FacebookがApp Storeに対抗:アプリ流通を変える新「タイムライン」(その1) - WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムネタ。
まだ、よく見えないけど、おもしろいのかもしれない。
S・ジョブズ氏、B・ゲイツ氏からの手紙を枕元に - CNET Japanネタ。
他にないのでメモとして残しておこう。
【レビュー】ICS初搭載のMIPSタブレット「NOVO 7 Paladin」の完成度は?。まさか・・・こんなのありかなと思ったけど!の続き。
まさかが本当らしいので、恐ろしい^^;)品切れのようだが、既にAmazonでも販売されているから驚きだ。100$以下が、12,400円。単なる消費者としては、今時のドル-円換算では少し高すぎると思うけど・・・
しかしながら、タブレット関連メーカーの心胆寒からしめる価格設定。RAMは1GB、ディスプレイ解像度は1024x600まで上がっているようだ(別の機種のスペックらしい^^;、元のまま、フロントリアカメラもなし。違うのはストレージが8GBになっているぐらい)。前記リンクの評価も悪くないどころか・・・
1159夜『I DESIGN』石岡瑛子|松岡正剛の千夜千冊番外編緊急再録。
知っていても意識の外の人だったが、記憶を遡れば、前田美波里の資生堂ポスターを手がけた時点で、時間線が交差している。手元にあるデザインは、Miles DavisのTUTUだが、僕が持っているのはCDだ。IRVING PENNの手になる二枚のマイルスの顔の写真が印象的だった。Art Direction by Eiko Ishiokaとなっている。LPのデザインは、Hardformat - Miles Davis -- Tutuに見ることができる。LPには中指を曲げた手のひらの写真があって、トランペットのピストンを押さえる指を象徴しているように見える。
再録を読んで、よい記憶として再構築したい。
『本棚の歴史』ヘンリー・ペトロスキー 松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇ネタ。
これはわかりやすくいえば「文化を工学する」ということである。また「文化を科学で見たいということだ。なんとなくできあがってしまったように見えるものをエンジニアリングしたい。そういうことだ。これはやさしいようでいて、なかなか難しい。文化はパーツとシステムでできているというわけではないからだ。
そこで、その現象のなかに何かを“発見”する必要がある。たとえば人間が食事をしてきた歴史のなかのインターフェースに注目する。・・・このような目がないと、文化は工学にはなってはいかないのだ。
むろん統計分析なんていう方法はあるけれど、文化が統計で説明つくなら苦労はない。そうはいかないところが文化なのだ。グーグルのページランクがまったく文化の指標となりえないのはそこである。
こうしてペトロスキーは「仮説」に注目をする。アブダクションをする。科学が「挙動に関する仮説」であるのなら、工学は「方法についての仮説」であろうというふうに考える。「方法についての仮説」とは、組み立てについての仮説ということだ。
バンザーイ! まさに、そうなのだ。方法についての仮説を組み立てることが、編集工学なのである。いいかえれば、仮説を組み立てるための方法が編集工学なのだ。
統計分析で文化を測ることは、よほどの発想の充実、飛躍や転換がないと無理だろう。そのためには仮説を立てて検証していく。それが科学的態度というものだ。統計的方法が役立つとすれば、その仮説を測定・検証するためのツールになることによってだろう。
ページランクはWWWユーザーがどのサイトの内容に関心を持っているかを測定しているだけで、なぜそうなるのかを説明できるわけではない。多くの人が関心を持つものは他の人も関心があるに違いないという仮説に基づく検索結果の表示方法に過ぎない。
プログラミングのプロセスとは、方法についての仮説を立てて検証することの繰り返しである。そして、方法と方法を組み合わせて、さらに複雑なことができるようにしていくプロセスでもある。次第にそれらはモジュールを構成し、さらに発展すればフレームワークになる。編集工学はプログラミングにも役立つはずだろう。
では、書物はどこで確立したか。初期のコデックスには必ず「タブレット」(書字板)がついていた。タブレットは携帯用の大型バインダーのようなもので、開けばそこに文字を綴ることができた(ローセキ板のようなものだと思えばいい)。このタブレットのあいだに写字した用紙を挟んでいったのが、いわゆる書物のはじまりだった。
タブレットは「テーブル」や「タブロー」と同じ語源をもっている。このことはすこぶる重要な暗合で、その暗合は、これらが実のところは同一のヴィジョンとコンセプトをもった“知の道具”であっことを教えてくれる。まさにそうなのだ。なんとテーブル(食卓・書記台)とタブロー(窓枠・絵画)とタブレット(書物・丸薬)は同じものなのだ。
ようやくタブレットの由来に到着した。PCはデスクトップのメタファーになるのか、タブレットのメタファーになるのか。しかしながら、タブレットはテーブルでもあるという。結局同じものなのだろう。
僕の本棚は、松丸本舗の本棚を真似て、前に置く本を横置きにしてから大変見通しが良くなった。ありがたや^^)/
問題は記憶だ。この夜の最後がもっともおもしろい。「進歩とは、およそ変化からなるものとはほど遠く、よき記憶力によるものである」
小澤の不等式の記事が出るというので、先日、日経サイエンス2月号を調べてみたが出ていない。代わりに「実験哲学という実験」の記事を見つけて購入。その他にも興味深い記事が多い。
