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| 2011月5月 | Monthly Index(2011年6月) | Timeline | 更新日記Viewer: rnviewer2
6/30/2011 (Thu.)

ネルソン・グッドマンの「世界製作の方法」(Ways of worldmaking、1978;ちくま学芸文庫、2008年;十夜一冊 第三十夜 ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』)を参照しながら、今後の展開を考えている。

この本はポストモダンと関係があると直感的に思うのだが、関係のある他の本にまだ行き当たっていない。グッドマンの本の翻訳は他にほとんどないらしい。著者の序によれば、カントとC.I.ルイスの延長線上に生まれた考え方らしいのだが。

もう一つは、科学哲学の後のウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」、そして後期の言語ゲーム(十夜一冊 第四十夜 橋爪大三郎『はじめての言語ゲーム』(4.0))、「哲学探究」に向かって探っている。今は、大森荘蔵訳、野矢茂樹解説の「青色本」が手元にあって、橋爪先生の「心」はあるのかや野矢先生の「哲学・航海日誌 I、II」と対照している。

グッドマンで注目すべきなのは、記号系(記号システム)として、科学、哲学、藝術、知覚、そして日常談話を上げていること。言語と記号系の関係は・・・数学では世界のすべてを表現できない。言語的創造力のほうが役に立つというのはチョムスキーの言だが、藝術や知覚も記号系として表せるものだろうか。「西洋音楽史」によれば、音楽は本来数学的な地平から出発しているようだし、楽譜という記号系で表現されうるが、演奏自体を記号で表せるとはとても思えない。

更新: 2011-07-02T12:48:48+09:00

ムムリクさんのところは大丈夫かな。地震のあとの時間の記事があるけど・・・

東日本大震災による地殻変動の影響かという話も出ている。

電力使用制限令は罰金があるんだねえ。自動車メーカーなどは木金休み、土日出勤で対応。保育所は先生の手配に困っているそうだ。今日は、中部地方を中心に30箇所で猛暑日。

中公新書1826(2005年)。音楽の聴き方 - 個人的な体験 (2011/01/30)で頭に入っていた「西洋音楽史」が目に止まって購入。クラシック愛好者は是非読むべきだろう。さらに古くは「オペラの運命」があるようだ。

今日、帰宅中の車の中で捲っていたら、一日一棚の松丸本舗のチラシというかおみくじが挟まっていた。先日、夜8時ぐらいに丸の内北口でそのままホテルに向かおうか、松丸本舗に寄ろうか迷ったのだが、丸善丸の内本店の4階に昇った。すると人だかり。僕の訝しげな顔を見つけた女性店員が僕を遠くのほうからこちらへと招き寄せるので、人の並びを避けながら近づき、何かあるのですかと聞くと、「店主が話をしています」のでと、「あちらの奧のほうへ是非お入りください」と親切によろしければと。そして、くじもいかがですかと引いた物。僕もミーハーなので松岡先生の顔だけは見て帰ろうと中に入り込んで、話が終わった後にご尊顔を拝した。やったね^^)/

「こんな具合に本について話す機会を多く持ちたいものです。ブックパーティーを開きたい。本はもっとコモディティーになったほうがよい。」というようなことを話されているのを聴いた。

十夜一冊はささやかな読書の記録に過ぎないが、誰かが本を手に取るきっかけになってくれればいいなあと思う。音楽関係の本は十夜一冊 第百八十夜 音楽機械論に続くものだと思うが、「音楽の聴き方」を含めてもよかったと思ったり。

とにかく、「西洋音楽史」という堅苦しいタイトルに騙されないほうがよい。超マニアックな本である。それは読み始めればすぐわかるし、これまで学校でもまったく習ったことのない刺激的な情報に満ちている。おもしろい。お薦め。

音楽史の最後にジャズに触れていて、「第二次世界大戦後の最も輝かしい音楽史上の出来事は、私の考えでは、一九五◯-六◯年代のモダン・ジャズである」としている。このような自由な観点から音楽を捉えているのは驚きであろう。さすが、「音楽の聴き方」の著者である。「オペラの運命」も探してみるか・・・

クラシックの黄昏と副題にあるように、クラシックは再現藝術として残っているだけのように思える。新たな作曲家が増えているようには思えない。クラシックのクラシックたる所以かもしれないが、クラシックに新しい曲はなく、名曲だけがある。例えば、吉田秀和が番組「名曲の楽しみ」で取り上げる現代音楽にはどのようなものがあるのだろう。調べてみてもおもしろいかもしれない。

更新: 2011-06-30T21:54:01+09:00
6/29/2011 (Wed.)

ひさしぶりに授業をしました (内田樹の研究室)ネタ。

朝日新聞のGLOBEが月曜日から日曜日に移動したとは知らなかった。最近、月曜日に入っていないなあ、もう止めたのか、これはいよいよ危ないのかなと思っていた。

人口減少期を迎えた日本 : gooリサーチによれば、「毎年74万人が消えていく!」のだそうで、単に読まれなくなったのではなくて、読む人が少なくなっているということも言える。高齢者ほど新聞をよく読んでいるだろうから、人口の減少は新聞読者の減少に特に顕著に現れるだろう。

それはともかく、報道はしっかりしてほしいものだというのが、内田先生の文章の論旨だ。長いものに巻かれるのが得意な日本人。キーン先生が日本に帰化してちょっと辛口の批評でもしてくれるとうれしいかもしれない。ともかく、内田先生がんばれと言っておこう。

ドナルド・キーン先生が日本に帰化されるという。89歳。第二次世界大戦で、日本人兵士の日記をむさぼるように読まれたという。日本人とは何かに興味を持たれ、日本文学の研究に進まれる。日本人と日本文化がキーン先生の最新記事。

司馬遼太郎との対談は読んでいるけど、本格的な著作は読んだことがない。これを機会に何か探して読んでみよう。

6/26/2011 (Sun.)

「アイ、ロボット」を見ながら、心について考える。最近、日記には「心」が多い。橋爪大三郎著『「心」はあるのか』を思い出す。

心とは何かを解明すれば、ほとんどの課題が解決するのかもしれない。

さきほど、テレビの考・震災で百か日法要、卒哭忌が報道されていた。卒哭忌(そっこうき)は儒教の言葉で哭くのを止める時期という意味だそうだ。まだ、行方不明の方がたくさんおられる。遺族の方の気持ちはまだまだ癒されない。心身一体は日本人の物の考え方に深く結びついている。

福島第一原発の二号機に新設した水量レベル計が測定不能という報道が出ていて、かなり状態は深刻と思われる。メルトダウンどころか、メルトスルーという言葉も報道の中で多く使われるようになっている。放射能汚染冷却水の精製再利用循環システムが正常稼働するかどうかを見守っているが、報道によればトレンチの水が溢れ出すギリギリのタイミングになりそうだ。現場は大変だ。僕らはうまくいくことを祈るだけ。

更新: 2011-06-26T10:34:37+09:00
6/25/2011 (Sat.)

