TSNETスクリプト通信第9号 - TSNETWiki on TextWorldネタ。
Yささんは朝までがんばられたようで、大変ご苦労様でした。何事によらず具体的な物を生み出すのは大変なこと。著者の皆様、お疲れ様でした。
とにもかくにも、二周年。三年目に入れたことは大変うれしいが、さて、機械さんのPython文法書が完成するのはいつの日か。我らはどこに目標を定めて行くのか。まあ、最低限、自己満足はあるわけだけど・・・
デスクトップサーバーからラジオエアチェックファイルをiPod touchやPSPで再生して、これがホームサーバーだと悦に入ることもできるようになった。デバイスのレベルがおもちゃから本物になっていることを実感させられる。日曜工作的プログラミングもかなりのレベルの仕事ができるようになっている。それも調べ始めて数時間のプログラミングで実現できるのである。
電子書籍ネタも今後はおもしろそうだ。おもしろそうなことには事欠かない時代になった。とにかく、まずは楽しもうではないか。
TSNETスクリプト通信創刊二周年記念号講談社:京極夏彦さんの新刊「死ねばいいのに」をiPadで発売 「実験台を買って出た」と - MANTANWEB(まんたんウェブ)だったかなあネタ。いや、「紙か電子かと幼稚な議論する場合ではない」――京極夏彦氏が電子書籍を語る:ニュースだった。
調べていると、hisashim: [Publishing][Software] 講談社はLightWayTextとInDesignで組版や2004-12-21 - 生活日報が出てきた。
それで、LightWayTextを調べた。LightWayText。へーっ、こんなエディタがあるのか。
ライトウェイ情報は概念的におもしろいね。なるほど、Writer's Workshopか・・・
それはともかく、iPhone版の「死ねばいいのに」(発売後2週間だけ700円、その後は900円)を購入してみた。T-Time touchというビュアー上で動作するアプリケーションである。しかしながら、小説であって、それ以上でもそれ以下でもない。iPod touchで眺めているが、画面が小さいだけに読書には向かないと思う。
ということで前宣伝。近いうち、早ければ明日の晩にも刊行予定だ。
機械さんの大作「Pythonの文法 草稿 第2回」が60ページと大半を占めるが、全部で90ページは超えるかもしれない。ムムリクさんのRMagickの記事と海鳥さんの「よしおさんとロボ太」、僕の日曜工作的プログラミング入門。乞うご期待。なんて・・・古いねえ^^;)
そうそう、Yささんはゲームを現在進行形で製作中だ。それも掲載予定。
fladdict - iPad契約、どのプランを選ぶべきか?ネタ。要領のいい的確なまとめ。
最近の注目点は、いろいろつながる、いつでもつながる。Pocket WiFi | イー・モバイル、約2万円で買える、SIMフリー「b-mobile WiFi」の実力を検証 - ネットワーク・ホットトピックス:ITproやiPadでも利用可能、NTTドコモが「モバイルWi-Fiルータ」を発売へ - GIGAZINEなどを使うiPadなどのWiFiマシン+モバイル無線LANルータの組み合わせ。まとめた記事もあるなあ。iPadをWi-Fiで使おう! モバイルルーターカタログ - ケータイ Watch。
問題は通信料。報道発表資料 : 「定額データプラン」の新規お申込み料金割引キャンペーンを実施 | お知らせ | NTTドコモなど。1年間割引月額上限4,410円。
そこでプリペイド契約。iPad専用なら、(iPad専用)プリペイドプラン | SoftBank・・・100MB or 30日で1,510+315円か。iPad用の相棒、モバイルWi-Fiルータはお決まりですか? | shimajiro@mobilerのサイトがいろいろと詳しいが・・・
さて、どうなんだろうねえ。使い方次第だろう。今のところ蚊帳の外なので模様眺め。モバイルといっても車の中だし。いずれにせよ、iPadを3Gで使うのは考えにくいだろう。iPod touchならともかく。モバイル無線LANルーターが一般的になれば、iPhoneだって3G抜きのタイプが出てもおかしくない。そうなるべきだろう。あるいは、iPod touchに通話機能が搭載されるとか。
Sony introduces the world's first HDTV incorporating the Google TV platform.のページからソニーの戦略が見えてくる。
Sony Developer Networkがその開発環境を示している。SNAP^(TM) Developer Program - Learn About Objective-Cには驚いた。
SNAPはSony Network Application Platformの略である。ここで取り敢えず読めるObjective-CやGNUstepに関するドキュメントリソースはほとんどがNeXT/Appleが生み出したものか、それを元にして発展したものである。VaioのMacライクなインターフェースはGNUstep for Windowsによるものなのかも。
dash developmentはFlash(ActionScript 2.0)によるアプリケーション(Dash Personal Internet Viewer上で動作?)に関するものである。残りはAndroid。
冗談だと思って、yesと答えたら登録してもらえなかった^^;)
CPUにAtomを採用するLinuxベースのロボット「Qbo」、間もなく登場? - SourceForge.JP Magazineネタ。
そろそろこういうので遊んでみたいとは思う。
かなり強い雨だった。ひろしま美術館の「ベルギー近代芸術の殿堂『アントワープ王立美術館コレクション展』」に車で出かけた。いつものように基町クレドに止める。
知らない画家が多く、幅の広いコレクションの展示だ。印象主義から象徴主義、表現主義、キュビスム、シュルレアリスム。ピカソなどはどのへんに入るのだろうと考えてしまった。最も印象に残ったのは、シャクナゲの花木を植えた鉢を置いた椅子のそばで少女が倒れないように軽く押さえているレオン・フレデリックの絵だ。1907年。フレデリックは象徴主義とされているが、この絵の表現自体はリアリズムだろう。質感のある見事な絵だ。
賢者の石ころ: 徒然にベルギー世紀末の画家『レオン・フレデリック』を調べると、なるほど象徴主義の絵も多いが、展示されていたシャクナゲの絵は「農民の子」に近い系統の絵だろう。
展示会のA3パンフ(画家の年表とベルギーのフランドル地方とワロン地方の地図)と入場券ちょっとね。とにかく動きが早い。毎月何かを追いかけているような気がしてきたね。刺激的な世界と言ってしまえば、それまでだが。Google I/Oに次いで、来月は、アップルのWWDC 2010か。
アップルは1月にMacWorld、3月に新製品発売、6月にWWDC、9月にスペシャルイベントと新製品発売のサイクルを繰り返し始めた。3ヵ月毎に何か発表がある。すごいもんだなあ。日記を検索してみると、WWDCのキーノートを2005年から追いかけている。WWDC 2005では、iTunesでPodcastを取り扱うことが発表されている。その間に僕はアップルユーザーになってしまったのだ。
Google I/OのGoogle TVの発表はまだわかりにくいところもあるが、おそらくテレビ番組を検索して、視聴、予約録画ができるし、同時に検索結果からWebを見ようと思えば見れるみたいな話だろう。ローカルで番組のブックマークみたいなことができて、テレビ番組にはURIを仮想的に付与する仕組みかもしれない。
torneのインターフェースを見ているので、ふーんという程度の感想しかない。テレビは結局、番組表からの視聴と予約、録画リストからの視聴選択がいかにスムースにできるかが問題だ。情報の検索は別のPCだったり、モバイルデバイスでちょこっと確かめるみたいなことで十分。大画面とはいってもテレビとWebを統合する意味がどこまであるか。むずかしいところだろう。番組自体がどのような見方をされるのかを工夫する必要が出てくるかもしれない。
デスクトップにある録画ファイルや録音ファイルをローカルサーバーで統合的に管理してアクセスするような仕組みは簡単に作れるだろうが、フォルダの文字コードの問題がある。むしろ、ZedのTAG実行を使ったほうが、Windowsと相性がよいかもしれない。
