり返そうが、ページを折ろうが、ポストイットを貼ろうが、メモを書きこもうが、マーキングしようが、自分の本であれば自由にしてよい。

さて、あなたはどちらを選ぶだろうか。おそらく、紙の出版による比例費・固定費は電子出版を大きく上回るはずだ。電子出版が増えれば、紙の本のコストは上昇していくだろう。それが、結局、電子出版を後押しする可能性がある。そして、電子出版はロング・テールをさらに長引かせることを可能にするだろう。従来はコスト的に出版できなかったものも出版できるようになる。

紙の本は贅沢品になっていくかもしれないし、オンデマンド印刷で、もっとローコストで出版する方法を見つけるかもしれない。

しかしながら、本の形態がどのように変化しようとも読書の楽しみは変わらないだろう。本棚をひっくり返して本を探すか、クラウドやホーム・ストレージを検索して探すようになるかは別にして。

[クラシック] 名曲のたのしみ ラフマニノフ(4)

ハイドンの全80回の次が、ラフマニノフとなった。これまで一度も取り上げてないのか、今晩が4回目。1回目はスティーブ・ジョブズが亡くなった時に既に話題にしたようにピアノ協奏曲第2番。2回目はピアノ協奏曲第3番。3回目は前奏曲の「鐘」から始まった。今回からは、作曲された順序に従って聞いていくと言う。ピアノ協奏曲第1番から。

吉田秀和の第1回目の話によると、ラフマニノフはピアノの名手で、リスト、ショパンの系譜につながるピアニスト・作曲家ということができるらしい。ちくま文庫の「私の好きな曲」を見ても、ラフマニノフの曲はないので、「世界のピアニスト」を紐解いてみると、ラフマニノフが出ている。

吉田秀和がミケランジェリと会食した時に、尊敬するピアニストは誰かと聞くと、言下にラフマニノフと答えたそうだ。ミケランジェリがレコーディングしているのはラフマニノフのピアノ協奏曲第4番だけであることの理由を尋ねると、2番、3番はラフマニノフ自身の素晴らしい録音があるので、私が弾く必要がないが、4番だけはそうでもないのでと答えた。

たまたまミケランジェリの4番を持っているが、アシュケナージのラフマニノフのCDを調べると1番と4番の組合せだ。ということで、iTunesでラフマニノフの「ラフマニノフ・プレイズ・ピアノ・コンチェルト・アンド・ソロ・スピーシーズ」を購入して聴いてみたわけだ。いずれ比較して聞いてみよう。

[クラシック] 名曲のたのしみ ラフマニノフの記録

「名曲のたのしみ」関係の記事は、名曲のたのしみ -プーランク その音楽と生涯-(24)(04/05/2009)が最も古いかな。いや、こっちか、名曲のたのしみ(01/17/2009)。Web上の情報としては、2チャンネルがリソースとして引っ掛かってくるが、それほど多くはない。エアチェックの基礎データは自前で確保するしかない。ラフマニノフのシリーズ・データを記録していこう。


[Computing] さらなる長い道のり

仕事の合間に少しだけ。iOS + iCloudでアップルは万全かなと思っていたが、昨夜のiWorkの実戦テストでビジネス用途にはまだ難しいんだなあと実感。Chrome環境におけるGoogleの実力を目の当たりにした。

Google Docsはだいぶ以前から使い続けているのだが、かなりいけるなあとは思いつつ、OpenOfficeもあるからと感じていた。デスクトップではそれでまったく問題ないが、非力なモバイル環境ではオフィスアプリのCloud利用も現実的と言える。AndroidやChrome Bookの実力が気になるところだ。マイクロソフトのSkydriveやAmazon Silkも同様な発想だろう。

それぞれ、マシン・パワーとクラウド・パワーのバランスをどう取るのかという問題を抱えている。そして、デスクトップとモバイルで取り扱うデータの互換性問題を抱えている。アップルは独自生態系の中で、無理をせずに徐々に進化させていこうという戦略だろう。オフィス・アプリにとってタッチスクリーンのインターフェースは最適とは言いがたい。最適化の長い道のりが待っている。

[日記] タイムラインのつくりかた

Facebookにないタイムライン・・・ネタ。「情報過多との戦い」の文字列に惹かれて、ピックアップ。

昨日だったか、Twitterはソーシャルネットワークではなく情報ネットワークだという記事があった。ソーシャルだろうがなんだろうが、情報であることには変わらない。さて、情報は多すぎると無意味になる。すべて読めないからだし、読んでいない情報量を測定してもほとんどは無意味なのだけど・・・

情報過多に立ち向かうにはどうすればよいのだろう。

[日記] 時は行き過ぎて

赤くなった右目をみんなから心配してもらって、ジャズトゥナイトを聴きながら大雨の中を早めに帰宅。iPad 2の裏面に届いた透明プラスチック・カバーを取り付ける。これで一応iPad 2保護システムの構築完了。既に手脂汚染防止用のディスプレイ・フィルムは貼付け済み。