吉本隆明の「悲劇の解読」に「小林秀雄」と「付 『本居宣長』を読む」があるのに気づいて以来、ようやく通して読んだ。ちくま学芸文庫(1997年;原著: 1979年;ちくま文庫版: 1985年)の全部で70ページぐらいの長さだ。

小林秀雄が陥ったとする悲劇の解読なので、称讃というよりは批評であることは最初から分かっているわけだが、柄谷行人がどこかで「人間を救った」と評したことと、それに由来する小林秀雄の持つ一貫した性質に対する反発のようなものとの間を揺らいでいる。

人間の心は論理や科学などのような知性的なものでは見通せない。小林秀雄はロブ=グリエの書いているものを知性の悪闘と評したはずだ。

松岡正剛先生は千夜千冊の第89夜の「芸術的抵抗と挫折」で吉本隆明を取り上げている。それほどの同感は示していないが、書くことのおもしろさを知ったのだそうだ。また、松岡正剛の千夜千冊『日本人の自画像』加藤典洋(第1142夜)では、「悲劇の解読」を引用して、吉本隆明の小林秀雄批判を解説している。僕が十夜一冊 第二百三十夜 吉本隆明著『読書の方法』で、三浦雅士によるインタヴュー(「学問のすすめ」、1981年、青土社)から間接的に引用したのと同じ箇所である。そして、加藤典洋は「悲劇の解読」の解説「世界に届く回路」を書いているというつながりにある。

更新: 2011-06-26T17:20:58+09:00

昨日、熊谷は39.8℃。6月の最高気温記録を更新したそうだ。広島は夜の寝苦しさはそれほどでもなかったが、今朝も暑い。外は青空、陽射しは強い。低空にちぎれ雲が浮かんでいる。温度計を見ると、室温31℃。エアコン稼動。

梅雨が明けたかのような青空に慄く。この夏は大丈夫か。

もうすぐ午後4時。階段上階の換気扇操作部にある温度表示は35℃。ミニ書斎の室温も、エアコン26℃設定の稼働状態で30℃から下がらない。

更新: 2011-06-25T15:55:07+09:00

Apple Releases iOS 5 Beta 2 to Developers, Now with Wi-Fi Sync - Mac Rumors。徐々にiOS 5の姿が明らかになってくる。

WiFi Syncは便利になるだろうが、充電状態は気にする必要がある。大量のデータをシンクロする場合は、USB接続が安全。WiFi Syncは今のところMacが対象。

バックアップはiCloudあるいはセットアップしたコンピュータで可能だ。両方同時に可能かどうかはまだ不明だが、当然できるだろう。しかし、同一のバックアップにはならない場面もあるだろうなあ。

6/24/2011 (Fri.)

心と肉体は一つだ。現実は意識に投影された電気的な信号に過ぎない。ザ・マトリックス。やはり、傑作だね。本質を突いているからだろう。ただ、前者と後者は矛盾する。とは言っても、意識と心を同一と見做さなければ矛盾しない。心は無意識と意識の合わさったものだ。そして、肉体と重なっている。と僕は思う。意識や無意識は身体という物質がないと存在することができないから当然だ。ちくま文庫の前野隆司著『脳はなぜ「心」を作ったのか - 「私」の謎を解く受動意識仮説』(2010年、筑摩書房)を読んだからそんなことを考えている。この観点から見ると、現実とマトリックスは同じだということになる。もちろん、マトリックスは現実には存在しないので、これ以上、空想をふくらませても仕方がないので止めておこう。

スピルバーグがプロデュースした「スーパーエイト」という映画が本日公開されたのじゃないかな。6月22日付け朝日新聞に『スピルバーグ 情熱新た - 8ミリから3Dまで走り続ける 少年時代ほうふつ「スーパーエイト」公開間近』という記事があった。スピルバーグは次のように語る。

私たちは時折、現在より過去に生き、前を見るより過去を振り返る。よい記憶は勇気や情熱をもたらし、今やっていることへの情熱を新たにするんだ。

images/2011/06/IMGP0091s.JPGスピルバーグの朝日新聞記事と「脳はなぜ「心」を作ったのか」

映画と言えば、ジブリの「コクリコ坂から」のシナリオなどが刊行されている。この映画は1963年、東京オリンピックの前年の物語として設定されている。脚本を書いた宮崎駿がアニメーションの仕事に入った年なのである。

過去を見る。それは意識のなせる技なのだろう。意識は記憶を遡る。記憶は無意識が作るものだ。自分の記憶を、本などに記録された情報や創られた仮想を利用して遡るのである。

最初に戻って、脳が「心」を作るというのには違和感を覚える。心は身体につながっている。身体が心を作るのである。脳は身体の一部であるから間違いではないのだが。脳身体分離論では何も見いだせないのではと思う。意識の動きは無意識の動きに遅れて現れるというリベット博士の実験結果から、無意識によって意識は制御されているという結論を導きだすのはおかしい。意識と無意識は一体なのだということを意味しているに過ぎない。意識は無意識に通じているし、無意識は意識に現れる。意識に現れるものも無意識にあるものも意識と無意識の相互作用の結果なのだ。無意識の表層に意識があると考えるのがよいのではと思う。しかし、その関係は自在ではない。意識的に制御できるものではない。大体、人間の活動もほとんどが無意識である。意識はなんらかの(生存の)必要に応じて無意識から立ち上がるという感じだろう。そして、意識は無意識の存在に時折気付く。例えば、夢想の中で身体が勝手に車を運転していることに気付くように。

更新: 2011-06-27T23:55:03+09:00

MacがOS Xから消えたという話も出たが、単に見かけのことに過ぎなかったのか。元々、OS Xすべての文字列から消えたわけではなかった。デザイン上の問題だったのだろうか。OS X Lionの文字列からは消えたという表現は正しそうだ。LionはOS Xの最後のバージョンなのかもしれない。帰宅時の外気温は32℃。今年の最高気温だった。暑い日々が続く。夜の寝苦しさは最悪のレベルに近付いている。まだ、6月というのに・・・

Mac OS Xがアップデートされた。最大の目的は、Mac App StoreからLionをインストールできるようにすることだ。

6/20/2011 (Mon.)