自分中心に物を見れば振り回されることはない。しかし、興味のあるものが山ほどある。やることも。ただ、時間がないだけだ。振り回されることはないといっても、やはり情報が多すぎる。集中できなくなっている。
さて、なにから料理しようか・・・
というか、一応、発表をフォローしておくか。いろいろ記事は出たけど、Google TV 発表、秋にソニーとLogitechから発売ぐらいを置いてみよう。Google、「Google TV」発表 - ソニーが「Sony Internet TV」を開発 | パソコン | マイコミジャーナルのほうがよさそうかな。具体的なものがないと始まらない。
さて、どんな使い勝手になるのかなあと思うが、意外にテレビをWebと融合させるのは難しいと思う。テレビはながら族的に使われる傾向のある受動ツールであり、PCは能動的・創造的なツールだからだ。水と油。
テレビ番組を見るときは集中して見たい場合と、環境的背景として流している場合とがある。テレビでPC的機能が必要なのは、番組表をチェックして、テレビを見たり、録画予約する場合だろう。その他、関連事項を調べたい場合もあるだろう。録画にリンクを貼って、番組属性や独自で付加したメモなどから検索して、再生するというようなことができるとうれしいかもしれない。
レイ・ブラッドベリがインターネットは気を散らすものだと述べたのは、一面の真実を言い当てている。テレビから気をそらせるものになりかねない。もっとも既に気をそらされているのが現状だろう。
テレビの概念が変わりつつある。番組は録画によってアプリケーション化し、番組表や番組のWebサイトや個人ブログなどによって情報化されている。もちろん、ラジオも同様である。まだ、個人のプログラミングの直接の対象とはなっていないが、Google TVのAPIが公開されれば、そのような時代が訪れるかもしれない。
Appleのワールドワイドデベロッパカンファレンス、6月7日にサンフランシスコで開幕経由、Apple Worldwide Developers Conference 2010ネタ。
メモしておこう。
asahi.com(朝日新聞社):米ジャズピアニスト ハンク・ジョーンズさん死去 - おくやみ・訃報。お悔やみ申し上げます。
The Great Jazz Trio Chapter II(1980)とI'm Old Fashioned(1976)ジャズ・トゥナイトでキース・ジャレットの65歳の話題のあと、2007年に亡くなったザヴィヌルの「ビモヤ」と「アイス・ピック・ウィリー」(アブソリュート・アンサンブル featuring ジョー・ザビヌル)が紹介されて、あーそうだったなあと思い返していたところ、昨晩、ハンク・ジョーンズが亡くなったと家内から聞かれさた。大昔に新宿歌舞伎町のライブハウスのカーニバルで、ハンク・ジョーンズ、ジョージ・デュヴィヴィエ、クラディ・テイトのトリオを聞いたことがあるからだ。
昔々、歌舞伎町、カーニバルにて昔、音楽はジャズや新たに生まれたロックからフュージョンというように進化しているように見えたこともあったが、クラシックの世界もそのまま残っている。音楽の進化というものはあるのだろうか、音楽会に足を運ぶ度にクラシックはこれからどのように変化してくのだろうといつも話をするのだが・・・
ハンク・ジョーンズのジャズは正統的・古典的なジャズだが、ジャズ・トゥナイトで聞いたザヴィヌルのジャズはウェザー・リポート時代とも違い、最後まで変化し続けたように思えた。また、機会を捉えて聞いてみようか。
MobileMe がタダになるかもというウワサ ? maclalala2ネタ。
話はむしろPSP-torne-PS3から始まる。メインメモリ32MBのPSP-1000でtorneが見事に動くのに感心したのだが、これはPS3クラウドなんだと思った。こんな芸当ができるのなら、メインメモリ256MBのiPhone/iPod touch/iPadとMobileMeを組み合わせれば相当のことができるだろう。コンテンツとアプリはMobileMeクラウド側にあるような世界がありえるだろう。アプリはWebサービス化していくし、アップルはMobileMeにさえアクセスすれば完結する世界を構築しようとするのではないか。ビデオ・映画やTV、音楽、書籍、新聞、雑誌など、あらゆるメディアが統合される。コンテンツの囲い込みが始まった。
おそらくiTunesの持つ情報に各デバイスから透過的にアクセスできるようにする問題を解決する有力な方法はMobileMeだろうという感じがする。メディアサーバーをどうするか。Webに置くのか、もちろん自宅に置くこともできるだろう。
現在はアクセサリの位置づけでしかないApple TVはMobileMeのフォトギャラリーのブラウザにもなる。iPod touchなどは、Windows PCのiTunesを母艦として、デバイスとして登録して、ライブラリを同期して使う。再生する場合にデータはiPod側に移動する必要がある。Apple TVも同様の仕組みのようだ。iPod touchのRemoteを使えば、Windows PCのiTunesの無線リモートコントローラとして使うことは可能だが、当然、PC側でiTunesを起動しておく必要がある。PSPのリモートのようにネットワーク経由でPS3を起動して操作するところまでの機能はないし、音楽などがiPod touch上で再生されるわけではない。
デスクトップのiTunesをMobileMe上に同期しておけば、MobileMe経由でiPhoneなどのあらゆるモバイルデバイスからアクセスすることが可能になるだろう。まさにMobileMeになる。家庭でもPCやMacの前に縛られずに自由なメディア環境を得ることができるようになるだろう。
[Apple]LaLa = Web版iTunes?の記事にあるようなWeb版iTunesがMobileMeに搭載される可能性が高いのではと思う。そうすればWebブラウザさえあれば、あらゆるメディア・コンテンツを利用できるようになる。そこではFlashは不要なのかもしれない。
と書きながら、ソニーの技術もすごいなと感じてしまった。まだまだ行けるね。
次期iPhoneの2010年出荷目標は2,400万台 - パネル解像度向上&メモリ倍増 | パソコン | マイコミジャーナルネタ。
メモリが倍増、ディスプレイが960x640とはねえ。本体のサイズはどうなるんだろうと首を傾げてしまうのだが・・・4.5-5インチサイズのディスプレイを搭載する必要があると思われる。メモリ倍増の話もiPadのメモリが256MBであることと矛盾するような気がしないでもない。眉唾を付けて楽しみに待とう^^;)
【レポート】Flashの父、「iPhoneは今後数年でFlashをサポートすることになる」 (1) Flashの歴史 | パソコン | マイコミジャーナルのような話も数年どころか、すぐに実現するかも・・・
我がPSP-torne-PS3システムは「ゲゲゲの女房」マシンと化している。毎日今日はおもしろいよと声が掛かる。
TV Ads - AdWords - Googleのページができている。
はて、今日・明日中には発表がある。
3年後にはPS3がポケットに? PowerVR開発企業が証言(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュースネタ。
前に予想したような夢が現実になるかもしれない。Flashだっていずれ動くのかもしれない。PS3はGPU用にメモリを持っているが、iPhoneではCPUとどのように共有しているのだろう。
ついでに、こんな噂もメモっておこう。PlayStation Network に有料プレミアムサービス登場の噂 - スラッシュドット・ジャパン。
車通勤の往復の2時間をどう過ごすかは大きな問題だったが、長い時を経て復活したFMのエアチェックが解決した。今日は「名曲のたのしみ」をiPod touchで聴きながら退屈な運転を至福の時に変えた。他にすることがないから生み出せる時間だ。
まだ青さを残した雨の闇の中を走り始める。端正なハイドンの交響曲が鳴っている。さきほどまで少しかすれた声で解説していた吉田秀和が静かな暗がりの中でゆったりと聴いている姿が思い浮かぶ。少し前の5月4日の録音、名曲のたのしみ −ハイドン その音楽と生涯−(32)。90番と91番。小編成の交響曲は素朴だが、趣向を凝らしてあるので飽きることもなく、聴いていて気持ちが落ち着く。俗世を離れて別世界を走る。闇は完全に黒くなり、番組が終わる頃、家に帰り着く。
