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4/30/2016 (Sat.)

Announce: Rakudo Star Release 2016.04 | rakudo.orgネタ。

ようやく、出たね。チェックしたいけど、京都から帰ってきてからになりそう。まだ、Perl 6のfeatureすべてを満たしているわけではないが、Rosetta Codeのスクリプト・エラーが減っていれば、ハッピー。まだ、Windows用のインストーラーが出ていないけど、デモに使う予定のMac用が出たのでほっとしている。

4/29/2016 (Fri.)

やれやれ、今日は一日、ボランティアの作業を自分一人でこなそうと駆け回っていた。今日中にやり遂げないと明日から京都に向かえない。もうみんな連休モードに突入しているというのに・・・午前中になんとか40件の住所録を作成。紙に印刷された表と断片的な連絡メールから、ほとんど手作業で作る。一応、表はOCRを通したが、半分ぐらいしか役に立たない。誰かさんが、人の名前を一文字ごとに空白を入れて記入している。これがコンピュータには読めない。縦に一文字ずつ読んでいくものだから、意味不明の文字列が並んでいる。認知機能の欠落だね。人工知能花盛りの時代なのに、役に立つOCRはなかなか出てこない。送付用の文章も2パターン作成。

昼から、明日の準備に福屋まで車を走らせ、帰ると散髪に向かう。初めて、長い眉毛を切りますかと聞かれる。眉の下を剃りますかとはいつも聞かれているので驚かないが、ほー、それほど目障りなほど長くなっていたかなと思った。

プログラムの表紙デザインの添付資料は、ゆめタウン広島にあるダイソーの5円モノクロ・30円カラーコピーの助けを借りて、なんとかこなした。なかなか高性能なコピー機だった。高速・高精細で驚いたよ。もちろんカラーの原紙は、インクジェットの写真用紙を宇品イオンで購入して、最高画質で作った。この判断も正解。良質のコピーが得られた。途中で、A4の用紙が無くなって、新しく入れてもらおうとしたのだが、要領を得ない。紙がむちゃくちゃになりそうなので、代わりにやってあげた。

途中で返送用の封筒も同封する必要があることに気付いて、準備していた送付用の長3封筒では数が足りないことがわかった。考慮外の事態に一瞬途方に暮れたが、宇品イオンのダイソーで、いろいろ首をひねって、返送用にもやはり長3封筒を同封すべきという結論を出した。A4の文書を同封するには、長3(長形3号、120x235mm、A4横三つ折り)を使う必要がある。

宛先印刷用に筆まめ26を使う。フリップ長を0.00mmに設定して、フリップを手前(紙を送る方向の逆側)に、封筒を裏側にしてセットする(EPSON EP-803Aの場合)とうまく郵便番号も枠の中に印刷できる。最初、フリップ長の設定にはまってしまったが、なんとか抜け出した。以前の一度の経験だけでは、まだ身についていない。フリップ長の設定をしなければ、印刷ズレの問題は起きなかったのだ。

返送の仕方を依頼文に十分に記載できていないからこそ、返送用の封筒の同封に思いが至っていないわけで、返送の仕方について、簡単な文章を別に作って同封することにした。

後は切手。長3の封筒は定形郵便物なので、25gまでは82円、それを超えると50gまで92円。ファミマに同封するものを組み合わせて持って行って、重量を計ってもらう。標準で19g、資料を追加してほしいと要望のあったO先生の組み合わせては32g。切手は92円の額のものはないということで、82円と10円の組み合わせで購入を決めた。返送用を含めて、82円x80枚、10円x1枚。

封筒に案内文などを入れで封入する作業の中で、表紙デザインのカラーコピーが1枚足りなくなる。足りない分に、重たい原紙を使うと25gを超えそうな感じ。10円切手追加。カラーコピーを40枚している領収書があるので、1枚足りないということは二枚入れているものが1通ある可能性が高いので、すべての封筒の重さを確認した。5g程度重いのが一通見つかったので、10円切手を追加。以上完了。御苦労様。手伝ってくれてありがとう。明日、投函しよう。

更新: 2016-05-01T22:49:37+09:00
4/28/2016 (Thu.)

一度にいろいろな荷物をわざわざ背負って、バタバタしている。現代はメールや電話という通信が携帯に凝縮されていて、仕事が自宅についてくる。帰宅してから、昼食と夕食兼用の食事を取って、電話を二本受けて、電話を三本掛けた。そして、確認のメールと確認しているという連絡のメールを出した。その作業をスマホでこなす必要がある。作業性が悪いこと、この上ない。とにもかくにも仕事では球を投げた。まだ、他にボランティアでやるべきことがあるけど、明日なんとかこなすとして、今日は既にお疲れモード、メール応答のみに止めた。今夜は、ゆっくり音楽でも聴いていよう。

宇多田ヒカルの曲をApple MusicのNewで聴けると思っていたのだが、結局、iTunes Storeの曲すべてをApple Musicで聴けるわけではないことを初めて確認した。「花束を君に」のようにギフトで贈ると一部が義援金になるという場合はギフトで贈る必要は出てくるわけだけど・・・こういうことがあると、Amazon Musicとあまり変わらないのじゃないかと次第に疑い始める。まあ、Apple Musicは数百万曲、Amazon Prime Musicは百万曲以上という表現なので、違うと言えば違うのだけど・・・

Rogers LS3/5Aで、「真夏の通り雨」を何度も何度も繰り返して聴きつづけている。歌の細部が鮮明に聴こえてくる。歌が微妙に重ねられている部分が聴こえてくる。多重録音と思われる部分がたくさんある。最初の部分、「さっきまで鮮明だった世界(世界)、もうまぼろし」日本語が見事に音楽と溶け合い詩になっていく。この感覚は昔、吉田拓郎で覚えたことがある。日本語って現代音楽に合うものなんだという衝撃。ル・クレジオが日本語が美しいと言っている意味と同じかどうかは知らないけど、日本語の美しさ、新しい作り方を実感させてくれる歌だ。美しい日本語 (2014/09/29)の記事を思い出した。

Bill EvansのAffinityを続けて聴くことにした。トゥーツ・シールマンスののハーモニカとエヴァンスのピアノ。この音楽には「真夜中の通り雨」に通ずるものがあるように僕には聴こえてくる。ハーモニカが歌のように聴こえる。限りなく美しいエヴァンスのピアノ。Affinity (Bill Evans album) - Wikipedia, the free encyclopedia

更新: 2016-04-29T09:49:23+09:00
4/28/2016 (Thu.)