様々な思念が毎日通り過ぎていく。日記に書きとめようと思いながらも、疲れの中で時の流れに身を任せてしまう。ジャズ・トゥナイトで紹介されたウィントン・マルサリスとエリック・クラプトンの「play the blues」をiTunesで購入。少しボリュームを絞って静かに楽しく聴いている。

[電子書籍] 池澤夏樹の『楽しい終末』

AppStoreで10/2まで、85円(定価450円)で販売されている。

G2010のAppStore販売書籍5作品は今のところ全部購入している。興味を引く話題、作家の選び方がうまい。古い書籍の再発は電子書籍でやれば、リスクも少ない。

福永武彦池澤夏樹の実父だと知って、へーっそうなのかと思っている。「世界の終わり」という福永武彦の小説について言及している。池澤は終戦の年、1945年に生まれている。そのまま戦後を生きた。「楽しい終末」は小説ではなくて、エッセイのようなものだが、エッセイにしてはもう少し硬い感じのものだ。調べて書くみたいな。最後の章は「ゴドーを待ちながら」というサミュエル・ベケットの戯曲のタイトルが置かれている。

何を待つのかということになるのだが、進化する人類、キリストやマホメットみたいな偉大な精神能力を持つ人類を待つみたいな話も書かれている。要は救世主を待てってことなのかな。いや、世界の混迷ぶりを見ていると、確かにと思わざるを得ない状況でもある。しかしながら、この本が書かれたのは20年前という。いや、その頃はそんなことはこれっぽっちも考えていなかったよ^^;)

結論は、黒パンと少しの肉と蕪と馬鈴薯を食べて、畑を耕して、残った時間を川辺で静かに終末を過ごしたいということのようだが、都市化され、放射能の危険性に怯える時代には、困難さが付き纏う生活様式かもしれない。

更新: 2011-10-01T11:16:42+09:00

[電子書籍] 群像

以前、iPhoneアプリケーションとして「群像プレ創刊号」が無料で配信されていた。インストールはしていたが、ちょっと眺めただけでそのままだった。iPad 2で読み始めた。さすが、なかなか骨がある。2011年春に本創刊の予定とのことで調べると、6月号が創刊号ということらしい。450円。iPadから購入。

その後が出ていない。編集部のツイッターを調べると、リニューアルの予定だそうだ。期待している。

[電子書籍] 黒船襲来

Amazonが国内出版社に提案した電子書籍関連の契約書が話題に | スラッシュドット・ジャパンネタ。

さて、どうなるのか。結局は中味だし、紙であろうとデジタルであろうと。僕はできればどちらも欲しいなと思う。もちろん、コストはあるわけだけど。紙はデジタルを特定の条件で印刷しただけというようにしていけば、既に出版は電子化されているわけだから、電子書籍は配信のコストだけでほとんど済むはず。実際にはそこまでは簡単ではないわけだが・・・

さて、どうなるのか。iPadは書籍リーダーとしては重過ぎる。Kindle Fireの7インチが適正か。正確には413g、iPadの約2/3。

まあ、読者側にとっては大勢に影響なし。読みたいものを読むってことかな。

[Google] Cloud for Documents

仕事に使おうとして、iWork for iCloudが単なるドキュメント共有場所でしかなかったことに気がついた。Google DocsとWindows Live SkyDrive上のExcel Web AppでExcelの縦長のシートを行見出しを含めて複数ページに印刷できるかどうかを試した。

Excel Web Appは編集と共有が目的で、印刷の設定などはできない。最後はExcelを使うことが前提のようだ。Google Docsは印刷は直接できないが、行見出しの固定をしてPDFなどで出力することができる。ExcelやOpenOfficeなどの出力も可能。Google Docsは表現力として、OpenOfficeに近いことができる。ちょっと罫線の表示がおかしいところもあるが、Web上でそこまでできれば大したものだ。Chrome OSは印刷も直接できるのだろうけど。調べてみると、やはり、Google Chrome上では簡単な印刷メニューが出る。詳細な設定は、Ctrl+Shift+Pでプリンタの印刷設定メニューで行う。FirefoxではPDFが印刷から出力された。

iPadのNumbersはまだ本格的なビジネス用途に使えるものではない。ジョブズが2005年当時、Windowsの時代は後10年続くと予言したそうなのだが、タブレットのハードウェアの進化のスピードを考えると予言が当たりそうだ。MacにiWorkを入れるかどうかだけど、迷ってしまうね。当面、モバイルマシンならではの一次データの作成に特化するのが正解かも。やはり、Windowsは必要かなと思い始めた。Appleはエンターテイメントマシン、Windowsはビジネスマシンということだ。

[iCloud] iOS 5とiCloudとiTunesと

ツイートで見掛けて、つい質問してしまったのだが、Windows XPでiOS 5にアップデートした場合にミュージックや写真などのデータが復元できないという症状が出ているようだ。iCloudが使えないからだ。

WindowsはVista SP2か7であれば、iCloud Control Panel for Windowsをインストールすれば、iCloudが使えるようになるということなのだが、XPユーザーとしては人事ではないなあ。iOS 5からはPC freeなので、iOSデバイス自体は今後はアップデートに関してはWindowsもMacも必要としないわけだからよいとしても。

