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6/30/2014 (Mon.)

最近、Perlへの誹謗中傷を読むたびに、また間抜けなことを書いていると思うわけだけど、それどころじゃないだろというお話。既に、プログラミング言語世界は、Swiftどころか、JavaScript一色に塗り潰されようとしている。続々出てきた JavaScript 系新言語。どれを使う? | プログラマーズ雑記帳ネタ。

【Google I/O 2014】「Chromebook」がついに日本上陸!Chrome OS上でAndroidアプリの動作が可能に! | アンドロイドアプリならオクトバGoogle I/O 2014で発表されたこと、されなかったこと - ITmedia ニュースGoogle I/O 2014で見えた、Googleとライバル企業の勢力図 - ITmedia MobileなどのGoogle I/O 2014の中味を見ていると、我がWindowsの危機が迫っているのかもしれないと思ってしまう。Chromebookの登場だ。

東芝「Chromebook」レビュー--国内メーカー初「Chrome OS」搭載ノートPC - CNET Japanを見る限り、デスクトップの最新Windows機と比較するとスペック的には大したことがない。当然値段相応ということになる。そうは言っても、Celeron 2955Uはデュアルコアの1.4GHzで2GB-RAMということは、我がMacBookに対比し得るスペックだ。chrosh(chrome shell)が動く。Gentoo Linuxベースだが、カスタマイズされている。まあ、この程度の話なら、今のところ、敢えて購入する理由はない。

最近は、タブレットはiPad 2を使うだけで、Nexus 7初号機は充電しては放電することを繰り返しているだけだ。enchantMOONも同じ。結局、使い易さは画面の大きさに依存するからそうなってしまう。Chromebookのように大画面で軽くて安ければ誰でも大歓迎だろう。Cloudベースであることが唯一のネックだけど、安さの根源かもしれない。JavaScript入門から大きく逸れてしまったが、番外編なので、このまま突っ走ろう。要はHTML5/CSS/JavaScriptは、デスクトップだろうが、iOSだろうが、Androidだって、ChromebookだろうとWebアプリとして動かせる。

ChromebookはHTML5/CSS/JavaScriptでアプリを動かす。Chromebookはメインのアプリさえも他のプログラミング言語を動かす余地はない。Firefox OS然り。Chrome OS上でAndroidアプリが動くというのが、ちょっと不自然な話なので、もう少し調べる必要があるだろう。

話は変わるが、GoogleはJavaScriptの代わりにDartを使うことを提案している。ChromeはDartも動くようになるのか、既に動くのか。マイクロソフトはDartに反対を表明して、TypeScriptから次世代のECMAScript 6への移行を提案している。次世代のJavaScriptの標準化仕様が、ECMAScript 6なのだ。Mozilla における ECMAScript 6 のサポート - JavaScript | MDNのように既に実装対応がなされつつある。

調べる必要があるのが、ECMAScript 6にNode.jsの仕様がどのように載るのかというお話。最早、最も高速のスクリプティング言語はJavaScriptなのだ。

ECMAScript 6(Harmony)のドラフトの状況は、harmony:specification_drafts [ES Wiki]にある。

昨日の日曜日は、XML::StructとXML::Simpleそれぞれのモジュールで、更新日記のAtomをPerlのデータ構造として取り込むのを試していた。最初、XML::StructでAtomをデバッグすることになったのだが、おかしいところは、contentのxhtmlに変換された記事のHTML部分だ。a終了タグが二重に重なっている部分が一つと後はYoutubeのiframeのパラメータの値が省略されている部分が引っ掛かった。デバッグが終わると、Data::Dumperを使って、スクリプトとして取り出してみた。見事に変換はできていた。問題はxhtml部分さえもXMLとして当然取り込まれてしまうこと。そして、preタグで括っているPerlのスクリプト部分はスクリプトとして見做されてしまうらしいこと。機能の抽象化が進んだモジュールを使うと、必要なところだけ適当に処理をするというわけにもいかない。モジュールを使う場合の融通の利かなさが問題になる。結局、自分でスクリプトを書いて処理したほうがよさそうだという結論。

最新の構想では、知識表現フレームワークのための可読性の高いシンプルな独自言語を作って、記事を書き、データとしては記事単位でJSONに変換して、Webに置く。それをHTML5/CSS/JavaScriptのテンプレートアプリに読み込んで表示させようという考え。

更新: 2014-07-04T05:42:52+09:00
6/29/2014 (Sun.)

21世紀の教科書 「新しい世界」を考える42冊 >> WIRED.jpネタ。42冊のうち、5冊は持っている。

リチャード・S・ワーマン著「それは情報ではない。 無情報爆発時代を生き抜くためのコミュニケーション・デザイン」(MdN、2001年、原著: Information Anxiety 2, 2000)を一度話題にしたはずだが、もう内容を忘れている。

・・・原題は「Information Anxiety 2」。情報は理解できるものにデザインされたデータである。データそのものは情報ではない。それだけではない。情報そのものは完成品ではない。コミュニケーションによって完成する。ここ10年間の実用的な思索の多くの結晶がある。分類はLATCHで行う。Location、Alphabet、Time、Category、Hierarchyの5つだ。なるほど・・・

この本は、原題から見ると、1296夜『理解の秘密』リチャード・ワーマン|松岡正剛の千夜千冊の続編という位置づけだろう。それを知ったのはおそらく千夜千冊を読んだ時のはず。Richard Saul Wurman - Wikipedia, the free encyclopediaを調べると、wurman.comに出版の項目がある。2014年現在、まだInformation Anxiety 3は存在しないようだ。真の意味で、無情報=データ爆発時代になった今日、もう一度、デザインによるコミュニケーションについて考えてもよいだろう。本書が書かれた2000年と2014年の現在ではデータの爆発度合いが比較にならない。読んでいても現在の逼迫感が伝わってこないのだ。暢気だねえと感じてしまう。

しかしながら、物の見方は大変興味深いものだ。様々なアイデア、考え方のエッセンスが満載である。データの爆発が現実についての認識を遅らせ、円滑なコミュニケーションを阻害する可能性はあるが、データの爆発とコミュニケーションの問題は直接的には関係ないからだろう。

物の見方でなるほどと思ったことを一つ上げてみよう。情報のタイプはどれくらいあるか。五つの輪で表している。中心にある「内的な情報」は脳を含めた身体が生み出す情報だ。明確には書かれていないが、人間自身の思考そのものを指すのだろう。その周りにある「会話による情報」は、現代なら言わば口コミやSNSに相当するかもしれないが、普通のコミュニケーションを指す。その外に「参照資料による情報」がある。古典的には文献・書籍だが、今ならWikipediaなどのWebも含めてもよいだろう。四番目の輪は「ニュース情報」。新聞・雑誌やテレビ・ラジオ、そしてWebなどのメディアによるものだ。最後の輪は「文化における情報」。その社会を成り立たせている制度や習慣などから伝わってくるものを指すだろう。五つの情報の輪というデザインであっさりと情報のタイプを分類して見せる。情報について思いを廻らすとき、時折、本を開いてみるとなるほどと頷くことは多いかもしれない。