帰宅時の車中では雨は小降り、帰宅すると雨は止んでいたが、夜中にはまた強く降り出した。テレビで宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」が流れて、いいなあと思った。Apple Musicを調べるとShort Versionのミュージックビデオだけが見つかった。Twitterを調べると、宇多田ヒカル「花束を君に」ギフトキャンペーン特設サイトが見つかる。「花束を君に」と「真夏の通り雨」のシングル二曲が4月15日から配信されている。キャンペーン期間中にギフト購入された「花束を君に」の売上の一部は、「平成28年熊本地震災害義援金」に寄付されるそうだ。僕もようやく中國新聞に熊本地震の義援金を出したところだったが、「花束を君に」を家内に贈った。ついでにと言っては何だが、結局「真夏の通り雨」も。僕の趣味はこちらだから。

世の中、様々な悩みを抱えてみんな生きている。SNSで心情を吐露する人もいるが、大体は当たり障りのないことを言うことになる。ほめておけば間違いがないとも言える。

宇多田ヒカルの作詞・作曲と歌唱力は普通にはないものだ。これはお世辞ではないけど・・・誰もがそう思っているだろう。雨音が遠くと近くから聴こえる。そろそろ寝ようか。

更新: 2016-04-28T20:11:31+09:00

7月29日で終わるWindows 10無償更新、期間延長は絶対に『ない』 。日本マイクロソフトが明言 - Engadget Japaneseネタ。

個人的には既に移行済みだからまったく問題ないけど。Windows 10は背景の写真が楽しませてくれるし、僕の場合、過去との互換性もまったく問題なし。

4/27/2016 (Wed.)

忘れたころに実現するかもしれないが、一応メモとして残しておこう。こんなことが2016年2-4月時点で予測されている。

2018年が楽しみかな。

4/25/2016 (Mon.)

帰宅時の外気温20℃。曇り。久しぶりのアップル・カテゴリ。iPhone SEの売り上げが中国で絶好調!地元ベンダーは戦々恐々 - iPhone Maniaに加えて、1周年を迎えるApple Watch、初代iPhoneの2倍も売り上げていた - iPhone Maniaネタ。

アップルの中国依存は、アップルが中国頼みとなっている構図がひと目で分かるグラフ - iPhone Maniaの記事が少し前にあったわけだが、それがiPhone SEの好調で続きそう、そして、Apple Watchは初年度、iPhoneの倍売れたという景気の良いお話。

結局、ハードウェアもソフトウェアもAppleを廻る話題になる。Google may be considering Swift for use on Androidには少し驚いたね。Appleの製品や選択は、究極のデザインが現実的な解としてどう示されるのかという基準になる。今年もWWDC2016が楽しみ。

iPhone SEの需要は「とても強い」、想定以上の人気だとティム・クックCEOがコメント - iPhone Maniaも出ましたね。

更新: 2016-04-27T18:58:56+09:00
4/24/2016 (Sun.)

4/23、土曜日、WTM(Web Touch Meeting)89。みんな、やる気一杯で素晴らしい。学生は特に元気。

メガフォンCはAndroidアプリ。カープ応援アプリ。ヒロハタ〜Web・ITを活用してアイデアの事業化を目指そう〜の成果の一つ。メガフォンを参照。笑いで一杯のプレゼンだった。今日の阪神戦で使ってみた。結果は残念だったが、新井は二本打った。2000本まで、残り1本。

images/2016/04/Screenshot_2016-04-24-15-43-52m.jpgスクリーンショット1

スマホを振ると応援のアイコンが画面一杯に拡がる。



images/2016/04/Screenshot_2016-04-24-15-44-06m.jpgスクリーンショット2

アプリの存在を周知して、実際に使うことが重要。球場で観戦しているときに使ってもらうと、写真のTwitter投稿で盛り上がれるかな。周囲の音を拾って、位置情報で判断して(あるいは設定で)球場にいないファンに流せるとおもしろい。メガフォン代わりに、拡声器として使えると直接的な効果が出る。


HSCはHiroshima Student Communityの略。ゲームのコミュニティでUnityを使ってゲームを作ってみたというプレゼン。1日で迷路ゲームを作ってみよう! - HSC (Hiroshima Student Community) | Doorkeeperの後、WTM89になだれ込んだというお話。HSC (Hiroshima Student Community) | Doorkeeper参照。HSCで6月にイベントを実施の予定。いずれ予定が発表されるだろう。

イベント駆動開発は、イベントを企画することがチャレンジングな開発を駆動するというお話。AUGMENT8(オグハチ)を参照。具体的な開発のイメージが拡がった。10月15日(土)のA8D:4は是非参加してみよう。

Twitter JapanのTwitter広告の紹介。興味深い。analytics.twitter.comにアクセスすると、自分のアカウントのtweetの状況を調べることができる。Twitterボタン | Aboutも活用するとよい。早速、フォローボタンを設置してみた。いずれ記事単位でツイートできるようにしたいけど。その他、いろいろと参考になった。

更新: 2016-04-24T18:19:34+09:00

The New Yorkerの購読をはじめてしばらくすると、出版社のCondé Nastから、ADELEを表紙に使ったファッション誌の「VOGUE」、David Beckhamの表紙の男性スタイル誌「GQ」、Jennifer Garnerの表紙のゴシップ誌「VANITY FAIR」、フード・ライフ・スタイル誌「bon appétit」を載せて、84%まで割り引くというセールのメールが届き始めた。セール期間に6通届いた。最後のメールのタイトルが「Here today, gone tomorrow」。明日以降に、ちょっと覗いてみた。

