「そうだったのか現代思想」も第U部に入って、デリダ、ドゥルーズ=ガタリと続くのだが、次第に意味不明になってきて、そうだったのと言えなくなる(^^;)次の第8章はボードリヤールとロラン・バルト、そしてフーコーに至るのだが。ロラン・バルトは、何冊か持っているから、ある程度読んでいるというか、眺めたことがあるというか。フーコーの「知の考古学」(1969)は1978年の第6版を持っている。哲学って、こんなにわけのわからないものかなと思う。とてもプログラムでは取り扱えない(^^;)ゲーデルの証明(1931)以来、絶対的なものはなくなり、相対主義の時代になる。知の考古学の書き出しなんか、リゾーム的というか、虫があちこちに這っていくような議論の進め方のようにも見える。結論は構造主義から抜け出そうということのようだが、もう少しまじめに読まないといけないのかも。このようなテキストを読んでいると自然言語処理も虚しいもののようにも思える。
DSLinux.orgがやはりあるんだねえ。スラッシュドット ジャパン | NintendoDSでLinuxが動くかも?ネタ。DSLinux.org -> DS Cartridgeが元ネタと思ったら、さらに遡れる・・・
DSの価格とスペックを見て、なんとかPDAとして使えないかを考えるのは人情だと思うね。動けば、Mac miniより有望かもしれない(^^;)最初からそのような仕掛けをしておいてくれればいいのに。PDAとして使えるとしても、会社で触っていたら遊んでいると思われて困るかもね・・・
帰宅時の定点観測は1℃。今冬の最低気温だ。明日は零下になるそうだ。帰りの車中のラジオでは県北のスキー場で雪の深さが2mを超えている所はなかった。
松澤宥(ゆたか)の作品展を見に、コートのポケットに「そうだったのか現代思想」を突っ込んで、比治山に出かけた。久しぶりに歩く。高校時代に2、3年住んでいた段原南の近くの上り口から比治山に歩いて登った。急な登りで息が切れているのを無視するようにして、遊園地からテレビ塔の下を通って少し下る。駐車場にある自動販売機にまで、なんとか休まずに辿り着いた。寒波襲来という予報だったが、まったく寒くない。販売機前のベンチに座ってスプライトを飲む。おつりが出ないので、随分迷った割には、小銭を掻き集めて、100円で飲めるものを選ぶ羽目に。いつものコースで陸橋を渡って広島市現代美術館へ。以前から入り口の入場券売り場が閉鎖されていて、一見休館のように見える。下手をすると帰る人もいるんじゃないかな。収蔵展なので、320円。観念芸術、オブジェを消した言葉による芸術ということらしい。一種の詩と考えることができるが、詩の提示の仕方も合わせて、芸術の一部となる。9分割された正方形に文が割り付けられ、読む順序が指定される。大体は中央から下に左回りで読む場合が多い。このような表現に至る必然性はどこにあるのだろうと思う。マンダラの降下門の読み順らしい。
松澤宥作品&松澤宥キュレーション作品展「消滅と未来と」一通り見て、展示出口にあるカフェテリアでコーヒーを飲みながら「・・・現代思想」を読む。第5章のサルトルとレヴィ=ストロースまで第T部(水源篇 真理なき時代の哲学)を読了。帰宅して、背表紙が色褪せた「悲しき熱帯」(川田順造訳、中央公論社、1977年、原著は1955年)の日本の読者へのメッセージを再読していると、構造主義という言葉はレヴィ=ストロースには似合わないと思う。サルトルとレヴィ=ストロースの論争があったそうなんだが、どのようなことだったんだろう。また、調べてみたいね。第U部は「展開篇 相対主義を超えて」だ。
EclipseをPerlの開発に使おうというEPIC - Eclipse Perl Integrationがある。一度単にインストールしたことはあるのだが、使い方がよくわからない(^^;)のでそのままになっていた。Running Perl Scripts Within Eclipseのページに従って、再挑戦してみた。ついでにjperlを使えるかどうか試してみた。見事動いているように見える。
jperlとPerl5.8等と使い分けることはパスが通っているし、ファイル名が違うので簡単、Perl5とPerl5.8を使い分けするためにはフルパスでそれぞれのperl.exeを指定すればよいはずだ。もちろん、上記参考ページのperlはjperlと読み替えること。
jperl on EcilpseMemoriumについては、更新日記かデスクトップにメモを書いているはずだがと検索しても出てこない。「お気に入り」を検索するとmemolog - Memoriumが出てきた。Flashで作成されたデスクトップで動く興味深いインターフェースだ。
収集や作成したデータやメモの必要なものに、如何にアクセスしやすく表示するかというのはインターフェースにとって重要な課題である。必要なものというのは、時々で変わるわけだし、必要なものは探すと出てこないということになる。検索というインターフェースは有用だが、具体的に働きかけないと見えない。下手に検索するとあるものも見えない。PCのディスプレィ、デスクトップに効果的に情報を配置するにはどのようにしたらよいか。私の考えでは、Webブラウザを使うのが、ユーザーが情報をカスタマイズするには最も適している。ハイパーリンクを使って、Webにもデスクトップにもリンクが張れるからである。問題は大量のリンクを狭いデスクトップに如何に表示するかということである。Memoriumには一つのヒントがあるように思える。Looking Glassのような三次元的な配置も有効と考えられる。
Memoriumを受動的なインターフェースとしているのは、ちょっともったいないなあと思う。Memoriumを能動的なインターフェースに変えてこそ、新しいインターフェースの可能性が出てくるのではと思っている。編集と循環というWikiはそのような発想に満ちているのだから、もう一歩踏み込んだインターフェースを考えて欲しい。
TeacupLevel1掲示板ブラウザには茂木健一郎氏のクオリア関係の二つのBBSをセットアップしているのだが、なぜか動かない。書き込みについてはかなりセキュリティが厳しくなったと聞いていたが、コマーシャルもないLevel1だし、読むだけなら問題ないはずだがと、おもむろにコマンドラインで実行してみる。コマンドラインではデフォルトのパラメータを与えて実行できるように書いてある。Jcode.pmが見つからないって。新マシンにJcodeをインストールし忘れていただけ(^^;)
元の掲示板を見るとRSSも配信されるようになっていたので、お気に入りのRSSフォルダに追加。以前からあったかなあ・・・まあ、RSSが便利であることは間違いない。
茂木さんのQualia CafeがAncient Qualia Cafeになっているので、新しいCafeを探した。もち、Google様、様。ココログのクオリア日記もついでにリンク。新しいCafeはTeacupではないので、また新しいブラウザが必要かな。新しい掲示板サービスはDKNBBSである。
禅の花、blosxom :: the zen of blogging ::。
blojsomが触発されて作られたという、テキストファイルベースのシステム? なんだかおもしろそう。調べてみよう。
うーむ。PerlのCGIである。おもしろいのはblosxom.cgiのPATH_INFOに日付を指定して表示させたり、分類したパスを指定して、内容別に表示させたりすることができる点である。blogの書式は簡単で、第一行にタイトルを書き、二行目以降はHTMLで何でもありというものである。ファイルは.txt拡張子で保存して、分類するパスに保存するだけ。テキストエディタとHTML前提の我が更新日記のコンセプトに近いのがうれしい。更新日記は各種のインデックスを生成して日記本体の各記事にアクセスしたり、検索でリストアップしてアクセスする仕組みを持っているわけだけど、blosxomの方法も興味深いものだ。