以前、バックアップするためのHDD容量からMacBookをアップデートに使うことにしていただけだから。うっかりしていたら、XPでアップデートしていたかもしれない。ミュージックはiTunesと同期を取り直せば回復できるが、バックアップしていなければ写真は失う可能性がある。

ここを乗り越えれば、iCloudがなくても、WiFiシンクがあるので、Windows XP上のiTunesともiOSデバイスはシンクロできるはずだ。問題はストレージ容量の違いをどのように仕組みの中で解消するのかということだろう。

いろいろとiTunesとiOSデバイスとの同期の設定を試していると、あらゆることが考慮されているのがわかる。今更ながら考えに考え抜かれた凄いアプリケーションだと思う。

結局、iOSデバイスの容量に合わせて、各ライブラリで同期するもののサイズがあまり大きくならないように設定し、iCloudにバックアップを(iOSデバイスが)作ることにして、Windows XP上のiTunesとWiFiでシンクさせた。

僕の場合、唯一の問題はおそらく、PCでエアチェックの最中に、デスクトップサーバーのエアチェックポッドキャスティング用CGIがiTunesから起動されないようにすることだ。WiFiシンクに設定して、接続時にiTunesを開くを選ぶを選択すると、PCが起動している場合には常にiTunesが起動された状態になる。接続時にiTunesを開く設定のチェックは外した。

新たにWindows XP上のiTunesでラフマニノフのアルバムを購入して、iPod touch(3rd.)とiPad 2をUSBでつながない状態で、すなわちWiFiでの同期を試してみた。正常に動作する。もうUSBケーブルは同期のためにつなぐことはない。電源ケーブルと化すだろう。

PC/MacのiTunesは、iTunes in the Cloudが動けば(日本では動かないが)必須でなくなるとも言えない。いずれにせよ、いずれiOSデバイスのメモリは足りなくなるからだ。そして、メモリは高価だ。モバイルですべてのデータを持ち歩くことは合理的ではない。データをiCloudに置くか、デスクトップに置くかということについては、コストや利便性、利用するデータの性格を考慮して、選択肢が残されて良い問題だろう。

iTunes in the Cloudが日本でも使えるようになれば利便性は高まるし、Appと同様に購入したもののバックアップの心配をしなくてよくなる。できるだけ早くの対応を願いたい。

更新: 2011-10-16T17:25:21+09:00

[iCloud] iWork for iCloud

パソコンからiCloud.comに入りましょう - W&R : Jazzと読書の日々ネタ。うーんと唸ってひっくり返りそうだった^^;)

MacのSafariでiCloudを開くと、メニューにiWorkが現れたからだ。iOSデバイスでiWorkをiCloudで使う設定にすると、iCloudが使えるパソコンで、ブラウザ上でiWorkが動作する。

iWorkとは、Keynote、Pages、Numbersであり、iPad用のiWorkを購入すると、iPhoneやiPod touchでは無料でインストールできる。実はここまでは知っていたので、購入予定だった。それが、MacなどのパソコンでもiCloudで無料で使えるようになるわけだ。Mac用のiWorkも買おうかなと思っていたから、ひっくり返ったのである。

iPad用のiWorkアプリ3種は、それぞれ850円。円高のお蔭もあるのだろうけど、2550円でメインのOfficeソフトが使えるようになる。早速、iPadに購入。すぐにiCloudに反映され、iPod touchのAppStoreでもiWorkアプリはインストールできる状態で表示された。

Apple 7-9月期決算、純益54%増 - MacとiPadが過去最高 | パソコン | マイコミジャーナルの勢いがさらに増すであろうことは想像に難くない。超巨大データセンターを活用する最強の戦略が見えてきた。

十日後(10/29)のこと、仕事に使ってみようとして、iWork for iCloudは張子の虎であることがわかった。Google Docsの機能はない。単なるドキュメントの共有だけ。がっくり。きちんと確認もせずにひっくり返ってはいけない^^;)

更新: 2011-10-30T00:09:14+09:00

[iOS] iOS 5アップデート

iTunesは既に10.5にアップデートしていたので、Mac OS Xをまず10.7.2にアップデートして、iTunesを起動し、iPod touchをUSBケーブルでつなぐ。

iOS 5にアップデート。MusicとPodcastデータはWindowsマシンのiTunesと同期させる。データ量が多いせいか、全体で2.5-3時間ぐらいを要した。

今朝話題になっていたエラーは出なかった。

しかし、iCloudがまともに使えないんじゃあねえ・・・、あまり変わり映えがしない^^;)

Apple TVも4.4にアップデートした。最初はつながらなかったが、何度か試みるとダウンロード開始。15-20分程度で終了。インターネットにフォトストリームとWSJ Liveのメニューが追加。