6/42=1/7。さきほど、出掛けたついでに、もう一冊増えた。SF作家の宮内悠介氏が選んだ一冊に、Steven Bird, Ewan Klein, Edward Loper著、萩原正人、中山歌広、水野貴明訳「入門 自然言語処理」(オライリー・ジャパン、2010年、原著: Natural Language Processing with Python, 2009)があったので、買うことにした。まあ、with Perlだったら、とっくの昔に買っていたところだけど。

あっ、間違えてた。ボルヘスの「伝奇集」も持っている。7/42=1/6。その他に持っているのは、養老先生の「人間科学」、ロジェ・カイヨワの「遊びと人間」、ニコラス・ネグロポンテの「ビーイング・デジタル」、カフウマンの「自己組織化と進化の論理」。

次なる探索のために全体をリストアップしておこう。

アンドレ・ルロワ=グーラン『身ぶりと言葉』は千夜千冊にもあって、取り上げたことがある。図書館で借りた。都合、8/42ということになる。北斎漫画も日曜美術館でかなり詳しく見せてもらったから知っていると言えなくはない。録画しているしね。これを加えると9/42=3/14。こんなところだね。

「ファンタジア」は知らないが、ブルーノ・ムナーリについても千夜千冊で知っている。検索結果を置いておこう。

選者のマニュエル・リマについては、「移動の軌跡」を視覚化する ? 5回連続講義:『ビジュアル・コンプレキシティ』を読む【4】 ≪ WIRED.jpの記事を見つけた。一応リンクを残しておこう。

更新: 2014-06-30T20:39:13+09:00
6/28/2014 (Sat.)

[デバイス] 究極のハードウェアの続き。手描きと液晶ペンタブレット、それは画材の違いに過ぎない ≪ WIRED.jpネタ。

イラストレーターの北澤平祐氏は、Cintiq 24HD(Wacom)を使えば、手描きとの違いは画材の違いでしかないと言う。24.1型、フルHD、1920 x 1200ドットのディスプレイ解像度、2048レベル筆圧感知、電磁誘導方式。最大表示解像度は0.005mmということになっているので、0.27mm/ドットの画面解像度から考えると50倍ぐらいに拡大して描けるのだろう。

これぐらいの画面サイズになれば、確かに画材の違いとして感じられるようになるかもしれない。ただ、25-30万円ぐらいの投資が必要になる。ワコム・ストアでは、今、品切れのようだが、Amazonにはある。5万円引き程度で買える。

更新: 2014-06-29T09:57:21+09:00
6/26/2014 (Thu.)

Google I/O 2014 | video: Ray Kurzweil presents “Biologically Inspired Models of Intelligence” | KurzweilAIネタ。[電子書籍] 十夜一冊 第六百二十夜 シンギュラリティは近い - 人類が生命を超越するときで取り上げたRay Kurzweilのお話。

neocortex(大脳新皮質)の構造を使って、人工知能を作ろうとしている。まだ5-6年掛かるらしい。

images/2014/06/CIMG2173bls.JPGBiologically Inspired Models of Intelligence - Youtube

これを聴いて思い出すのは、ジェフ・ホーキンス(Jeff Hawkins)の「考える脳 考えるコンピューター」(2005年、ランダムハウス講談社、原著: On Intelligence, 2004)のこと。

以前、[Google] ハードウェアより人工知能にリンクだけは残したのだが、グーグル「世界を覆う人工知能ネットワーク」構想 ≪ WIRED.jpを再度取り上げておこう。この記事の中に、トロント大学の機械学習グループのジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)が取り上げられている。パートタイムでGoogleでも働いている。

既に学習するスマホアプリ:画像を分析し、物を識別するシステム ≪ WIRED.jpのような部分的オープンソースの試みも出てきている。jetpacapp/DeepBeliefSDK ・ GitHubによれば、Geoffrey Hintonが著者の一人の「ImageNet Classification with Deep Convolutional Neural Networks」をインプリメントしたフレームワークを使っている。

Google Brain - Wikipedia, the free encyclopediaによれば、Googleのdeep learningのプロジェクトにGeoffrey Hintonは参加しているが、Ray Kurzweilは別の独立したチームを率いている。

更新: 2014-06-29T10:39:27+09:00
6/23/2014 (Mon.)

キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)とビル・エヴァンス(Bill Evans)の共演。「僕の言いたいことわかるかい」っていうタイトル。

images/2014/06/CIMG2172m.JPGKnow what I mean?

意味って、言葉だけにあるものじゃないってことかな。



6/22/2014 (Sun.)

チェロとピアノのデュオ・リサイタル。「はつかいち さくらぴあ」の小ホールで先週金曜日に聴いた。萩原麻未さんのピアノ(06/14/2014: [クラシック] 萩原麻未プレコンサートとフォーレ)に続いて二週連続出掛けた。

images/2014/06/CIMG2170m.JPGコンサートのパンフ

辻本玲 - Wikipedia

デュオリサイタル|☆ピアニスト下田望の気ままに日記☆



images/2014/06/CIMG2167m.JPGプログラム

最後のピアソラとプロコフィエフは二人が乗りに乗って盛り上がった。チェロとピアノが溶けあって、デュオ・コンサートそのものになった。大変感動した。

アストル・ピアソラ - Wikipediaには、ル・グラン・タンゴの項目がないのが不思議。

チェロソナタ (プロコフィエフ) - Wikipedia

辻本氏がプロコフィエフで疲れたけど、アンコールはラフマニノフのチェロ・ソナタのロマンティックな三楽章をやりますとのアナウンス。休憩の後、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番から一人出ずっぱりだから大変。

チェロソナタ (ラフマニノフ) - Wikipediaには「セルゲイ・ラフマニノフの《チェロ・ソナタ ト短調》作品19は、1901年に作曲されたチェロとピアノのためのソナタ。ピアノに大役が課せられている。」と書かれている。これもデュオ・コンサートに相応しい選曲で、続けて盛り上がった。



更新: 2014-06-22T17:48:48+09:00
6/21/2014 (Sat.)

今年ついにApple TVが生まれ変わる? WWDCの発表で役者がそろった : ギズモード・ジャパンネタ。

[Apple] WWDC 2014前日のホームオートメーションなどでこれまで何度も考えたように、iOS/OS Xのホームユースの中核はApple TVになるはずだ。

シリコンバレー101 (570) 都会に住みたい人はわずか4%、そんな保守層の心をつかむAmazon | マイナビニュースネタ。切り口が一味も二味も違う記事。さすが。

シリコンバレーでKindleを使う人は少ないが、田舎には多いのだそうだ。Amazonの「Fire Phone」は田舎の人向けだろうというお話。米国では過去10年で保守層が田舎に移り、リベラルは都会に住むという傾向が強まっている。

田舎でもAmazonは数日で注文したものを届けてくれる。ユーザーの信頼は厚い。日本でもAmazonにメールで問い合わせるとたちどころに回答のメールが届く。必要なモノを検索すればほとんど見つかるし、選択肢も広い。Amazonが電話を出すなら検討してみようと、保守層ならずとも考えるかもしれない。

[Amazon] 実世界認識機能Firefly搭載に書いたように僕でさえ考えている。最早、家族全員がスマホを使っているのに、まだ、自分自身ではスマホを使っていないだけに。