哲学者が行動心理学や認知科学の手法を使うと、何がわかるのか、何を知ろうとするのか、というお話。
「自由意志は存在するのか」、「道徳は相対的な概念にすぎないのか」というテーマに挑んでいる。このような試みは「一般意志 2.0」にも通じるものだろう。統計的な処理を追求するのではなくて、意味を追求しなくてはならないだろう。意味という病を・・・
小澤の不等式の記事が出るのは、日経サイエンス4月号、2/25発売予定。
NTTとJST、「非アーベリアン準粒子」の存在が期待される電子状態を解明 | エンタープライズ | マイナビニュースネタ。
聞いたことのない言葉を最近耳(目^^;)にするようになった。「小澤の不等式」とか。
「iBooks 2」の電子教科書--ハードウェア面に潜む導入の課題 - CNET Japanネタ。
そうだよねえ。
皆さん、ご好調のようで・・・
広島も昨日から朝は0℃、帰宅時1℃、本日、朝-1℃、帰宅時0℃を車の外気温表示が示している。道路の温度計は1-2℃さらに低い。
今日の昼間は久しぶりに牡丹雪が降りしきり、帰宅時の国道2号線バイパスも雪が舞っていた。明朝の凍結が心配だ。
iBooks Author 本は iBookstore 以外での販売禁止 -- Engadget Japaneseネタ。
iBooks AuthorのプレビューでUSB接続したiPadのiBooksで確認するところまでは確かめた。プレビューして確認した後、ストアにパプリッシュする機能を使って、iBook Storeに送り込むらしい。最初はそれ以外に編集したものを取り出す手段はないように思えたが、「ファイル」→「書き出し」から、ibooksやpdf、あるいはテキストで保存可能だ。
iBooks Authorで作成したibooks拡張子のファイルは、iPod touchでは開けない。テキストはコンテンツのテキスト部分が抽出されて出力されるようだ。PDFは意図通りの出力にするためにはテンプレートを択ぶ必要があるかもしれない。
iBooksAuthorで書いてiBooksで読む方法 - W&R : Jazzと読書の日々ネタ。
僕が試したのより詳しい。参考になる。
【PC Watch】 Microsoft、第2四半期決算は売上高209億ドルで過去最高と【PC Watch】 Intel、2011年は過去最高の売上高540億ドルを達成 〜2012年はUltrabookに注力ネタ。
クラウドや新興国需要のお蔭らしいが・・・
円城塔に芥川賞!そのとき村上龍(ドラゴン)は…… : 幻覚おじさんのHave a Nice Visionネタ。昨年のネタ「龍言飛語」の続きが。
それで、それはそれはと野次馬根性丸出しで、新しい龍言飛語を探しに行ったのだが、なんと今回は欠席とのこと。残念。田中慎弥氏の発言や石原慎太郎都知事の選考委員辞退のほうが話題になってばかりで、円城塔氏の受賞作の内容が気になっていたのだが・・・
また、受賞作を読んでみよう。どちらにせよ、話題になるのは特だと思うね。Twitter / @SdaMhiko: そういえば、芥川賞の選考会では、都知事に怒鳴られちゃ ...のような茶化した発言はいかがなものか。
DNAについては、デオキシリボ核酸 - Wikipediaを読めば明らかだと思うけどね。
最近、グレッグ・イーガンの「プランク・ダイブ」(ハヤカワ文庫、2011年)を見つけて、読み始めたのだが、意味を捉えようとする視線はページを上滑りするばかりだった。今日は少し性根を入れて「クリスタルの夜」を読み終えた。なかなかすごい想像力だけど、そんなことはあり得ないだろうし、順列都市の最後の方と同じで、ふーん、ほーっで呆気に取られて読み終えるだけである。SFにおいては事の細部は書かないのが約束なのだ。
【番外編】坂本龍一が語る commmons: scholaのこれまで、そしてこれから。 | commmons:schola(コモンズスコラ)-坂本龍一監修による音楽の百科事典- | commmonsと【番外編】NHK教育番組『schola(スコラ)坂本龍一 音楽の学校』 | commmons:schola(コモンズスコラ)-坂本龍一監修による音楽の百科事典- | commmonsネタ。
NHK教育のscholaの元になるものがあったとは今まで知らなかった。Twitterで知った【坂本龍一 いま、僕が思うこと】2050年のメディアアート 山口から世界に発信+(1/2ページ) - MSN産経ニュースの記事の関連リンクから辿った。
最早、音楽をクラシックだけから理解するのは完全に時代遅れになっている。興味深い試みだ。
一昨晩、日本時間2012-01-20 00:00:00から、Live Update: Apple's January 19 education event | Macworldを見た。Podcast配信された「Apple Education Event, January 2012 1:00:27 2012/01/19 iBooks 2, iBooks textbooks, iBooks Author, and iTunes U app」をApple TVで復習している。内容については、マイナビニュースが3つの記事にわけて要領よくまとめている。
気付いたことを少しメモしておこう。まだ、日本からアクセスするiBooksのStoreにはtextbooksが出てきていない。Multi-touch Bookとしての無料サンプル「Life on Earth」は科学・自然に分類されている。
iTunes Uのコース・マテリアル(course materials)には次の項目が上がっている。