更新: 2011-10-13T23:18:12+09:00

[iOS] iPad 2のAirPlayミラーリング

この調子では2年に最低1回ぐらいはアップル社の製品を買わされそうだと思い始めた。その煽りを喰って、Windowsマシンの更新は次々と先送りされている。

2009年の年末に購入したiPod touch(3rd.)は毎日のように使っている。Twitterとスケジュール管理、ちょっとしたメモ、そしてエアチェックしたFM録音の再生。何度も落としたが、今のところ無事だ。最近落とした時、保護カバーの端の部分が少し欠けた程度。

iOS 5については、Miyuki's Diary: iPhone ユーザーズガイド ( iOS 5 )を参考にすると便利だろう。結局、アップルのサイトをよく読むとわかりやすく説明されているのだが、製品別に説明されているので、iOS 5で探すと、どこにあるか少しわかりにくい。

AirPlayに関しては、iPadについてはアップル - iPad 2 - AirPlayで映画も音楽もワイヤレスストリーミング。、iPhoneについてはアップル - iPhone 4S - AirPlayであなたのハイビジョンテレビへストリーミング。にある。

AirPlayミラーリングとは、iOSデバイスのディスプレイ表示そのものをApple TV経由でテレビ画面に表示させることだ。主にゲームなどの表示が目的なのかな。

images/2011/10/IMGP0293s.JPGAirPlayミラーリング

これができるのは、iPad 2とiPhone 4S、現在、A5を搭載している機種だけだ。古い機種の更新は、常に動機づけされた状態に維持されている。チャンスがあれば買い替え、追加購入となる。

[iPad] iPad 2届く

10/7にApple Storeで注文したiPad 2は10/10にはヤマト運輸の深セン支店に配送依頼があったようだ。既に10/10に「お届け予定日」10/15で「商品出荷のお知らせ」が届いていた。メールにあった「配送状況確認」を今日確認すると「配達中」と出た。

届いた。簡素なパッケージだ。コストダウンが徹底的に図られている。無駄がまったくない。使用説明書は1枚の小さな紙。4項目のリストがあるだけ。他には、USBの接続ケーブルと充電用のコンセント、虫眼鏡がないと読めない数ページの注意事項の小冊子、リサイクルのシールなど。

images/2011/10/IMGP0291s.JPGiPad 2同梱内容

MacBookのiTunesで登録・同期を取ると、iOSバージョンは4.3.5の古いままであることがわかった。10/10出荷では仕方がないか。そのまま、iOS 5へアップデート。30分ぐらいで完了。A5プロセッサの威力なのだろう。iPod touchと比べると大変簡単だった。既に届いていたiPad Smart Coverと合わせて使い始めた。

images/2011/10/IMGP0292s.JPGiPad 2は書見台か

iPad 2を使いながら、やはり本当のところは触ってみないとわからないということだ。購入することにした最大の理由でもある。意外と本を読むのは快適だ。iPod touchは画面が小さすぎるので、何かを見るのに快適とは言いがたいが、iPadは専用ツールのようなものだ。このサイズなら「TSNETスクリプト通信」も快適に読める。

更新: 2011-10-15T21:15:02+09:00

[iPhone] 当たらない予想をしよう

アップル「iPhone」イベント、招待状が示唆するのは--発表内容を読み解く - CNET Japanネタ。

まだ、iTunes Match Beta 9がデベロッパーに出されたりしているので、大丈夫かなあと多少心配なのだが、ハードウェアはまずは発表されるのだろう。ソフトはアップデートできる。

皆の予想の要点は、iPhoneが何機種出るか、iPod touchを含めたiPod新機種は出るのかということになるだろう。

僕の予想では、iPod touchはiPhoneに吸収される可能性があるということだ。既に機能的にはほぼ一緒になっていて、分ける必然性が少なくなっている。もしかすると、iPod全体がiPhoneに吸収される可能性がある。既に、iPod shuffleとclassicは廃番になると噂されている。これらの情報と、iPhoneの複数機種が出るという情報は関連している可能性がある。

どこかで、Apple TV 2という言葉も見かけた。現在のApple TVは8GB/256MBのメモリを搭載している。プロセッサはA4だ。ソフトウェアはiCloudが動作すれば、Photo Streamのメニューが出るようにアップデートされるはずだ。ハードウェアは変わるのだろうか。噂の1080pの再生能力を付加するためにハードウェアの増強が必要かどうかだ。iOS 5の中にApple TVを吸収するのが自然という感じもする。メインメモリを512MBにすれば容易なはずだ。主役はiCloud/iOS 5だと思う。Apple TVもiPhone上で動作するようになる。iCloud経由で。

まあ、これらの予想がすぐ当たるかどうかは別にして、そのような世界が待ち受けていることは間違いないだろう。Let's talk iPhone!