気温はそれほど高くはない。水蒸気は上空で冷えて水滴に凝縮する。白雲が生々しい色彩の宮島の上部を覆っている。

週の初めから早くもお疲れ気味。いろいろ書こうと考えていたことは過去の薄れ行く記憶の彼方に消えていく。はて、まともに書くのはいつのことになるやら・・・

6/19/2011 (Sun.)

ポストPC時代の「Apple対Google」 - WIRED.jpネタ。

パームトップのデバイスとして、長きに渡って王者として君臨したケータイもスマホというセンスの悪い略称のデバイスに取って代わられようとしている。ノートブックで代用され、廃れていたパームトップ・コンピュータが、言わば必然に再登場したのである。そう思っている人はほんの一部かもしれないが、いつのまにか、パームトップで実用的なコンピュータが動作したのである。それはデスクトップとほとんど変わらない機能を持っている。インターネットも無線LANもWebブラウザもなんでもござれだ。それが最初にiPhoneやiPod touchで証明された。

何度も同じようなことを反芻して書いているが、それで、次はどうなるのっていうお話...。WWDC 2011がソフトウェア中心になったのは、ハードウェアの進化はここらへんで一休みということだろう。

とにかく、すごいよね。カメラは二つ付いていて、一方はビデオカメラだ。FaceTimeというアプリケーションが動作する。iPodの機能が本来の機能としてあって、iTunes StoreやApp Storeも動作する。WebブラウザのSafariや高機能なFaceBook、Twitter、フィードのブラウジングを統合したRockMeltもある。iWorksもiPhone版が出てきている。DropBoxなどでデスクトップとのファイル共有も容易である。iPhoneにはGPSや加速度センサーなどほとんどすべてのセンサー類が搭載されている。他に何が必要というのだ。後残っているのは、NFCぐらいかな。

ただ、プログラミングだけができない。もちろん、アプリの開発はMacでできるし、Webアプリをブラウザ上で動作させるという選択肢はあるわけだが、iOS上でプログラミングしたアプリを動作させる環境はアプリとして認められないと言われてきた。

images/2011/06/commodore64basicv2_2011-06-19s.pngCommodore 64 Basic V2 on iPod touch

64K RAM SYSTEMという表示が出ている。30KBぐらいのBasicプログラミングが楽しめるが、テキストはASCIIだけ、日本語は残念ながら使えない。おもちゃだから許可されたのかな。是非、Perlを動かしたいねえ。


Androidなら、Perl for android(SL4A) がXperia(android os 2.1;Eclair)実機でうごいた - LAPISLAZULI HILL#Hatenaのようなことも可能なようだが・・・

今日、たまたま、iTunes Uで増井俊之氏の慶応講義を見つけて、pitecanのWebアプリを紹介されるのを見ていたが、今NHK教育のITホワイトボックスでまた見てしまった。新しいユーザーインターフェースのお話。ジェスチャーで操作したり、触覚フィードバックがあったり、実世界インターフェースで洗濯物が乾いたのをネットワーク経由で伝えたり、テレビだけあって、なかなかよくできていた。押尾一郎先生も出演。まだまだ限りなくアイデアは出てくる。来週はMIT Media Laboの石井先生。

更新: 2011-06-20T00:02:56+09:00
6/18/2011 (Sat.)

POCKET PROJECTOR 世界最小x最軽量 超小型DLPポケットプロジェクターを調べていたら、aircordを見つけた。

.reflectionというiPhoneアプリをインストールして動かしてみた。実用的な意味はないけどインタラクティヴなデザインとしておもしろい。

images/2011/06/reflection_11-06-18s.png.reflection

iPod touchの画面は電源と音声調整用のスイッチを同時に押しながら、起動ボタンを押すとシャッターが切れて、写真ライブラリに保存される。Dropboxのアップロードから写真ライブラリにアクセスすることができるので写真をDropboxに取り込める。PCのDropboxにすぐ届いてポップアップが出る。

.reflectionで複雑な反応を呼び起こそうとすれば、両手の指を使うこともできる。が、画面を記録しようとすれば両手を使う必要がある。したがって、この方法では冴えない静的な画面を記録することしかできない。



iOS用の高速で強力な拡張現実プラットホームString Augmented Realityが本体とSDKをリリースネタ。

少なくともカメラがないとどうしようもないけど・・・

AppStoreでアプリをインストールしようとしたら、「このアプリケーションはこのiPod touchとは互換性がありません。このアプリケーションはカメラ機能を必要とします。」とのポップアップが出た。

実体と重ね合わせた拡張現実はディスプレイに実体の映像と共に表示できるだけだから、このような拡張現実にどのような実用性があるのかが課題だろう。現実そのものに重ね合わせて表示できるようなスカウター型デバイスが既に提案されている。その後話題になっていないような気がするけど、確認してみよう。まずは過去記事から確認してと・・・


UP LAB | MEDIA PORT UPを楽しみ尽くすための情報サイトのトピックスのトップ、UPLINK番組ガイド - 番組表 | UP LABは、まだ活動が続いていることを示しているが・・・

更新: 2011-06-18T10:26:45+09:00
6/17/2011 (Fri.)

Apple社はなぜクラウド・サービスが苦手なのか - WIRED.jpApple、モバイルとPCを融合する『iCloud』発表 - WIRED.jp Archivesネタ。

・・・というわけだが、本当にそうなるかどうか。ジョブズは巨大データセンターの内部を紹介しながら、expensiveだと笑わせていたが。

Cloudとは無関係だが、Lionの文書エディタ「Pages」は、すべての文書を自動保存するとある。標準でPagesは付いているの?!そっちのほうが気になった^^;)が、そう甘くはない^^;;;

今日の昼は久しぶりに青空の陽光に満ちたが、帰りはもう曇っていた。通勤時間はエアチェックしたFMを聴くのが日課だ。

images/2011/06/PAP_0004s.JPG束の間の晴れの宮島

ジャズは、渡辺貞夫のNightly Yoursと児山紀芳のジャズ・トゥナイト。クラシックは吉田秀和の名曲のたのしみ。ポップスは山下達郎のSONG BOOK、棚から一掴みという具合だ。

今日SONG BOOKを聴いていると、リスナーからの「今の時期、蛍が天の川のように光るのです」という投稿が読まれた。そのような光景を一度見てみたいなと思う。はて、場所はどこだったか・・・昔、因島の田舎で田んぼの水路だったと思うのだが、蛍を見たのを思い出した。今やだいぶ以前に田んぼは埋め立てられたのだと思う。

6/15/2011 (Wed.)