「名曲の楽しみ」を検索するとアンサイクロペディアとWikipediaの次に僕の記事「名曲のたのしみ −プーランク その音楽と生涯−(24)」(2009-04-03)が出てくるのには少々驚いた。もう1年以上経った。
iPod touchはPodcastならそのままダウンロードできるが、録音ファイルはServersManかMobileStudioで転送している。USBストレージ機能はないので、Web経由かローカルのFTPを使う。
Android 2.2はテザリング対応、5倍高性能に - ITmedia Newsネタ。
技術の進化は止まらない。デバイスとしての自由度が高いAndroidが圧倒的に魅力的なスペックを打ち出せば、iPhone/iPadも苦しくなるかも。
Exclusive: Google To Add Tethering, Wifi Hotspot To Android 2.2 Froyoのようにテザリングだけでなく、PocketWiFi SoftBank C01HW | SoftBankのようなPortable WiFi hotspotの機能を持つとすれば大変便利だろう。もちろん、価格や通信費用に革新が必要と思うのだが・・・
【山田祥平のRe:config.sys】 どうしても見つからないiPadの居場所ネタ。なるほど、自宅デスクトップPCユーザーやモバイル・ノート・ユーザーにとってはiPadのPCとしての使い道はあまりないのではないだろうか。
しかしながら売れているのはなぜか。
シンプルで快適なインターフェース・操作性かな。機能をアプリとして自在に追加できるし、メディアはiTunesで統合的に管理できる。iBooks、iWorksもある。普通必要なものはすべてある。ゲームもね^^;)
そして、iPhone/iPod touchにはない大きな画面がある。単純すぎるか^^)/~~
いろいろ憶測記事を書いたので各モバイルデバイスのメインメモリについて整理しておこう。
モバイルデバイス | メーカー | メインメモリ(MB) | OS | Flashサポート | ブラウザ | 重量(g) | ディスプレイ,in(解像度) | CPU | GPU | ROM/Storage |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
iPhone 4GS | アップル | 512? | iPhone OS 4 | x? | Safari | 215? | 4.5-5?(960×640?) | ARM Cortex-A8? | PowerVR系内蔵SoC? | 16GB/32GB? |
iPhone 3GS/iPod touch | アップル | 256 | iPhone OS 3 | x | Safari | 135/115 | 3.5(480×320) | 600 MHz ARM Cortex-A8 | PowerVR SGX | 16GB/32GB |
iPad | アップル | 256 | iPhone OS 3 | x | Safari | 730 | 9.7(1024×768) | 1GHz Apple A4 | SoCにPowerVR系のGPUを内蔵 | 16GB/32GB/64GB |
Xperia | ソニー・エリクソン | 384 | Android 1.6 | (*1) | ? | 139 | 4(480×854) | QSD8250 1GHz | x | 1GB/microSD(2GB)、microSDHC(16GB) |
HTC Desire SoftBank X06HT | SoftBank | 576 | Android 2.1 | Flash Lite,(*1) | ? | 135 | 3.7(800×480) | Qualcomm QSD 8250 1GHz | x | 512MB/microSDHC(32GB) |
HTC Wildfire | HTC | 384 | Android 2.1 | Full Flash support | web browser | 118 | 3.2(320×240 QVGA) | 528 MHz | x | 512MB/microSD(32GB) |
HTC HD2 | HTC | 448 | Windows Mobile 6.5 Professional | (*1) | Opera Mobile | 157 | 4.3(480×800) | 1GHz Snapdragon | x | 512MB/microSD |
Nexus One Phone(*2) | 512 | Android 2.1 | (*1) | Browser | 130 | 3.7(800×480) | Qualcomm QSD 8250 1 GHz | x | 512MB/4 GB MicroSD(to 32 GB) |
*1 Xperia、HTC Desireでの将来的なAdobe Flash Player 10.1導入を検証 *2 Google Nexus One(ネクサス・ワン)ついに発表―TechCrunchが詳細レビューをお届けする
いろいろとFlashについて調べていると、Flash Player 10.1 content for mobile devices | Mobile and Devices Developer Centerを見つけた。今後の展開について予想するのに役立つだろう。上記*1のページにあるビデオもここにある。最新のものを次に埋め込んでおこう。
Windows MobileマシンはそれなりにFlashをサポートしているようだが、Flash Player 10.1はWindows Mobile 6.5をスルー、Windows Phone 7シリーズ対応へということらしい。東芝のdocomo T-01AはWindows Mobile 6.5へのアップグレードを行っているが、RAMは256MBのスペックのマシンである。
HTC Wildfire 発表、Android 2.1普及機のRAMは384MBになっている。HTC Wildfire Android 2.1 smartphone with updated Sense UI announced:などでは512MBなのだが(正解は384MB、HTC - Products - HTC Wildfire - Specification)・・・ディスプレイサイズ(3.2inch、QVGA: 320x240)なども考慮する必要があるかも。Special Featuresの項目に「Full Flash support on the web browser」とある。
結局、CPU、GPU、Storageの項目を追加。iPhone 4GS予想を追加。
フロスト: つらつらぐさネタ。波長が合ってしまった。
難し気なテーマの本ばかりでは肩が凝るばかりなので、時には柔らかい本を読みたいもの。先週末、イオン宇品の未来屋書店で購入。フロストシリーズは以前からなんだか気になる本だった。まずはシリーズ第一作を選んだ。
親しみが持てるだけでなく、人生のほろ苦さも感じさせる、リアルな主人公だ。周囲の人々も憎からず思っている。応援したくなるね。第一作のせいか、少しプロットが複雑すぎる感じはしたけど・・・
20冊以上の本が読まれるのを待っている状態なのだが、なんだか最近は疲れていて、毎日数ページ読むのがやっと^^;)
米Google、5月19/20日開催の開発者カンファレンスで「Google TV」発表か | パソコン | マイコミジャーナルネタ。前の記事は、03/18/2010: [Media] Google TVか、メディア一揆か、03/21/2010: [Media] Google TV II - PS3 + torne。
具体的な姿が楽しみだが、PS3+torne+PSPとの関係はどんな具合になるのだろう。
【レポート】IDF Fall 2009 - Atomで切り開く"インターネット+TV"- 最終日基調講演 (1) ネット+TVの明日を思い描くIntel | パソコン | マイコミジャーナルの記事が参考になるみたいだが、イメージが今ひとつ湧かない。