[iPhone] 最後の占い

Apple Faces Challenges for New iPhone - WSJ.comのような記事を受けて、 iPhone 5 を占う:John Gruberネタ。

記事は置いておいて、僕のハードウェアへの期待はいくつか、ディスプレイを少しでも大きく、CPUはA5で高速に。それぐらいで十分。iPhoneもWiFiタイプのiPod touch後継、WiFi+3GタイプがiPhone 4後継。そして、価格はさてどうなるんだろう。

しかしながら、本当の主役はiOS 5/iCloudだろう。ハードはもう完成している。何をするかだ。

[iPhone] 噂の終末

Apple株、iPhone 5が登場せず5%下落ネタなど。予想通り、予想は当たらなかった。

昨晩、物好きな僕は初めてアップルのイベントにリアルタイムに付き合った。ライブビデオ中継はなかったので、気の抜けたコーラみたいだったのが残念だった。今、PodcastのApple KeynoteをApple TVで見直している。

もっとも残念だったのは、iPod touchにはA5が載っていないらしいこと。なんといっても売り物はiPhone 4Sだった。なぜ、アップルはiPhoneを売りたいのだろう。単に大量の切り替えリスクを回避しているだけかもしれないが。ただ、今日アップルのサイトで仕様を確認していると、予想に反して、1080p HD Videoの再生はAirPlayできない。AirPlayは720pだ。しばらく、Apple TVの1080p化はないのかも。そして、iPod touchの仕様では、720pのAirPlayや1080pの再生についても言及がない。

音声認識人工知能のパーソナル・アシスタントSiriはまだ日本語化されていないベータだが、車などでタッチせずに音声でiPhoneをコントロールする可能性を示した。iMessageもそれなりに便利だろう。

今日、Apple Storeを訪れると、iPod ShuffleもiPod ClassicもまだiPodのラインナップにある。在庫限りの販売かもしれない。iPhone 3GSはFreeと表示されたが、これも在庫のみかな。

そんなところで、急には現実は変化しない。しかし、徐々ではあるが確実に変化は起きる。

今のところ、iOS 5とiCloud環境がどの程度アピールできるかだろう。安価なKindle Fireは強敵だ。もはや、モバイルデバイスは空気のような環境になっている。ハードウェアの性能でアピールすることは困難だ。出来ることは何かである。

[iPhone] iPhone 4SのRAM

AppleInsider | Apple's iPhone 4S includes 512 MB of RAM, same as iPhone 4ネタ。

伝聞なので、分解記事が出るまでは確定とは言えないようだが、納得。

[iPhone] iPhone 4SのRAM II

iFixit iPhone 4S teardown confirms 512MB RAM, updated basebandネタ。みんなが確認したがっているんだよ^^)

予想通り^^)

[Linux] デバイスとしての自動車

初めての「自動車のためのLinuxサミット」をLinux Foundationが日本で開催ネタ。

そろそろ実体が見たいものだが、まずは通信コストの問題が解決しないとどうしようもないわけだけど。モバイル・デバイスと連動する一つのアプリケーションあるいはインターフェースが出てくるのか。独自のデバイスとして発展するのか。

[Mobile] モバイルかニートップか

iOS機器は「モバイル・トラフィックの6割」 - WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムネタ。

iPadのトラフィックをモバイル・トラフィックとするべきかどうか、疑問だ。むしろ、デスクトップに近い使われ方をしているんじゃないかな。正にポストPC。モバイル的に使うにしては重いし、大きすぎる。手軽なノートブックだ。引用記事の写真にもあるように、僕はコンピュータの前で、ひざの上に載せて使うことが多い。

まだ、iPadを本格的に使うところまでは行っていないが、実際上、ブラウザ的な使い方に終わってしまうような気がする。クリエイティブな用途には向かない感じがする。四本指でアプリ毎の画面の切替ができるようになったのだけど、同時に両方を見ることができない。それは小さな画面では仕方のないことだし、大画面のデスクトップの存在価値を示唆しているだろう。アップルのThunderboltディスプレイは27インチの設定となっているがごとく。

更新: 2011-10-23T23:54:00+09:00

[季節] 冬の予感

北海道は113年ぶりの初雪とか。今年は寒くなるのが明らかに早い。

今年は10月初めの衣替えも不自然ではない。

[スティーブ・ジョブズ] スティーブ・ジョブズ逝く

Let's talk iPhoneのイベントの翌日、ジョブズは亡くなった。

残念としかいいようがない。心よりご冥福をお祈り致します。イベントに参加しているみんなもジョブズの病状を心配していたに違いない。拍手するみんなの顔が少しこわばっていて、心から発表を喜んでいるのが感じられなかった。

僕が最初に見たAppleの製品はApple IIぐらいからだったか。かっこ良かった。NeXTで光磁気ディスクドライブを搭載したのには驚いた。Macintoshはカラーになったとき、もう少しで買うところだった。そして、時代は下り、iPod miniが最初に購入したApple製品になる。iPod Shuffle、iPod touch(3rd.)、MacBookと続く。そして、Mac OS X Lion。

さて、世の中は激動の時代に入った感がある。アップルはどうなっていくだろう。パーソナル・コンピュータはどうなっていくだろう。新しいMacをプレゼンするジョブズを見たかった・・・