これって凄いことなんだろうなあ・・・まだ、日本のサポート・コミュニティはほとんど動いていないが。
調べてみると、Podcastの配信の仕組みを使っている。ということはプライベートのコンテンツを作れるってことか。iTunes U Public Site Managerが導入されたのは、2010-08-16で多少のアクティビティがある。iTunes U Course Managerが加えられたのが、2012-01-20か。それでサポート・コミュニティのアクティビティがまだ0というわけだ。
当面やってみることは、iBooks Authorを使って何か作ってみるみたいなことかな。PDF出力もあるので、TSNETスクリプト通信を編集してみるか。ただ、iPadでしか見れないのかも。
AppleInsider | Wolfram unveils interactive education portal on eve of Apple NYC eventネタ。
これまでの情報の総集編。後、3時間半だね。
Apple to announce tools, platform to "digitally destroy" textbook publishingの元ネタをピックアップしておこう。後、1時間半。
Apple to Launch 'Garageband for e-books' on Thursday? - Mac Rumorsネタ。
ふーむ、おもしろそう。期待して待とうか・・・
「不確定性原理」を破る「小澤の不等式」、実証される | スラッシュドット・ジャパン サイエンスネタ。
初めて聞く話。日経サイエンスを調達しなくては・・・
コンピュータ将棋 vs 米長邦雄永世棋聖の対局が決着 : 富士通ネタ。
残念な結果だけど、1800万手/秒も読まれてはねえ。人間も十分読める条件で戦わないと勝てる見込みはないらしい。記者会見の永世棋聖の話では、研究用に借りたマシン(読む速度は、クラスタ化されたボンクラーズの1/10程度)で、最初の30秒将棋で10連敗されたとか。研究後は5連勝中だったが、クラスタとの実戦では取り返せないミスが出た。クラスタ化されても戦う感じは変わらなかったそうだが、何か違いがあったのかも・・・
The rise of programmable self - O'Reilly Radarネタ。おもしろいことを考える人がいる。
自己を定量化することによって、自分自身がプログラマブルになって、自分を変えることができるみたいな話。
詳細は、ianso/scriptus @ GitHubを参照のこと。この概念の世界では、Twitterはコマンドライン・ソーシャル・ネットワークになってしまう。Scriptusはシェル・スクリプト。
「Google+」と検索の連携--サービス開始の背景にあるもの - CNET Japan
元々、Googleの検索は、ページランクによって検索の世界にソーシャル・ネットワーキングの要素を持ち込んだところに成功があった。ページランクは、みんなの関心があるものが検索結果の上位に並ぶ仕組みである。
最近は、個人的にはGoogleはWikipediaへのリンクを表示させる機能になっている。Wikipediaになければ、他にどのような情報があるのかを探すぐらい。利用は多くはないが、リアルタイムで必要な情報はTwitterの検索機能を使う。検索するまでもなく、タイムラインを表示させるだけで求めるものを見つける場合も多い。これはどの程度の範囲をフォローをしているかに大きく依存するだろう。フォローしているのが個人なのか、組織なのか、ニュース関係なのかなど。情報収集にタイムラインを活かすためにはある程度フォローしないと役に立たないだろう。
Googleのような検索システムへのニーズがなくなることはないだろうが、自己組織化された、関連する情報の塊はあらゆるところに点在するようになるだろう。
吉田秀和はマーラーを「名曲三◯◯選」のドイツ後期ロマン派の中でシューベルト、ブルックナー、マーラー、シェーンベルクというヴィーン(ウィ-ン)音楽の系譜に位置づける。系譜的にはマーラーを継ぐものはシェーンベルクということになる。
・・・シェーンベルクの晩年の音楽に調性が見られるというのは、十二音の世界が、すべての半音を平等にあつかう無調の音楽だけでなく、調性の音楽をも包む。つまり十六世紀半ば以来の調性的な音楽は、無調の音楽のひろい世界の一部でしかないことを実証したにすぎない。」と、シュトゥッケンシュミットは、一九五九年九月十八日のシェーンベルクの生誕八十五回の記念日のNHKの放送で言っていたが、私もその通りだと思う。・・・
(321ページ)
シェーンベルクは、シノーポリとベルリン・フィルの「室内交響曲 作品9」をマンツォー二の「質量」の組み合わせのLPで聞いたことがあるだけ。ポリーニのピアノ(「質量」はポリーニに献呈されている)を聴くためと現代曲への興味で購入した記憶がある。LPを取り出して二面を聴きなおしてみる。僕の耳では無調であることを特に聞き分けられるわけではない。特に聴きにくいということがあるわけでもない。
系譜を辿ってみる必要があるかもしれない。書物や音楽の持つ連環に囚われた感じがしないでもない。はてさて・・・
ちょっとお疲れ。次から次へとニュースが現れる。面倒なので思いつくまま適当にピックアップしてみよう。
Appleの1月のアナウンスは、噂通り、教育関係に落ち着いた。と思っていたら、iOS5.1が月末に出て、日本語Siriが内蔵されるとのこと。楽しみだな。
GPUなど技術の進化は留まるところを知らないように見える。