blosxom.cgiをインストールしてpluginのcalendarと一緒に動かしてみた。head.htmlとfoot.htmlにプラグインの出力を指定することができる。プラグインはパッケージである。いろいろと今後の参考になりそうだ。calendarプラグインはTime::Localモジュールを使用するので、jperlで使うにはCPANからダウンロードして、nmakeを使ってbuild、インストールするとよい。Time::Localは5.005_03に対応している。
HaystackによるSemantic Blogging ClientはBlogger XML::RPC プロトコルでblogに書き込むことができるらしい。blogのローカルコピーとblog serverを同期させるためにHaystackにbuilt-inされたCVSを使っている。って、最近のHaystack情報は、"What Would It Mean to Blog on the Semantic Web?"ネタ。昨年11月に、広島であったISWC2004で発表されたものだ。昨年12月に、SIMILEのHayloftで発表されたStripped-down Eclipse-based Semantic Web Browserには機能として組み込まれていない。問題は、相手が多様なBlogシステムでは読み取りや書き込みのためにシステムごとの対応が必要になることだろう。
New Semantic Web Ontology Editor (Dr. Dennis Quan's iswc2004 slides from talk)XML::RPCをjperlでテストするためにモジュールを調べるとSOAP-Liteの0.50以上が必要。ppmには、0.46しかないので、CPANからSOAP-Lite-0.60aをダウンロードした。Perlは5.005でもOKだ。Makefile.PLを5.005のperlを使って(5.8を併用している場合は注意)、makefileを作り、nmakeを使ってbuild、インストールする。SOAP::Lite for Perlのホームページを後から見ると、0.65βがアナウンスされていた。
blojsomは、Appleの次期OS X 10.4「Tiger」への標準搭載が決定しているWeblogツールなのだそうだが、実はHaystackからSemantic Blogをするために、Quan氏らはblojsomの拡張を行っているそうだ。HaystackはApache Tomcatを組み込んでいるので、その上で動くことになる。
DSpaceはおもしろいかもしれない。Javaで書かれているので、Windows Localで使えるかも。
DSpace is a groundbreaking digital library system that captures, stores, indexes, preserves and redistributes the intellectual output of a university’s research faculty in digital formats.
寒くなるかなと思うと、また暖かくなる。給油時の窓拭き作業もまったく寒くない。帰りの定時定点観測では7℃。
OpenSolarisよりはこのデモを見ておくべきだろう。→Project Looking Glass Demo page
Sun Java Desktop Systemでプロトタイプが動くらしいけど、価格がわからん。→Sun Microsystems - Sun Java Desktop System 概要
宮島付近では海上に揺らめいていた月も広島市内に近づくと東の山々の上から地上を照らしている。帰りの気温は5℃。昼間は風が強い日だった。今日届いたメール数は302。300通を超えるのはめずらしい。振り分け後に受信箱に残ったメールにはなぜかタイトルが文字化けしたスパムが多い。知らないメールアドレスのものはすべて削除の対象だ。
いいところを突いてくるGoogle。世界中のあらゆる文書が検索できるようになるとすごい。日本でも誰かやればいいのに。テレビ番組表の検索ぐらいは自作のシステムを作れるかもしれないけど、番組のテキストや画像・ビデオを収録したり、書籍をデジタル化するのは個人のレベルでやるのは無理かな。青空文庫みたいな方法が可能性としてはあるけど、著作権の問題をクリアしながら進める組織が必要だろう。しかし、ペイするのだろうか。
GoogleもFireFoxをカスタマイズしたブラウザを出すのだろうか。ブラウザにデスクトップサーチが組み込まれたりすると、我が「メモる」システムも脅かされることになる(^^;)デスクトップを支配するのはブラウザである。
The 4th Symposium on Digital Earth
昨年、KEIO UNIVERSITY SFC GLOBAL CAMPUSを受講することにしたと言ってもまだ2回しか受けていないが。昨日、テレビがつまらないので(^^;)、村井純先生のネットワークアーキテクチャの第2回を見た後、SFC 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス - 一般の方トップページのRSSをお気に入りのRSSフォルダに追加していた。今日、目に留まった最新記事がデジタルアースの第4回シンポジウム。Digital Earthのサイトが参考になりそう。2年毎に開催されている。今年は六本木ヒルズで開催。
慶應大学の図書館で実践実用Perlを二冊買ってもらった。理工とSFC。貸し出し状況まで、Googleでわかる時代。情報処理2005年1月号(Vol.46 No.1 通巻479号)が届いた。特集は「最新!データマイニング手法」なんだけど、目がチラチラするぐらい知らない言葉で彩られている。もうそんなに知らない言葉はないはずなんだが(^^;)やれやれ、結局どこに集中すればいいんだろう。
ダイアモンドシティーソレイユへ。BAQETで昼食。サンマルク系列の一部セルフサービスのコストダウンバージョン店。サンマルク得意のパン食べ放題が売り物。ドリンクバーは350円で少し割高な感じ。チキンランチが980円。お一人様、1,330円也。家内と娘と別れて、フタバ図書へ。来たのは二度目だが、TERAというだけあって品揃えがやはりすごい。とても見切れないまま帰ることになる。「実践実用Perl」も2冊並んでいた。
結局、購入したのは、金明哲他著、統計科学のフロンティア10「言語と心理の統計」ことばと行動の確率モデルによる分析、岩波書店、2003年3月12日第1刷、246ページ、3600円。
問題は本を読んだ(眺めた^^;)ぐらいでは、実用的なプログラムが書けるようにはならないことだ。
さて、しばらく手にとって読んだ本を記録しておこう。財布が空になると困るので本屋に預けてきた本である。
最後のKeith Devlin著「数学:パターンの科学」の「言語のパターン」にはチョムスキーの仕事について明晰に説明が与えられているのだが大変おもしろかった。チョムスキーの仕事は数学を精密なツールとして使った言語のモデル化であるという説明に、ふーんそうなのかと思った。しかし、数学で表せるのは現実の一部分でしかないとも書いてあった。ホランドの「確率・統計で世界を読む」では、世界のあらゆるパラメータを測定することは不可能であり、無理に測定しようとすれば現実が変わってしまう、現実を把握するために確率や統計を使うのは必然であるというようなことが書いてあった。不確定性の原理のような話だなあ。ホランドをググルと、松岡正剛の千夜千冊『インダクション』ホランド ...が出てきた。これもおもしろそう。統計による推論は帰納ということになるのかな。