[スティーブ・ジョブズ] スティーブ・ジョブズ逝く II

昨日は、半月から少し膨らみ、暗い海を湛えた月が、淡い雲の中に流れるのを見ながら、車に乗った。「名曲のたのしみ」のラフマニノフ、ピアノ協奏曲第二番ハ短調をiPod touchで聴きながら、スティーブは音楽は何が好きだったのだろうと考えた。華麗で荘重な音楽はスティーブを送るのに相応しく思えた。今日ももう少し膨らんだ月を見ながら、車に乗り込んだ。もう一度ラフマニノフを聴きながら走った。

Steve Jobs a music visionary? Judge for yourself | Digital Media - CNET Newsを検索して、そうそう、スティーブはボブ・ディランが好きだったと思い出した。この記事を読むとローリング・ストーン誌のインタビューがあった2003年の時点で、iPodがMacを超える重要な製品になることを確信していたようだ。そして、マイクロソフトがiTunesをコピーできても、簡単にiTunes Music Storeをまねすることはできないと考えていた。革新的なハードウェアとソフトウェアデザインを融合させる能力が、アップルがコンピュータを超えて動いていくことを可能にした。

しかしながら、僕は確信していた。いずれ、革新的なさらに新しいMacをひっさげて、プレゼンしてくれることを・・・しかし、それも適わぬ夢となった。・・・

[スティーブ・ジョブズ] スティーブ・ジョブズの戦略

考えてみれば、ネットワーク経由の音楽などの著作権侵害の横行、Napsterのトラブルなどの後、iTunes/iTunes Music Storeが登場して、一定の解決策を示した。iTunesのアプリケーションの素晴らしさとPodcastを持ち運びたいというニーズもあって、僕はiPod miniを購入した。初めて手にしたApple製品のデザインは見事だった。

更新日記の関連記事をリストアップしてみよう。

大体ノイズの記事は取り除いたつもり。しかしながら、iTunes、iPod、Macぐらいの記事を加えたほうがよかったかもしれない。より詳細ではあるが膨大なリストが得られただろう。

読み直していて、ちょっと驚いたのは、2004年発売のiPod miniが6万円弱の価格だったこと。iPod touch(3rd.、2009年)のコストパフォーマンスは100倍ぐらいあるのではと思う。ここ5年程度の進化は驚異的だ。価格、インターフェースの使いやすさ・見やすさ、コンテンツの拡大、無線LAN・インターネットの利用・・・。

なんといっても、iTunesをWindowsに移植し、Intel Macに移行したのが成功の元。常に地道に合理性が追求されている。そして、iPhone/iPod touch(2007年)の登場と進化。今や、シェアの拡大によって競争力は最大化されている。iOS 5/iCloud環境によってさらにユーザー満足度を高めることができれば、磐石の基盤が築かれていくだろう。

最初は思い出について書こうと思ったのだが・・・

更新: 2011-10-08T19:30:09+09:00

[スティーブ・ジョブズ] スティーブ・ジョブズの夢

更新日記の記事を読み返していて、[日記]Macのもう一つの物語 (2005/04/16)の中でA・ハーツフェルドが語る「Macの誕生と、その他の物語」(前編) - CNET Japanを開いてみた。

「・・・誰もが気軽に使えるグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を備えた、パワフルだが手の届く価格のコンピュータを作り、世界を変えるのだ--Steve JobsはMacチームにそう言い続けた。・・・」とある。1980年代の前半に既にそんなことを考えだし、とうとう21世紀の初めの10年間で真の意味で実現したのかもしれないと思った。時代が彼にようやく追いついた。

ジョブズは「・・こういう情報管理ツールって、大昔から人間が持っていたものじゃない。でも、音楽はそうだって、そう言いたいだけなんだ。音楽は、我々の遺伝子に組み込まれたもの、すべての人が愛するものだ。・・・」(iCON)とiPodを作った動機を語っている。本については「誰もそんなに本を読みはしない」とは言いながらも、Kindleに一定の敬意を払いつつ、iBooksを導入した。iPodから、iPhone OSへ変わるのは重要な変化だったわけだが、「電話を再発明する」と言った。そうして、本当にジョブズが作りたかったものはiPadだったのだろうと思う。真のMacの後継はiPad。そして、MacBook Airに少し思いは分かれているような気もする。ジョブズがその次をどのように思い描いていたのか、アップル社の人々がその夢を実現されることを期待している。

僕はジョブズの夢の結晶の一粒であるiPad 2に、Steve Jobs Memorialと刻印することにして一昨日注文した。ジョブズが感極まりながらプレゼンしたiPad 2に、最後にプレゼンしたiOS 5が搭載されて届けられるはずだ。

[スティーブ・ジョブズ] ジョブズの秘密を盗め

ジョブズ伝記作者のインタビュー - maclalala2ネタというか、最近のものをたくさん^^;)合わせて。

米国時間10/24に公認伝記本が発売されるという。米国のiBooksでは既に購入可能との報。日本ではまだ検索に掛からない(;_;)もち、Amazonに翻訳を予約済みだが、配達予定日は早くても10/27。まあ、大ベストセラーになることは間違いないだろう。天邪鬼の僕がなりふりかまわず買いに走るんだからね^^;)生の声は是非聞いてみたいからね。

