tsnetworkc3.png更新日記 - 日曜プログラマのひとりごと
更新日記インデックス | 更新日記URLインデックス | 更新日記画像インデックス
+ Subscribe to RSS1.0 | + Subscribe to Atom1.0

日記: Text World | 脳髄の日記 | 第四の日記 | jscripter's Twitter | Facebook | Myspace(記事抄録や関連メモ: コメントはこちらにどうぞ)

| 先月 | Monthly Index | Timeline | Mobile版 powered by iUI
10/31/2017 (Tue.)

昨日は関東は木枯らし一号が吹いたとか。実際、広島も寒かった。現在の室温24℃。外気温15℃。アップルの「Siri」は、なぜアマゾンやGoogleの人工知能に後れをとってしまったのか|WIRED.jpのように言われているけれども、確かめてみないとね。

まだ、Amazon Echo発売のアナウンスがない。Google Homeは第一Chromecastを持っていないし、HDMIのコネクタも余っていない。音楽メディアはApple Musicが基本だし、映画・ビデオはAmazonプライムビデオが基本なので、他のメディアが入る余地はない。掛かる費用はできるだけ抑えたいし、必要性を含めて選ぶ必要がある。それなのに、Amazon Echoがなぜ必要かという疑問に直ちに答えることはむずかしい。

いまのところ、その程度のものに過ぎない。さて何の役に立つだろう。[速報] AIスピーカー「Amazon Echo」が11月8日上陸確定、巻き返しなるか? | BUSINESS INSIDER JAPANアマゾン、Alexaを年内に国内展開。Echoは事前申し込み招待制で販売 - Engadget 日本版ということだったが、今のところ音沙汰なし。

10/29/2017 (Sun.)

台風の雨の中を堺町Uluruに出掛けた。出発時刻の午前11時には、雨は既に小降りになっていた。本通りで降りて、平和記念公園に向かう途中、フタバ図書に寄る。

「江戸の思想史」とおまけのフルーツキャンディと読書週間の書店くじ

「江戸の思想史」とおまけのフルーツキャンディと読書週間の書店くじ

フタバ図書は前にも割引があった。あっそうと思いながらもにっこり微笑んで店員に言われるとちょっと得した気分になる。また、寄ろうと・・・うまいね。


元安橋より原爆ドームを望む

元安橋より原爆ドームを望む

まだ、行きしなは雨が残っていた。傘を差しながら撮影。


今日は、常連のNYSWJの5名に加えて、もう一人のY氏が加わって盛り上がった。本の内容は読みやすくて、しかもわかりやすく短いので、容易に読める。本の読解に前回の「ディアスポラ」(ブックカフェ14 - グレッグ・イーガン著「ディアスポラ」、原著: DIASPORA、1997年、 09/24/2017)のような意味不明で調べる必要があるような言葉・内容もない。素直になるほど、それはそうだねという感じで読める。

人間が身体的に束縛され、生命に危険のある極限状態に置かれた場合にどのような状態になるか、収容者の心理学者が記録した第二次世界大戦時のドイツ強制収容所における体験である。それほど、想像できないような話でもない。そのような悲惨なことがあったことを既に知っているからではある。それを心理学者の言葉で再確認するようなことだったかもしれない。

人間は極限状態でも自由になれる。人間は普通の状態でも自由になれない場合がある。自由になるには、考え方一つの問題かもしれない。

次回は、ミヒャエル・エンデの「鏡のなかの鏡 - 迷宮」に決まった。ググっていると、アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」という曲がある。Apple Musicでエサ=ペッカ・サロネン, エレーヌ・グリモー, バイエルン放送交響楽団 & リサ・バティアシュヴィリの「時の谺」(Echoes of Time)というアルバムに収録されているのを見つけた。静かな循環音楽。

ブックカフェとは別に「哲学茶会」が発足。マーティン・コーエンの「哲学101問」から二題ずつ取り上げて、考えてみようというお茶(?)飲み会。

(追記) 雑談ネタだけど、W氏が自分の書くものもスーパーコンピュータで文字の順列組合せを計算していけばそのなかに含まれているはずという話をされたので、それはボルヘスの小説にある話のことですねと答えた。だけど、けっして、そんな計算はできないというか、ゲーデルの不完全性定理の話を持ち出して、言葉は無限なんですという話をした。言葉の並びを、具体的にスーパーコンピュータで生み出したとして、その中に自分の書いた文章と一致するものを見つけ出すのは不可能だろうと思う。実際そういう話をボルヘスは書いているんだろうと思うのだが。

ボルヘスの伝奇集にある「バベルの図書館」が、そのボルヘスの小説なんだけど、岩波文庫のたった15ページの短編であるのにも拘らず、読解は難しい。謎の小説だ。もっともこの図書館に所蔵されている本の文字は25文字、「正書法上の記号の数は二十五である」とある。日本語について考えれば、文字の種類は数千はある。短いので、まずは読んでみることをお勧めする。書いてある意味を理解することが難しい・・・