オライリーの電子書籍のラインナップはどうなるのだろう。プログラミング本なら電子書籍との親和性も高くできる可能性がある。書籍そのものが開発環境になるとか、夢が広がるかもしれない。
Kinect for Windowsの具体的なアプリケーションが何か出てくると・・・
Delphiとの互換性の高くなったFree PascalでZedがMacに移植される可能性はないのかな。ライブラリの問題はあるのだろうけど。
CESでUbuntu TVの発表があったようだけど。テレビの大画面でUbuntuを動かすのも乙なもの。
うーん、なんだっけ11.10にアップグレードして、動きが悪いなと思っていたが、結局、512MBのメインメモリを1GBに増設。投資したくはなかったけど、2160円で済んだから。スペックは1GBまでだけど、2GBでも動くらしいが・・・なんとか我慢できる程度に動くようになった。Dropboxを使って、スクリーンショットをWindowsで受け取る。Unityのインターフェースの使い方が少しずつわかってきた。
Flurryレポート:モバイルアプリケーション利用時間、大幅増で1日あたり94分ネタ。
ゲーム(49%)とソーシャル・ネットワーキング(30%)で79%を占める。
Mediaが“Me”で始まることを忘れるな--メディアの未来は個人化の成否が握るネタ。
メディアは個人化されていく。なるほどねえ。おもしろい。
吉田秀和著「マーラー」(河出文庫、2011年)。ふと、自分の本棚にこれを見つけた。昨年、吉田秀和の本の一冊として購入していたものだ。
よく考えてみると、読みかけた本で喚起された僕のマーラーへの関心の潜在意識が、バーンスタインのマーラーの交響曲全集を引き寄せたのだろう。新しい文庫あとがきによれば、吉田秀和がマーラーの九つの交響曲をすべて聞いたのはバーンスタインのコロンビアから出した全集によるものだったという。本文は過去の著作からの集成である。
世界の音楽メディア市場動向をグラフ化してみる:Garbagenews.comネタ。日本の音楽メディア市場規模は相対的に大きいけど・・・、すなわち人口比で一人あたりの規模を算出してみるとおもしろいのでは。
適正な規模って、はてどれくらいだろう。
吉田秀和著「名曲三◯◯選」(ちくま文庫、2009年;原著: 「LP300選」、新潮文庫、1981年;原著: 「私の音楽室」、新潮社、1961年)。実を言うと、フルトヴェングラー著、芳賀檀訳、「音と言葉」(新潮文庫、1983年;新潮社、1957年;原著: 「TON UND WORT」、1954年)から、ニーチェ、ヴァーグナー(ワグナー)に展開する予定だったのだが、偶然、バーンスタインのマーラー全集から、「小澤征爾さんと、音楽について話をする」に展開してしまった。バーンスタインのマーラーのCD11枚はすべて聴き通した。
こうなると場当たりもまずいので、もう少し歴史的なものを押さえておこうと考えている。ヴァーグナーとマーラーとの関連があるはずだし、それがないとフルトヴェングラーに戻りにくい。
ヴァーグナーは十七世紀以後二十世紀の今日にいたるヨーロッパ音楽を、根本からつかむうえの、一つの鍵である。おそらく、ほかの誰よりも、モーツァルト的世界と正反対のものだが、しかし、それにおとらぬ、また、一つの世界だ。
(246ページ)
吉田秀和先生はヴァーグナーは絶対に聴かなくてはならぬと言う。そうしないと、マーラーなどは単なる新音楽になってしまうと。
この本で吉田秀和は「名曲三〇〇選」の名を借りて「音楽の歴史」を書いている。なにしろ、バッハとヘンデルが出てくるまでに、143ページを要する。エピローグに入る前の「二十世紀の音楽」の終りに至るのが、340ページなのである。
日本語Windowsのipconfigの出力からIP Addressを取得するPerlスクリプトを書いてみた。該当するイーサネットアダプタのIP Addressを取得する。
use Encode; use encoding 'shiftjis'; my @ipconfigstr = split(/\n/, decode('cp932', `ipconfig`)); my $line = ""; my $sw = 0; my $ipaddress = ""; my $adapter = "Ethernet adapter ローカル エリア接続:"; foreach $line (@ipconfigstr){ if($line =~ /$adapter/){ $sw = 1; next; } if($sw){ if($line =~ /IP Address.+: (\d{1,3}\.\d{1,3}\.\d{1,3}\.\d{1,3})/){ $ipaddress = $1; last; } } } print $ipaddress,"\n";
DHCPではIP Addressが変化するので、デスクトップ(ローカル)CGIを書く場合には必要な技術になる。
基本情報 | メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン | 森美術館ネタ。メタボリズム - Wikipedia。
メタボリズムは新陳代謝の意。新陳代謝できるユニット建築。あー大昔、そんなものに憧れた時代もあったかな。
ユニット化とかモジュール化とか、どこかで聞くような話だが。
Twitterのインターフェースが変わってというか、米国では既に先行していたのだが、tw_cread.plが使えなくなって、Zazelさんのツイートをついつい見失っていた。もちろん、Twitterの検索機能を使えばすぐに捕捉できるわけだけど。