実際上、単純に統合的な解はない。例えば、音楽はAppleがiCloudで家族間の共有を可能にした。しかし、音楽はAmazonでMP3をダウンロードで購入する場合もあり得るし、CDで購入する場合もある。僕にとっては音楽再生上、オーディオとデスクトップと接続できるApple TVが重要な役割を果たしているのだが、デスクトップではWindows上のiTunesが音楽データベースとして動いている。iTunesはPodcastを含めた音楽データを統合管理できるだけの能力を備えているからだ。FMエアチェックはローカルサーバーからPodcastとして読む仕組みを作っているし、AmazonのMP3もCDも取り込める。Amazonから購入したものは、Web上のAmazon Musicで管理できるし、デスクトップなどで再生できるが、今のところオーディオシステムにつながらない。iCloudも共有できるミュージックはiTunesから購入したものだけだ。コスト・パフォーマンスが問題ではあるが、コストがやはり重要なので、完璧な解は求めにくい。前にも書いたが、Amazonでは、MP3アルバムよりもCDのほうが大幅に低価格な場合がある。パフォーマンスもMP3のほうがよいとは言えないのだ。

さて、話題が「Fire Phone」から離れてしまったが、日本で販売されるのだろうか。アマゾン Fire Phone 、国内販売は「現時点で未定」。国内携帯会社のコメント(更新) - Engadget Japaneseが今のところの答え。

更新: 2014-06-22T12:53:50+09:00
6/19/2014 (Thu.)

アドビ「Ink」「Slide」ハンズオン:iPad向けのクリエイティヴなハードウェア登場 : ギズモード・ジャパンネタ。

おもしろそうだけど。単に試すには高価な買い物だし、確実に良いはずと思わなければ前に進めにくい。既に静電容量型のペンを2本、iPad 2で使っているし、enchantMOON上ではデジタイザのペンも使っている。タブレットの画面で細かく描画することのむずかしさはよくわかっている。デモを見て、おもしろくても、直線を引く機能ばかりが強調されていて、図面を書く場合を除いて、実用的にペンでモノを書くためにそれほど便利だとは思えない。静電容量方式の場合、ペン先の書き込み解像度がまず問題になる。そして8インチクラスのタブレットの場合、画面が小さすぎることが、根本的な問題なのだ。それを解決するテクノロジーが存在すると思わせなければ、試そうとは思わない。

最近思うのはタブレットではなくて、紙に書けばいいんじゃないのということ。一番安上がりだし、描くときの自由度は極めて高い。尖った鉛筆の先や広がった筆先と紙面との微妙な接触感をタブレットのディスプレイ上で再現することができるだろうか。ただ、紙に描いたもののデジタル化の自由度は低い。enchantMOONではペンのストロークが記録されている。文字認識に使うのが主なのだとは思うが、興味深い話だ。紙からデジタルへ、デジタルから紙へみたいな芸当ができると楽しいと思う。

images/2014/06/CIMG2163s.JPG百均で揃えた水彩画道具

分かりやすい!!宮崎駿流の水彩画術がとても参考になる。なんだけど、取り敢えず、画材店に行くのは面倒なので、百均で取り揃えた。300円也。これまでは水に溶ける色鉛筆を使っていたのだが、色を混ぜたりしたいし、もっと筆の感触が欲しいと思った。



images/2014/06/CIMG2164s.JPGキュー王立植物園所蔵 イングリッシュガーデン 英国に集う花々

問題はだいぶ前に取り揃えたのに描く余裕がないということ。[SVG] Inkscapeでpng画像をsvgに変換する(2014-05-10)の少し前、5/6に奥田元宋・小由女美術館まで一っ走りして、キュー王立植物園所蔵「イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」を見てきたのだ。それに触発されて、スケッチしたところまではよかったのだが・・・そこから先に進めない、やれやれ



更新: 2014-06-21T11:46:24+09:00

米アマゾン 新製品発表イベント速報。Fire Phone 発表 - Engadget Japaneseネタ。

実機に触ってみないと凄さはわからないかも。

(追記) GIZMODEの関連記事をリストアップしておこう。

「Dynamic Perspective」など新しさはあるけど、従来のスマホを覆すほどのものではないかもしれない。通話・通信費用を含めたスマホ費用の総額を知りたい。アマゾン・ユーザーにとって、そこがポイント。

更新: 2014-06-21T10:08:19+09:00

開発者向けFirefox OS端末「Flame」が日本で発売へ--1万8500円で7月中に - CNET Japanネタ。

さてねえ、どうすべきかだなあ・・・Kindle Fire Phoneがどんなものかだねえ・・・KDDIのFirefox OS機も気になる。

6/18/2014 (Wed.)

アマゾンのスマートフォン、AT&Tが独占販売か - CNET Japanアマゾン「Appstore」、アプリ本数が1年で約3倍に - CNET Japanネタ。

発表されるまでは何もわからないわけだけど、ワシントン州シアトルで発表ということは、時間差はサマータイムで-16時間。まだ朝の7時台。

833夜『論理哲学論考』ルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン|松岡正剛の千夜千冊ネタというか、僕もケリをつけたくなっているからだ。ルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン著、藤本隆志/坂井秀寿訳『論理哲学論考』(法政大学出版局、1968年、初版第八刷1973年)。十夜一冊では21世紀に出版されたか再版された書籍を取り上げることにしているが、例外の一冊。ケリをつけたい本だからだ。もっとも21世紀に入って新訳は三冊出ている。野矢先生の新訳もある。

なぜケリをつけたいかと言うと、単に大昔の購入当時は謎の書だったからだ。最初の一行目から面食らった。

世界は、論理的空間における事実の総和である

一 世界は、成立していることがらの総体である。

僕は「成立していることがら」に鉛筆で傍線を引いている。今ならあたりまえだろと思うだろうが、その時は何を意味しているのかと神妙に考えたのかもしれない。その前に「事実」とは何かと問うかもしれない。

まあ、松岡先生の解説がその時あれば問題はなかったかもしれない。今なら、最後まで解析的に読めるかもしれないが、その時は余り先までは読み進めなかったと思う。

この本は、実は「論理哲学論考」だけでなく、「哲学探究」(1953年)の抄がある。

四三 「意味」というコトバを使用する多くの具体的事態において---それを使用するすべての場合ではないにしても---人はこのコトバを次のように説明することができる。すなわち、語の意味とは、言語の中におけるその用法である、と。

そして、名の意味を、人はしばしば、その担い手を指示することによって説明する。

これも「事態」とは何かと思うし、語の意味とは、言語の中における用法であるというのも、辞書の用例の様なものではないかと感じてしまう。辞書の定義や用例は言葉の循環に陥ってしまうことは明らかだ。そんなもので、語の意味が定義できるかと思わざるを得ない。

実を言うと、[本] 十夜一冊 第四十夜 橋爪大三郎『はじめての言語ゲーム』(4.0)で、ほぼ5年前に一度取り上げているのだが・・・まあ、いいだろ。

論理哲学論考の最後の二行を引用しておこう。

読者はこの書物を乗り越えなければならない。そのときかれは、世界を正しく見るのだ。

七 語りえぬものについては、沈黙しなければならない。

最後の行はよく引用されるのだが、その前の行は引用されることはないが重要だと僕は思う。語りえぬものについては語りえないのだから、沈黙するほかないわけで、なぜ、それをわざわざ言うのかというのも謎のひとつである。この謎が解ければこの書物を乗り越えることになるのかもしれない。

最後の七の行の前の行は、これまでの議論では世界を正しく見ることができないので、この書物で議論していることを読者は乗り越える必要があると結論付けているようにも読める。そして最後に、語りえぬことを議論していることに私は気づいた、沈黙せねばならないと述べた。最後の二行だけでこう結論付けるのは乱暴すぎるかもしれないが・・・

この物語がある程度の完結状態に到達するためには、まだ何冊かの本が登場することになるだろう。

更新: 2014-06-21T21:43:35+09:00
6/15/2014 (Sun.)