Ponie、Perl 5.10 on ParrotのCPANモジュール動作テストのためのプロジェクトが動き始めた。
jperl(SJIS)ユーザーはPerl5.6から苦難の道を辿る。いつまでたっても新しいバージョンを使うことができないのだ。今は、Perl5.8.1以降、jperlの機能が吸収されたかに見える。encodingを使って、SJIS文字コードでスクリプトが書けるようになった。しかし、スクリプトの書き方はシンプルではなくなった。元々Unicodeを使うことを前提としているのに、encodingを使うことはスマートさに欠けるのである。SJISでスクリプトを書くなら、jperl(Perl5)で良い。Perl5.8や今後登場する新しいPerl6では、UTF-8でスクリプトを書き、表示する環境を構築すべきである。少なくともWebブラウザはUTF-8を表示できるのだから。はて、そんな環境は日本語Windowsで現実的なんだろうか(^^;)?
UTF-8を文字コードとして使う本来の最大のメリットは、多言語テキスト処理が可能になることだろうが、多言語入力が困難な状況ではあまり現実的ではない話ということもできる。また、多言語テキスト処理を必要としているユーザーも特殊と考えられる。結局、UTF-8を使ってスクリプトを書くメリットはスクリプトやモジュールのポータビリティーが向上することに尽きるのだろう。ただ、スクリプトはUTF-8で書いても扱うテキストのほとんどはSJISということになると何か様にならない感じがすることも事実である。堂々巡りだ(^^;)[added: 2005-01-23]
さて、どうなるんだろう。新聞記事は大げさ過ぎるか。
DTIから現在15MBのホームページ容量を50MBに変更するというメールが届いた。@niftyも10MBから増えたようなアナウンスが以前あったような気がしたが、昨年更新日記が送れなくなって、hicatのホームページに新しい画像ファイルを置くように変更して、不要なファイルを削除してスペースを空けた。おかしいよなと、今日@niftyの@homepageを調べてみると自分で変更しないと元のままなんだ。無料の20MB上限に変更。後、500KBしか残っていなかった。日記をアップロードするだけなら、後1年ぐらいは持ったかもしれないが。
さて、次のステップをどうするか。CATVをDTIか@niftyの光に変えて、hicatとどちらかをボツにするか。しかし、メールアドレスの変更の手間を考えるとまだ光は高い。今日、新聞を読んでいたら、電力線通信は光より速いらしい。200Mbpsぐらい出る。屋内もそれぐらい出るなら、電力線に統一するのが設備投資もいらないし、最もいいじゃないと思う。NTTはいらなくなる?
DTIを調べていたら、公衆無線LAN「モバイルポイント」サービスが使えるんだ。@niftyも。うーむ、次第に便利になっている。ユービキタス・コンピューティングの時代が近づく。
もう明日は金曜日。やれやれ、一週間ははや過ぎ去りぬ。今日は朝から青空にも関わらず雪がちらつく。今夜は冷え込みそうだが、明日の昼からはまた寒さは緩むらしい。
昨日の帰りははつかいち大橋の袂は8℃、昼間は暖かかった。今日は5℃、気温が下がってきている。明日は寒いらしい。
TSNETでは、Internetにアクセス可能なGAWKのマルチバイト化の検討が始まった。
TeraPadのツールでPerlのFTPスクリプトがうまく動かなくなった件は複雑な状況になりつつある。Build522はだめだが、Build811はうまく動く。DanaのランチャではBuild522でも動く。これは、XP Professional SP2の環境での話。XP Home Edition(SP2ではない)では問題なかった。
CartyさんのBecky!やDanaも少しずつバージョンが上がっている。新マシンには最新版をインストールした。
最近はBlogに注目が集まっているが、構えて書くと続かない。書きたいことを書くのが原則である。ほとんどは自分のためにリンクやメモを残すために書いているに過ぎない。Life logである。
UNIX USER 2005/2号がおもしろい。「バーコード/QRコードで楽々整理」、へーっ、バーコードリーダーもパソコンで使えるんだ。価格も2万円以下で手に入る。書籍管理に使うという話なんだけど、AlexandriaというRubyアプリケーションがある。スクリーンショットを見るとなかなかおもしろそうだ。
フォーサイト2005年2月号が届いた。最近ピンとくるものがなかったが。今回はいろいろとおもしろい。BOOK HUNTING CLASSICSという見開きのページにForesight Styleと書いてある。「今なお価値ある自然哲学的考察」とする、長谷川眞理子氏の記事で、対象となる本はジャック・モノーの「偶然と必然」だ。日本では1972年に出た本でもう30年以上前の本だ。本棚の奥から引っ張り出して、パラパラと捲る。最初に、デモクリトスの「宇宙のなかに存在するものはすべて、偶然と必然との果実である。」が引用されている。ジャック・モノーにより発せられた分子生物学による生命の解明が人間にどのように影響を与えるか、まだ答えは出ていないが、現代思想(哲学)のなかにどのように位置付けられるのか、興味深い。
小阪修平氏の「そうだったのか現代思想」を今読みつつあるのだが、実は大変おもしろい。対比させて読むとよいかもしれない。第一章のニーチェで、小阪修平氏が表明しているのは相対主義によって、言葉の力が弱くなっているということなのだが・・・生命の話が出てくるのは、第七章ドゥルーズ=ガタリあたりかな。
手頃な「Mac mini」にWindowsユーザーも興味津々 - CNET Japan
実際に買おうと思う場合の確認事項として次の三点が上げられる。
問題は複数のコンピュータを持っている場合、結局使うのはもっとも便利な一台になってしまうということだ(^^;)我が家にも8台のコンピュータがあるが、常に動いているのは3台。ユーザー数は4人。
DTIの「実践実用Perl」サポート掲示板を使って、「実践実用Perl」の読み方・歩き方を少しずつ書いていこうと思う。現在の更新日記の仕組みでは読者がコメントを書くことができない。ココログを使うことも考えたのだが、DTIのBBSを既に使い始めているし、自作になるべくこだわることにした。
自作ということで、サポート掲示板のRSSを出力して、本サイトに置くことにした。BBSをRSSに変換する場合の問題は、Teacup掲示板もそうだが、各記事へのリンクが張れないことだ。元々そういう機能がないので仕方がない。記事を全部、descriptionに収録することで問題は回避する。
gawk 3.1.4のマルチバイト文字対応unofficial patchを試そうと、新しいマシンにCygwinをフルインストールした。ファイル数は10万に、サイズは2GBに近い。かなり時間が掛かった。もう一つの目的は、Cygwin/Xの状況の把握だ。最近はsetup.exeでXもインストールされるので、startxで簡単にCygwin/Xを起動できる。起動プロセスもメモしておこう。と思いながら、Googleで調べると、Cygwin JEというプロジェクトがSourceforgeで立ち上がっている。→Cygwin JE
setup.exeでインストールできるので大変便利だが、bash-2.05a_ja-2をインストールするとXが立ち上がらなくなった。bash-2.05-16に戻してもだめ。なぜ・・・、Xだけを再インストール(reinstall)して、途中で出るエラーメッセージに従って、Windows自体を再起動すると元に戻った。