伝奇集と哲学101問

伝奇集と哲学101問

いずれの本もちょっと読んだぐらいではなかなか歯が立たない。


いくらでも読むべき本はある。さてさて・・・あっ、そうそう、「バベルの図書館」は次のように始まる。

(他の者たちは図書館と呼んでいるが)宇宙は、真ん中に大きな換気孔があり、きわめて低い手すりで囲まれた、不定数の、おそらく無限数の六角形の回廊で成り立っている。・・・

(上掲書、103ページ)

ほれ、もう無限だということが証明されたかもしれない・・・

更新: 2017-10-30T22:51:05+09:00

1653夜『江戸の思想史』田尻祐一郎|松岡正剛の千夜千冊ネタ。最近の千夜千冊は長くなった。ゆったりと思う限りを述べられていると感じる。

この本は本居宣長の「古事記伝」にもつながっている。日本とは何か、日本人とは何か、日本語とは何かをもう一度考えなおす切っ掛けになる本かなと思った。千夜千冊の心強いガイドもあることだし。江戸時代に日本の文化は花開いた。江戸をよく知ることは日本を知ることにつながるのだろう。

今日、ブックカフェに出掛けるし、街で買ってこようか・・・

台風22号で、雨が降り続いている。明日昼過ぎまで雨の予想。丸山健二が次のように語ったそうだ。「寿命が500年ほしい。文学の無限の鉱脈を掘り進めるには、新しい文章が必要」(日本経済新聞、2017年10月28日、土曜版44面、文化「丸山健二の挑戦」)。

丸山健二の挑戦 全集こそ最新鋭 全面改稿で100巻

丸山健二の挑戦 全集こそ最新鋭 全面改稿で100巻

完結に10年以上 流麗な文体 詩集のようなレイアウト

完本 丸山健二全集


大昔、丸山健二のファンだったのだが、「雨のドラゴン」(河出書房新社、1973年)ぐらいまでかな。そのあとは僕自身、文学から遠ざかったこともあってか、見えなくなった。全集100巻分もの作品があるとは知らなかった。

丸山健二|眞人堂丸山健二 - Wikipediaで少し研究しようか。五百年も書き続ける気持ちを持てる駆動力を知りたい気がする。

更新: 2017-10-29T08:36:52+09:00
10/28/2017 (Sat.)

Z先生が久しぶりにツイートしたのを見ると、「Fall Creators Update」関連ネタだった。Windows updateを確認すると、バージョン1709のアップデートがあったので、始めてしまった。これが、「Windows 10 Fall Creators Update」。前も、ネットワークが重くなって困ったのだが、視聴していたAmazon Fire TV Stickが止まってしまった。大型アップデートは夜中にダウンロードすべし。日中はバックグラウンドのダウンロードぐらいに止めてほしいのだが・・・、全力でダウンロードしているみたいだ。止めることもできなかったのでテレビ放送を見ながら終わるのを待っていた。

再起動を繰り返しながら、さきほどアップデート完了。焦りは禁物だ。止まっているように見えても、とにかく待つ。最近のオンライン・アップデートは凄い。問題なく、動いている。少し軽快な感じ。いいじゃない。ノートブックのほうは夜間にアップデートしよう。デスクトップが回復して以来、ノートブックは休眠に入ったようなものだ。もったいない。

Abema TVが第30期竜王戦七番勝負第2局第1日を映し出している。お馴染になった解説者とインタビュアーの棋士同士の駄弁り。最近一週間、ある一日のスケジュールとか。長閑な世界。

そう言えば、先日、若手人気の都成竜馬四段の一日のスケジュールにウォーキングデッドを視聴する一日が現れた。人間、暇潰しには事欠かない時代に入っている。ある意味、今のところ、日本には平和な部分がある。

それはともかく、「Fall Creators Update」によって、何か新たにできるようになったかというと、いろいろとおもしろいところがありそうだが、実際すぐにその機能を使うかというと疑問が残る。むずかしいものだ。「Print 3D」とか「3D Builder」がアクセサリとしては新しい。「Mixed Reality」関係もあるらしいが、なにをどうすれば使えるのだろう。何か使ってみたいが、なにごとにも創造的能力が必要なのだ。10 月 17 日より Windows Mixed Reality が本格始動 - Windows Blog for JapanASCII.jp:MRなど3D機能が大幅強化「Windows 10 Fall Creators Update」プレス向けブリーフィングレポートあたりに参考情報が有るが、今のところ待ちかな。

リカバリー用の回復ドライブは作っていないが、どうしようか。HDDに物理的というか、ディスク表面に傷ができるような機械的なクラッシュが起こるとおそらく、回復ドライブがあろうがなかろうが、回復は難しくなるだろうと思う。

更新: 2017-10-28T18:23:20+09:00

昨晩、西区民文化センターのスタジオで、朗読と演奏のコラボレーションコンサート「心ふるえる 魔界ものがたりコンサート」に出掛けた。魚住恵先生が出演されるということなので。横川ゾンビナイト3の関連事業として開催された。ゾンビが西区民文化センターを行き交っていた。