VAIO Pシリーズ│ パーソナルコンピューター “VAIO” - Sony Style、主な仕様 | Pシリーズ | 製品情報 | 個人向け | VAIOパーソナルコンピューター | ソニーなどネタ。
登録していたメールが届いたので見に行った。うーむ。CPUはAtom5xxシリーズのままだが、高速化はされている。
【PC Watch】 ソニー、PS3リモートプレイに対応した「VAIO P」 〜設計も一新しバッテリ駆動時間が向上の記事によれば、PS3リモートプレイでtorneやゲームはできないそうだ。
前日の夜半には、NHK 番組表: 芸術劇場 − アルカディ・ヴォロドス ライヴ・イン・ウィーン −を見て、指先がピアノの鍵盤と溶け合うような演奏に感嘆したのだった。音が柔らかく緻密だ。
夜半過ぎのジャズ・トゥナイトの内容をチェックすると、キース・ジャレットの生誕65年特集だった。児山紀芳氏によれば、米ダウンビート誌の国際ジャズ批評家投票のピアノ部門で10年間トップなのだそうだ。キースは昔からハービーやチックと並んで好きなピアニストの一人だが、相変わらず素晴らしい。ダウンビート誌のアーティストのリストを眺めると知らない人も大変多いので、もうジャズシーンから遠ざかって久しいことに思い至ることになる。和田誠と村上春樹の「ポートレイト・イン・ジャズ」(新潮文庫、2004年)にリストアップされるミュージシャンの名ぐらいならほとんど聞いたことはあるわけだけど。
最近追いかけているのはNightly Yoursのナベサダぐらいだ。もっとも渡辺貞夫グループの養父貴(1969年生まれ)という若いギタリストには少し感心した。ジャズで新しくCDを購入したアーティストはBrad Mehldau(1970年生まれ)ぐらいしかいない。この人は若いがダウンビート誌のピアノの投票で上位にランクされている。
爆熱・轟音PCは、今朝は夜半のジャズ・トゥナイトの録音を終えて、スリープ状態になっていたのでお静かだったが、起動すればまた爆音を響かせるに違いない。とにかく手を打とう。
ということで、起動後、すぐさま終了して、コード類を外しに掛かる。底を持ち上げている足を外し、筐体を開く。Dell Dimension 4700Cは非常に簡単に内部にアクセスできるので大変便利だ。まずは、CPUからのヒートパイプがつながる冷却フィンにかぶさり、冷却フィンを通過させるように新鮮な空気を吸引して、PCの後部の通気口から排気する冷却ファンを取り外す。冷却フィンを側面からガードしているプラスチックの二つの部品を外し、指先で綿埃をフィンから摘み取っていく。今回はCPU冷却ファンのローターに大量に付着している綿埃もできるだけ取り除いた。ティッシュペーパーを隙間に入れて掻き取り、隙間に泳ぎ出した綿埃を指先で摘まみ出す。かなり取れた。
組み立てなおして起動。歴然としている。CPUの負荷に応じてファンが稼働するようになり、ファンが回りっぱなしで轟音を立てる状況はまったくなくなった。静けさが訪れた。これなら夏を越せそうだ。
夏を前にして室温は25℃以上から下がってこない。爆熱PCは轟音を上げ続けている。読書にも差し支えるぐらいだ。2007年にCPUの冷却フィンの掃除をして爆音を抑えて(2007/12/16: Dell Dimension 4700C 異常事態 II)以来の話題なのだが、毎年繰り返している。スリープ状態のPCのそばで、昨晩読み終えたR・D・ウィングフィールド著「クリスマスのフロスト」(創元推理文庫、1994年)の終りのほう100ページあまりを読み直した。
文庫の帯には「英国ミステリの傑作 フロスト・シリーズ」、「『このミステリーがすごい!』『週刊文春』ミステリーベスト10の第1位」とある。帯の裏によれば、1994年の話である。芹沢恵訳。R・D・ウィングフィールド - Wikipediaによれば、1970年に執筆されたが、出版社から断られたものだそうだ。僕は2008年の創元推理文庫の39版を読んだ。
読み進めていくに従って、謎が謎を呼び、プロットが次第に複雑になっていく。謎解きが行われ、佳境となる最後の100ページ(全体で530ページ)を端折って読んでいくと、夜半過ぎもう寝ようかと思って読み終わりたいなあと焦っている頭には入りにくい。それで朝読み直して結局何がどうなったのかを確認したわけだ。
最初は少女殺人事件の話かと思っていたら、次第に誘拐事件らしい装いとなり、さらに進むと32年前の事件が浮かび上がる。登場人物も多彩である。過去と現在の別々の事件が同時に解き明かされていく。導入部はフロスト警部が撃たれて倒れている場面から始まるのだが、すぐそのことを忘れるぐらいにフロスト警部はおもしろい人物と言えるかもしれない。最後にきてあっそうだったねと導入部のことを思い出すのである。
フロスト警部の風体・容貌は、署長のジャガーにぶつけて最初にデントン署に登場する66ページに「薄汚れたレインコートを羽織った男がロビーのなかに駆け込んできた。えび茶色のマフラーを盛大になびかせて。プレスの利いていないよれよれのズボンを穿いた、見るからにだらしのない恰好の男だった。年齢は四十代後半といったところ。農夫のように陽灼けした顔、寒さに紅潮した頬にはそばかすが散っている。活力に溢れたブルーの眼、生え際がすっかり後退し、頭皮のそばかすまで見て取れる。周囲にかろうじて残っている、薄茶色をした産毛のような髪。」とある。英国製のミステリというと古くはアーサー・コナン・ドイル、アガサ・クリスティ、グレアム・グリーン、レイモンド・チャンドラーが思い浮かぶのだが、1Q84の焚書にあって、書棚にはない。購入が新しいP・D・ジェイムスの4冊ばかりが手元に残っている。英国というとシャーロック・ホームズやポアロをイメージしてしまう。性格・風体・容貌は似ても似つかない。庶民派であり、暖かい血が通っていて、よれよれのレインコートに葉巻なら刑事コロンボを思い浮かべてしまうが、もっととんでもなく下品でいい加減で強引で、偶然に大いに助けられるほろ苦さ、格好悪さもある。イメージにするのは難しい。少なくとも眼はブルーだよ。
R・D・ウィングフィールド著「クリスマスのフロスト」(創元推理文庫、1994年; 39版、2008年)Twitter / honza_news: コデラノブログ4 : 電子書籍は一体誰が恐れているの ...からコデラノブログ4 : 電子書籍は一体誰が恐れているのか 1経由、本と本屋がなくなる日 そんなバカな!? 出版業界騒然黒船ついに襲来 | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]ネタ。既に同じようなことは何度も取り上げて書いたと思うが・・・
日本語の特殊性ゆえに電子書籍化が遅れているという。ふーん、どんなところで躓いているんだろう。OCRの読み取り精度の問題か。これまでも指摘されていた問題だ。カタカナの「ニ」と漢字の「二」の違いを読み取るのは難しいらしい。なるほどね。reCAPTCHAの日本語版でも作ってみたらと思ったり。コンピュータで文脈を読み取るような方法もあるかもしれない。
中国や韓国では電子書籍化はかなり進展しており、リーダーもかなり出回っている。それはともかく、日本には青空文庫がある。nagisaworks. - i文庫HDリリースによると、i文庫HDというのがiPad用に出るのだそうだ。iTunesのAppStoreの電子書籍でi文庫が販売されているのでアプリの説明からリンクを辿って知ったのだが・・・紙より便利であることを目指しているそうな。
アップル、「iPad」日本発売を5月28日と発表 - 予約開始は10日 | パソコン | マイコミジャーナル、ソフトバンク、iPadを国内販売 - Wi-Fi モデルは48,960円から | 携帯 | マイコミジャーナルによれば、iPad専用データ定額プランは無制限の国内3Gデータ通信+ソフトバンクWi-Fiスポット利用で月額2,910円。グーグル、電子書籍販売サービス「Google Editions」を7月にも開始へ--米報道:ニュース - CNET Japanの動きも。ぼちぼち、電子書籍が本格的に出回ることになるのだろう。
今のところ、アップルの日本サイトのiPadの広告にはiBookStoreはない。現状のAppStoreに電子書籍のアプリケーションがあるだけだ。日本でどこまで電子書籍が受け入れられるか、大変興味深い実験である。iPadは売れるだろうが、電子書籍がそれほど売れるかな。価格しだいだろうね。これまでより売れることは間違いないが・・・