セールが終わった現時点でも79%OFFになっている。さらに5%下げるよというセールだったのだ。WIREDを含めて、全部で15誌を擁している。

更新: 2016-04-24T18:01:36+09:00

AR、VR、そして「MR」──Magic Leapのトップシークレット公開|WIRED.jpネタ。本日記では、Magic Leapは昨年二度取り上げている。他のネタも含めて拡張現実カテゴリの記事をまとめておこう。

テクノロジーは進化するのだが、従来にない魅力的なコンテンツがうまく作れるかどうかが問題なのだろう。それは現在のテクノロジーのあらゆる局面で問題になっているはずだ。既存のテクノロジーでさえ、作ろうと思えば、ほとんど何でも作れるのだから。

ロー・テクノロジーであっても内容がおもしろければ十分に魅力的なのである。「Low technology, high philosophy.」ということ。

それはともかく、Mixed Realityはコンピュータの利用を拡張する自然な概念であり、今後の動向は興味深いものだ。未来の世界はMixed Realityが普通になるかもしれない。

4/21/2016 (Thu.)

さて、堀治喜著「初優勝 PLAYBACK 1975.10.15」の刊行記念&トークショーに出掛けた。ヲリオン座の階段を上がって、受付で参加費用を支払い、まずは本を購入してサインをもらう。目玉のゲストは熟年ファイターズの渡辺弘基氏、古葉監督がカープ初優勝の陰のMVPと讃えた人。元はカープの投手だった。それも今頃知るのだからねえ。当然、熟年ファイターズのほうが馴染み深い。

渡辺さんは、熊本の菊池町や長崎にロケの予定がすべて中止になったという熊本地震の話題から入った。僕も大きな災害がある度に多少後ろめたい感じを持ちながら日記を書いている。渡辺氏、その後はサービス精神が旺盛で喋りまくり、堀氏も負けじと準備していたスライドを援用しながら、話題を展開させる。

僕は、赤ヘルカープを作ったルーツ監督がボール判定を巡って選手を引き上げさせたことによって15試合で止めることになり、後任が古葉監督になったことを思い出させてもらった。ルーツの赤ヘルは斬新だったし、カープの新しい時代を予感させたのだ。ホプキンズ、シェーンも懐かしかった。

41年前の話だが、昨日のことのようだ。記憶は現時点のものだから、それほど古びた感じはしない。スクリーンに投影された映像が記憶を再生する。1塁ベースを放り投げるパフォーマンスをしたのはブラウン監督だったか・・・調べてみると、これはYouTubeに記録がある。2006年の話だった。これは最後の懇親会でのお話。

そうして、時間は瞬く間に過ぎ去り、終了の8時半に近くなると、渡辺氏が熟年ファイターズからのお土産を抽選で配る準備を始めた。僕は、拡大鏡の付いた爪切りとメモ帳が当たった。みんなに渡辺氏のサイン入り野球カードが直接手渡された。

images/2016/04/CIMG4230m.JPG熟年ファイターズお土産

記念トーク終了後、渡辺氏は退席され、堀氏とその場で懇親会に移行。堀氏以外に残った6名は初めて会う人。当然のことながら、野球で知り合った人が多いみたいだが、外国、医者、琴、書籍、散髪と多彩。堀氏は「わしらのフィールド・オブ・ドリームス」(メディアファクトリー、1998年)で有名になった。僕はこれまで「ダメージ 復活に賭けたプロ野球トレーナーの闘い」(現代書館、2002年)の出版記念のパーティに出席したことはあるが、それから14年経過。今回、初めてと思った人は本当に初めてなのかどうかは定かでない・・・

images/2016/04/CIMG4232m.JPG堀治喜著作

Amazonで調べると、「堀 治喜」著の本は20冊リストアップされる。


今は「カープ女子」の時代で、昔と比べて、あきらかに観客が多いし、客層の構成が変わってきている。カープ女子は、RCCのラジオの受け売りだが、「球場ラヴァーズ」という、主役がカープ好きの女の子という設定のマンガが人気になったことが発端という。関東が発祥なのだ。世の中、何がきっかけになるか、予測がつかない。カープ本も影響を受けていくことだろう。「初優勝・・・」の帯に『「優勝」を知らないカープファン必読!』というタイトルは皮肉な感じもするが、「優勝」を知っている人にとっては、時には遠くの過去に戻ってみるのも乙な味がするものである。

images/2016/04/CIMG4234m.JPG野球文化大学広島校 堀治喜「カープ学講座」

8回分の野球文化大学広島校の講座が予定されている。卒業すれば卒業証書ももらえるらしい。ただ、途中から編入できるような仕組みにしないと、学生が増えないのではと心配になったが・・・よく考えると8回以上講座はあるので、そのうち8回聴講すれば卒業できるのかもしれない。いつのまにか聴講生にされてしまったけど^^;)



images/2016/04/P_20160421_223934_LLm.jpgヲリオン座からの帰り、相生橋にて

更新: 2016-04-23T11:46:14+09:00
4/20/2016 (Wed.)

うむ、日記。

images/2016/04/CIMG4227m.JPGブレた朧月夜

images/2016/04/CIMG4228m.JPGブレた望遠朧月夜

4/19/2016 (Tue.)