ownCloudも危うい可能性もありらしいのだが、まあ、完全に安全なものはないかなと思ったりしながら、結局そういうものをそれほど必要としていないことで深入りしていない。使うにしてもそれほどセキュリティの確保を必要としないような用途で使うのかなと思ったり。プライベートならそれも可能。
今日、P2Pとクラウドを統合したファイル共有アプリShare公開、BitTorrent提供 -- Engadget Japaneseを見つけたので、一応ダウンロードしてみたが、これも使い道が自分から自分へみたいな感じでしか、とりあえずない。ビジネス用途で使おうとすれば、大丈夫なのかなあ・・・
さて、目まぐるしく変わる世界の中で、あらゆるものがあるようで本当に必要なモノがないような感覚にとらわれる。
先ほど、テレビで、民主党は消費税増税・国会議員定数削減・公務員給与削減の3点セットで望み、解散総選挙も辞さないとの話。自民党のほうは早期解散論を出すが、回りからは今解散すれば、民主党・自民党の議席は減るのではとチャチャが入る。世論調査では、両党とも支持が減少、未定が拡大、いつものこと。
結局、日本人が進むべき道筋を整理して、誰もが納得できるような形でまとめて国民に提示できていない。SNSやそれに付随する世論らしきもの、Smart Mobsの影響をマスコミも受けている。世論調査も頻繁に行われる。しかしながら、世論を形成する根拠となる情報があやふやでは衆愚政治になりかねない危険を孕んでいる。
「止め処のない大衆迎合主義」とは三宅先生の今の言葉。橋下徹という新しい人が大阪に登場して、日本を変えるかもしれない。
【連載リレーコラム】買い物山脈 PS VitaとKindle Fireで終わったモバイルラッシュの2011年と【連載リレーコラム】買い物山脈 Kinectがゴトウ家にもたらした大きな変化とはネタ。昨年のも次いでに、今年のネタと合わせて、抜群におもしろい。
時代は21世紀に入って急激に変わりつつある。専用ゲーム機はiPadなどのタブレットにライブシェアを奪われつつある。人間が生きるとはなんだろうと思いつつ、滅法おもしろいゴトー家の生活を読む。
なーるほど、そういうものなのかと思うだけで、ついていくわけではない。PS3も完全にtorneマシンと化しているわけで、ゲームとしての利用はない。PSPもPS3のリモートマシンとしての使用だけ。torneをPSPで動かすのだ。
【西田宗千佳のRandomTracking】SCE新社長アンドリュー・ハウス氏が語る「Vitaの戦略」 -AV Watchを読むと、まずはコア・ゲームユーザー中心の展開で、周辺に広げるという戦略。そのうち、ゲーム以外のアプリも出てくるかもしれない。スペックを見ればわかることだが、PS3を上回る能力を持っているのではと思う。ブラウザはwebkitベースだそうだ。以下参考になる記事を集めた。ゲーム以外のアプリについては、PlayStation Suiteに期待できるらしい。PS3でも動くようになるとか。でもメモリが足りないのでは、ちょっと無理がありそうな気がする。
Kinectについては、Microsoft、「Kinect for Windows」に最適化したKinectデバイスを発表 - ITmedia ニュースによれば、今年PC用のハードウェアが出るとのこと。期待したい。
お年玉到着を期待していたのだが、アマゾンから遅れるとの連絡。変更の予定日は3/14-16に確定したとの追加連絡が入った。
もちろん、中身の充実を期待して待とうか・・・
今日、ドビュッシーの前奏曲「沈める寺」をフジコ・ヘミングとThiollierの演奏をiTunesでダウンロード購入。
最近、iTunesを動かしていると、APSDaemon.exeというのがすごい勢いで動き出して次第にCPUを占有してしまう。iOS 5対応の10.5からだ。うるさいだけでなく、ブラウザが動かなくなるぐらいにCPU占有率が高くなる。調べてみると、iCloud関連のプログラムのようだが、XPでは元々iCloudにはつながらない。不要だから、タスクマネージャからプロセスを停止させる。もし、XPでiCloudに対応しないのなら、このプログラムはインストールされないようにして欲しいものだ。これを停止すると、realplay.exeが動き始めることが多い。うるさいのでこれもプロセスを停止。すると、時々、wmiprvse.exeやwmpnetwk.exeが動き始めるのに気付く。これはファイヤーウォール関係らしく、動いたり止まったり、占有率は最大20%ぐらいに留まるので、一応、そのまま。
CESを目前に新Apple TVの噂が加速 - 大型パネル+音声入力UIで差別化? | パソコン | マイナビニュースネタ。見逃していた過去のアップル関係記事も一括ピックアップ。
Apple TVは、今のところ、映画のレンタルに使うか、ホームシェアリングでPCのiTunesのコンテンツをオーディオ再生するか、AirPlayでiPod touchやiPadのコンテンツを再生するという使い方になる。
Apple TVに欠けているもの。無論、テレビとしてのコンテンツの話はあるわけだけど、やはり、メディアの中核として機能するためには、iTunesそのものが動作することが重要だろう。その観点から見ると、iTVにはiOS/Mac OS Xが融合したOSが搭載される可能性がある。したがって、iMacが最初のiTVになるというのもそれほどおかしな予想ではない。以前、Mac miniベースになる可能性を指摘したのは僕だけど。こちらは自由にディスプレイのサイズを選べる。この考え方の延長線上では、MacにはすべてiTVが搭載されるようになると言える。