【PC Watch】 Intel、スマートフォン向けSoC「Atom Z6xx」ネタ。
このSoCはAndroidなどのLinux系OSの組み込み向けなのか。メモリコントローラは1-2GBのメモリに対応している。Ultra Mobile VAIOとは関係ないねえ。この系列でWindows向けのOak Trailというプラットフォームも開発されているのだそうだ。VAIOはそちらだろう。【笠原一輝のユビキタス情報局】 Intel、MoorestownのPC版「Oak Trail」を計画 〜次期VAIO P/X、LOOX Uの可能性が広がるにあるように。
VAIO P/Xシリーズのメインメモリは2GBだ。消費電力は通常時6-7W/スリープ時0.7-0.8W。
【PC Watch】 マイクロソフト、Windows Embedded Standard 7に関する記者説明会を開催の動きも出たけど、現実問題としてメインメモリは1GBは必要らしい。
256MBでなんとかしようとしているアップルをどこまで追いかけられるのか。
ARM、サーバで利用した場合のチップアーキテクチャの有効性を検証中:ニュース - CNET Japanネタ。誰もが考えることだ。
アップル、ARM買収を検討か--英報道:ニュースクリップ - CNET Japanもあっておかしくない話だ。
【レポート】アドビCTO「アップルは19世紀の鉄道会社のように利己的」 - Web 2.0 Expo (1) AppleはFlashが動作することを恐れている | ネット | マイコミジャーナル
様々な選択肢があることは重要だ。メインメモリ256MBでFlashが動作することを証明するために、是非PS3のインターネットブラウザのFlashを改良して欲しい。原理的にはできてもおかしくはないはずだ。HTML5でできることなら。HTML5でできなくてFlashでできることも是非リストアップしてくれればと思う。
アップルにはアップルの選択がある。FlashからHTML5へ - ドキュメント共有のScribdが大移動開始 | ネット | マイコミジャーナルのような選択も当然ある。そして、Chrome5開発版、Flashプレーヤを取り込む | エンタープライズ | マイコミジャーナルのような選択も・・・
米Intel、Moorestownこと「Atom processor Z6xx Series」を発表 | パソコン | マイコミジャーナルネタ。Intelなのになぜソニーネタなのって・・・
もちろん、【PC Watch】 ソニー、「VAIO New Ultra Mobile」を予告ネタですよね。
まだ、MS-Intelは健在なりと・・・モバイル用途においてもソニーが具体的な存在価値を示すことになるだろう。
さあ、あなたはどっちを追いかける・・・林檎かソニーか
もちろん、Windowsは簡単にははずせない。Zedやjperl/Sjis.pmもあるしね^^;)切磋琢磨してさらにコンピューティングを発展させて欲しい。
今や、コンピューターマニアはどちらも追いかける時代になったのである。僕がそうだからって一般化して言うのは悪い癖なんだが^^;)
Zed 0.47 リリース:晴れときどき更新中(掲示板):@niftyレンタル掲示板:@niftyネタ。
Grep検索機能が導入された。その他は、上記掲示板か、Zed - TSNETWiki on TextWorldを参照のこと。
TAG実行などのスクリプトはZedインストールディレクトリのmacro\execディレクトリ以下をZedが検索して起動できるようになる。TAG実行用のスクリプトは前のTSNETスクリプト通信の記事では、編集用スクリプトと一緒にmacro\exec\menu\editディレクトリに格納していたが、TAG実行用にも関わらず編集メニューに出てきてしまっていた。macro\exec\tagディレクトリに格納しておくことにすれば、そのような問題はなくなるし、スクリプトが目的別に整理されてよいだろう。
Flash に関する Steve Jobs の公開書簡 - maclalala2に代表されるネタ。あーそうか、僕も書いたね(ジョブズの考え)。
「霧の国の亜理沙」第7章 気狂いお茶会
奇異国屋書店が催したお茶会にて、吾輩と主人は霧の国からやってきたという謎の少女、亜理沙と出会った。
無名犬: 「iPhoneはPS3となぜ同じなのか?」
亜理沙: 「iPhoneとPS3のメインメモリのサイズは256MBで同じなのよ。そのために、どちらもFlashが動かないのよ。」
主人: 「へーっ・・・どちらもコンピュータだからじゃないのか^^;)」
PS3はファームウェア2.50でインターネットブラウザにFlashのプラグインを搭載した。が、現実問題として、例えば本夜本談のFlashビデオのあるページなどはまったく見ることができない。現在バージョン3.30だが、それ以降改良する努力がなされた痕跡もない。問題点や不具合が制限事項、パフォーマンスについて、FAQなどでエクスキューズされているだけである。結局iPhoneにしてもFlashを使うにはおそらくメインメモリが足りないのである。ジョブズもFlashが動かない理屈を捏ねているだけである。動かしたくても動かないのだ。おそらく・・・
Oh the humanity, iPad dissection! (UPDATED: Podcast) | ZDNetを見ると、iPadもiPhone 3GSと同様にメインメモリは256MBである。
要はこれは選択の問題である。コストと電力消費量を抑制するために何をするかということである。Androidの標準マシンNexus OneやモトローラのDroidは512MBを搭載する。Flashに関してはこれからなのだろうが、fladdict - Nexus Oneを入手したので、とりあえず分析に詳しい。うーん、512MBあっても2010年中盤まで待つの。
消費者はどちらを選択するか。例えば、新Android携帯『Droid』:高性能でも乗り換えない理由 | WIRED VISION。こんな感じだ。勝手にしろ。好きなものを選べということになる。
安芸高田は最高気温30.7℃を示した。我が書斎の気温も28℃から下がらず、爆熱CPUの冷却ファンが悲鳴を上げ始めた。iPadの売れ行きはiPhoneの2倍以上 - 28日間で100万台突破 | パソコン | マイコミジャーナルのようにiPadは売れている。マイクロソフトは2000年にはわかっていた - L'eclat des jours (2010-05-03)からSteve Jobs が Flash を嫌う本当の理由 ? maclalala2やモバイル OS 鼎立の時代がやってくる? ? maclalala2に至る。
アップル、グーグル、ソニーに続いて、HPも参戦するのだろうか。マイクロソフトの勢力の回復はいつまでたっても見えてこない。マイクロソフトの世界はもう終りなのだろうか。ソニーのVAIOはWindows 7ではあろうが。HP/Palm OSのほうは日本ではまだ影も形もない。
アップルとグーグルの戦略は既に形になっているので大体わかる。Apple=iPhone+iPad+MacOS X、Google=Android+Chromium OS+Linux/Windows。僕が思っているのは、MacOS Xは低消費電力ARMマシンになっていく可能性があるのではということ。OSをデュアル・ブートにすることにはあまり意味がない。そして、Googleがハードウェアを支配するのには時間を要するだろうということ。
ソニーのケータイの戦略がどうなるのかがまだ完全には見えていない。iPhoneを見ていると電話機能は本来の機能というよりは付け足しだということだ。娘がiPhoneを購入した目的はインターネット利用だけで、モバイル端末(パケット定額制のフルブラウザ利用)としてのみ使っている(見せてもらうと、iPod touchとは大きさも厚みも違うハードウェアなんだ)。音声通信用ケータイはドコモの別の契約にしている。実際、音声通信は減っているのではというか、通信量はともかく通信機会・目的に占める割合は小さいのではないか。PSPはリモートプレイを使えば、インターネット経由(PlayStation Networkにログインして)の接続で例えばPS3のフルブラウザが動作する。もっとも接続に多少時間を要するし、PS3ブラウザのメモリ使用制限(コンテンツ用約56MB、当然まともにFlashは動かない)も大きい。また、残念ながらインターネット経由のリモートプレイではtorneは動作しないし、PS3のスリープ状態からのタイマー起動ができないのが大きな問題ではある。と思っていたら、主電源さえ入っていれば録画できているなあ・・・凄い(修正追加: 2010-05-06)。PSPフォンの話題は既に出ているが、あるとすればPSP2フォンになるはずだ。そしてPS3がPC以上の存在になるためにはPS4に進化する必要がある。そのような世界の中でtorneが出てきた。たった一つのアプリ-ハードで世界が変わって見える。アップルに対抗できるのはソニーかもしれないと思う。