副題は「哲学者と学ぶ認知言語学」。西村義樹・野矢茂樹著「言語学の教室」(中央公論新社、2013年)。

本日記の内容の多くはプログラミングと関連するテクノロジーの進展のニュースを基盤としているが、書籍や新聞・雑誌・映画・テレビ・ラジオ・美術展・コンサート・CD・LPなどのメディアに関する記事などを含めて、ほぼなんでもありの方針で記事を書いている。プログラミングは広く考えれば、世界を表現する方法であり、あらゆる題材、プログラミングの用語で言えば、「オブジェクト」を取り扱うのは当然である。本日記の記事をオブジェクトとして取り扱って、XML(Atom)やRDF(RSS1.0)で表現できる。しかしながら、そのレベルで止まっていては、実際のところ、意味論的にはお粗末な話である。

このような問題意識・認識は、Introducing Wikidata to the Linked Data Web - korrekt.orgのような試みにも現れている。Wikipediaに基づいて、2012年遅く、公式に立ち上げられたWikidataは、千五百万に及ぶ項目、三千四百万の言説(statement)、八千万を超えるラベルと記述(description)を350以上の言語で収集したフリーの知識ベースである。これは始まりに過ぎない。

そういう問題意識がこの本を取り上げさせた。問題を掘り下げるためには、もう少し時間が掛かるだろう。「言語学の教室」は副題からわかるように認知言語学に関する対話形式の本である。認知言語学者の西村義樹氏と哲学者の野矢茂樹氏の対話からなっている。チョムスキーの生成文法理論が意味を十分取り扱えないことへの批判から、認知言語学は発展してきているのだが、生成文法理論でどこまで意味を取り扱えるのかについては必ずしも明確ではない。僕自身はまず認知言語学が現在どの地点に到達しているのかを知りたかった。もちろん、生成文法理論の到達地点も確認しておきたい。

共著者、対談者の野矢茂樹先生を「哲学の謎」(講談社、1996年、第21刷2006年)以来の読者として知っている。大森荘蔵訳、ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン著「青色本」(ちくま学芸文庫、2010年)に解説を書かれている。「哲学探究」の先行的研究として知られる青色本の最初は「語の意味とは何か」で始まる。

語の意味とは何か。

この問題に迫るためにまず、語の意味の説明とは何であるか、語の説明とはどのようなものかを問うてみよう。

こう問うことは、「長さはどうして測るのか」と問うことが「長さとは何か」という問題に役立つのと同じ仕方で役立つ。

「長さとは何か」「意味とは何か」「数1とは何か」等々、こういった問は我々に知的けいれんを起こさせる。それに答えて何かを指ざさねばならないのに、何も指さすことができないと感じるのだ。(哲学的困惑の大きな源の一つ、名詞があればそれに対応する何かのものを見つけねばこまるという考えに迫られるのだ。)

認知言語学はメタファーが生成するメカニズムとして「経験基盤主義」というものを考えているらしい。語の意味が生成するのは基本的にメタファーが生成するのと同じだという考え方である。それは大体事実に合っているのじゃないかなと感じるね。

語の意味は意識的に構築されるというよりは、経験的に無意識的に脳に構築されると考えるのが自然である。語と意味の対応関係は意識の影響も受けるが無意識に生ずる。ウィトゲンシュタインのように語の意味を問われて困惑する必要はないと思う。感じるままでよい。わからなければ経験がないということだし、語は感ずるがままに使うしかない。

最近、テレビを見ていると、三省堂の日本語辞書「大辞林」のデジタル版は、収録語数の増大の容易さと検索による使い易さから辞書利用の主力となりつつあり、紙版は製本できる厚さの制約によって、印刷を工夫しても、収録語数の限界に達しており、商品としてはサブの位置づけとなってきている。一方、辞書の編集者が収録する語の収集方法や定義の仕方、用例の決め方は、昔ながらで変わらない。語を言葉で定義する。脳内に自然に出来上がる語と意味の関係と、辞書の語と定義や用例の関係は、似ても似つかないだろう。辞書は言葉だけで物事を思索するウィトゲンシュタインに似ているかもしれない。

to be continued...

更新: 2014-06-16T21:20:28+09:00
6/14/2014 (Sat.)

ここ数日、Pascal RogéのFAURÉピアノ作品集をCD(LONDON POCL-5148)で聴いていた。水曜日に、さくらぴあ小ホールで萩原麻未さんのフォーレを聴いたからだ。

ノクターン(夜想曲)第1番変ホ短調Op.33-1と第4番変ホ長調Op.36を聴いた。ピアノの前に座ると、めずらしく弾き始めに精神を集中させるために空白の時間を置いた。最初に出た高音は煌めくように響いたのでピアノの音じゃないような気がした。この人の音はピアノでこんな音が出るのかと時折思うことがある。ピアノを超えるのだ。フォーレの二曲は静かな感じで、淡々としていて、とてもいい音楽だなと、他にも聞いてみたいなと思った。パスカル・ロジェのフォーレもよい。ただ、CDでは生の音を超えることはできない。それでも繰り返して聴いている。

プレコンサートは、11月29日(土)のさくらぴあ大ホールの「萩原麻未 with ヴォーチェ弦楽四重奏団」のプレコンサートの位置づけ。後の演目は、ドビュッシーのベルガマスク組曲に予定外の「喜びの島」を加え、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」と「ラ・ヴァルス」。アンコールとして、トビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」、ショパンの「ノクターン第2番」と「子犬のワルツ」と、地元のせいか、いつもの大盤振る舞い。

images/2014/06/CIMG2160m.JPG「萩原麻未 with ヴォーチェ弦楽四重奏団」コンサートとプレコンサートのチラシ

チラシには「共にパリ音楽院出身というつながりも経て、ジュネーヴ国際コンクールの優勝者同士のフレッシュなコラボレーション。幻想と情熱のピアノと、パリに磨かれたクァルテットによる若々しい高次元の組み合わせをお楽しみください。」とある。

ヴォーチェ弦楽四重奏団は「Quatuor Voce」で調べると、iTunesなどにはベートーヴェンとシューベルトの弦楽四重奏曲集がある。 → Quatuor Voce

Quatuor Voce/Hagiwaraのフランクのピアノ五重奏曲第一楽章?がMySpaceにある。 → Quatuor Voce's Songs | Stream Online Music Songs | Listen Free on Myspace (ピアノ五重奏曲 (フランク) - Wikipedia)