この考え方の欠点は、タッチインターフェースのiOSとMac OS Xを如何に融合させるかという点にある。テレビの大きなディスプレイにベタベタと手で触るのはありえない。ここで登場するのが、Siriによる音声制御インターフェースである。ボイスコントロールならリモコンの苦手な主婦やお年寄りに喜ばれる。そこまでの実用性があればとしての話だが、現在進行形だろう。もっとも、現在のApple TVのリモコンは極めてシンプルなものだ。すべてボイスコントロールというのも非現実的だろう。Macとして使おうと思えば、ワイヤレス・キーボードも必要になる。
さて、まだ単純な解はない。アップルにはテレビ・チューナーをMacなどに搭載する気はなさそうだ。放送の録画をどうするのかという問題は、テレビ番組のダウンロードによって解決される。すなわち、テレビ番組の録画という概念はなくなる。レンタル/購入の課金モデルを使うのか、iAdの広告モデルを使うのかという問題は残るが、選択肢は明確だ。コンテンツさえあれば、既に準備は整っている。もちろん、ライブもあり得るのだが、後で録画したものを購入することも可能だろう。
アップルのテレビ iTV はコンテンツ契約に苦戦中? -- Engadget Japaneseネタ。
まあ、そういうことで・・・
全然違うよ: L'eclat des jours(2012-01-01)ネタ。ActiveScriptRuby 1.8.7-p357が、多分最後のActiveScriptRuby 1.8のパッケージの意味。
既に、1.9.1と1.9.2-p0をインストール済みだったが^^;)
小澤征爾、村上春樹著「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社、2011年)を完読。対談本というのはすぐ読めるのが特徴。しかし、この小澤征爾・村上春樹対談がバーンスタインのマーラー全集に直結する話になるとは思わなかった。が、まさにその話だったのだ。
今、バーンスタインのマーラー全集のCD4を聴いている。第三番の4-6楽章(ニューヨーク・フィル)から、第6番の1,2楽章(ウィーン・フィル)。小澤征爾はバーンスタインがマーラーに取り組んでいるときにアシスタントを務めていたのだそうだ。本を読み終えた今、何か、マーラーもそんなに聴きにくくもないなあと思っている。人間の音楽の聴き方・聴こえ方は、その時々で大きく変化する。日を変えて繰り返して聞くと、こんな感じじゃなかったはずなのにと思ったりすることがよくある。今のところ、感想が言えるほどの状態ではないので、ここらへんで。
米Appleが1月末NYで開催と噂のスペシャルイベント、内容は教育分野? | パソコン | マイナビニュースネタ。
なるほど。iBooksにCDFの選択肢が出てくるということかな。CDFについては、Siriの背後にあるものの記事を参照のこと。
小澤征爾、村上春樹著「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社、2011年)。昨年の11月末に出ているが、昨日はゆめタウンの紀伊國屋で検索しても出てこないし、音楽関係や文学のコーナーでも見つけられず、アマゾンにと思っていたが、夜、恒例の新年の食事に街に出たついでに八丁堀のフタバ図書にたくさん並んでいるのを見つけて購入。
まず村上春樹の長いまえがきと小澤征爾のあとがきを読み、第一回の対談「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番をめぐって」の最初をアシュケナージの演奏を聴きながら読み始めたところ。
目当ては小澤征爾・村上春樹対談から、第四回の「グスタフ・マーラーをめぐって」のつもりだったのだが、最初から大変素晴らしい音楽愛好家への贈り物になっている。へーっ、そんなことがあるのという、ソリストとオーケストラの関係、音楽の自由さ。そういうことが聞き取れると音楽もさらに楽しいものになるかもしれない。
アシュケナージの演奏は第4番に入っている。これほど美しいピアノ協奏曲をベートーヴェンは作っていたことを思い出す。さて、この続きは他の連環をめぐって、小数点の夜に続くだろう。
期待値は、Apple TV絡みだけど。iAdねえ。これも元々テレビ用のように思えたのだが。
当たる可能性は低いが、iBooksの拡張はあるかもね。iTunes LP的なもの。でも考えてみると、iAdとiTunes Storeの組み合わせのほうが可能性が高いかな。iAdの発表があったときから、どのような場面で消費者に広告を見せるのだろうと思っていたのだが・・・
ブラウザ戦争: 2011末はChromeがFirefoxと僅差に追いつくネタ。2012年のブラウザの続き。
今のところ、Firefoxを使っている。習慣のようなものだね。時折、ChromeとSafariを使う。Chromeは機能的にもFirefoxと置き換え可能になってきている。まあ、そんなにブラウザがあっても仕方がないというのが結論。リンクのURLとタイトルを取得するアドインぐらいがあれば十分。
エンタープライズ向けスタートアップを巡る5つの神話を論破するネタ。「2012年はエンタープライズ・ソフトウェアのルネッサンスの年になる」のだそうだ。TechCrunch Japanで過ごす年末の続き。
年末に考える - 未曽有の時代で、日本人のIT利用の問題について少し考えたが、僕がそんなに多くのケースについて知っているわけではないので、おそらく素晴らしいものもたくさんあるのだろうと思う^^;)少ないサンプルから全体を類推するのは危険だ。