まだ、熊本では震度5強クラスの余震が続いている。早く収まって復興の道筋が見えてくるとよいが・・・今日は久しぶりにPerlスクリプトを書いた。だいぶ以前にAdaBoostの話題で取り上げたText::TinySegmemterをActivePerlにcpan.batでインストールして、更新日記のパラグラフにある文字列を文法要素に分割するスクリプトを書いた。まだ、書き方を忘れていない^^;) Perl5を使っているが、Perl6の並列処理があまりにも簡単に使えることがわかったので、実験材料の準備をしている。それはともかく、表題の本を先日のクラス会の前に丸善・ジュンク堂で偶然見つけて購入した。

マリア・コニコヴァ女史は、現在はニューヨーカーのブロガー(あれあれ、ここにもスモール・ワールドが現れた)で、小説も手掛けているそうだ。元々は心理学者。モスクワ生まれのニューヨーク在住。表題の本は、サイエンティフィック・アメリカンへの18回の連載が主体となって出来上がっていている。ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストに載り、十六か国以上の言語に翻訳されている。

こういうものは基本的に事実に基づかないものなので、意外と書くのは難しいのだと思う。最初、購入を迷ったのはそのせい。読む側から考えても、根拠が曖昧な本になるのではないかと思えたからだ。それでも購入したのは、「マインドフルネス」という言葉が見えたから。MindfulnessとMeditation (2014/09/23)のストーリーが頭にあった。それに必ずしも、シャーロック・ホームズだけが本の材料になっているわけではないことも見て取れたからだ。著者は豊富な知識を持っている。

しかしながら、もう、僕の本棚には、「シャーロック・ホームズの冒険」など、全く残っていないので、いつものように小説の内容の詳細を点検することさえできない。もう少し読んでみるしかないかも・・・まだ、読んだのは、解説と序と第一部「自分を理解する」第一章「科学的思考法を身につける」だけ。これも、to be continued...

更新: 2016-04-20T23:45:43+09:00
4/18/2016 (Mon.)

一昨日、F氏主催のクラス会、一つの掘りごたつ式テーブルを囲んで、O先生とU氏、H氏、もう一人のH氏の6人でゆっくり愉しんだ。U氏は今年大学院を出たばかり。英米文学専攻。エミリ・ディキンスンが好きで、その詩に自らの詩を付けた論文を書いたという。さすが、文学の世界だね。その後、F氏とH氏と四次会まで。

F氏から送ってもらったタケノコの調理法の話題で一頻り楽しめた。みんなと不思議なつながりが長い間続いている。O先生がお前も随分変わったという。確かに変わったことは間違いない。変化し続けるのが人間なのだ。しかし、会うたびに次第に絆が深くなる。O先生のお蔭かもしれない。そういう感じがしたクラス会だった。

4/17/2016 (Sun.)

7 Days, All Magnitudes Worldwide。最も大きかったマグニチュードの熊本地震はM7.0 - 1km WSW of Kumamoto-shi, Japanと記録されている。

USGSとは、United States Geological Surveyのこと。Earthquake Hazards Programに詳しい説明がある。キャッチフレーズは、「science for a changing world」。

世界は常に変化しており、地震はプレートがぶつかる境界で起きることがUSGSの世界地図を見れば一目でわかる。唯一の例外はハワイの火山性地震かも知れないが、ハワイ近辺から生まれる島々は日本周辺の海溝に向かって長い時間を掛けてプレートに載って動いているらしい。Oceanic trench - Wikipedia, the free encyclopediaを参照。

USGSの地震のタイムラインでは、熊本地震は、今朝のM4.6 - 4km NNE of Uto, Japanを最後に、エクアドルの地震に引き継がれている。さきほどニュースになった地震はM7.8 - 27km SSE of Muisne, Ecuador

4/16/2016 (Sat.)

就寝中の1時25分、iPhone5cからの緊急地震速報で叩き起こされた。広島も不気味に揺れた。しばらく寝つけなかった。熊本、震度6強、M7.3。今朝になると、こちらが本震、昨日のは前震という解説も出てきた。

深夜に是愁さんに@ツイートするとすぐ大丈夫との返信があった。朝のツイートを確認すると、朝まで間断なく続く地震と速報のアラームで睡眠不足とのこと。揺れにもめげずに咲いたアヤメの写真が添えられていた。

TwitterやFacebookに中央構造線に沿った大分県側への震源の拡大を指摘した記事が出始めた。関連性は不明とされているが、阿蘇山の小規模な噴火も伝えられた。このような話題を伴う地震は初めてではないかと思う。震源データベースと最新震源マップ | 地震関連情報が震源の位置を確認するのに役立つ。

菊池市、震度6弱、大きな余震が繰り返されている。早くおさまってほしい。

テレビが南阿蘇村の被害を伝えている。豊肥本線や道路が大規模な山崩れで広い範囲にわたって見えなくなっている。崩れた山の裾の川を挟んだ対岸の住居の被害も大きい。アパートの一階の崩壊が報じられている。

こんなに被害が大きくなるとは・・・

【熊本地震】両陛下 犠牲者への哀悼と見舞い 蒲島知事にお伝え - 産経ニュース

余震の最中のASCII.jp:震災でITはどれだけ強くなったのか? 熊本からの報告によると、記事の著者が空港に着陸して以降、熊本市との実家との連絡はLINEやFacebookなどですぐに取れた。著者の実家の話によると地震直後からLINEは使えたそうだ。熊本市は益城町とは10km、南阿蘇村から30km程度しか離れていない。

更新: 2016-04-16T11:36:44+09:00
4/15/2016 (Fri.)

昨日の帰宅時の外気温22℃、今日は18℃。熊本は余震が続いている。十夜一冊もとうとう千夜に到達したが、千夜を味わい尽くすにはかなりの日々を要しそうだ。その前に千夜千冊がFacebookで目に入ったので取り上げよう。これを合わせて十夜一冊 第千十夜にしてしまう。

この系統の本は僕の趣味に属するので持っているが、あまり手に取った形跡がない。「心とは? 脳とは? 人間とは? 21世紀最大の知的挑戦 その全貌が1冊でわかる」と帯があるように、幅が広すぎて、舌触りが少し薄い感触なのだ。初めて読むのであれば、あるいはリファレンスとして使うのであればよいかもしれない。

もちろん、千夜千冊自体も様々な本へのリファレンスとなっている。このテーマも少し時間を掛けて取り上げていこうと思う。関係のある本は山ほどある。

さて、記事一つ、書き切るだけの気力がないのも困ったものだ。これも、to be continued...

更新: 2016-04-20T23:45:21+09:00
4/14/2016 (Thu.)