物理的日曜工作はともかく、プログラミングはどうか。iPhoneなどはユーザーがプログラミングが可能なデバイスである。コンピュータ自体もインターネットもユーザーが自在にプログラミングできる時代である。環境も整っている。フリーのプログラミング環境や必要な情報はインターネットに満ちている。ところが、プログラミングに興味を示すPCユーザーが少ないのが現状である。プログラミングが好きな人はみんなプログラマになってしまっているので、趣味のプログラマは絶対的に少なくなっているのかもしれない。絶滅危惧種なのかも^^;)
少数派の人口密度が低いのは仕方がない現象なので、まとまって意見交換や活動をして盛り上げて行く必要があるのかなと最近今更のように思い始めている。プロの方よりも自由な発想でプログラミングを見ることができるかもしれない。そういう意味においていつもお世話になっているお返しができればうれしいとも思う。
我こそは日曜工作的プログラマと思われる方は是非とも「TSNETスクリプト通信」に投稿してください。概要や投稿規定等はTSC編集委員会を参考にしてください。
プログラミングの日曜工作ではないのだが、torneがPSPで動き出した以上、PSPをテレビ的に使いたいと思い始めた。
手持ちのPSPはPSP-1000なので、周辺機器のクレードル(PlayStation.com(Japan) | お知らせ | PSP?「プレイステーション・ポータブル」に「クレードル」登場)が使えない。もっともカスタムなPSPblog : クレードルをPSP-1000で操作 テスト版のようなものはあるわけだけど。この方法はおそらくカスタムファームウェアを使う必要がある。
まずモックアップを段ボールで作る。mockupとは実物大の模型なんだが、PSPをテレビ的に収納して見ることができれば十分である。単なる置き台である^^;)
たまたま手持ちの小さなダンボール箱にPSPがすっぽり収まる。これで行こう。カッターでダンボール箱の広い片面を底面側にする長辺の片方がつながったままで切り開く。PSPの電源コードがPSPの底面からはみ出るのでその部分の余裕が出るようにPSPの底面だけ持ち上げてセットアップできるように、向かって左側の電源に掛かる部分だけを細工して切り取る。切り開いたダンボール面を箱の内側に折り曲げて、PSPを置く部分を作り、さらに折り曲げて背中を支える部分を立てる。後は白いビニールの包装用粘着テープで固定しながら組み立てる。
箱が垂直に立っている状態だとPSPを載せると載せた側に重心が移るので不安定だし、前に傾いてしまう。テープを何重にも折りたたんで、PSPを載せる側の底面に貼り付けて持ち上げる。これで完成^^)v
PSP収納台前面発熱は少ないけれど、一応背面に空気抜きを作った。
ダンボールのモックアップに基づく改良型のラフ図面
モックアップを参考に問題点を考えながら、ざっくりした実物大図面を書いて実際の部品の寸法を割り出した。イヤフォン、ACアダプタ、スイッチ類、UMDの開閉、ボタン類、USB接続機器の操作がすべて、設置状態で可能なシステムにする必要がある。これを元にプラスチック板などの入手を検討してみよう。
もっとも、次はVAIOでPS3のリモートプレイができるようになる。こうなってくるとPS3のtorneによってもたらされたホームサーバー的在り方がさらに変貌することが期待される。VAIOを調べていると、VAIO GateというインターフェースはMacのインターフェースを拡張したようなものになっている。ハードウェア+ソフトウェア+インターネットをブレンドしてコンピュータ関連製品を差別化しようという方向にソニーは確実に向かっている。まあ、僕がVAIOを入手するにしてもまだ先のことになりそうなので、当面PSP徹底活用路線を歩むことになる。ようやくソニーがおもしろくなってきた。
torne制作裏話とこれからの展開予測が載っている記事とPS3+PSPのリモート起動関連で参考になる記事を紹介しておこう。ちょっと古いけど。
ソフトバンクの「光の道」論に全面反論する(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japanネタ。TSNETでプログラミングに関心が持たれない理由について考えている。日本では、インターネットがそれほど利用されない理由に通ずるものがあるような気がする。
・・・情報通信白書は今年度版の編集が進んでいるが、その中でインターネット未利用者に「なぜ(固定回線の)インターネットを使わないのか」というアンケート結果が出ている。「通信料金が高い」と答えた人は38%いたが2位にとどまっており、1位は「パソコンを所有していない、パソコンの価格が高い」の55%だった。続いて「自宅外や携帯電話の利用で十分」33%、「きっと使いこなせない」30%、「個人情報の流出や不正利用などが不安」27%。
パーセントの数値から見て、複数回答だ。いまや、情報収集にインターネットは欠かせないと思われるのだが、インターネットのインフラは既に世界一だが、利用度は半分程度ということらしい。「パソコンを所有していない、パソコンの価格が高い」という理由が55%。しかし、パソコンの価格は劇的に下がっている。ノートでさえ、10万円超えるものは少ない。一般の家電製品とあまり変わらない価格帯にある。それでも価格が高いと感じるとすればあまり価値を感じていないのだろう。
インターネットにしても、プログラミングにしてもその必要性や有用性をもっとアピールしなくては普及しないのだろうと思う。
ケータイで十分と言われるとそれはインターネットを使っている人じゃないかと思う。いまや、固定回線のことだけ考えるのはナンセンス。ユーザー側から言えるのは、自宅のデスクトップとモバイル時のデバイスを合わせた常時接続総コストを現状並(5000-6000円/月)に抑えて欲しいということ。固定回線もモバイルも本格的にインターネットを使えばそれぞれ同程度の費用を要する。倍掛かるのは適わない。ケータイで使っている人は固定回線で接続している人が考えるのと同様に倍の費用負担に耐えられないと思っているのだろう。
そこのところを考えないと特殊なユーザー以外、誰も使わないと思う。今ユーザーが考えているのは固定回線を使うのがいいのか、今後登場する無線回線を使うのが得なのかということだ。
ケータイが無線LANルーターになれば、ノートなど、他のモバイルデバイスもネットに接続できるので便利だが、家庭に複数ユーザーがいる場合には物事はそう簡単ではない。それぞれがケータイで自分の接続を確保していくことになっていくのか。コストは確実に上がりそうだ。
プログラミングについて言えば、コンピュータは必要だがそれ以上はコストはかからない。何をするとおもしろいのか、日曜プログラマのネットワークを作ってお互いに研究すると役に立つかもしれないねと思っている。もっとプログラミングできるハードウェアが増えるとおもしろいのだが・・・
ジョブズが語る「Flashをサポートしない理由」 - スラッシュドット・ジャパンネタ。既に出尽くした話題だけど。最初はなぜFlashをサポートしないのか不思議だったのだが、思わぬ展開に。MacでFlashに問題があるとは知らなかった。
iPadにFlashは来ない? タッチスクリーンとFlashの根本的問題 - スラッシュドット・ジャパンのコメントもおもしろい。ユーザー側から見ると、動画サイトではFlashとHTML5の動画コンテンツの両方を準備して欲しいということだね。本夜本談をiPod touchで取り敢えず見れるようにしたいだけ。一番いいのはVideo Podcastにしてほしいのだが・・・コンテンツを自由に!