上記の記事では、ジョブズが大企業への売り込みを強く嫌ったという話が微笑ましい。さっきマンスリーインデックスがうまく作れていないことに気がついて、renewal_mindex.cgiとインターフェースのHTMLの中途半端だった仕様を変更して、自動化を進めた。仕様通りに動かさなかったから、うまく動作しなかったのが原因だ。新年になったら、インターフェースのHTMLのフォームの値を書きなおす必要があるのを忘れていた。スクリプトを書くたびに思うのは、同じことの繰り返しが多いということだ。
それはともかく、ソフトウェアはなぜ複雑になっていくのだろう。データの構造が複雑だから、データを取り扱うルールが複雑だから、ということに尽きる。データの構造と取り扱いルールを記述すること自体が複雑な作業になるが、その記述からデータ・ブラウザ・更新プログラムを生み出すようなことができるはずではと考えている。
記事を読んだけど、おそらくどれも同じことだよ、問題はと思う。
Facebookで見つけたクラシック音楽がいいのだ!『小澤征爾さんと、音楽について話をする』 - HONZネタ。バーンスタインのマーラー全集の続き。
マーラーの交響曲全集を少しずつ聴いているけど、聞いて楽しいというものでもない。そんなものを(失礼^^;)なぜ聞こうとするのか、それはポストモダンの哲学を読もうとするのと同じようなものかもしれない。著者は小澤征爾の言を引用して、マーラーに没入して聴くことの価値に意味づけを与える。さて、価値があるならさらに聞いてみようか^^;)
電子書籍のことを考えながら、書籍のデジタル化はむしろパーソナル化につながるのだと思い始めた。そして、それはさらにソーシャル化につながるかもしれない。
もちろん、パーソナル化、引用・注釈などは紙のままでもできる話だ。ただ、Webにつないで、ソーシャル化したり、整理・活用したりするにはデジタル化する必要があるということでしかない。
正直なところ、電子書籍には、低コスト化と、加えるとすれば、検索可能ぐらいの観点でしか興味がない。経済的に紙では出版不可能なものが、電子書籍として出てくるというのは大歓迎だろう。それこそが、電子書籍最大のメリットなのだと思う。既に、青空文庫などがある。個人にとって、本はそれほど読めるものではないが、本にアクセスできる自由と能力を与えられることは大切な事である。
Webとデスクトップの融合のツールとしては、書籍データベースシステムも一翼を担うことになるだろう。
さて、昨日は初日の出、初詣を済ませ、今朝は娘を初売にPARCOまで送り届けた。本は元旦のうちに購入してしまったし、多少の感想は記した。テレビの番組はNHKがおもしろいのを次々と送り出している。WIRED Japan以外の話題を四つ取り上げよう。
最初のAppleの初売・福袋ネタは指を加えて見るしかないのだが、お買い得だったらしい。欲しいものが入っていることがわかるなら、33,000円投資のリスクも受けいれることは可能だろうけどね。
はてなや次世代の新しいサービスなどは読んでもあまりよくわからないが、まあ、みんないろいろと考えていることは間違いない。しかしながら、問題は新しいコンテンツや意味にある。同じネタを違った切り口で見せるだけでは足りない。
自分の行動を観察すると、今はテレビなどの情報から逆にTwitterやWebサイトやWikipediaへ戻っていくような相互作用がある。報道を契機に個々の詳細な情報や行動などのウオッチングや追跡などに移行する。逆にテレビはWebの情報から番組の内容を構成するようなことになっているようにも思える。
Apple TV App storeの可能性を示唆するハッキングは大変興味深い。初夢といってもよいだろう。テレビはコンピュータになった。AndroidもApple TVのような安いセットトップボックスを出せば良いのに・・・
86歳のおじいさんが生きるために仮設住宅のそばの荒地を借りて、自ら耕し、野菜の種を撒き、野菜を収穫する。野菜の種が芽を出したときは感動しますと語る。
息子夫婦の苺が色付く。それを嫁から受け取って口に入れ、取材記者から味を聞かれて、しばらく黙って口を開く。「汗の結晶だね」
若い人が活発に議論している。日本もまだ捨てたものじゃないんだなと少し安心する。
発想の貧困な政治家はもう退場かもしれないなと若い人の議論を聞きながら思う。完全に抜かれているぜ。1970年以降生まれの方限定というのがちょっと・・・
酒井邦嘉著「脳を創る読書」(実業之日本社、2011年)の新聞広告が目について、著者が酒井邦嘉だったので、購入を決めた。初詣に比治山神社に参拝して戻った後、ゆめタウンに向かった。紀伊國屋で検索するとB-4の書架にあると言う。書架にB-4の表示がないとウロウロと探していたら、柱の周りに展示している中に一冊だけ見つけた。アカデミックな本ではないので、少し躊躇したが、まあ、このような平易に説いた本もいいだろうと思った。合わせて、安西祐一郎著「心と脳 - 認知科学入門」(岩波新書、2011年)も購入。
酒井邦嘉の著書は「言語の脳科学 脳はどのようにことばを生みだすか」(中公新書、2002年)と堀田凱樹共著「遺伝子・脳・言語 サイエンス・カフェの愉しみ」(中公新書、2007年)を読んでいる。
帯には『なぜ「紙の本」が人にとって必要なのか 電子書籍化が進む今こそ、問う! 「言語脳科学」の第一人者が真に「考える」ためのツールを検証する。「紙の本」がよいか「電子書籍」がよいか? ・・・使う側の意識がカギを握っている』とある。