さて、これまで読んできたジョブズ本やここ5-6年のイベントで見てきたジョブズの姿から得ているイメージとどこまで肉声は違うのか、大変興味がある。その差異はジョブズの秘密ということができるだろう。

最近、iTunes Storeを使ってしまう。もちろん、そのきっかけは前にも書いたように、Apple TVの光オーディオ出力によってiTunesとオーディオシステムがつながったことにある。安くて早いことのメリットが浮上してきた。ユーザーサイドのビジネスモデルである。

CDから取り込んだ曲のデータも取り込んでくれるが、アートワークだけは結構難しい。著作権の問題からか、無い場合も多いし、演奏者や曲が似たCDのものを取ってくる場合もあるようだ。CDのアートワークをスキャンして、600x600ピクセル程度に加工して、ファイルをドロップすれば取り込まれる。のんびりそんなことをやってる時間を過ごしたい(無名犬: えーっ、今やっていたじゃない。僕: じゃなくて、まだ他にもいっぱいあるんだって^^;)。

しかしねえ。日本人としては、ジョブズの思い出に浸ってばかりもいられない。JMMから「日本勢がエレクトロニクスの国際競争に勝てない理由」とか「日本の家電メーカーに未来はあるのか」とかのメールが届いている。伝記を読んで勉強すべしか^^;)

更新: 2011-10-25T21:12:18+09:00

[スティーブ・ジョブズ] 追悼イベント

Appleは忘れない:追悼イベント「Celebrating Steve」のビデオを一般公開。Steve Jobs Memorial iPadから、AirPlayでApple TVを見ている。

東京は今日、木枯らし1号が吹いたそうだ。風速15m/s、昨年と同じ日。午後7時に瀬野川を新幹線が渡ってしばらくすると広島到着のアナウンス。iPod touchを取り出してイヤホンを付ける。ナベサダのモーニング・アイランドの曲を聴きながら下車、南口に出るとタイミングよく発車直前の市電に飛び乗って帰宅。FacebookのTechCrunch Japanをチェックしていて見つけた。

Tim CookとBill Campbellのスピーチのあと、ノラ・ジョーンズが3曲歌った。3曲目がボブ・ディランのForever youngだったのだと思う。そのあと、Al GoreとJonathan Iveのスピーチ。そして、Coldplayの演奏。80分。なんといっても、Norah Jonesに華があったね。ピアノもうまい。アップルのイベントの終わりに出演したこともあったが、魅力的なアーチストだ。

その間にApple TVは4.4.2にアップデートされた。アップデートでセッテイングがリセットされるのが直ったのかな。

それはともかく、「TwitterとApple iOS 5で共有が簡単になりました」というメールがTwitterから届いたので、iPad 2で、リストアップされているアプリを一応全部試して、結局最初にあるFlipboardというソフトを使い始めた。これはブラウザとしては大変おもしろいねえ。なかなか・・・でも、クリエイティヴに使えるツールかというと、違うんだと思う。見せ方がおもしろいのはいろいろと出てくるんだが、どれもまだまだ足りない・・・

iPad 2をモバイル環境で使い始めたが、使いやすさはノートブックを上回るね。とにかく手軽だし、コンパクトで機能的、膝の上で熱くならない。キーボードとマウスがないのはシンプルでモバイルに適しているが、机上での入力のしやすさからいうとちょっとマイナス。膝の上ではベストかな。やはりネットにつなぎたいなあ^^;)しかし、つながると見る方にまわっちゃう危険があるけどね。ブラウザとしては最高だから。

アマゾンから、「スティーブ・ジョブス I」の発送案内が届いた。本屋の棚にも並んでいたから、十分に供給されているみたいだ。明日が楽しみ。

更新: 2011-10-27T00:26:20+09:00

[社会] 新しい波

言葉と物 LCIII - 内宇宙への旅 (2008/10/25)の修正と思索。

昨日の「沈んだ世界」の伊藤典夫の解説を読んでいると、「人間が探求しなければならないのは、外宇宙ではなく、内宇宙だ」と言ったのは、J.G.バラードだった。レンズマン・シリーズの後書きを探しても何も見つからなかったはずだ。

テレビでは「ウォール街を占拠せよ」という若者のデモについて話している。後世の人に言わせれば、「資本主義の崩壊」を今見ているのかもしれない。先日、日経に「クルーグマン教授に聞く」という記事が出ていて、『世界景気後退「確率50%以上」』とあった。「当たるも八卦当たらぬも八卦」という印象を拭えない表現だ。もちろんほぼ間違いなく後退するという意味なのだろうが・・・どんなふうに計算したのか聞いてみたい感じはする^^;)

images/2011/10/IMGP0289s.JPG日経 2011年10月6日

今の日本について「デフレから脱却できずにいることから、(名目金利から物価変動率を引いた)実質金利が高くなっている」と指摘。


米国のゼロ金利政策により、実質金利が高い日本に上昇圧力がかかりやすくなっていることが、円高の要因になっているという話。

バラードが登場した1960年代には、戦後のフランス映画の新しい傾向はヌーベルバーグ(nouvelle vague、新しい波)と称され、バラードの新しいSFも同様の傾向と見做された。僕は、クレジオやソレルスなどの新しい小説と合わせて、世界が大きく変化する予兆として捉えていた。フィクションの未来は輝かしいかに見えていた。現実は違っていた。