jscripter@Dell3 ~ $ startx Welcome to the XWin X Server Vendor: The Cygwin/X Project Release: 6.8.1.0-9 Contact: cygwin-xfree@cygwin.com XWin was started with the following command line: X :0 -multiwindow -clipboard _XSERVTransmkdir: ERROR: euid != 0,directory /tmp/.X11-unix will not be created. winValidateArgs - g_iNumScreens: 1 iMaxConsecutiveScreen: 1 (II) XF86Config is not supported (II) See http://x.cygwin.com/docs/faq/cygwin-x-faq.html for more information (==) FontPath set to "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TT F/,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1/,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/CID/,/usr/X11R6/lib/ X11/fonts/75dpi/,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi/" winDetectSupportedEngines - Windows NT/2000/XP winDetectSupportedEngines - DirectDraw installed winDetectSupportedEngines - DirectDraw4 installed winDetectSupportedEngines - Returning, supported engines 00000007 winSetEngine - Multi Window or Rootless => ShadowGDI winAdjustVideoModeShadowGDI - Using Windows display depth of 32 bits per pixel winAllocateFBShadowGDI - Creating DIB with width: 1280 height: 1024 depth: 32 winFinishScreenInitFB - Masks: 00ff0000 0000ff00 000000ff winInitVisualsShadowGDI - Masks 00ff0000 0000ff00 000000ff BPRGB 8 d 24 bpp 32 null screen fn ReparentWindow null screen fn RestackWindow InitQueue - Calling pthread_mutex_init InitQueue - pthread_mutex_init returned InitQueue - Calling pthread_cond_init InitQueue - pthread_cond_init returned winInitMultiWindowWM - Hello winMultiWindowXMsgProc - Hello winInitMultiWindowWM - Calling pthread_mutex_lock () winMultiWindowXMsgProc - Calling pthread_mutex_lock () MIT-SHM extension disabled due to lack of kernel support XFree86-Bigfont extension local-client optimization disabled due to lack of shar ed memory support in the kernel (--) Setting autorepeat to delay=500, rate=31 (II) Loading US keyboard layout. (--) winConfigKeyboard - Layout: "E0010411" (00000411) (--) Using preset keyboard for "Japanese" (411), type "7" Rules = "xorg" Model = "jp106" Layout = "jp" Variant = "(null)" Options = "(null )" (--) 3 mouse buttons found Could not init font path element /usr/X11R6/lib/X11/fonts/CID/, removing from li st! winPointerWarpCursor - Discarding first warp: 640 512 winInitMultiWindowWM - pthread_mutex_lock () returned. winInitMultiWindowWM - pthread_mutex_unlock () returned. winMultiWindowXMsgProc - pthread_mutex_lock () returned. winInitMultiWindowWM - DISPLAY=127.0.0.1:0.0 winMultiWindowXMsgProc - pthread_mutex_unlock () returned. winMultiWindowXMsgProc - DISPLAY=127.0.0.1:0.0 winProcEstablishConnection - Hello cat: /home/jscripter/.Xauthority: No such file or directory winInitClipboard () winClipboardProc - Hello winProcEstablishConnection - winInitClipboard returned. DetectUnicodeSupport - Windows NT/2000/XP winClipboardProc - DISPLAY=127.0.0.1:0.0 winInitMultiWindowWM - XOpenDisplay () returned and successfully opened the disp lay. winMultiWindowXMsgProc - XOpenDisplay () returned and successfully opened the di splay. winClipboardProc - XOpenDisplay () returned and successfully opened the display. winProcSetSelectionOwner - Clipboard not yet started, aborting. winProcSetSelectionOwner - Clipboard not yet started, aborting. winClipboardProc - Call to select () failed: -1. Bailing. waiting for X server to shut down winClipboardProc - XDestroyWindow succeeded. winClipboardIOErrorHandler!