21時26分頃、熊本県熊本地方、最大震度7、マグニチュードは6.5、深さ11km。気象庁の発表で多少修正有り。

益城町(ましきまち)で震度7。被害がかなり出ている。家屋の倒壊、火事、停電、余震もあり。外に避難している人が集まっている。津波の心配はない。

震度6弱の余震に一週間程度注意する必要がある。

更新: 2016-04-14T23:39:48+09:00
4/13/2016 (Wed.)

今日の午後は雨が降り出して、かなり強く降った。外気温15℃。これは昨日と同じかな。雨の中を帰宅。午前中は元気だが、午後は相当疲れている。帰宅して、BOSCHを見る。エピソード2はジャズの演奏場面など凝り過ぎていて、話の筋が少し見えにくかったが、基本的に凝るのはよいところでもある。その後は問題なく快調だ。もうエピソード8まで来た。

「知性の限界」の第1章「言語の限界」の最初の節は『「論理哲学論考」のパラドックス』である。

images/2016/04/CIMG4215r1m.JPGL. ヴィトゲンシュタイン著、藤本隆志/坂井秀寿訳「論理哲学論考」(法政大学出版局、1968年初版第1刷、1973年第8刷)

最初の段落のタイトルは「世界は、論理的空間における事実の総和である」である。「一 世界は、成立していることがらの全体である。」から始まる。一つ一つの文章に番号が振ってある。大昔に、最初読んだとき、なるほどと思ったけど・・・というか、ある意味当たり前のことが書いてあると思ったかもしれない。そういう意味ではなんだこれはと思っただろう。


論理哲学論考を議論して、将棋や碁を言葉で記述することの困難さを説明することにつながるだろうか。調べてみると「論理哲学論考」は十夜一冊に取り上げていた。十夜一冊 第六百四十夜 論理哲学論考 (2014/06/18)。

先が長くなりそうなので、取り敢えず、to be continued...

少し迷っていたが、十夜一冊の掉尾を飾る千夜としようと思った。AlphaGoの記事の後から、そういう予感がしていたということがある。ヴィトゲンシュタイン関連の書籍をいろいろと購入しているので、一挙に消化してまとめようという気持ちになった。それは意図してそうなったわけではなく、自然にそうなったので、少し奇妙に思っている。人工知能の話題を含めて、いろいろと考えてみよう。以下、千夜が拡大していくことだろう。

更新: 2016-04-14T19:20:14+09:00
4/12/2016 (Tue.)

昨日の夕方から寒くなったが、今日の夕方から気温が上がってきた。今晩は散歩に出た。帰ってきたところに、iPhone 5cに着信音が響き、Lineがカープが勝ったことを喜ぶ藤沢市からのメッセージを伝えた。ほぼ同時に更新され続けていたAndroidのプロ野球速報も9回表の中日のスリーアウトを表示した。

images/2016/04/CIMG4206m.JPG朧月夜

images/2016/04/CIMG4209m.JPG望遠朧月夜

昨日、「言葉の限界」という言葉を見て、「言語の限界!?」の記事を書いた。その後、高橋昌一郎著「知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性」(講談社現代新書、2010年)を開くと、第一章が「言語の限界」だった。その前に購入した本が「理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性」(講談社現代新書、2008年)だったはずで、「知性の限界」の表紙に「ファイヤアーベントは警告する--- 理性よ、さらば!?」とあるのを見て、P.K.ファイヤアーベント著、村上陽一郎・渡辺博一共訳「方法への挑戦 科学的創造と知のアナーキズム」(新曜社、1981年第1刷、2006年第11刷)を購入した記憶がある。

僕の思考は依然としてこの周辺を廻っている。

更新: 2016-04-12T22:49:34+09:00
4/11/2016 (Mon.)

人間を超えたアルファ碁(AlphaGo)は、どのようにして強くなったのか|Googleの人工知能と人間の世紀の一戦にはどんな意味があったのか?|大橋拓文/山本一成|cakes(ケイクス)ネタ。

加藤 機械学習が導入される前、将棋プログラムの強さがアマチュア四?五段くらいで止まっていたころがありましたよね。

山本 それはつまり、人間が「将棋の上手な指し方」を、そこそこプログラムで書くことができたということですよね。でも、将棋というゲームを書き切ることまではできなかった。だから、それ以上強くならなかったわけです。そして、囲碁はもっとややこしいんです。そもそも何をどう書けば、囲碁というゲームを表現できるのか、まったくわからなかった。

加藤 それは、人間の論理力に限界があるということですかね?

山本 というより、言葉の限界ですね。言葉ってけっこう無力なんですよ。だって、私は目の前にある机のことを、言葉だけで表現することができません。「茶色い」といっても茶色にはいろいろあるし、いろんな木目の素材が組み合わさっていることを、正確に言葉で言うのってむずかしい。プログラムの要素の一つは言葉なので、記述可能であるかどうかというのは、プログラムにできるかどうかということに大きく関わるんです。そして、チェスは記述可能で、将棋はイマイチで、囲碁はわけわからない、という時代が続いていました。

禅問答みたいな話だけど、AlphaGoもプログラムで記述されているのではと思うのだが、違うのだろうか。

尤も文字列のパターンマッチも正規表現で記述すると人間にはラインノイズに見えるという話はあるわけだが、一種のプログラミングであることは間違いない。それはパターンであって自然言語的な意味を持たない可能性はあるのだが。

しかし、パターンマッチの世界はまだ奥が深い可能性があるのではと思ったりする。コンピュータにも限界が出てくるのでは、人間に超えられぬ限界があるように・・・

アルファ碁はたくさん手を読んでいるのではなく、猛烈に勘がいい|Googleの人工知能と人間の世紀の一戦にはどんな意味があったのか?|大橋拓文/山本一成|cakes(ケイクス)も興味深い記事だけど、僕にはコメントしようがない。4/14に次の続きの記事が出るそうだ。

更新: 2016-04-12T00:00:31+09:00
4/10/2016 (Sun.)