「喜びの島」と「ラ・ヴァルス」の二曲は特に難曲だが、高度なテクニックで、淀みなく、凄いスピードで難なく弾きこなして見せた。ラ・ヴァルスを聴くのは2回目かな。音楽的には、最初のフォーレの二曲が大変印象に残ったコンサートだった。

(追記) Quatuor VoceのMyspaceにあるFranckのピアノ五重奏曲は三大ピアノ五重奏曲の一つだが、演奏は少ないそうだ。Youtubeでいくつか聴くことができるが、この演奏は必聴だと思う。柔らかく静かに始まる。後から出てくる円やかなピアノの音にマッチさせるためかのように・・・演奏は、Berliner Philharmoniker: Concert with Quatuor Voce, Mami Hagiwaraにあるようにべルリン・フィルハーモニーの室内楽ホールで2013年9月25日に行われた。主催の「Deutschlandradio Kultur」(ドイツ文化ラジオ)の記事は"Eines der besten franzosischen Quartette" (Archiv)(「最良のフランスのクァルテットのうちの一つ」)にある。ドイツ語だが、Chromeブラウザで読めばGoogle翻訳が翻訳するかどうか聞いてくれるだろう。萩原さんや小嶋素子先生の名前の漢字を、Google翻訳が間違えることはこの領域の知識が足りないことを示している。Googleの機械翻訳もまだまだかな・・・

更新: 2014-06-22T10:45:00+09:00

AmazonのJeff Bezosから本が送(贈)られてきた | TechCrunch Japanネタ。

Kindle Fire Phoneのじらし広告に続いて、本が贈呈された。どうも顔認識の機能を示唆しているらしい。あなたが所有者であることを見分ける電話。パスワードは不要になるということかな。

See Handoff on OS X Yosemite and iOS 8 in Action - Mac Rumorsネタ。

OSレベルでデスクトップとモバイルを融合させて、もっとOS X/iOS生態系を強化しようというわけなので、Windows向けのHandoffはむずかしいかもしれない。いずれにせよ、デスクトップはモバイルと統合していく。デスクトップの機能はモバイルに浸透し、モバイルの機能はデスクトップに浸透する。

Ubiquitous Computingの予兆である。次はIoTとの融合だ。

その次に興味があるのは、Open Garden | /homeかな。

6/10/2014 (Tue.)

久しぶりに覗いた。最近は、ツイッターかフェイスブック経由で情報を引っ掛けることが多い。フィードは思いついたときしか・・・

思いがけなく、Swiftの話題が続いている。リストアップしておこう。

Swiftについては[Apple] The Swift Programming LaunguageとPerl 6で言及したが、Larry Wallは長期的な視野を持っていて、パフォーマンスよりは豊富な表現性と拡張性を選んだということだ。Singuralityが近い以上、単に速度的なパフォーマンスを重視しても、いずれ意味がなくなる。

アップルプログラマーのChris Lattner's Homepageを見ると、Swift作者のChris Lattner氏はLLVMとClangの創始者だ。The LLVM Compiler Infrastructure Projectを参照すると、ClangはLLVMネイティヴのC/C++/Objective-Cのコンパイラであり、Objective-CについてはGCCの3倍も早いとある。アップルは常にコンピューティングの最先端を掴まえているということだ。著書は次で読める。

たまたま、上記のaosaのページで、HaskellによるPerl 6の実装、Pugsで有名になったAudrey Tang氏のThe Performance of Open Source Software | From SocialCalc to EtherCalcを見つけた。その中で取り上げられているLiveScript - a language which compiles to JavaScriptが、HaskellとPerlのSyntaxの影響を強く受けているとある。LiveScriptという名前は、Netscape2.0で導入されたJavaScriptの最初の名前ではなかったかと記憶しているが、複雑に入り組んでいるJavaScriptのスクリプトを簡潔に記述できると、先のLiveScriptのページは主張している。

プログラミング言語として結局何を選択すべきかということになるのだが、Audrey Tang氏の記事は随所でPerlに言及して、Coro::AnyEvent - integrate threads into AnyEvent - metacpan.orgの直接的なSyntaxをNode.jsのcallback-based APIの複雑さを比較しながら、その解決策としてLiveScriptからJavaScriptにコンパイルすることを採用したとしている。プログラミングの初学者はこのような記事を読んでも、余計訳が分からなくなるだけで途方に暮れるに違いない。

今のところ、JavaScriptとPerlでいいんじゃないというのが僕の見解だ。それは単に僕がやっていることに過ぎないとも言える^^;)誰もが自らを正当化したがるのだ。JavaScriptはNode.js周りで進化しているので、Node.jsはチェックする必要がある。LiveScriptもNode.jsにインストールして使う。

更新: 2014-06-14T10:22:45+09:00
6/9/2014 (Mon.)

最近、ツイッターで、有名な開発者が「素晴らしいアイデアを思いついた」と検索してみると、既にアイデアはアプリ化されていて、売れ行き好調ということがわかり、がっくりくることが多い、とか。

Kickstarterではアイデア段階のものが、資金を集めて注目を浴びる。Best of Kickstarterから最近フォローされてしまったが、最早、世界中が競争相手なのだ。

iOSのデベロッパーは900万人。僕も一応登録デベロッパーではある。メールがAppleから飛んでくるからね。ただ、年間登録料は払っていない。もちろん、今は開発していないのだから、払う理由はない。なぜ登録できたのかはよく覚えていない。iPhoneのシミュレータやXcodeを多少弄ったとき、アップルのデベロッパーサイトから情報を取る必要があった時のことだと思う。iOS8のベータ版やSwiftが欲しければ、デベロッパーの年間登録料を払う必要がある。

App Storeには120万個のアプリが既にある。同じカテゴリで上回るのは至難の業かも。やはり新しいカテゴリの競争になるのでしょう。

transcendenceの訳は「超越」とか「超絶性」。映画『トランセンデンス』公開記念 WIREDスペシャルページ「2045年、人類はトランセンデンスする?」 ≪ WIRED.jpネタ。

明らかに、Singuralityに至れば、こうなるというお話。無気味だけど、見なくっちゃーと思うね。

まあ、世界初! コンピュータプログラムがチューリングテストに合格しました : ギズモード・ジャパンの話題はいかが。こちらはまだかわいい。

artonさんが先日、ダニエル・ヒリスの「思考する機械 コンピュータ」(草思社、2000年)が文庫に入ったので、読んでなければこの機会にとアナウンスされた。僕はたまたまサイエンスマスターズ15として持っているので、引っ張り出して少し見直した。謝辞の前、実質的な最後、「工学的なアプローチの次にくるもの」の最後に、ヒリスはつぎのように書いている。

私の友人には信心深い人々がいて、私が人間の脳をマシンとみなし、頭脳の働きを演算とみなしていることがわかると、ショックを受ける人が多い。一方、科学者である友人たちは、人間がどのように思考するかが解明できる日が来ないと信じている私を神秘主義者と呼んで非難する。・・・・・ニューロンの信号と知性の間には、我々の理解を超える溝が横たわっている。私は、知性の源を侮辱しようとして「脳はマシンである」と言っているわけではない。私は、マシンの能力の潜在性を認めようとして「脳はマシンである」と言っているのである。人間の頭脳は我々の想像以下のものではなく、マシンは我々の想像をはるかに超えるものである。私は、そう信じている。

Singuralityに加えて、超並列コンピュータを1980年代に開発した天才ヒリスが1998年にこう書いているのを読むとますます無気味になっていくのである。「思考する機械」の原題は「The Pattern on the Stone」である。このような時代に生きることになるとは思いもしなかった。

モタモタしているわけにもいかない。プログラミングもグラフ化だけでは足りない。再々始動。アソシアトロンという脳の連想記憶に似たモデルを7年ぐらい前に知ったのだが、そのままになっていた。今なら意味のある形で動かせるかもしれない。

更新: 2014-06-09T22:37:30+09:00
6/8/2014 (Sun.)