ある意味、小説は衰退している。フィクションよりも現実のほうが凄いと感じる時代だ。このように感じるようになってきたのは科学の進歩やインターネットによるところが大きい。元々、小説は世界についての知識を伝えるものであったと思う。例えば、近年ではトム・クランシーやマイクル・クライトンの小説のように。小説の中で、科学的なことに関する事柄について不正確で中途半端な表現があると、それだけでリアリティを欠いたものになってしまう。

情報を伝えるメディアは多様化した。ジョブズのプレゼンを最早見ることはできなくなったが、誰もが世界に向けて情報を発信することが可能になった。そして、みんなが見るかどうかは別にして、あらゆる情報にアクセスできるようになった。以前にも増して調べて書く時代になったのだ。

これは明らかによいことだし、20世紀には考えられなかったことだ。世界の経済や社会は混迷を深めているようだが、社会には新しい波が押し寄せてきているようにも思う。インターネットを介して外宇宙が内宇宙につながってきているのだ。

更新: 2011-10-22T23:16:40+09:00

[ソニー] 家電の未来

やっとこさ、ほぼ仕上げた仕事のコピーをメールで会社に送った。USBメモリにもコピーする。土日丸二日仕事三昧に相成った。Google TV、Honeycombアップデートがついに登場 | ネット | マイコミジャーナルネタ。「『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』Q:日本の家電メーカーに未来はあるのか」のメールが届いたのは二度目か、三度目か。専門家たちの意見を読む。当然、未来はあるわけだけど、輝かしい未来なのか、つまらない未来なのか。

最近、ソニーの動きが急である。ソニー・エリクソンの完全子会社化、液晶パネル生産のサムソン合弁の解消。ようやく目覚めたか、眠れる獅子がと思ったり。

しかし、Google TVの記事を眺めながら、torne/PS3の位置づけが見えないよなあと思うこと頻り。そういえば、PS3のテレビ・ビデオメニューにHuluが現れた。

結局、仕事していても、いかに効率よく調べて、必要なものを取り揃えて、無駄なく考えて、素早くまとめることができるかが問題になる。この情報社会では、そういう環境を作り出す必要があるのだ。ダイハード4をよそ見しながらそう思った。しかしながら、現実の構造を把握することの困難さが身に沁みるこの頃よ・・・

昼から気分転換に雨の中、ゆめタウンへのお買い物。ジョブズ張りにジーンズと黒のタートルネックを購入。例によって紀伊國屋に立ち寄る。日経サイエンスの12月号は特集「実在とは何か?」。なかなか気を引くのがうまいねえ。「多宇宙はあるか」、「数学ではなぜ世界を説明できるか?」、「反逆児サスキンドが語る物理の限界」の項目が表紙に出ている。すぐ購入。ついでにそばにあった「意味がわかれば数学の風景が見えてくる」も。読む暇はしばらくないが。ジョブズの伝記もまだ50ページを過ぎたぐらいで止まっている。

[天候] 汗が冷えるなかで

室温26℃。もちろん、エアコンは停止している。もう来年の夏まであまり動かないだろう。暖房であってもね。爆熱PCがあることだし。

南区図書館で新潮と本の雑誌をチェックして、徳川の関西風お好み焼きで昼食、ゆめタウンに向かう。汗が冷えて、冷たい。なんだか、暑いのか、寒いのか、気持ちが悪い。

紀伊國屋で久しぶりに日経Linuxを購入。特集は「驚きのLinuxサーバーの構築」。「中古スマホでiTunesサーバー」、「自宅PCでもクラウドでも自由自在」、「Suicaで交通費を自動計算」、「Androidスマホから遠隔監視」、「クラウドで"名人級"将棋サーバー」、「音楽データをサーバーに自動収集」、「仮想化CMSなら仲間で情報共有」、「自作"Webメール"で一括管理」、「見て分かるサーバー構築 はじめの一歩」などの字が表紙に踊っている。

実際、今時、コンピュータ関連なら、いろいろなネタが山ほど転がっている時代だろう。必要なのはゆったりとした気持ちと時間だけ。

[天候] 沈んだ世界

ワイパーをゆっくり動かすと前が少し見にくいぐらいの雨が降っている。先日のタイの洪水の報道では水深7mの場所もあるそうだ。まさか、ノアの箱舟が必要になる事態にならないとは思うが。帰宅時の外気温21℃。

J.G.バラードの「沈んだ世界」(1968年)を読んだ時の衝撃が蘇った。バラードが紹介されたのは、これが最初だった。もっとも僕が出版された順序に読んだかどうかは定かでない。1972年の8版を持っている。その頃、一連のシリーズを一気に読んだはずだ。