それほど、難しいことが書いてあるわけでもないので、そりゃそうだよね的な感じで大体読了。酒井先生にクラシック音楽やオーディオの趣味のあることを知る。電子書籍あるいはリーダーのシングルタスク的不自由さみたいな点の指摘はあるけど、これはソフトウェアやハードウェアの進化でいずれ改善されていくだろうと思う。本棚に並べて積ん読のも重要という話は、背表紙が見えないと本を購入したことさえ忘れてしまうという話につながる。電子書籍のマーキングの問題も、ソフトウェアで解決されていくだろう。電子書籍の場合、検索できることのメリットも大きいはずだが、現在はデジタル化のメリットをフルに享受できるようになっていないように見受ける。
僕がここでこういったことをグダグダやっていても仕方がない。既にやりつくした問題だ。それらの問題は解決されるとしても、もちろん小さなリーダーなどハードウェアによっては改善に限界がある。紙の本だって、デジタル化されていないためにいろいろと問題はある。僕の意見では紙とデジタルのセットではじめて役に立つ新しい本ができるということだ。
今この日記で本を取り上げているのも、一種の本のデジタル化である。本体の紙の本は手元にある。付随する情報や感想などをデシタル化して日記に保存しておく。結局、読書においては、本がデジタル化されていても、稀ではあろうが、注釈やメモは必ず必要になる。注釈やメモはデジタル化するほうが整理しやすいし、検索もできるし、編集するのに便利である。本自体に書き込むのは、できるだけ避けたいという感じがする。
「紙の本」と「電子書籍」を対立させる視点からはあまり新しいものは生まれてこない。iPad 3はもっと解像度を上げて、かつ軽量化を目指そうとしているし、さらにソフトウェアも改良してくるだろう。紙では作れないデジタル化本が当然あるわけで、それはCDFなどのフォーマットの出現につながっている。紙の本は、おそらくコンピュータにつながる方策を生み出すだろう。いずれも生き残るはずである。僕の感じでは電子書籍だけでコストパフォーマンスも高い新しい本を創るのは相当難しいと思う。紙の本は電子書籍によって相対的に存在感が低下せざるを得ない。
インターネット時代には、書籍もWIREDが目指しているようなメディア・ミックス、クロスオーバー的形態になっていく可能性は高いと思う。そして、読まれ方も変わってくる。新しい読書メディア・読書環境・読書ツールは既に到来しているのかもしれない。書籍はインターネットを通じて読書環境を提供するように進化する。
NHKの番組だけど、おもしろいね。ホンダのジェット機の話の中で、日本人は手で考えるというのがおもしろかった。日本人は手でプログラミングするのだろうか。
昨日も、山田洋次監督の話の中で、蒸気機関車のボイラーを修理するのに電卓と手書きの図面でやって、コンピュータが出てこなかった話も興味深かった。五感で物を作る。日本では、プログラミングも五感でやる時代が来るかもしれない。
海と共生する街か。新しい世界を生み出して欲しい。
多分最後のActiveScriptRubyパッケージ: L'eclat des jours(2011-12-31)ネタ。
ActiveScriptRubyの1.9版は出ないということなのかな。Ruby 1.9.3 Install on Windows | croppy.netによると、バイナリは出るけど、ActiveScriptRubyとしてのパッケージは出ないという意味らしい。
地図のない冒険へ - WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムネタ。年頭の挨拶は期待をもたせるね。僕らは後戻りできない。未来へようこそというわけだ。
様々なアプリはあるけれど。iOS用は60万、Androidも40万という。いつまでも同じ状態は続かない。5年前には存在しなかったものだし。その時も地図はなかったはずだ。
WIREDは、WIRED VISION、雑誌版『WIRED』刊行&アプリ配信を予定 | AdverTimes(アドタイ)によれば、「『ウェブ』×『雑誌』×『アプリ』の三位一体でのクロスメディア展開」とのこと。なるほど、これは自然な展開だよね。やりたいことは全部になる。
WIREDは僕らといっしょ。『TS Network』×『TSNETスクリプト通信』×『スクリプティング』の三位一体で今年も展開することになる。
昨年は発表し忘れた。「好きにしていいよ。」(無名犬より)
更新日記生産量・記事数推移2008年並か。
『from 911/USAレポート』第547回、「坂の上には「次の坂」があるだけではないのか?」、冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)ネタ(2011年12月31発行、JMM [Japan Mail Media] No.668 Saturday Edition)。五木寛之の「下山の思想」か、冷泉彰彦の「坂の上の坂を目指せ」なのか。
新年早々、物騒ぎなと顰蹙を買いそうだが。村上龍は年末のJMMで早速聴いている。『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』Q:2012年、日本経済にとって、もっとも重要な課題は?
評論家の立原遼氏は「政治を機能させること」と答えている。
今年は良い年でありますように。
初日の出^^;)7時前に起床して東の空を見ると雲に覆われている。諦めて、自宅待機。雲が割れて、初日の出。午前8時、ズームで太陽の真正面から撮影したので、周囲は暗く写っている。7時に出かければ、1時間粘れば拝めていたね。WeatherBugの外気温は岩国(American MCAS)のレポートなのだけど、6℃と大晦日に引き続いて暖かい元旦となった。