World's most delayed software released after 54 years of development | Technology | theguardian.comネタ。

とうとうリリースされた。


Nexus 6 は Google I/O に登場するのか? 予測される 5つの特徴を並べてみる! | Agile Cat --- in the cloudネタ。

Nexus 6は、64bit CPU、3GBメインメモリ、ハードウェアとしては最高のスペック。

発表間近? これがNexus 8の実機画像か : ギズモード・ジャパンによると、Nexus 8も同様のスペックになるらしい。

Emerging Neuro and Cognitive Technologies - Business Insiderの最初に取り上げられているテクノロジー。Human Connectome Project | Mapping the human brain connectivity

そのうち、また取り上げるかも・・・

脳科学カテゴリの過去記事の最新は、[脳科学] 交換記憶(2011-07-16)だ。もう懐かしい記事だが、今も方向性は変わっていない。

更新: 2014-06-08T15:07:24+09:00

「自動水やり」だけじゃない、スマートスプリンクラー「Edyn」が目指すもの ≪ WIRED.jpネタ。

食糧生産のデータベース化を目指すという。壮大な目的。Edyn: Welcome to the connected garden. by Edyn ? Kickstarter。こんなものを作りたいと思っていたけど、先を越されたみたいだ。

更新: 2014-06-08T15:19:16+09:00
6/7/2014 (Sat.)

Amazon の 3D スマホが 6月18日に発表される:Youtube も あるよ! | Agile Cat --- in the cloudネタ。前例のないというか、3Dスマホならではのじらし広告だね。

iOSとAndroid、Firefox OS、そしてAmazon。さて、どれを選べば良いのだろう。

Googleからは、Project Tango - Googleが出ている。

Project Tango Tablet Development Kit

Our 7" development kit is powered by the new NVIDIA Tegra K1 processor packed with 4GB of RAM, 128GB of storage, motion tracking camera, integrated depth sensing, WiFi, BTLE, and 4G LTE (availability will depend on region and carrier).

These development kits are designed for professional developers interested in exploring the future of mobile 3D sensing. Developers will receive updates as the software algorithms and APIs evolve. These development kits are not a consumer device and will be available in limited quantities.

Notify me about the development kit

Sign-up to be notified when the Project Tango Tablet Development Kit goes on sale later this year for $1024.

ハードウェア的にはかなりのもの。開発用とは言っても価格もそれなり。AmazonのKindle Fire Phoneの仕様と価格に注目。

更新: 2014-06-08T19:59:20+09:00

(ザ・テクノロジー:9)ソニー、ロボット撤退の舞台裏:朝日新聞デジタルネタ。アイボの頭脳を開発した人は今グーグルでロボットを開発しているのだそうだ。

ネットはある意味成熟しつつあり、さらに拡大しつつある。ある意味というのは、人間自身が生み出す情報を組織化するという意味である。次のステージでは、ネットは機械と接続される。いわゆる、IoT(Internet of Things)である。機械はセンサーを持っていて、自ら情報を収集して、ネットを通じて特定の場所に送るだけかもしれないし、Twitterで情報をつぶやくかもしれない。あるいは、特定の場所に送った情報を元にフィードバックを受けて機械は動作を変化させるかもしれない。

孫社長、鉄腕アトムの夢、ロボットで実現−来年2月発売 - Bloombergのようなニュースも飛び込んでいる。

今日のところはいくつかのニュースへのリンクを残すぐらいにしておこう。

東京大学の研究のYouTube動画があったので見た。C++SDK経由のLispでプログラミングをしている。

やれやれ、調べれば調べるだけ、世の中、先に進んでいる。

追加分。


更新: 2014-06-07T21:10:25+09:00

(ザ・テクノロジー)第2部・AI編:上 人工知能、米追う中国:朝日新聞デジタルネタ。

記事が続いて出た。前の記事のタイトルが変わっている。(ザ・テクノロジー:11)人の知性超える日、現実味:朝日新聞デジタル

取り敢えずメモ。ディープラーニングについては別の機会にまた考えよう。

6/6/2014 (Fri.)

新しい OS X Yosemiteをインストールするために必要なスペックリスト : ギズモード・ジャパンネタ。

MacBookは13-inch Early 2009からOKなので、13-inch Late 2009だからOK。よかったね。iOS 8がiPad 2で動作することは、Keynoteで既に明らかになっていた。

ということはリソースをあまり使わない方向での改良を目指しているということだ。なにしろiPhoneで動作させる必要がある。iPhoneといっても64ビットのCPUが載るが、ディスプレイのピクセル解像度は普通のPC並の1136 x 640px(326ppi)、メモリは1GBが上限。ただし、iPhone 4sやiPad 2のような最低スペックのマシンの場合、メモリは512MBでも動かなくてはならない。iOS(512MB以上)もOS X(2GB以上)もデュアルコアのCPUなら動くという感じ。

YosemiteはSwiftが最大の話題だったけど、iOS 8には新しい機能がいろいろとありそう。WWDCで触れられなかった、iOS 8の新機能 : ギズモード・ジャパンを参照。

WWDCで発表された数字で見るアップルのスゴさ : ギズモード・ジャパンは、Keynoteを見ればわかったことだけど、復習しておこう。

開発者の数は900万人。1年で47%伸びた。Macの売り上げ12%増に貢献しているのだろうか。【アップル決算】Mac復活、販売台数が2年ぶりに2割増! : ギズモード・ジャパン(Apple Reports First Quarter Results | Business Wire)を見ると、2014年第1四半期(2013年10-12月期)に販売されたMacの台数が480万台。ある程度の影響があるのは間違いなさそうだ。

PC の 伸びしろを、すべて食い尽くした Tablet : それを示す1枚のチャート | Agile Cat --- in the cloudのデータを見るとタブレットの伸びがデスクトップやノートの伸びを抑えてしまったことは明白。従来のPCユーザー以外のユーザーの増加によるものだけでなく、その主体は新興国ユーザーの伸びを大きく反映していると思われる。ただ、これはiOSデバイスだけの影響によるものではないということ。Androidを無視して、Windowsの凋落傾向を語るのには無理がある。Android 対 iPad : 並走の昨年から、大差の今年へと、変化するタブレット市場 | Agile Cat --- in the cloudをチェックしておこう。当然、ネットへの接続の容易さ・使い易さと低価格化がタブレット普及の最大の要因だ。

相対的なシェアと絶対的な伸びを見る場合、どちらが重要と言えるか。絶対的な伸びを主張しているのがKeynoteの数字。こちらは先進国の動向を表している。新興国を見れば、Androidに対してiOSデバイスは劣勢となる。Windowsはいずれにしても苦しいが、がんばれと言っておこう。僕は使っているよ。Windowsはデスクトップユーザーを大切にしていく方向が伸びるための唯一の道。

更新: 2014-06-07T11:31:05+09:00
6/3/2014 (Tue.)