スティーブ・ジョブスが「なぜAppleはデバイスにフラッシュを許可しないか」についてを明らかに : ライフハッカー[日本版]のような批判や元の本文(和訳、訳に難があるが)の詳細、TAROSITE.NET | Steve JobsのFlashについての見解が参考になる。
iPhone OSがFlashをサポートしない6つの理由 - ジョブズ氏が説明 | パソコン | マイコミジャーナルを最初読んだのだが、こちらのほうがバランスのよい記事かもしれない。
午後9時半のアリス・イン・ワンダーランドから帰ってきた。ワーナー・マイカルも3Dを入れたので、3Dで見た。眼の前に広がる3Dのおもしろさを体感できたし、ストーリーもテンポがよくあきさせなかったので最初から最後まで時間を忘れて楽しめた。
謎として残ったのがジョニー・デップ(Johnny Depp)扮する帽子屋のなぞなぞ、「カラスが書き物机になぜ似ているか」(Why is a raven like a writing-desk?)。僕が思うに、両方とも鳴くからかな。書き物机って蓋を開いて書物台にするような仕組みのものが多いはず。蓋を開くときにキーッて鳴くはずなんだ。
映画の字幕はカラスだったと思うが、「不思議の国のアリスの冒険」(Alice's Adventures in Wonderland)ではカラス(croak)ではなくて、raven(大ガラス)。原著のアリスの答えは「少なくともそれが同じもの(the same thing)であるということを私がいうことよ」。likeにはequalという意味があるからね。
Alice's Adventures in Wonderland: 第7章 気狂いお茶会帽子屋と気まぐれ大うさぎとのお茶会場面のジョン・テニエルによる挿絵
Jシリーズ VAIOパーソナルコンピューターやGiga Pocket Digitalに加えて、VAIO New Ultra Mobileネタ。今一つ統一感には欠けるが、少し迫力が出てきている。VAIO New Ultra Mobileが突破口になるのか・・・
PS3-torne-PSPの連携機能に感動したので、VAIOやWalkman、BRAVIAについて調べた。Giga Pocket Digitalはtorneの放送・通信衛星放送対応版ということになるねえ。なぜtorneは対応しなかったのか。やはり256MBメインメモリの制約は大きいのか。
さて、PS3とVAIOの連携というのはありえるのか。VAIOボードPCとVAIO Ultra Mobileの組み合わせが次第にメインになるのか、PSPに代わってVAIO Ultra MobileとPS3が連携するのか・・・いずれもありというのが日本的な方法かもしれない。それもまたよしという感じがしないでもない。
いろいろと不満はあるもののPSPでPS3で録画したテレビ番組を見ることが目標だったので試した。torneの番組表から録画予約して録画したものをPSPに転送してみた。PS3-PSPの転送に録画時間の1/3-1/2を要するのは困ったものだが、PSPで見事に再生できる。45分番組はそのままで4-5GB、PSP用に高画質で転送すると、0.38GB程度のサイズ。1/10以下に圧縮できる。
もっと驚いたのが、PSPのリモートプレイでtorneを起動した場合だ。PSPがtorneマシンになった。PSPからPS3の電源を入れることができるし、バッファローのHD-CL500U2/SCはPS3の電源のON/OFFに連動するので、PSPから自在にtorneを操作することができる。PSPはワイヤレスLAN経由でポータブル地デジテレビ及び録画マシンとなる。
torneのPSPリモートプレイここまでできることを目の当たりにするとテレビメディアの可能性はさらに広がるのではと思った。左の写真は見辛いがテレビ番組と番組選択のインターフェースを表示しているところ。
たまたま正規表現 - PukiWikiで知ったこと。正規表現を定義するにあたって形式言語の用語を用いると、アルファベットは「ある言語で使用する文字をアルファベットという。」と定義される。
手持ちの小倉久和著「形式言語とオートマトン入門 - 例題を中心とした情報の離散数学」(コロナ社、1996年)によれば、形式言語の用語としての「アルファベット」(字母)は「有限個の文字記号の集合」を指す。「ここで文字記号といっているのは、概念としての文字記号であって、必ずしも通常の意味での文字記号である必要はない。」とある。
この定義によれば、漢字であろうが、foreverなどの一般的な意味での語であろうが、文字記号と見倣せばアルファベットである。そうすると例えばforeverで一文字である。これは表音文字圏のアルファベットで形成されるwordについて表意文字圏の僕が思っていた直感にリンクする。僕らはword単位で視覚的にも英語などの文を見たり聞いたりしているのではないか。表音文字圏のアルファベットは漢字の旁や偏に相当する機能を持っていると見倣せる。
ソニーの目覚め - torneで期待していたtorne。発売から1月半でようやくプレミアム価格が下がってきた。価格.comのクチコミでも店に出回り始めたことがアナウンスされているので、コジマ電機に行ってみると在庫有。9800円と少し高いが、イオン宇品店で9420円で品切れの表示だし、価格.comでも最低価格が定価並(9978円)だし、まあ仕方がないかな。定価を切ったことで許そう。
既に準備していた地上デジタル放送対応UHFアンテナ UwPA(torneその後)とUSB接続ハードディスク | HD-CL500U2/SCを一緒にセットアップ。PS3システムソフトウェア アップデートをする前に他のシステムを使わないように内蔵の60GB-HDDをフォーマットし直した。最新の3.30をインストールしてから、電源を切り、全体を接続。足りないのはアンテナケーブルが一本。これは手持ちの古いケーブルを探して接続完了。
torneをインストールする。設定は簡単。問題は室内アンテナのままで電波強度が足りるかどうかだ。テレビ局のスキャンが終わるとすべての局が有効になっている。電波強度を確認すると50前後。受信状態が不安定でブロックノイズが出て動きがギクシャクした局があったので、アンテナの方向を窓の方に向ける。問題なさそう。
PS3+HD-CL500U2/SC+torne+UwPA自分でやっておいてなんであるが^^;)、問題はテレビの前が雑然としてしまうことだ。アンテナを置いているのが大いに問題ではあるのだが、ホームサーバーを含めたテレビはこうあるべきというトータルでの提案が欲しいと思う。
恒例の五月連休駆け足旅行。今年は、大阪の国立国際美術館のルノアール展を見て、奈良へ平城京遷都1300年を記念しようと出発した。奈良へ行きたいと思ったのは松岡先生編集の「これナラ本」のことが頭にあったからだ。読んでいたわけではないが・・・