Planet Parrotができた。
最近はPlanetやPlanetariumが多くなった。Planet PerlやParrotは、Planet Planet!を使っている。Planetを理解するためには、ねこ丸さんの紹介のあったdW : XML : XMLウォッチ: Planet Blogが重要だ。
「Mac miniはお買い得」は本当か - CNET Japan
この記事では、Mac miniの55,800円(税抜き)という性能対比の魅力的価格が、通常PC対比で実質的な価格としては弱いという懐疑的な見方である。Dellで「Dimension 2400 17インチ液晶モニタ付 ベーシックパッケージ」をできるだけMac miniに近い構成にしてどれくらいの価格になるか検証してみよう。私自身、98以降、3代に渡るDellマシンのユーザーである。Mac miniのスペックと比較する。
マシン | Mac mini | Dell Dimension 2400 |
CPU | 1.25GHz PowerPC G4 | インテル(R) Celeron(R) プロセッサ 2.40GHz |
HDD | 40GB Ultra ATA(1) | 40GB Ultra ATA100 HDD (7200rpm) |
メモリ | 256MB of PC2700(333MHz)DDR SDRAM | <128MBから倍増!1/17まで>256MB(1x256MB) DDR-SDRAMメモリ |
光学式ドライブ | コンボドライブ(DVD-ROM/CD-RW両用) | DVD/CD-RWコンボドライブ |
グラフィックス | ATI Radeon 9200(32MB DDR SDRAM、AGP 4X対応) | インテル (R) Extreme Graphics オンボードグラッフィクスコントローラ 最大64MB |
周辺機器 | DVI-VGA アダプタ | キーボード+マウス |
システムソフトウェア | Mac OS X v10.3 Panther(Classic環境、Mail、iChat AV、Safari、Sherlock、アドレスブック、QuickTime、iSync、iCal、その他) | Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition Service Pack 2 日本語版 |
ソフトウェア | iLife‘05(iTunes、iPhoto、iMovie、iDVD、GarageBand)、AppleWorks、Nanosaur 2、Marble Blast Gold、Apple Hardware Test | なし |
サービス | 購入後90日間の電話サポートと購入後1年間の製品保証 | 長期サービスを申し込まない(1年間引き取り修理サービス+12時間テクニカル電話サポート(月-土 9-21時)・E-メールサポート付) |
価格(税抜き) | 55,800円(送料無料) | 51,000円(送料:5,000円) |
これで、価格的には送料を含め、消費税込みでいずれも60,000円弱で変わらない。さて、あなたならどっちを選ぶ。実際には、何をするのかが問題。具体的にしたいことがあるから選ぶのであって、価格やデザインだけで選ぶわけではない。
Mac miniはeMac(税抜き89,800円)から、MacのOSに近い中核の部分だけを取り出したもの。DVI-VGAアダプタでPC用のディスプレィ(17インチTFT液晶ディプレィで40,000円ぐらい。純正のものにはない。)が使える。純正のマウスとキーボードは、3,570円×2となる。性能的には同一スペックの一体型のeMacよりも自由度が高く、スペースファクタが優れているが、液晶ディスプレィを使うとトータルコストは少し高くなる。これまでの最大の障害であったMacの割高感は、コスト的にはPCにほぼ追いついてきたので解消したと言えるだろう。iLife'05、AppleWork等のソフトウェア群の分、メリットがあると考えてよいのかもしれない。
シンプルなデザインと構成の自由度、スペースファクター、手軽な価格、オリジナルなソフトウェアを総合して、Mac miniはeMacよりもPCユーザーにインパクトのあるマシンとして迎えられる可能性十分だろう。
Mac mini、Steve Jobsもすごいマシンを出したものだ。スペック的に見て相当のマシンだ。グラフィックプロセサとグラフィック専用メモリ32MBを搭載している。これが6万弱、ふーむ、ギガマシン購入前ならすぐ手に入れていたことだろう(^^;)これまでもう少しでMacを購入しそうになったのはカラーマックが出たとき。今はもっと動機付けは強い。今はUnixマシンだし、一粒で二度おいしいというのはこういう場合に言う。はて、さて・・・しばらく指を銜えて見てるしかないかな(^^;)
昨日の朝、はつかいち大橋で小さな一片の雪が現れるとフロントガラスで溶けた。山側を見ると雪で少し煙っている。遠くから流れてきた雪一片。私にとっては今冬の初雪である。昼間も寒い日だった。今日はまた一転してそれほど寒くない。帰りのはつかいち大橋の袂の温度計は5℃を示していた。
人工知能学会誌2005年1月号のGLOBAL EYE、齋藤達也氏の記事、「計算・創造性・教育−アメリカ・UCLAの学際的研究紹介」という記事の中で、Processingという興味深いツールが紹介されていた。百聞は一見に如かず。→Processing
processing.exeを起動するためには、Quicktime for Javaが必要で、Quicktimeのカスタムインストールで選択する必要がある。QTをiTuneと一緒にダウンロードするとカスタムインストールはできないので、Standalone Installerを選ぶこと。Javaは1.4.2で動くと思ったら、Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_01-b08)が動いていた。1.4.2を後からインストールしたんだけど・・・と思ったら、Processing自体が、1.4.1のJavaを持っていた。Quicktime for Javaは1.4.1で動くと書いてある。
Processing生温い冬が一変して、頬を刺す寒さが訪れた。AUの解約にAUショップ宇品へ。テキパキと気持ちよく片付けてくれる。娘が友達がDOCOMOだから合わせたいと言うからね。それと使っていない家族分を共有できる仕組みが今回の決め手だった。しかし、1年毎に携帯を変えている感じ。イオンでハードウェアは3台で3円。接客、スムーズさはなっていないが、その代わり、ハードの値引きは大きい。このビジネスはハードではなく、サービスを売っているわけだ。ハードは大変もったいないという感じがする。この廃品、なにか使い道はないのかな。