ソーシャルブラウザRockMeltがFacebookと提携して事実上の「Facebook公認ブラウザ」にネタ。メインで使うようになるかも。

Quiet Modeが気に入ったね。ベルマークをクリックして切り替える。

端のアプリとフレンドを左右入れ替えることができる。フィードなどのアプリを左側に置き直した。

問題はローカルのIPアドレスの解釈が不安定なことだ。Firefoxではまったく問題ないのに。

更新: 2011-06-18T10:45:58+09:00

iOS と Lion に辛口コメント - maclalala2ネタ。

さて、僕は長年の間、MS-DOSとWindowsのユーザーであり、現時点でもそうだ。おそらく近い将来に止めることはない。本物の革新が起こらない限りは。

しかしながら、ここ5年の間にiPodを契機にAppleユーザーとなった。今や押しも押されぬ?MacBookユーザーなのだ。このMacは運のよいことに、Lionをインストール可能なCore 2 Duoを搭載している。知らず知らず頬が緩んでしまう。そして、iOS 5はiPod touch第三世代で動作する。

Windowsを新しい世代に交代させるか、iPadを導入するのか。はて、どうしたもんだろう。爆音を静音に変えるというニーズはあるのだが、まったく発展的な選択とは言えない。なんとかしてWindowsマシンを冬まで止めれないかと思ったりね。MacでPerlみたいなことをしたいので、少しやりかけているが、ノウハウを作っていくだけの余裕がない。やれやれ、・・・Windowsを使っていくほうが楽なんだよね。爆音を我慢するのは、それが当面の消極的な理由だ。もちろん、Zedがあるのが最大の理由だが。Zedは6/12に0.55がリリースされた。サブウインドウで実行が優先されるファイルの拡張子は、環境変数PAHTEXTに従うように改良された。もう後の望みはUTF8デフォルト化だけになった。

しかし、iPadでプログラミングができるようになると、もう一気に流れがそちらに傾くかもしれないね。検討すべき環境としては、AndroidとかChromiumもあるけど、まだ、なんだか、安心感がない。

まあ、いろいろケチをつけても無駄だ。どちらがユーザーをハッピーにするかで決まるだけ。

6/13/2011 (Mon.)

梅雨で少し気温が低い。雨の中を昼から南区図書館へ。昨日、予約した「悲劇の解読」が見当たらないので、一月ぐらい待って欲しいと丁寧な電話が掛かってきた。貸し出しの準備ができたという連絡がないので、データベースを調べると返却待ちと出ていたので、ちょっと変だなと思っていた。予約したときは貸し出し可能だったはず。

要は本がないわけだ。「いいですよ。待ちます」と返事はしたものの。無いものが出てくる確率は低い。無から有は生じない。待つのは無駄かと、アマゾンのマーケット・プレースで状態のよさそうな中古本を選んで注文。今日ぐらいには着くはず。

最近、吉田秀和の河出文庫の「マーラー」を読みかけ、今日は「私の好きな曲」を購入。これらの本は読みやすいし、わかりやすい。一方、昨日は佐々木中の河出文庫の「定本 夜戦と永遠 ラカン・フーコー・ルジャンドル」上下を手に入れて読み始めた。こちらは新進気鋭の哲学者だ。序文はなかなか切れ味で読ませて才能を感じさせるが、本文に入った途端にモノを書くことの難しさが顔を覗かせる。これは今日、「新潮」7月号で柄谷行人の「哲学の起源」を読み始めた時に感じることと同じだし、フーコーの「言葉と物」を読むときも同じようなものかもしれない。なぜ、そんなことを議論したり、書く必要があるのかという必然性がわかりにくいのだ。ある特定の業界に住んでいなければわからないないような書き方なのかもしれない。もっと問題の見通しを俯瞰したい感じ。

さらに一方、「新潮」では山田純一氏の「アメリカ・スケッチ2.0」とドナルド・キーンの「正岡子規」は別次元に存在する連載の書物だが、いずれもわかりやすく、読ませた。

6/12/2011 (Sun.)

anarchy golf - Enumeration of divisorネタ。

perl -M5.010 eod.pl 2016。45B。

while($i++<=$ARGV[0]){say$i unless$ARGV[0]%$i}

家内が練習しているベートーヴェンのピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 作品26 第1楽章。YouTubeの気に入ったバレンボイムの演奏が削除されてしまって、大昔の僕のクラウディオ・アラウのCDを参考にしていたのだが、どうもしっくりこないという。他の人の演奏が聴きたいので何か買ってくれという。

iTunesを調べてみるかと検索した。出てくる。さすが、1800万曲のデータベースだ。ピアニストと第一楽章の演奏時間をまとめた。

7分台が多い。6分台の人もいる。アラウの第一楽章の演奏時間は8:47。最も長い。Kempff、el BachaとBrendelを購入。Kempffはソナタ全体を購入する必要があったが、全部合わせて1,000円。

調べていくとDaniel Barenboim(ダニエル・バレンボイム - Wikipedia)も見つかる。700円追加なり^^;)演奏時間は8:52とアラウを抜いた。予想外。演奏は家内が気に入っていただけあって素晴らしい。他には、el Bachaのピアノは響きが深く、空間を感じとることができる。録音が別格という感じだ。同じ曲をいろいろと聴いてみるのも参考になるものだ。

更新: 2011-06-12T22:54:55+09:00

何気なく、AppStoreのアップデートを見ると、見かけない「購入済み」という項目があるので開いてみた。あれっ、WWDC 2011で見たiCloudマークが付いているアプリがある。iOS 4.3.3のお話。

考えてみると、一旦インストールしてはみたものの、使わないので削除したものだった。タッチするとパスワードを求められる。入力後、インストールされる。通常のインストールと同じ手間が掛かるが、前一度インストールした場合は簡単に探せる可能性が高い。

images/2011/06/icloud_11-06-12s.pngiCloudメニュー

Appleの巨大データセンターが動き始めた?!