金・土と続けた夜の散歩を今日は明るいうちに済ませようと、ゆめタウンに歩いて向かう。先日の強い雨で桜は散ってしまって、広大付属のグラウンドの境界に植えられている桜の木にも花びらはほとんど残っていない。境界に立てられた緑の鋼鉄製の塀の下の隙間からタンポポが覗いていた。

images/2016/04/sakura_tiru.png桜散る

images/2016/04/2016-04-10 15.42.14m.jpgタンポポ

ゆめタウンに着くと、僕はすぐ紀伊國屋書店に上がる。小保方さんの「あの日」を立ち読み、ごめん、ES細胞混入でキメラマウスができたという章がポイントかな。キメラマウスの作り方は小保方さんは知らされていないという話。The New Yorkerの「The Stress Test」の記事も「あの日」の内容を基にしている。小保方晴子氏が、手記『あの日』で主張した3つのポイント【早わかり】が参考になるだろう。今日、Amazonを調べると、近現代日本のエッセー・随筆のカテゴリーでベストセラー1位。科学・テクノロジーでは7位。総合では100位以内にはいない。

SF・ミステリのコーナーで、マット・ヘロンの「死んだライオン」(DEAD LION)を見つける。前作が「窓際のスパイ」(SLOW HORSES)。ちょっと触手を伸ばしかけたが引っ込めて、そのまま。おもしろそうだが、まだ自宅には山ほど本がある。メモしておかないと忘れてしまうし。

トム・クランシーの「テロリストの回廊」と「米露大戦」を読めていないのを思い出すが、取り敢えずそのまま。

ちくま学芸文庫のコーナー。大森荘蔵の「思考と論理」と「物と心」をいずれは読みたいと思う。読める日が来ることを祈る。

コンピュータ関連書籍コーナー。「機械学習入門」と何かもう一冊あったが。具体的にやることが出てこないと、単に積読になるだけだしで、そのまま。

今は、ジェフリー・ディーヴァーの「007 白紙委任状」を読了したところ。積読の「ロードサイド・クロス」の著者がディーヴァーであることに気付いて、読み進み始めた。キャサリン・ダンス・シリーズの第二作。

images/2016/04/CIMG4195m.JPG「007 白紙委任状」

images/2016/04/CIMG4201m.JPG「ロードサイドクロス」

to be continued...

更新: 2016-04-11T22:16:52+09:00

先週の金曜日に、「初優勝 PLAYBACK 1975.10.15」(プレジデント社、2016年)の刊行記念トーク・サイン会の案内のハガキが届いた。クラスメートにメールで情報を流す。

昨朝、皮付きの採れたてのタケノコと光沢のある鮮やかな深緑に長く伸びた葉が付いたままの玉葱が届いた。家内が調理した経験がないから調べてというので、昨晩、タケノコの湯掻き方を調べた。水で土をよく落としたあと、皮の風味を残すために、タケノコの頭を斜めに切って、縦に切り込みを入れる。そのまま灰汁取りの糠と一緒に茹でる。沸騰したらすぐ弱火にして20〜40分加熱、2〜4時間程度蓋をして放置、そのまま冷ます。自分の力では切れないと騒いだので、代わりに包丁を入れる。同梱していただいていたポリ袋の糠を、お茶パックに詰め込み、口をひっくり返して閉じて、鍋の水に浸かったタケノコの間に入れる。茹でるのは任せて、翌日、無事に出来上がった。

昨日お昼には因島から、そろそろ届く頃と噂をしていたデコポンが届く。届いたよとショートメッセージを入れて、会合に出掛ける。気の重くなるような話があって、それは大変だから、こちらで続きを引き受けることに。クラスメートのM氏と連絡を取りたいという話も請け負った。M氏からメールをもらったばかりだし、メールの応答はリアルタイムの人、連絡にまったく問題はない。

さて、引き受けた仕事を少しこなそうか・・・

4月8日にAmazon Originalsのプライム・ビデオとして配信開始。シーズン1の六か月後という設定でボッシュがカムバックする。

大切に第一話を味わった。引き続き、良さは失われていない。画面に惹きつける力はtwenty-four以外に上回るものはない。TEENWOLFがシーズン1終了。BONESのシーズン2だけを視聴しているところに入ってきた。プライム・ビデオはまだまだ楽しめる。

もっとも他に費やす時間が減っていることを意味しているのだが・・・ながら族のままで過ごすことができなくなる。

Opinion: Three things Apple Watch's Nightstand mode should add before watchOS 3 | 9to5Macネタ。ニュースサイトが単独の取材情報に捉われている隙間を縫って、下手な予測を復活させるチャンスがあった。続けて、Apple Watchのバッテリーの持ちを取り上げる。Apple Watch 2: Apple plans FaceTime camera, iPhone-free Wi-Fi, $1000+ models, similar battery | 9to5Macの記事を少し真剣に読んだのと、Tさんが「電池の持ちがあかんらしいので、当面保留」との話もあったので。まあ、昨年の古いネタを基に考えているに過ぎないが・・・

僕自身は、Appleユーザーではあっても(Windowsユーザーでもあり、Androidユーザーでもある)、Apple Watchユーザーではないので、様々な記事を頼りに憶測を書いているだけ、そのつもりでお読みいただきたい。ASCII.jp:すごく“マトモ”になった! Apple Watch「watchOS 2」をチェックする (1/3)のような記事を読むと、現段階では、Apple信者向けデバイスということができるだろう。

watchOS 2で昨秋、Nightstand modeが導入されたらしいのだが、ネタ記事はその前の意見記事とwatch OS 2でアップルが何を計画しているのかについてまとめた記事。実際にどのようなことが実現できたのかは、先のASCII.jpや【レビュー】「watchOS 2」の強化点をチェック! - Apple Watchの新ラインナップはマストバイ!! (1) 機能チェック前に、まずはアップデート | マイナビニュース「watchOS 2」配信スタート――主な新機能まとめ - ITmedia Mobileが参考になるだろう。

Apple Watch 2が薄くなるという話はバッテリーの持ちの問題と相反するようにも思えるが、本体を薄くすれば本体の消費電力は削減される方向であること、スマートバンドにもバッテリーを搭載可能らしいことを考慮すると、それほどおかしい話ではない。それでもナイトスタンドモードが必要でないほどのことにはならないだろうし、腕時計型通信コンピュータデバイスとしては、グッドアイデア、グッドデザインと言うこともできるだろう。

電子回路や通信の超低消費電力化が進めば、さらに別の世界が現れるかもしれないが、当面、Nightstand modeは有力で実用的な解決策として存在するだろう。

4/9/2016 (Sat.)