「実践実用Perl」の出版社と内容をメールで教えるように年賀状に書いてくれた知人に、久しぶりに手書きではがきを書いた。お礼と書誌データと「メールアドレスを教えておいてください」と「内容についてはインターネットで書名で検索してみてください」と書いた。AUショップへ出かけたときに出すのを忘れていたので、郵便ポストまで出かけた。頬が痛い。冬が来た。
Wikiの仕組みは、知識の体系化整理に適している。会社でも情報を整理して共有化するためのツールとしてPukiwikiを使っている。問題はデータ入力のインターフェースが手入力が前提であることと、保存データが独自形式テキストであることだ。一般的な使用方法ではデータの格納が自動的にできないし、大きなテキストデータはX*HTMLに変換して出力する際に応答が遅くなる。この問題への対処法は、スクリプトで自動的に生成するような大きなデータはHTML化して保存し、Wikiからはハイパーリンクでアクセスするようにするのが簡単だ。しかし、システムとしての一貫性は損なわれる。
そのような問題意識を背景として、自宅では、Wikiと「メモる」システム(「実践実用Perl」)を共用融合する方法を探ってみるのもおもしろいと考え始めた。PukiwikiはPHPだけど、XHTMLを生成するなど先進的な取り組みがあり、開発も活発だ。TIOBE Programming Community Index for January 2005を見ると、PHPは昨年Javaが低落傾向にあるのに対応して、あきらかな上昇基調にある。PHPの利用度は高まっており、Javaのフロントエンドでも使える方向性が出てきているのは既報のとおりだ。PHPを少し勉強してみよう。
PHP5が出てしばらくたったし、PukiwikiもPHP5への対応版を出しているので、PHP5を選択する。サーバーには「メモる」システムと同様にanhttpdを使う。インストールに参考にしたのは次のサイトである。
インストール手順は次のとおり。
Sowa氏のOntology, Metadata, and Semioticsのページには、意味の三角形という図が出てくる。ねこの名前Yojoが象徴(Symbol)で、そのSymbolから想起されるねこの概念(Concept)とYojoというねこの実体(Object)の三角形である。
ソシュールのシニフィアンとシニフィエはそれぞれ聴覚映像と概念とも言う。言葉という記号にはシニフィアンとシニフィエが不可分なものとして結びついている。言葉は特定の心の状態を指し、他の心の状態と区別するものである。言語は差異の体系であるというのはここから来る。
こうなるとSowa氏の三角形にある言葉の指し示す事物はどこにいってしまったかということになる。事物は差異の体系である言語によって関係主義的に捉えられる。言葉の意味はその言葉だけからは決まらない。他の言葉との関係から求められるのだということになる。少なくともSowa氏の意味の三角形という捉え方は、ソシュールの考え方と対応していないようにも思える。ねこの名前だけで、特定のねこの概念や実体が決まるわけではないから、元々大雑把な説明だということになる。特定のねこの実体を捉えるためには、XML流に言えば、ねこの持つ属性を知る必要がある。名前だけでなく、年齢、毛の色、種類、体長、体高、体重、性格等々。XMLのタグ付け、属性付けは言語の差異の体系を事物に対応させる作業に相当する。Sowa氏の意味の三角形では、ねこの名前がSymbolとなっているのが意味深なところで、名前は単なる属性の一つではないのである。
属性の集合が事物のSymbolとなれば、属性の集合が事物の概念を表し、事物を指し示すことになる。これが事物の存在論であり、属性の集合を定義することがオントロジーである。ここで、言語による差異の体系と事物・実体との対応は必ずしも等価ではない。物の見方で変わり得る。ここがおもしろいところだ。決定的なものはない。何の差異を考えるかで変わるのである。また、言語で表現されるものは、実体とは異なることが有り得るし、すなわち近似であるし、ゆらぐのである。これが言語表現において確率論などに基づく統計的な処理が行われる理由なのかもしれない。
にわか哲学者の大雑把な議論だが、考えをまとめるために書いてみた。今日はイオンで携帯のAUからDOCOMOへの変更に付き合った。機種の選定から、最終的にデータを移し変えるまで半日がかりだ。待ち時間に未来堂でたまたま見つけた本が、小阪修平著、「そうだったのか現代思想 ニーチェからフーコーまで」、講談社+α文庫F37-1、2002年11月20日第1刷、482ページ、1000円。この本は1995年に芸文社から出た「はじめて読む現代思想T・U」の合本であり、お買い得である。もう一冊、同著者の「ガイドブック哲学の基礎の基礎 「ほんとうの自分」とは何なのだろう」、講談社+α文庫F37-2、2003年9月20日第1刷、309ページ、780円、購入。こちらは1997年に大和書房から刊行された「自分という「もんだい」- "私"と"世界"をめぐる哲学ノート」を文庫化したもの。いずれも哲学についての考え方を整理したり、体系付けたりするのに有用と思う。サルトルについてはかなりまじめに人文書院のサルトル全集を読んだりしたこともあるが、その他の哲学者や言語学者についてはかじったことがあるぐらいで、断片的な知識しかない。歴史的な背景や哲学の発展継承といったものを統合的に理解したいと買い込んでみた。イオンでの待ち時間にスターバックスでラテを飲みながら、読み始めたのが最初に上げた本の第三章ソシュール。連想でSowa氏の意味の三角形が浮かんだというわけ。
(revised: 2005-01-10)昨日は、誰かが組み立ててセットアップしてくれれば楽なのにと思いながら、自分で順繰りに古いマシンを移し、メインの場所に新マシンをセットアップした。ある程度コンピュータに詳しくないとセットアップも難しい。頼れる人がいれば、頼みたくなるのもわかる気がする。セットアップができたとしても古いマシンの環境を移すのはまた一苦労だ。標準でインストールされていないものを使っている場合には特に大変。プリンタはUSB接続でもドライバのインストールが必要、ドライバの入っているCD-ROMを探し出さないと・・・。忘れてた、Rakucopy、Zakucopyもインストールっと、うむ、右クリックで出てこないが?、・・・IEを一度閉じて開きなおす、これでOK(^^)v
どうもうまくない。TeraPad上から編集中のファイルをFTPで送り出すPerlスクリプトを動かしても、送れていない。コマンドプロンプトは正常に動いて、経過を表示して終了するのだが・・・スクリプトをコマンドラインから直接動作させると正常に送れている。再度テスト。同じ結果だ。Firewallの影響だろうか。インターネットにアクセスするローカルCGIは正常に動いている。寺尾さんに解決策はないか一応質問してみよう。