Appleネタが続いたので、ソニーネタを^^;)

アップル関連の過去の経緯を辿っていると、2005年にiPod miniに接触して以降、2009年のiPod touchまで、更新日記にはあまりアップルの話題はない。その間、PLAYSTATION 3(PLAYSTATION 3 我が家へ)に付随する妄想ネタが埋め尽くしている。幸いなことにtorneが現実化し、生活に影響を及ぼしている。初めて、PS3が役に立ったのだ。それに合わせて、PSP1000もリモートプレイによって、torne再生マシンとして少し活躍。そんなところが現状。

PS VitaはPS Vistaに見えて、いよいよ、MSとジョイントかと思いきや、一文字足りなかった^^;)まあ、それはともかく、モバイルデバイスの表には製品名と価格を追加しておいた。ハードウェアのスペックは1月に既に発表されている。

【西田宗千佳のRandomTracking】PlayStation Vita 24,980円の勝算と新市場対応は? -AV Watchの記事に平井社長の次のようなコメントがある。

・・・Vitaもしくはゲームに特化したところだけで勝負していく、という時代じゃない、という認識は持っています。

さて、どうなるのか。期待したい。これまで期待に答えてくれたPS Linuxは結局中途半端で終わってしまった。torneはどうだろう。是非、発展させてほしい。

まあ、極めて特殊なユーザーの声はなかなか届かないかなあ^^;)PS3ベースのtorne+Linuxマシンなら・・・5万ぐらいなら出すかもね^^)/実は、PS3初号機なんだけど、静音化したいニーズがあり、いずれは買い換えたい。発展的に買い換えたいよね・・・地デジだけでは足りないので、録画専用機を購入する選択肢があるわけだけど、コストが掛かりすぎな感じがする。と勝手な要求を振りかざしているが、結局、コストパフォーマンスをユーザーは追求しているわけだ。

Appleが成功しているのはコストパフォーマンスが高いからだ。そして、ハードウェアを売って儲けるモデル。フリーのソフトウェアやコンテンツをハードウェアを売るために利用しているとも言える。ハードウェアのコストパフォーマンスを高めるために使っているのだ。僕がiPod touchにインストールしているアプリやコンテンツはほとんどが、フリーだ。ハードウェアも買いやすい価格に設定されている。PS Vitaも価格は低く設定されたが、それだけでは何もできないのはあきらかだ。ゲーム機はそういう宿命を背負っている。僕も最初、ゲーム一本とPS3の60GB初号機に6-7万円程度を費やしたような記憶があるが、torneに辿りつくまでに主にやったことと言えば、OSのアップデートぐらいだろう^^;)

torneは是非改良版を出して欲しいし、本格的な録画機としてまとめたハードウェアを出して欲しいと思う。アプリケーションとしての操作性は高いが、PS3のアプリとして動作させるのは面倒だ。いちいちPS3を起動して、torneを起動するという手順を踏まねばならない。Twitter連動もTwitterのフル機能を使えるようにしたい。それには、Webブラウザの改良は必須。なぜそういうところに目が向かないのか理解できない感じがする。がんばって。

更新: 2011-06-12T12:15:27+09:00
6/11/2011 (Sat.)

【元麻布春男の週刊PCホットライン】 iOSが目指すところとAppleのソフトウェア戦略ネタ。

Mac用ソフトウェア販売で、過去6ヵ月で、Mac App Storeが1位、以下、Best Buy、Walmart、Office Depotと続くという話に注目して、CDの販売の縮小とソフトウェア・パッケージ販売の話を結びつけたのを最初奇異に感じながらも、よく読むと納得。しかしながら、いまさら、ソフトウェアパッケージなんて意識したこともないからね。今やソフトは無料というのがフリーソフトウェア、そして、Google、OpenOffice.orgなどで常識化しているのだから。

ソフトウェアの一部はコンテンツとともにマイクロペイメントの支払で成立するというビジネスモデルに移行していくだろうと思う。収入がないとソフトウェアも作れないのだし、ハードウェアとソフトウェアをセットにして売るか、ソフトウェアをサービスにして売る広告モデル的なものか、ソフトウェアを大量に安く売るマイクロペイメントしかない。iTunes StoreやMac App Storeは最初のマイクロペイメントストアとして記憶されるのではないか。

iPodで更新日記を検索すると、2005年のiTunes Music Store (2005/03/06)が最初の記事である。そして、進歩しているかい (2005/06/19)が出てくる。進歩が速いので、現在の状態はいつ頃からなのか考えるとここ数年の出来事なのである。いや、唖然とするのだ。Apple TVでビデオをレンタルして再生すると。いまさら、ソフトウェア・パッケージを買ってきて、インストールするかな。ありえない。それは10年前のコンピュータマニアがやってたことだよ。普通の人がやることではない。今は、必要なものはすべてインターネットにあるのだ。Linuxをはじめとして。Mac OS XやiOSがそれに加わったとしても驚くに当たらない。

今アップルが焦点を当てているマーケットは普通の人々。ぼくらは相手にされていない。相手にしなくてもなんとかやっていくことを知っているからね^^)/

初代iPodは2001年の10月に出て、MacのiTunes2と連動した。2003年にiTunes Music Storeが登場するのだが、ぼくらが知ったのは2004年のiPod miniからだ。ぼくは、2005年にiPod mini(iPod mini の世界)、2009年の4月にiPod shuffle(いつもと同じ春が行き)を、年末にiPod touch(年末のお買い物)を購入している。米国の動きよりはデジタル化の流れは数年遅れているが、単なるbeing digitalではなくて、日本ではもっと別の進化を遂げるべきかもしれない。

今のところ、モバイルデバイスは基本的にビュワーであり、メモツールに過ぎない。これをクリエイティヴなツールに変貌させることができないか。課題だろう。

更新: 2011-06-12T23:16:58+09:00
6/10/2011 (Fri.)

しつこくアップルネタ。やはり、本物のアップル・ユーザーの評価を見てみよう。もちろん、iCloudは「パソコンの時代」を終わらせるかも知れない - W&R : Jazzと読書の日々過去の遺産に決着をつける - maclalala2

・・・どうやらiOS5になると、パソコンを一切使わずiPhone/iPadを管理できる。買って来て電源を入れれば、すぐ立ち上がって、アクティベートも要らない。iOSの更新もiPhone/iPad単体で出来る。そのためにはバックアップを取る仕組みが必要。そういう流れでiCloudが出てきた。・・・

(W&R : Jazzと読書の日々)

Android フォンや HP WebOS フォンのセットアップは信じられないほどカンタンだ。ユーザー名とパスワードを入力するだけ。メールや住所録、カレンダーも自動的に設定される。電話を新しく替えるときは、古いデータは自動的に復旧される。iPhone や iPad の場合はもっと込み入ったことになる。iPhone/iPad ユーザーがすべて MobileMe を使っているわけではないからだ。99 ドル払った者だけの特権なのだ。

(maclalala2)

なぜ、iCloudが必要で無料にならねばならないのかの二通りの説明である。後者のほうがわかりやすいと思う。前者は「バックアップを取る仕組み」という部分が字義通りには理解しがたい。iTunes Storeの購入分のバックアップになっているという意味なら理解できる。物理的にバックアップするわけではないと思う。そうしないと独自データ分を必ずアップロードすることになってしまう。それには5GBではメモリが足らないからだ。