アップル、新プログラミング言語Swiftを発表。レガシーを廃して高速化したiOS/OS X開発用 - Engadget Japaneseネタ。早くもMacOS 10.10 Yosemite、新プログラミング言語Swiftが発表!さてさて・・・:電脳ヒッチハイクガイド:電脳空間カウボーイズZZ(電脳空間カウボーイズ) - ニコニコチャンネル:生活が出た。

変数を定義して、": "を置いて型宣言をする。例えば、"var a: Int = 30"のように書く。Perl 6なら、"my Int $a = 30;"と書くことができる。

Objective-Cと併用もできるそうだ。既存のObjective-Cのコードに追加する部分だけ、Swiftを使うことができる。

(追記) [iOS] 新言語SwiftがObjective-Cよりも良いところ - Qiitaを新しいネタにしてもよかったけど、今のところ深く追求する余裕がないので、メモ代わりに残しておこう。衝撃的なことに、Swiftの型宣言の仕様は、Perl 6に似ている。iBooksで「The Swift Programming Language」のコード・サンプルを見ていると型宣言をしてもしなくてもよいように見える。それが追記ネタ記事で確認された。

独立して発明したのか、影響を受けたのかよくわからないけど・・・影響を受けることが悪いわけではない。Larry Wall自身が推奨していることだから・・・アルゴリズムは人類共通の財産。

記事をよく読むと、「ちなみに暗黙的な推論はありますが、暗黙的な変換はありません。例えば文字列と数値を連結した文字列を作るコードは以下のようになります。」とある。

let prefix   = "iOS"
let version  = 8
let result   = prefix + String(version) // 自分で明示的にversionをString型に指定

暗黙的な変換はなく、明示的に変換するというのは安心感はあるかもしれない。ちょっと中途半端な感じはするけど。

Perlなら次のようで良い。演算子の種類の問題がある。数値を足すのも文字列をつなぐのもSwiftは「+」演算子を使う。Perlは文字列連結演算子は「.」なのだ。コンテキスト(文脈)でデータを数値として取り扱うか文字列として取り扱うかを判断できる仕組みになっている。

my $prefix = "iOS";
my $version = 8;
my $result = $prefix . $version;

Perlは文脈を表現するための演算子が豊富なのかもしれない。「PerlユーザーのためのJavaScript入門」でも注目してみよう。

型宣言はともかく、Perl 6の重要な点はLispのように言語仕様を拡張できるところにあるはずなので、その点がどうなっているのかを調べたいのだが・・・まだ十分に情報はない・・・

うーむ。「PerlユーザーのためのJavaScript入門」の行方も混沌としてきた。型宣言は機械の理解にとってはともかく、人間にとってはある意味どうでもよいことなので、もっと人間にとって重要な部分を見ていく必要がある。プログラムを効率よく機械に理解させることよりも、プログラムでいかに世界を表現するかの方が重要だろう。多様な表現能力を持つ言語が最終的には生き残るはずだ。

(追記2) Appleの新プログラミング言語Swiftは、4年前の1人プロジェクトから始まった | TechCrunch Japanに影響を受けた言語が書かれているが、どうもRustの影響らしい。


更新: 2014-06-08T21:58:43+09:00
6/2/2014 (Mon.)

日々が過ぎ去り、過ぎ去り、背景は高速で切り替わる。暑い日々が始まった。室温は28℃を越えようとしている。昨日は今年初めて冷房のエアコンを起動。もう梅雨入り宣言もあったそうだが・・・

ツイッターで英語のツイートをリツイートすると外国のフォロワーがさらにリツイートしてくれることがある。リツイートするのは、ほとんどは日本語なのでタイムラインの邪魔かとも思うのだが、フォローをはずされることはそれほどない。日本語の諺に関するツイートには何かハッシュタグを付けてくれという方もおられたが、諺をツイートするわけじゃないので、そういうことにもならない。

偶然を刈るためにツイートを読む。思わぬものを見出す。日々、偶然を追っている。

アップル、過去25年で1番最高な製品を今年後半に発表 : ギズモード・ジャパン「スティーブはわれわれを誇りに思うだろう」──Appleのエディ・キュー上級副社長 - ITmedia ニュースなどネタ。

うーむ。新しいMacじゃないかな。わざわざ、過去25年といったのは、初期のジョブズ時代の伝説的なMacintoshのオリジナルとPlusを含まないように言っているのだろう。Macintosh SE以降で最高のという意味。ジョブズがAppleから離れたのは1987年のことだ。Appleと言えば、Macしかない。

もちろん、それは単なるコンピュータではない可能性がある。ホームサーバーか、Apple TVか。そういうものに融合した何かかもしれない。

直前予想がいろいろ出ている。ご参考まで。


6/1/2014 (Sun.)

アキバ系!電脳空間カウボーイズZ: 最終回? サイバースペースの新天地で、電脳空間カウボーイズZがとうとう終了とのアナウンスとともに沈鬱な雰囲気を漂わせたのだが、リーダーのシン石丸氏はまったく動じているようには聴こえなかった。案の定、ダブルゼータがニコニコ動画で始まるとのアナウンス。Podcastは終了かな。

shi3z氏のFacebookで、オープニングのムービーが発表された。これまでも動画配信はあったが、ニコニコ動画を使って、これからは本格的な番組になるのかも。

ちょっと念のためにどれくらいネタにしているか調べてみよう。

凄いね。お世話になります。

更新: 2014-06-02T00:06:47+09:00

Firefox OSの記事が、JavaScript/TypeScriptの話題から、Perl 6の話題に転じてしまった。現在のPerl 6の状況を新しい記事として取り上げよう。

Perl 6: Static/Dynamic Strong/Weak Type Systemsを読んでいても、Perl 6の変数の型についてはわかったようなわからないような。Perl 6 Programming/Types and Context - Wikibooks, open books for an open worldを確認しておこう。Perl 6はスクリプタが望めば、変数が静的な型を持つようにプログラミングできる。Perl 6は究極の柔軟なプログラミング言語なのだ。おそらく、コンテキストに応じて内部的に処理していることをコンテキストによらず明示的に処理できるような仕組みに切り替えることができるのだろう。静的に型宣言しなくても、本来、内部的にはダイナミックに処理していることだから、できるのは当然ともいえる。

後はパフォーマンスの問題だけ・・・Announce: Rakudo Star Release 2014.04 | rakudo.orgが5/5に出ている。Rakudo Star(Perl 6)がJVM上で実験的だが公式に動き始めている。Windowsのインストーラが出たら、そろそろ動くか・・・

This is the first Rakudo Star release with support for the MoarVM backend (all module tests pass on supported platforms) along with experimental support for the JVM backend (some module tests fail).