4300Sで更新日記検索をすると、2002/03/24: Parrot 0.0.4のインストールの記事が引っかかった。約3年前にDell2は入れたのだ。Dell3(4700C)はCPU性能は約倍、メモリ4倍、極めて高速になったが、動作を見ていると、HDDやデータの転送速度が律速になってきている。既にCGIはHTMLの表示と同様に瞬時に動くように見える。TeraPad上のスクリプトによる編集も瞬時に行われる。スクリプト言語の有用性はハードの性能の向上とともにいよいよ高まってきた。スクリプト言語は、今後、今以上にアプリケーションやデータを結びつける糊の役割を果たすことになるだろう。
Dell3を継ぐ次の新しいマシンはPCではなくなっているかもしれないという思いもしている。おそらく3Dのグラフィックボードが標準装備になり、Webブラウザも3D化されているだろう。ハードディスクはテラバイトの容量が標準になり、高精細の動画が保存されるようになる。PCはデジタル家電を含めた家庭内ネットワーク(FAN)の一部となり、動画保存用にネットワークにハードディスクをぶら下げるのも当たり前になると思う。既に1TBのHDDが民生用に10万円で発売された(ハードディスク|HD-H1.0TGL/R5)。1万円/100GBから考えると当然予想されることだったが。これらの有り余るPCパワーを如何に活用していくかが、日曜プログラマにとっても大きなとても楽しい課題であろう。
も一度テスト。再現(;_;)するなあ・・・
Dimension 4300SはDellマシン二代目でそれほど大きな不満があるわけではなかったが、始動終動に時間が随分掛かるようになった。USBハードディスクを増設して5GB程度スペースを空けて多少は状況は改善されたが、決定的ではない。メモリを増設する手もあったが、256MBだし、1GBまで持っていくにはコストも掛かる。そろそろクラッシュの起こる前にグレードアップかなと、年末にDimension 4700Cを注文、昨日ようやく届いた。P4 2.8GHz、1GB-RAM、160GB-HDD、19inch液晶モニタの構成。PC本体とキーボードは随分コンパクトで省資源型、無駄がない。後部の排気口に手をかざすと、暖かくて温風ヒーターみたいだけど、よく放熱しているとも言える。筐体は熱くない。マウスは光学マウスで、スピーカーはディスプレィにセットするタイプで大変スマートだ。唯一、19inchディスプレィの解像度が不満、1280x1024しかない。
Dell3で「実践実用Perl」、「メモる」システムを動かすBecky!のメールデータが1.3GB程度あるのを移すのが大変だった。McAfeeの3ヶ月トライアルのVirusScanが動いているので、ウィルス付のままではネットワーク経由コピーでは途中で止まってしまう。捨てたウィルスの入っているゴミ箱を空にしても、振り分けで各フォルダに入ってしまったものは探すのも大変でどうしようもない。結局、まずUSBハードディスクにデータフォルダをコピーして、USB1.1で1時間ぐらい掛かった。これを新しいマシンに繋いでコピーしようとするとやはり途中で止まってしまうが、今度はVirusScanで駆除可能だ。駆除できないものは削除する。結局、52匹のウィルスが検出された。実際のところ、VirusScanだけでも相当の時間を要したが、なんとか駆除完了。ようやくメールが使える。
+Lhacaデラックス版をまずダウンロード、ActivePerl/Jperlと必要なモジュール類とAnhttpdとDana、TeraPadを入れて、関係データもネットワーク経由でコピー、「メモる」システムは動き始めた。OSはWindows XP Professional Version 2002 Service Pack 2。ローカルサーバーでインターネットにアクセスするCGIが動くとき、Perlがインターネットにアクセスしようしていると警告が出る。許可する。これで問題なく動く。
なかなか語呂がよいキャッチフレーズ。インターネットが発達したためにテキスト処理が活躍できる場が大きく広がった。「最早、読み、書き、算盤に加えて、プログラミングが生活に欠くべからざるものとなってきた」(^^;)とまで言うのは現時点では無理筋だが、プログラミングができると大変便利だということは間違いない。
様々なデータをRSSに取り込んで整理するというのは結構おもしろいアイデアである。Teacup掲示板のデータや更新日記の検索結果をRSSで出力するようなスクリプトは簡単に作れる。RSS形式にすれば、RSSを取り扱うツールで統合的に取り扱うことが可能になる。RSSは汎用性が高いと思う。メタデータリッチとは言えないかもしれないが。
「SPIDERING HACKS jperlでHACKする」シリーズは飽きたのでしばらくお休み。そのうち再開予定。まあ当面の結論として、LWPと正規表現を使えば、jperlでOKということで(^^)v
次は五月連休に向けてがんばろうというのは不謹慎か(^^;)Webで情報を漁るたびにああこれだと知りたかった情報にぶつかる。今日は、MCFのR.V.Guha氏がスタンフォード大学の出身で、今はIBMに勤めていて、TAPというSemantic Webプラットフォームをスタンフォード大学と共同研究していることがわかった。TAP ClientはPerlスクリプトやCGIで実現されている。メモ、メモφ(..)>
TS Networkingのページにねこ丸さんの「PC説教講座」を加えた。
Pukiwikiの diff の RSS を出力するプラグイン rssdiff.inc.php が、Index of /downloadのページにあることがTSNETで紹介された。
さて、暖かい冬休み、最終日突入。最近、Cマガ 1月号でCω(C#のXML、SQLサポートを拡張した並行処理言語)という言語のことを読んだり、C#で汎用CADのプログラムを書きましたという話を聞いたりして、C#という言語もそれほど悪くないのじゃないか(あたりまえ^^;)と思い、ASP.NET Web Matrix 日本語版が配布されたりしているので、ついダウンロードしてインストールしてみたりしている。.NET Frameworkが必要。
HaystackのSemantic Web BrowserがEclipseに統合されているのを見ると、Javaも使おうと思えば使える環境が目の前にあるじゃないと思ったりする。今日買ってきた日経ソフトウェア 2月号の記事によれば、Eclipseは単なる開発環境ではなくなり、リッチクライアントの枠組みとして動き始めている。Haystackもその一例というわけだ。
プログラミングを学ぶための環境は10年前と比べると様変わりしている。フリーなのはスクリプト言語だけではなくなってきたということだ。2005年は、スクリプト言語に拘らずにプログラミングを楽しむというのが正解かもしれない。Perl 6 があればそちらに走ってしまうのだろうけど、βが出るのは2006年と言われている。リッチクライアントという観点からのPerl環境が整うのはもっと先かもしれない。
日経ソフトウェアの「2005年のプログラミング必須技術まるごと解説」記事に取り上げられている項目を上げておこう。