日本と東アジアの未来を考える委員会監修、松岡正剛編集構成「平城遷都1300年記念出版 NARA'SIA(ならじあ) 日本と東アジアの潮流 これナラ本」(丸善、2009年)奈良初日、啓林堂書店にて購入。ここにあるものは出発点の思考であって、これから「NARASIA論文集」、「NARASIA提言集」が続編として出る予定らしい。奈良を起点にして日本と東アジアと世界をつなぐ弥勒プロジェクト。日本未来編集ネットワークMIROKUは今後注目していく必要がある。研究会などのレポート類は大変充実している。NARASIAの論文集がそろそろ出るのだと思うが期待してよいだろう。2009年11月25日から始まった千夜千冊の連環編も弥勒プロジェクトにインスパイアされているのかもしれない。日本と東アジアの関係を考える上で、4つの機軸を捉える(小倉和夫 - Wikipedia)ところから研究会はスタートしている。国が完全に統一されていないことによるナショナリズム。アジアの経済的相互依存。アニメ・音楽などによる若者を中心とする文化共有圏。インフルエンザ、麻薬・犯罪、環境問題など共通の課題。さて、どのように世界を認知し、認識を共有し、協力しあっていけるのか・・・日本はどこに向かって進むのか・・・研究会では、グローバリゼーションは韓国や中国が世界経済に組み込まれて行く過程であったというような認識が引き出されて行く。
今テレビで、立花隆が小学生の授業をしていて、宇宙コンシャスの話なんだけど、大切なことは何事にも「正解は一つではない」と。子どももいろんな方向から見るということがおもしろかったと語っている。
まずは時間的経過。ケータイからTwitterを記録に使った。Twitterはメールでtweetすると写真を添付できる。フォト蔵と提携している。movatwitterと同じような仕組み。途中から使い方がのみこめた。TSNETスクリプト通信第6号「Zed入門 II - Twitter on Zed」記事のtwemo2.plの出力を載せておこう。-rのリバースオブションを外している。
04/29/10 09:58:16 +0900: 今広島駅 04/29/10 10:04:45 +0900: 平城遷都1300年に合わせて奈良に向かう 04/29/10 13:32:24 +0900: 国立国際美術館のマエストロにて昼食待ち 04/29/10 13:52:54 +0900: ようやく順番が回ってきた。バスタランチを注文。 04/29/10 14:40:20 +0900: 大阪駅に戻って大和路快速奈良方面加茂行きを待つ。 04/29/10 14:42:24 +0900: これから快速がやってくる http://bit.ly/d8coDE 04/29/10 16:47:21 +0900: 東大寺にいる 04/29/10 16:49:16 +0900: 大仏殿 http://bit.ly/c0BPaj 04/29/10 18:20:14 +0900: 浮見堂にて http://bit.ly/czY6on 04/29/10 19:21:02 +0900: 和風創作薬膳 京小づちにて夕食 04/30/10 12:49:53 +0900: ぜいたく豆にて http://bit.ly/b3O2RH 04/30/10 12:53:45 +0900: 奈良漬 http://bit.ly/9FoJXu 04/30/10 15:07:54 +0900: 薬師寺にて。 http://bit.ly/b725gq 04/30/10 15:45:10 +0900: 西ノ京駅。そろそろ帰ろう。 http://bit.ly/aNp6dd 04/30/10 17:53:55 +0900: ようやく新大阪。 http://bit.ly/bzHnaL 04/30/10 19:36:01 +0900: 広島帰着。 http://bit.ly/9AEDaA
しかしながら、一言ささやくだけにしても現実の時間の流れを遮ってしまう。ケータイからだとtweetする度にブラウザでWebに接続してTwitterを呼び出すのに時間が掛かるからだ。それからメールに添付する写真のサイズが320x240というのもおもしろくない。もっと便利にならないものかと思った。GPS+音声メモ+スナップショットみたいな感じかなあ。GPSの持つ機能は写真と記憶でほとんど満たせるわけだけど、位置と時間を正確に記録するには必要かもしれない。
ルノワール展にはルノワールに伝統と革新というサブタイトルが付いていた。展示はルノワールへの旅、身体表現、花と装飾画、ファッションとロココの伝統の4章構成となっていた。豊満で明るい肉体表現についてはよく知っているわけだが、静物画が眼を惹いた。ルノワールの静物も素晴らしいなあと話しながらMAESTROでパスタを食べ、四つ橋線の肥後橋駅に戻った。そうそう、大阪・中之島の国立国際美術館は大阪市立科学館そばの地下にあるので建物を探さないこと。地上部は次の写真を参照。
国立国際美術館入り口奈良初日は、ホテル日航奈良にチェックインしてJR奈良駅から外回りの巡回バスで東大寺方面に向かう。大仏殿春日大社前で下車。東大寺の大仏殿へ。南大門に至る道筋、穏やかな鹿たちの出迎えを受ける。
寄ってくる鹿たち続いて、二月堂、法華堂(三月堂)を見る。
二月堂眺めがよいので是非上がって見ること。奈良の平野は広い。
もう遅いからと迷いながら見に行った春日大社。案の定閉まっていた。
春日大社回廊より石灯籠帰り道、ゴミ箱がないのに閉口しながらコーラ缶を手に持って、ウロウロ。ゴミの捨てようがないせいか、ゴミが落ちていない。奈良公園の浮見亭から興福寺の南側を通って、餅飯殿通りに曲がって食事処を探す。下御門の京小づちにて夕食。元の道まで戻り、JR奈良駅を目指す。啓林堂書店に立ち寄り、「これナラ本」を購入。
浮見亭翌朝、ホテル日航奈良でバイキングの朝食を済ませ、JR奈良駅のロッカーに荷物を預けて、いざ出発。
蚊帳のれん ならまちふきん蚊帳の布地を使った手拭きなどの応用商品を販売している。御土産を確保。
予定していなかったが、ゆったりとした時間を過ごすことができてよかったと思わせる場所だった。
仏像では先に話題になった興福寺の阿修羅像を見たいと思っていたが、国宝館の前には長い人の列。待ち時間公称20分。この折れ曲がった人の列の長さで本当に20分なのかと質問する人も出るほどだったが、辛抱強く待つ。阿修羅像を含む八部衆、十大弟子など、国宝館は名に違わず見る価値があった。富楼那像の視線に阿修羅像に通ずるものを感じた。
国宝館への人の群れ昼食は奈良の老舗 柿の葉すし 平宗で済ませて猿沢池まで戻り、三条通りをJR奈良駅に戻る。平城京旧跡まで無料シャトルバスが出ている。
朱雀門側から大極殿を望遠するシャトルバスから降りると朱雀門の入り口に誘導され、門を入って、大極殿を遠くに眺望することになる。朱雀門と大極殿の間に近鉄奈良線が走る。
残された時間を有効に使うために、近鉄大和西大寺駅行のシャトルバスに乗り込む。西ノ京駅にある薬師寺と唐招提寺を見ようと思った。午後4時にはJR奈良駅に帰りたい。
薬師寺東塔修繕のために解体される予定なのだそうで、解体前に内部を一般公開していた。鏡が開き戸の内部に設置されており、天井を観察できる。その模様が西塔に再現されているのだそうだ。しかしながら目で見てそれほど明瞭な模様を観察できるわけではない。塔の内部が観察できる程度である。
ここで時間切れ。帰広の途に。近鉄奈良駅まで帰り、タクシーでJR奈良駅に、カープファンの運転手の方で短い距離にも関わらず親切だった。6分前着。これナラ本を読みながら帰る。
興福寺では中国の文化の、薬師寺ではインドの文化の香りを嗅いだような気がした。