Apple Watch 2の発表はWWDC、40%薄くなる!?アナリスト予測 - iPhone Maniaネタ。最近、Tさんの「Apple Watch 2は出たんでしたっけ、スケジュール管理に使いたいのだけど」が話題になった。

現状のApple Watchがどのような状況にあるのか、次は何なのかなど、わかっていることのすべてはMac Rumorsに詳しくまとめられている。Apple Watch: Everything We Know | MacRumors。この中にWhat's Next for Apple Watchがある。

重さについては、「Apple Watch リンクブレスレット」はiPhone 6とほぼ同じ重さに詳しい。本体とバンドと合わせた重さだが、僕が常用しているCASIO GW-A1000Dは118gなので、最も重いステンレス製「Apple Watch 42mm リンクブレスレット」の125gは当たり前のレベルにあると言ってよい。必ずしも本体を薄くして軽くする必要性はないと思われる。

上記の元ネタのUp to 40% Thinner Apple Watch 2 Predicted to Debut at WWDC in June - Mac Rumorsのコメント欄から伺えるように「薄くする必要性はない。」、むしろ、GPSの搭載など、iPhoneから独立したデバイスを求めている。そして、スピード。

さらには、3月のスペシャルイベントでCareKitの導入やResearchKitの充実と新しい種類のバンドが発表されたことと、40%薄くなるという話は整合性がないように思える。

Apple Watch Teardown - iFixitを見ても、それほど薄くできる余地はないように思える。ヘルスケア機能を外せば可能性はあるだろうけど。薄くして、これまでと同じバンドを使える設計が可能かどうかという問題もある。

薄くなるものが出るとすれば、ヘルスケアやフィットネス機能を外した別系列の廉価版のApple Watchが出る可能性はあると思われる。Fitbitユーザーやヘルスケア機能に関心のないユーザー層には受けるだろう。

以上の疑問や推論に対する最も現実的な答えは、Questionable Rumor Points Towards Upcoming 'Smart Bands' For Apple Watch - Mac Rumorsにある。ヘルスケア用のセンサーは、スマート・バンドに移行する。そうすれば、本体を薄くした上で、ソフトウェア的に強化されつつあるヘルスケア機能は維持できる。これは別のメリットもある。手首に設置するセンサーの位置を制御できる。そして、ヘルスケアを必要としないユーザーにとっては、バンドを選べばさらに低価格の構成も可能になるだろう。

Hidden Diagnostic Port on Apple Watch Could Allow for Smart Band Accessories [Updated] - Mac Rumorsが隠し玉で、Smart Bandの接続によって、Apple Watchの機能の拡張をハードウェア的に可能にするのだろう。本記事のバンド接続部の写真を見る限り、本体を薄くしても、従来のバンドをそのままセットできるようにする余地はありそうだ。WWDC 2016を楽しみにしておこう。

付け加えるに、Apple Watch 2: Apple plans FaceTime camera, iPhone-free Wi-Fi, $1000+ models, similar battery | 9to5Macを見る限りは、低価格なモデルが出るかどうかについては、クエスチョンマークがたくさん浮かんでくることも間違いない。もっとも、この記事にはApple Watchが薄くなるという要素は含まれていないのだが・・・

更新: 2016-04-09T22:35:19+09:00
4/6/2016 (Wed.)

日曜日にNさんの父上の葬儀に参列するために京都まで家内と出掛けた。京都駅八条口のタクシー乗り場は予想通り長い列だったが、問題なく間に合った。最後のNさんの挨拶を聴けてよかった。帰りに京阪の清水五条駅から東福寺駅の次の鳥羽街道で降り、北上する形で臨済宗東福寺を参拝、帰り掛け、たまたま雪舟庭園がある芬陀院を見つけて入った。帰りは東福寺駅に歩いて戻って、JRに乗り換えて京都駅へ。東福寺は紅葉で有名だとか。

images/2016/04/CIMG4140m.jpg東福寺にある石の模様のある庭

日々は過ぎ行き、水曜日。調べれば調べるだけいろいろなことが見えてくる。さて、自然体で進むしかない。

今日帰宅時の外気温18℃。今日はカープはヤクルト戦。テレビ観戦していると、みんなが赤い雨合羽で応援しているのに気付いた。「雨は大丈夫」というメッセージへの返信ではなかったようだが、スナップ・ショットがDropboxに入ってきた。

images/2016/04/2016-04-06 19.20.18m.jpg19時20分、この後、雨が強くなったらしい

4/2/2016 (Sat.)

小保方晴子氏「STAP細胞の作り方」特設サイトで公開04/01/2016: [Media] The New Yorker - The Stress Test, Annals of Science FEBRUARY 29, 2016 ISSUEの続報。STAP HOPE PAGEの挨拶の日付は、3月25日。

STAP細胞はstimulus-triggered acquisition of pluripotency、刺激惹起性多能性獲得細胞の意味だが、The Stress Testの記事の最後には、Frederic Michon氏のSIP(stress-induced plasticity)の研究やインタビューがある。SIPは、小保方氏の酸の刺激によるストレスを機械的なストレスに置き換えた研究のようだが、中止された。確実な筋道を得るためにはexpensiveだからというのが、その理由。なにごとにも経済性が伴うのだ。しかしながら、STAP事件によって、自分自身の研究が議論しやすくなったプラス面があると同時に、人体が自ら如何に治癒するのかの疑問に、STAP研究の残骸から発見の可能性を見ている。

The New Yorkerの記事は2月29日付け。取材を受けた小保方氏は勇気づけられたかもしれない。

本日記では、STAP細胞問題については、現実の透明な闇 (2014/03/16)でしか言及してこなかった。創造性に富む具体的な研究こそが真実を明らかにしていくことだろう。