Keynoteを確認すると、iCloudで毎日自動的にバックアップするものは、

前者はそういう意味でのバックアップという意味である。

5GBのストレージは、次のものが含まれる。

5GBにカウントされないものは次のもの。

僕がスティーヴのiCloudの説明で感心したのは、Photo Streamによるデータの保存のルールの説明だ。Keynoteの1時間36分ぐらいからだ。すなわち、iCloudに保存されるのは30日間、iPhone/iPod touchとiPadには最新の1000件の写真だけ、Mac/PCにはすべてが保存されることになる。単純だが、見事に考え抜かれている。合理的であり、自然である。無理がない。なによりもコスト抑制の仕組みが組み込んである。なにしろ、Photo Streamに要する容量はアップルの負担だから。そして、実際、自らがユーザーなのだ。ユーザーの視点や思考にマッチしたアイデアである。そうそう、忘れていたけど、Apple TVにもPhoto Streamのメニューが出るようになる。もう、Apple TVはホビーの領域を既に超えている。

しかしながら、写真やビデオはすべてPhoto Streamで管理されるのかどうか、30日で5GBを超えないのかどうかなど疑問は残る。アプリのデータも5GBを超える可能性はある。メールやドキュメントもすべては保存できないのだ。これの意味するところは、やはりMac/PCが必要ということ。したがって、「パソコンの時代」は終わらないのである。Lionのインターフェースは魅力的だ。Macが売れる基盤は整いつつある。もう既に売れ始めているというのが、アップルのプレゼンテーションであった。さらに売れる基盤が整いつつある。それは7月に開始される。新しいパソコンの時代の始まりである。post PCはpost Macではない。Lionは売れるとしても、ハードウェアは、まあ、しかし、まずはiPadがもっと売れるであろう。

もう一つ、iTunes Matchにも言及しておこう。これは$24.99/年のサービスである。具体的にはユーザーのiTunesに蓄積されたCDの音楽データをスキャンし、1800万曲のiTunesの音楽データベースと照合(match)して、256kbps AACのデジタルデータをDRMフリーで提供するというサービスである。マッチしないものはアップロードするらしい。こちらは、デスクトップにあれば十分という感じはするが・・・

iCloud Storage APIが公開され、アプリケーションも作れるようなので、今後、データの活用やストレージ管理のための新しいアプリケーションが現れる可能性もある。

XPのiTunesは今日10.3.1にアップデートされた。

あーそれから、Safariのタブの使い方がわかった。リンクをタブの+部分にドラッグ・アンド・ドロップすればよい。なんと、WindowsのFirefoxでも同様に操作できる。

更新: 2011-06-11T18:06:50+09:00
6/9/2011 (Thu.)

うむ。いろいろと評論家の記事が出揃った感じだが、なんだか痒いところに手が届かないような気がする。

iCloudがXPでは動かないという話も出ているが、正確には「iCloudの一部の機能には、iOS 5を搭載したiPhone 3GS、iPhone 4、iPod touch(第3世代と第4世代)、iPadまたはiPad 2、 OS X Lion を搭載したMac、Windows VistaまたはWindows 7を搭載したWindowsパソコン(Outlook 2007または2010を推奨)が必要です。」(アップル - iCloud - iCloudはあなたのコンテンツを保存して、すべてのデバイスにプッシュします。)とある。Outlook 2007はXP+Service Pack2以上で動くのじゃないかと思ったりするが、そうまでしてWindows上で使う気にはならないね。要はメール+カレンダ+アドレスブックの話だし、その部分は今のところ従来のWindowsのメールシステムを変更する気はないからどうでもよし。メールは変えようにも変えられないから^^;)Photo Streamも当面使わない。Picasa+Eye-Fiだろう。iTunes関係だけで十分。それもいまのところあまり使いそうもないか・・・無料だからできるだけ活かそうとはするだろうけどね。

Lionはかなりよさそう。スワイプが画面の切り替えに有効だなあと思った。今のMacはまだ慣れていないせいか、融通が効かないと思うことが多い。Safariのタブの使い方がよくわかっていない。新しいリンクを開くと、別のSafariが立ち上がってしまう。Safariの切り替えの面倒さが解消されることになるのではと期待している^^;)それよりタブを使えって^^;;;ワークスペースの切り替え表示も便利そうだったなあ。

僕の見たところ、Mac/PCに関心のないユーザーをiPadに引きこみ、PCユーザーをMacに引き込む環境づくりに見えた。iPhone/iPod touch、iPad、Mac、Apple TVはホームシェアリング、AirPlay、iCloudで連携して、Apple生態系を形作る。全部売りつけようというわけだ。いずれもコストパフォーマンスが優れているから納得みたいな感じ。しかし、まだスクリプタにとってそれほど魅力的な環境には見えてこないのが残念なところだ。Zedがないし^^;)ブラウザとしては素晴らしいのだが・・・

それはそうと、WindowsのiTunesが10.3にアップデートされないけど、まさかXPだから^^;)

更新: 2011-06-09T23:26:54+09:00
6/8/2011 (Wed.)

Podcastが配信されたので、Apple TVで再度視聴。やはり高画質大画面はいいね。コンピューティングの邪魔にならないし。

iCloudがフリーになる。iOS 5の対象デバイスとして、256MBの第三世代iPod touchが含まれるのも当たり。もちろん、iPadもあるから当然ではあるのだが。それを選択した時から、iOSは少量のメモリの動作を目標としたはずだ。ハードウェアのコストも消費電力も重量も低く維持できる。他の最新モバイルデバイスのメモリは1GBだ。

残念ながら、Mac OS X Lion上でiOSアプリは動作しないようだ。下手をするとMacアプリが売れなくなるし、Macの持つスペックの意味がなくなるかな。

iWorkをMac App Storeで検索してみると、出てくるなあ。Keynote、Numbers、Pagesはそれぞれ2,300円。iOS用は、それぞれ1,200円。全部で10,500円というわけ。これなら安い。OOoがiOSデバイスで動く構想はあるのだろうか・・・今のところなさそう^^;)

AppleScriptやAutomatorはあまり話題にならないけど、調べてみてもよいなあ。

それから、最近知ったのだが、Parallels Desktop 6 for Macは注目しておいてよいみたいだ。

6/7/2011 (Tue.)