リストにPHP以外にスクリプト言語が登場しないのは少し残念。日経ソフトウェアの記事では、PHPはJSR-223: Scripting for the JavaTM Platformとして、Javaプラットフォームのフロントエンド開発言語として取り込む動きがあることに注目している。ドキュメントを調べてみると一緒にJavaScriptとGroovyが取り込まれている。インストールすれば、すぐ使ってみることも可能なようだ。
テスト駆動開発(TDD)は初めて聞く用語だが、具体的には自動テストツールとバグトラッキングシステム(Rubyで書かれた影舞が紹介されていた)を使ってプログラムをテストして、それを開発にフィードバックする。テストの計画とか、結果のフィードバック・報告などの仕組みを開発システムの中に取り込もうということなのだろう。日曜工作的プログラマには関係ない(^^;)というか、使いながら、問題が出たところでデバッグするということになる。「実践実用Perl」のrss2html.cgiのバグをそれなりに出し尽くすには半年ぐらいを要した。インプットの形式が不確実なあらゆるデータに対応するのはそれなりに大変なことである。
明けましておめでとうございます。今年も良い年でありますように。
昨年はイラク戦争、北朝鮮問題、台風、中越地震、スマトラ沖地震と後半は自然災害が多かった。広島でも台風の被害が多かった。地震が最近多いように思うが客観的にはどうなんだろう。統計情報を探してみよう。うーむ。National Earthquake Information Center Earthquake Facts and Statisticsにある。さすがアメリカ。1990年からのデータがあるが、次第に回数的に相当増えてきている。正確には放出エネルギーの総量のような比較をする必要があるんだろうけど。具体的にはマグニチュード3-4クラスが増えている。まあ回数で代用しても遠からずという感じだ。昨年は一昨年対比で少ないが、レベルは高い。大きな地震があったし、死者数はスマトラ沖大地震での津波被害の大きさを物語っている。今年も要注意だろう。
イラク戦争も北朝鮮問題も解決の兆しがない。中東の問題がイラク戦争に霞んでしまったが、まだ存在していることは間違いない。世界平和の方向性を誰も打ち出せていないのが心配である。「和をもって貴しとなす」の日本ががんばらねばとも思うのだが・・・基本的に国連尊重が糸口になるのではと思う。
PCWEBの元旦メールにあった「連想プロセッサ」の開発 - 賢いコンピュータを目指してというインタビュー記事は新春にふさわしい。連想プロセッサPCボードが出れば是非購入してみたい。オープンでやるということなので大変期待できる。日本人にもオリジナルな発想で凄い仕事をする人がいろいろ出てきている。柴田直教授の今後は大変楽しみだ。
初夢は二日の朝だっけ。まあ、いいか。昨年の元旦は更新日記のカテゴリインデックスの作成に失敗したことを書いているが、作業は問題なく進行中(^^;)手順は次のようになっている。スクリプトは「実践実用Perl」で紹介して、配布しているので、手順を書いておこう。
と書いたところで問題点を発見。古い更新日記ファイルの当年のインデックスへのリンクが、最新の更新日記インデックスへのリンクになったままだ。まあ、それもいいか(と自分で作る分はいい加減でもよいのだが^^;)。
昨年のキーワードは「註釈」として、Web上で註釈を実現する仕組みを考えたいということを書いた。これはまだ新しい仕組みとしては提案できていない。Wikiを使えば、Web上で註釈はいくらでもできるが。「実践実用Perl」の「メモる」システムでは、「お気に入り検索」、「マイドキュメント検索」、「RSSフィードリスト」や「更新日記検索」のCGIの出力にメモ作成のリンクを張ることによって註釈を実現している。これはデスクトップで様々な情報に註釈をする仕組みの提案である。次のステップではリンクをビジュアルに示せないかと考えている。現在のシステムでは「メモ検索」でリストアップする必要がある。単なる検索というインターフェースでは、知識構造を提示するという役目は果たせない。今年は「メモる」システムと「更新日記」システムとのコミュニケーションも課題である。
今年のキーワードは「オントロジー」としよう。今年の人工知能学会誌の新年号の特集は「シナリオ創発」である。大澤幸生氏らが前書を書かれている。大澤幸生氏は、昨年紹介した「チャンス発見の情報技術」の監修・著者の方である。情報を自動的に解析して知識を抽出しようという仕事は、知識を新たに生み出すための実際的な仕事に役立てようという方向に向かっている。橋田さんの知識循環型データベースの構想なども、私はこの流れの一つとして受け止めている。情報を単に解析するのは死体解剖のようなもので、重要だがそれほど生産的なものではない。価値判断を伴う知識の体系付けは、オントロジーに通じるし、その作業を通して、目的によっては一つの透視図が生み出され、予測や見通しにも使える可能性がある。今年は、更新日記作成支援システムでも文書作成支援システムでもよいのだが、知識データベース(更新日記自身であったり、メモであったり、Webであったり、書籍であったりするわけだけど)との相互作用を通じて新しい情報を生み出すことを支援する仕組みを作り出してみたい。発想定着型データベースとしてまとまればおもしろい。
「メモる」システムで、更新日記検索結果から該当日記記事を表示させたところ(更新日記検索はデスクトップCGIとしてローカルで動いている)もう一つ、今年の節目として上げられるのは、今年はOxygenプロジェクトが終了する年(Oxygen burst)でもあることだ。HaystackはSemantic Web Browserとして再構成され、Eclipseのプラグインとして組み込まれた。昨年の12月15日に余分なものを取り除いた(stripped-down) Eclipse-based Semantic Web Browserが発表されている。元々Haystackはデスクトップの個人情報管理システムとして構想されたものだが、Semantic Web Browser(RDF Browser)としての能力を生かそうという動きである。Haystackの初期はPerlのCGIとして実装されていたぐらいなので、このような機能をCGIで実現することは当然可能だろう。デザインやリッチクライアントとかを重視すると、Java/C#になってしまうんだろうけど。
Haystack Eclipse Pluginsもう一つ考えているのは、「実践実用Perl」のシンプルなCGIインターフェースを高度化させるために、JavaScript、Flash、XULの活用を考えること。C#/Javaで新しいブラウザを書くのか、現行のブラウザとのコラボレーションを選択するのか。スクリプタとしては、今更C#/Javaでもないだろうと思うのだが・・・.NET Framework 対 Eclipse の図式が顕著になってきている今、無視もできないかも(^^;)