Perl 6の各種コンパイラの状況は、Feature comparison of Perl 6 compilersにある。コンパイラとして、Rakudo JVMの完成度が最も高くなっている。

WWDC 2014: What Apple is Expected to Announceネタ。

iOS with Healthbookはあるが、iWatchがないということは、前に予想したようにハードウェアはNIKEに任せるということかも。「No iWatch or rebumped Apple TV」ということはApple TVもないということか・・・

やはり、注目は、ホーム・オートメーション・プラットフォーム。

Apple TVはホームサーバーになっていくと僕は予想している。データのバックアップなどを含めて、ホームサーバーの存在はホーム・オートメーションには必然の要素だと思う。様々なサービスを実現するために、何らかの形で、低消費電力サーバーを常時動かしておきたい。外部からリモート接続できるシステムとしても、何か作りたいと思っているのだが・・・

僕自身は、DesktopWebという概念で、デスクトップのプライベートな情報をWebに存在している情報とローカルで結び付けていくシステムを拡張していこうとしている。もちろん、そのまま外に出すわけではないが、適切な形にしてWebにパブリッシュする機能も装備する。ファイルシステムに存在する一次情報ファイルをローカルCGIでXMLなどの意味的な表現に変換して、他のシステムで読み取れるようにする。例えば、FM録音ファイルであれば、Podcast拡張RSS 2.0に変換して、iTunesなどのアプリケーションから読み取れるようにする。データの種類や保存フォルダ(ディレクトリ)によって動作を変化させることになる。

ホームサーバーについては、そのようなプライベートな情報管理と利用サービスを作り出す基盤になると考えている。

さて、Appleにユーザーが弄れる自由度の高いシステムを期待するのは無理な可能性はあるが、ホーム・オートメーションのためのハードウェアとして何が出てくるのか大変興味深い。(噂)アップルの新しいホームオートメーションシステムは思ったよりシンプル? : ギズモード・ジャパンのような記事もあるから、期待は空振りかも・・・

更新: 2014-06-01T11:51:18+09:00

Firefox OSの高性能リファレンス機『Flame』の日本販売が決定 - 週アスPLUSの話題もあって、参加してきた。関係者の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

images/2014/06/CIMG2150s.JPG万代橋から

元安川に架かる万代橋から北に遠くに見える建物はリーガ・ロイヤル・ホテル。元安川は平和公園の東側に沿って流れている。



images/2014/06/CIMG2154s.JPGアステールプラザ

アステールプラザ4Fの工作実験室で、5月31日の13:30-17:00まで開催された。



images/2014/06/CIMG2155s.JPGFirefox OS関連のパンフレットとステッカー

初めてFirefox OS搭載機に触ることができた。ネットワークにつながっていないなど実際の動作環境ではない条件下ではあるが、必ずしも十分なリソースを持たないハードウェアでもキビキビ動く印象。レイアウト・エンジンのGeckoをGONKというOSを通してハードウェアと高度にチューニングできるからだという。

Firefox OSはHTML + CSS + JavaScriptだけでアプリを作れる。他に必要なものは、json形式で記述されたアプリマニフェストだけ。

通常のアプリ、特権アプリ、認定アプリがあり、通常のアプリは自由に作って配布可能。特権アプリ以上はFirefox Marketplaceでのみ配布可能で、使えるAPIの範囲が拡がる。認定アプリは基本的にキャリア向け、電話などセキュリティの必要な機能へのアクセスが可能、特権アプリはデバイスに搭載された種々のハードウェアにアクセス可能になる。ここらの話は正確にはMDN(Mozilla Developer Network)の情報を参照したほうがよい。

Web API リファレンス - Web technology reference | MDNを見ると、DOM(Document Object Model)も拡張されているらしい。APIはデバイスAPI、コミュニケーションAPI、データ管理API、特権API、公認APIと分類されている。Web API インターフェイス | MDNにインデックスがある。

HTML+CSS+JavaScriptを勉強するなら、MDNのチュートリアルを勉強するのが一番かもしれない。英語なので翻訳者募集。中味は充実している。その他の重要な要素として、WebGL、SVGとMathMLについての項目がある。

パネルディスカッションの中に出てきたことが記載されているので、TIME&SPACEの記事もピックアップしておこう。最新の状況がよくわかる。

Firefox OSの次期バージョン2.0のスクリーンショットが登場、より洗練されたUIデザインに - GIGAZINEの話題も懇親会で出ていたが・・・

auが早く正式デバイスを出してくれれば、話は早い。リファレンス機のFlameの公開されているスペックは、Phone and device specs - Mozilla | MDNにある。

auの田中社長はKDDI、Firefox OS搭載スマホを2014年度に発売目指す - ギークに響くものに | マイナビニュースによれば、次のように発言されている。

Firefox OSを搭載したスマホはもう開発されていて、いつ発売するかという段階になっています。それに、NTTドコモさんとは少しスタンスが違っているように思います。というのもiOS、Androidがあり、(第3のOSとして)Firefox OSがあるのではなくて、私たちはFirefox OSならではの差別化要素を活かして、ギーク層(熱心な愛好家)にドカンと響くものを狙っています。ちょっと変なことやりますので、楽しみにしていてください。

確かに意味深だなあ。期待して待っておこう。

懇親会では、型システム理論が話に飛び出し、キマイラ飼育記の話が通じるとは想像だにしていなかった。その他、数学の関数の話が飛び交うので、何に使うのか聞いてみると統計処理のなかで確率を取り扱う、確率を実際上は面積比で求めることになり、ツェータ(ゼータ)関数が出現することになるらしい。多項式表現の話もあったので、二項係数の級数とゼータ関数の話あたりのことだろう。

JavaScriptには変数に型がないので、実行する前にデバッグしてエラーを検出するためにTypeScriptを使うという話があった。

TypeScriptはJavaScriptのスーパーセットということなので、使ってみてもよいかもしれない。型付言語を久しぶりに味わえるのかも。上記のチュートリアルに沿って、NodejsにTypeScriptをインストールして試してみた。規模などによるのかもしれないが、結局、出力されるのはJavaScriptなので、最初から書いたほうが早いという感じがするのは免れない。プログラミング言語について考えさせてくれるのはありがたいが・・・

Perlの変数のスカラ、配列、ハッシュの型は、最初に型宣言する他の静的な型言語よりも、プログラム中全体にわたって明確でプログラムの可読性は高い。数値型か文字列型などについてはコンテキストに基づいてダイナミックに変化する。これが使いやすさの源でもある。変数の型の管理をするとどのようなメリットがあるのかが今一つわかっていないのだが、メモリ管理などで重要になるのだろう。Perlでは変数のスコープ(scope)の管理は事細かにできるようになっていることに今更ながら気づいている。「PerlユーザーのためのJavaScript入門」を書き始めて、「プログラミングPerl 第3版」(原書は2000年、翻訳は2002年、5.6ベース)を詳細に調べ始めた。UTF-8を日本語でまともに使えはじめたのは、5.8.10ぐらいからだったと思う。近藤嘉雪先生の翻訳がまだないが、第4版(2012年)は5.14ベース。現在のPerl 5のバージョンは5.20.0。Perl 6の影響を受けて発展しつつあるので、関連のある部分を参照して確認しておこうか。

更新: 2014-06-02T21:05:52+09:00
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