更新: 2016-04-03T08:03:11+09:00

何かの野鳥の声が聴こえている。静かな朝だ。朝からずーっとFMを聴いている。先月の日記の記事の数はいつもの半分ぐらいになった。何かペースが変わったのかもしれない。Amazonのプレミアビデオの影響かな。その程度で変わるはずはないけど。ファイルサイズから見ると、ここ数年の最低というわけでもないか・・・

iOSの9.3.1が正式アナウンスされた。iPad 2にインストールすると、文鎮化を生じることなく、そのままスムースに入った。buildは13E238と一つ増えた。

お昼過ぎ、Rebuild ep136のポップアップが出て、聴きはじめた。もう既にAftershow。Build 2016の話題、Quiet Riot - Nothing ventured, nothing gained.も参照するとよいかもしれない。Publickeyの記事のリンクをリストしておこう。

Windows で Ubuntu バイナリ(bash)が動作することの概略 - 蒼の王座・裏口を見ると大変おもしろそうだ。早く使えるようになるとうれしいね。マイクロソフトが大きく変化してきた。昔も本格的なUNIX部門は持っていたけど、表にはっきりと出てくることはなかったし、検索してアクセスできていたUNIXページもWEBから次第に見えなくなっていった。

また、鳥が鳴きだした。街中にも自然が少し残っている。

時代は変わっていく。マイクロソフトのWindowsは史上空前の強力なOSだが、歴史的なコンピュータOS、UNIXの発展過程からは傍流になったかもしれない。UNIXの持つインターフェースを吸収するだけでなく、自然言語をインターフェースにするような新しいAPIも提案している。さて、さらにコンピュータの使い方は複雑になりつつある。使い方そのものはそれほど難しいものではないのだろうけど、新しい概念に追いつき、理解し、応用方法を学ばねばならない。確実に必要な学習量は増えている。今後、新しい使い方が本質的に必要なものなのかどうかが問われていくだろう。

Amazonが既にEchoで実現している音声認識専用コンピュータがネットワークの中でどこまで発展・普及していくかに興味がある。実現困難性は高いだろうけど、車載用も当然出てきておかしくない。シリコンバレー101 (654) iPhoneが「Warrant-proof」だったから起こったFBIとAppleの対立 | マイナビニュースの記事にあるように、コンピュータによる情報収集の管理の観点からも重要な課題だろう。

更新: 2016-04-03T08:33:15+09:00

"世界一貧しい大統領"ムヒカさんの幸福論「簡素に生きていれば、自由なんだ」。貧しいのではない質素なだけ。含蓄のある言葉に満ちている。

人生という時間を大切にしようと素直に思った。

友人たちからの贈り物の1987年製のフォルクスワーゲンに乗っている。アラブの富豪から、100万ドルで、珍しい乗り物を集めている息子に買いたいと申し出られたが、断ったそうだ。

――幸せだと感じるのは、どんなときですか。

「自分の人生の時間を使って、自分が好きなこと、やりたいことをしているときさ。いまは冬に向けて、ビニールハウスにトマトの植え替え作業をしているときかな。それに幸せとは、隣の人のことをよく知り、地元の人々とよく話し合うこと。会話に時間をかけることだとも思う」

「人間が犯した間違いの一つが、巨大都市をつくりあげてしまったことだ。人間的な暮らしには、まったく向いていない。人が生きるうえでは、都市は小さいほうがいいんだよ。」とも言われている。考え直すべき時が来ているのかもしれない。どうすべきかはよくわからないけど、コンピュータとインターネット(WEB)があるので、新しい解があるかもしれない。

リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)Hana.bi | Japan+Youも読んでみるべきだろう。この問いに答えられなければ、解とは言えない。

更新: 2016-04-02T12:04:29+09:00
4/1/2016 (Fri.)

今朝は雨、気温はコートがいらないぐらい上がっている。帰宅時は雨も上がっていた。小保方さんの恩師もついに口を開いた! 米高級誌が報じたSTAP騒動の「真実」  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]の記事を見て、つい先日、購読を始めたばかりのThe New Yorker誌を調べた。The Stress Test - The New Yorkerが元ネタなのだ。

images/2016/04/CIMG4104m.JPGThe Stress Test - Rivalries, intrigue, and fraud in the world of stem-cell research. BY DANA GOODYEAR

副題に並ぶ単語には、敵対、陰謀、欺瞞とろくな言葉がない。


世の中、何が真実なのか、わからない。小保方晴子著「あの日」(講談社、2016年)は、1月29日発売で、アマゾンの科学・テクノロジーのカテゴリで、現在ベストセラー1位だ。

記事の著者、Dana Goodyearは、I ♥ Novels - The New Yorkerの著者でもあり、日本に関心があるのだろう。Dana Goodyear - Wikipedia, the free encyclopediaを参照。

世の中、どのような場合であっても、ストレスに強くないと生き残れないらしい。The Stress Testというタイトルには、細胞に与えるストレスと、研究者が受けるストレスの二重の意味が掛けてある。

それはともかく、The New Yorkerに掲載されたレイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)のI See You Never - The New Yorker(NOVEMBER 8, 1947)の原文から村上春樹の翻訳を調べようとしていたのだが、それはまた別の機会に書こう。Haruki MurakamiでThe New Yorkerを検索すると記事は結構ある。さすが世界の村上春樹。もっとも、「The Elephant Vanishes」(象の消滅)と「TV People」(TVピープル)の短編がThe New Yorker誌に掲載されていることは、村上自身がどこかに書いていたから、ある程度予想していたことではあるが・・・

ちなみに、Amazonオリジナルのプレミアビデオに「ニューヨーカー誌の世界」がある。その他、Podcastもあり。Webサイトや雑誌のデザインも優れている。「現代ビジネス」の高級誌という評価にもうなづける。米国、ニューヨークの定点観測になるだろう。紙媒体、デジタル版それぞれ100万程度の読者がいるそうだ。

更新: 2016-04-02T10:43:19+09:00
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