今回はPodcastにキーノーツが載らなかったので、Apple TVで見れなかった。PC上のSafariで見た。画質はよくなかったなあ。

それはともかく、iCloudがFreeの予測は当たった(^^)/ $25/年はiTunes Matchを利用する場合。iTunes以外で購入した音楽を高音質で聴けるようになる。5000曲でも20000曲でも変わらない固定料金。Amazonの半額、曲数が多いと1/4。音楽をCDで大量に購入する人にとってはメリットのあるサービスだろう。

iCloudのMusic、App、BooksやPhoto Streamのストレージはカウントせずに、Mail、Documents、Buckupに5GBのフリーストレージが提供される。Photo StreamのiCloudストレージは30日間、iOS devicesは最新の1000件、MacとPCにはすべてが保存される。今年の秋、iOS 5とともに正式スタート。iCloud対応のiOS 4.3βも提供されるらしいが・・・開発者向けかな?!

Lionは7月リリース。もっと使いこなしてみるとよいかもね。AppleScriptとか、Automatorとか。デモにマウスをまったく使わなくなったのが印象に残った。

iOS 5にはTwitterがサービスのように組み込まれる。写真をTwitterに投稿したりするのに便利そう。写真を投稿用に加工できるのがいいね。

PC Freeがどういうことになるのか、興味深い。iCloudだけで本当にPC Freeが全面的に成立するのかな。楽しみ。

6/6/2011 (Mon.)

「細野晴臣 音楽の軌跡」を視聴して、これは聴いてみたいなと思った。

「汚いソファーで、ギターを抱えて、曲を作る。それが最高。」あーっ、いいなあと思った。そんな雰囲気で一杯の曲が12並んだ。

images/2011/06/IMGP0076s.JPGHoSoNoVa

最近多い、紙製のCDジャケット。CDに添付されている解説用の小冊子が小さい割に読みやすいデザインで感心した。文字が大きめ。ページ数が十分取れているからだろう。



更新: 2011-06-06T22:45:39+09:00

Is This iOS 5? Dunno, But It’s Likely The Right Ideaネタ。

まあ、ビデオがおもしろい・・・

6/5/2011 (Sun.)

iCloud Free Trial, $25 Per Year, and Ads? - Mac Rumorsネタ。iCloudのコストは$25/年らしい。高いか安いか。

MobileMeは9800円/年で、20GBのメールとファイルストレージ、200GB/月のデータ転送をサポート。これは論外のコスト。これよりはかなり安いが・・・

しかしながら、ローカルのホームネットワークで共有は可能なのだし、わざわざモバイル時だけの不完全な共有のためにコストを掛けることはありえない。第一、まだモバイル時の通信コストさえ、払う気は起こらないのだから。

もっと別のメリットを出さないとね^^;)

むしろ、New Time Capsules to Run iOS on A4/A5 Processors? - Mac Rumorsのほうの話のほうがおもしろいかもしれない。いや、Lion上のiTunesとのワイヤレス同期のほうがより現実的な解になるのではないか。

たかじんのそこまで言って委員会ネタ。新人の中国女性、チェン・チュー - Wikipedia、SDN48メンバー。なかなかの人物(^^)

中国で選挙権がないことをつっこまれたが、「13億も人がいるとまとまらないから仕方がない。日本は1億で選挙権があってもこのレベルなんだから大したことない」と切返した。なかなかえらい^^;)

6/4/2011 (Sat.)

新しいカメラで、なんだか、空気感が捉えられたような気がした。気に入ったね。デザインのせいか、モデルチェンジ前のせいか、10,000円以下で購入したのだが・・・価格じゃあない。

1400万画素、10倍光学ズーム、1cmマクロ。スペックが高性能を示唆していた。

images/2011/06/IMGP0029s.JPG道端にて I

images/2011/06/IMGP0031s.JPG道端にて II



更新: 2011-06-05T13:03:48+09:00

小林秀雄再読の道すがら、吉本隆明に出会う。「読書の方法」(光文社、2001年; 知恵の森文庫、2005年)の中のインタビュー「批評と学問 西欧近代化をどうとらえるか」で「悲劇の解読」の「小林秀雄」の章が一部引用されていた。それで取り上げることにした。

・・・小林秀雄の至った地点について、〈日本の学問、芸術がついにすわりよく落着いた果てにいつも陥るあの普遍的な迷妄の場所を感じる。そこは抽象・論理・原理を確立することのおそろしさに対する無知と軽蔑が眠っている墓地である〉。

痛烈な批判であろう。ここは立ち止まってよく吟味してみる場面であろう。僕も若い頃は、知的であること、論理的であること、理性的であることに価値を置いていた。なぜそのような心情に至ったのかは定かでないのだが、そうあるべきものだろうと感じていたのだ。それはむしろ論理ではなかったように思う。一種の嗜好のようなものだったかもしれない。

「悲劇の解読」(1980年)は古すぎるので、図書館に予約した。まずは読んでみようか。

日記を読み返していると「読書の方法」は2006年の今頃の季節に読んでいる。5年前のことだ。フーコーの「言葉と物」の、まだ終りのないシリーズを書くきっかけを作ってくれた本なのである。小林秀雄は日本的思考の代表であり、司馬遼太郎とともに日本の歴史を遡って日本を読み解くキーなのである。吉本隆明は「言葉と物」そのものに関わる、西欧と日本の関係を考えるキーである。

更新: 2011-06-05T12:22:26+09:00

NHK、ETV、5/29 22:00-23:00。torneの録画を見ている。ロックのルーツを追求したはっぴーえんど。松本隆の日本語のロック。日本で商業的には成功しなくて、最後にアメリカで音楽はわかるが言葉がわからないと言われて、いるところがないな、一つの実験が終わったみたいな話。ブルースが好きでも言葉が違う。未だに米国の幻想に苛まれている。僕らも当時はっぴーえんどを噂には聴いたけど、音楽はほとんど届かなかった。

ニューミュージックの今の松任谷由実の音楽を産み出し、衝動を求めて、すぐにエキゾチックな音楽に転進したが、すぐにはあたらなかった。テクノポップのYMOが成功。ポップスの作曲も。YMOの絶頂で散開。バブルに違和感を感じていた。その後、中澤新一と巡礼の旅を経て、アンビエントに辿りつく。消費される音楽ではない、コミュニケーションとしての音楽を追求。

繰り返し語られる「同じことはできない」。知らない音楽を自分に取り入れるために歌いたい12曲を選んで音楽のともし火を作ったのが最新作「HoSoNoVa」。

僕の音楽原体験はクラシックは別にして、フォークの吉田拓郎と弟が聴いていた外国のロックだろうなあと思うね。そのつぎのステップでニューミュージックとかYMOとか出てきたのだが、おそらく村上春樹などとともに横目で見ているだけみたいな感じじゃなかったかな。その頃は、僕にとってはジャズ・ロック・クラシックとオーディオの時代だった。細野晴臣は同時代に生きてはいるが、坂本龍一と共に、経験として欠落したピースの一つ。

最近、ツイッターで中島みゆきの「時代」で盛り上がってしまったけど、音楽の記憶には強いものがある。音楽は生活の中にある大切な要素なんだろう。なぜかな。

過去とつながる糸がもう一本見つかった感じ。いい番組だった。

更新: 2011-06-04T18:28:49+09:00
6/3/2011 (Fri.)

一日に最低10ツイートがツイッター廃人と判定される目安とツイッターで見かけた。休日であれば可能な数字だし、リツイートなら容易に達成可能な数字である。

それはともかく、フォロー数をマスメディア系を中心に世界中で大きく伸ばした。加えて、気になる人はツイッターのプロファイルを探して、あればすぐフォローの対象とする。フォローしている人のリツイートでおもしろそうな人は手当たり次第にフォローする。そんなこんなでもうすぐ600に達するだろう。どこらへんで、フォローの必要性を感じなくなるだろう。それを確かめるつもりだ。

もっともタイムラインを読む時間は帰宅してからだ。それほど読めるわけではない。読むものは時間帯と偶然が支配するだろう。以前はフィードのリストをチェックするのが日常だったが、今はツイッターとFacebook、最近ではMySpaceやiTunes Pingも覗く。Facebookは友達を作りにくい感じ。実際、知らない人には声を掛けにくい。MySpaceやPingではある程度自動的に友達が、実際には友達とは言えないけど、名目上の友達ができてしまう。そのようなSNSツールに対して、ツイッターは言わば、縁台に座って人通りを眺める感じで庶民的なツールだ。日本人に適しているのではと思う。

しかし、熱しやすく冷めやすい。テレビと同様に震災や原発問題はほとんど見えなくなった。

更新: 2011-06-04T00:13:29+09:00

5月21日のジャズ・トゥナイトのゲストはマイク・モラスキー氏。one bridgeの教授。音楽文化論を教えている。「ジャズ喫茶論」の著者で、ピアノも弾く。佐藤允彦のプロデュースで「Dr. U-turn」というCDも出している才人。

セントルイスの出身。1970年代は米国は大変な時代だったらしい。日本が低価格な製品を集中豪雨的輸出をしていた時代だねえ。特に中西部や東部のジャズマンは凄い才能を持っていてもジャズで食っていけなかった。昼は別の仕事をして、夜は音楽をやるのが一般的だったそうだ。そういう人がたくさんいたのだそうだ。

日本留学の後、米国で日本文学を英語で教えていたそうで、それに限界を感じて、米国を引き払って日本永住を目指されている。ピアノは独特のタッチで素晴らしい。左利きで、低音部に豊かな響きを持つピアノを手に入れて弾かれている。興味があれば、マイク・モラスキー公式WEB SITE|ジャズ|音楽文化|日本研究|居酒屋探訪|赤提灯|Mike Molasky|マイケル モラスキー|を訪れみるとよいだろう。54才。

更新: 2011-06-03T21:58:14+09:00

Windows 8はゴージャスだが単なるシェルにすぎない?ネタ。

なかなか見掛けは良いが、さて作業性はいかがなものだろうか。モバイルデバイスの主用途はブラウジングだから、タッチ・インターフェースは適している。しかし、文字入力には適さない。デスクトップの主用途にはデータ入力が加わる。データ入力はキーボードを使うデスクトップの作業となる。

アップルのデスクトップの凄いのはトラックパッドである。マウスが実際のところ不要になる。トラックパッド経由でスクリーンにタッチするのはマウスよりも便利と感じる場合もある。

タブレットまでだろう。直接スクリーンにタッチして操作するのは。Windows 8では垂直に立てたディスプレイで本当にタッチスクリーンを実現するのだろうか。手元のキーボードと立てたディスプレイを手が往復するのは効率が悪いのでは。

おそらく、モバイルデバイスでは如何にリソースの少ないデバイスで操作性のよい優れたアプリを動かせるかの競争になる。今のところ、アップルが一歩先んじている。256MBのハードウェアを実用的なレベルで動かしているのだから。

結局、取り扱うデータは同じなのだ。データの見せ方や取り扱いやすさ、デバイスの取り替えやすさなど、ネットワーク上で統合的な環境を提供しなければ、今やユーザーは満足しないだろう。

6/2/2011 (Thu.)

今日、昼から一時、大雨で天が唸り声を上げたようで、どうなることかと思わせたが、帰る頃には、アスファルト舗装はほとんど乾いていた。帰宅時の外気温は22℃。明らかに気温が上がりつつある。ただいま室温28℃。

米国のスプリングフィールドの竜巻発生の模様がテレビで流れたが、凄まじいものだった。今年は米国では1000個も発生していると、少し前の被害が大きかったときのニュースで報じていた。日本も5月に2個も台風がやってきている。何か、気象に大きな変化が起こりつつあるのだろう。

内閣不信任決議案は否決に終わった。賛成派の昨日の勢いはあっという間にしぼんでしまった。国民の冷ややかな視線に耐えられなかったということだろう。さて、福島はどうなっている・・・原発問題は今日一日見えなくなった。

6/1/2011 (Wed.)

もう、6/6を待てばいいじゃないと思うのだが、まとめのような予想記事が出たのでピックアップ。『iCloud』は「iOSとMacをつなぐオンデマンド・メディア」 | WIRED VISIONネタ。

まあ、妥当な予想。さらに驚きが隠されていそうな気がするので楽しみに待ちたいと思っている。

AppleのiWork、iPhoneおよびiPod touchでも利用可能にもうまいなあと思う。iPad版のユーザーには無償アップデートで提供されるのだそうだ。この調子でいくと、Mac OS X Lionでも動作する可能性があるね。iPod touchを更新するか、iPadを導入するか・・・、まあ焦ることもないけどね。

もっとも期待したいのは、iPod touchでスクリプティングができるような環境が登場すること。さて、どうなんだろうねえ。

最近はFMエアチェックをPodcast生成用のCGIに載せて、PCのiTunesに登録している。これをライブラリのPodcastから選択して、iPod touchと同期させる。本来の母艦はMacにしているのだけど、PCで問題なくその番組だけ同期できる。これが最高で、iPod touchのMusic(iTunes)で鑑賞すると連続して再生できるし、再生状態の確認も容易だ。番組の選択においても属性データを自動的に添付しているのでファイル名から選ぶ不便さを解消できた。

iOS 5がなによりも注目だろうなあ。256MBのiOSデバイスでまだ動作するのだろうか。動作するんだろうなあとは思っているが。第三世代のiPod touchでは、RockMeltのような大規模なアプリは少しギクシャクしてしまう。使えないわけじゃあないけどね。

更新: 2011-06-01T23:27:50+09:00
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