心ふるえる 魔界ものがたりコンサート

心ふるえる 魔界ものがたりコンサート

朗読が多和田さち子さん、ピアノ演奏が魚住恵さん、フルート演奏が万代恵子さんという出演者構成。前段でフルートとピアノでウェルカム・コンサートが行われ、前半の朗読と演奏は小泉八雲、田部隆次訳「雪女」(青空文庫)、後半は泉鏡花「龍潭譚」より多和田さち子翻案「くれない地獄」が演じられた。後半の「龍潭譚」は原作が文語体なので、現代語に代えるとともに翻案されたということだろう。いずれも青空文庫にあり、Kindleでも無料で読める。


出演者ご三人とも芸達者、演出も自然で、本来のそれぞれの技術のレベルの高さが相俟って、見事なコラボレーションになっていた。これは人気が出るのではと思った。

朗読と演技、選曲は考え抜かれており、フルートやピアノの効果音のタイミングも、さすが音楽家で躊躇なく、表現はいずれも素晴らしく高い効果を上げていた。魚住先生のピアノの肘打ちは初めて見て、いや聞いてかな、驚いたが、さすがの切れ味を感じさせた。その他の効果音も工夫されていて雰囲気を盛り上げた。

ピアノは「Shigeru Kawai」(Shigeru Kawai - グランドピアノ - 河合楽器製作所)で、スタジオの音響もあってか、響きが少ないように感じたが、魚住先生独特のクールで硬質な音に合っていたかもしれない。他ではなかなか聴けない現代音楽の世界を堪能した。朗読の世界に溶け込んでいて、現代音楽は朗読に合うというのも発見だった。

現代音楽と言っても、19世紀の後半から20世紀の中頃までの音楽、ドビュッシー、ヒンデミット、ライネッケ、プロコフィエフ、ドヴォルザーク、プーランクの曲が「朗読と演奏」で取り上げられた。ウェルカムコンサートは、エルガー、グルック、ドビュッシー、モンティ。ライネッケ、グルック、モンティは初めて聞く作曲家だった。

もう少し音楽の比率を高くしてもよいのかもしれないとも感じたが、次回作を期待したい。クラシックが創作の分野に進出できる実例にもなったのでは。映画でクラシックの曲が使われることもあるわけだから当然ではあるが。

更新: 2017-10-28T12:30:20+09:00
10/26/2017 (Thu.)

今日は帰宅して、県立図書館に期間延長で借りていた五冊の本を返却しに走った。昨晩はよく寝たので、夜中の3時から4時まではLarry Wall's Quest for a 100-Year Programming Language - The New Stackの記事を読んでいたけど、昼間眠くならなかった。昨年のRebuildでO氏が「昔は眠らなくても生きていけたけど、今は眠らないと生きていけない」というのは真実だ。もう若くはない。ブレードランナー続編の舞台裏へ──30年後の「未来世界」は より暗く、より今に似ている | WIRED.jpネタ。

前のブレードランナーが35年前の作品とは信じられないが、実際に見たのは、ずいぶん後だったのではないか・・・テレビで見たはず。

もう一度見てみるかな。当時は、暗い未来を見て、みんな衝撃を受けたらしい。ウイリアム・ギブソンは執筆中の「ニューロマンサー」の世界をそこに見て、途中でそそくさと映画館を後にしたという。

時代の設定は、2019年。2049年はその30年後ということになるわけ。

オーディオからは、たまたまベスト・オブ・クラシックで耳に留めた、ハクジュホールの堤剛・萩原麻未の演奏がずっと流れている。素晴らしいというほかない・・・NHKネットクラブ 番組詳細(ベストオブクラシック  −堤剛&萩原麻未 デュオ・リサイタル−)

(追記) Amazon Fire TV Stickで「ブレードランナー ファイナルカット版」が48時間レンタル100円になったので、見た。暗い。Replicantの悲哀で終わる。ヴィルヌーヴ&ゴズリング、よくやった!『2049』は『ブレードランナー』を引き継ぎ、そして超えた:池田純一レビュー|WIRED.jpはネタバレだと思うので、リンクだけ残しておくことにしよう。

清水氏の感想も出た。ブレードランナー2049 AIと人造生命のテーマを今こそえぐる快作 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

もう一つ、【ネタバレあり】『ブレードランナー 2049』が、驚くほど寂しい全米デビューだった理由|WIRED.jp

更新: 2017-11-01T21:13:23+09:00
10/25/2017 (Wed.)

2017.43 Hyper lands, racing… | Weekly changes in and around Perl 6ネタ。

パフォーマンスの改善が続いている。虫取りも続いている。僕もそろそろ何かしないと・・・

Larry Wall's Quest for a 100-Year Programming Language - The New Stack。100歳になる前に、Perlは今年、30歳。この記事は、10/05/2017: [言語] Erlangの記憶からなどで取り上げたErlang and Elixir San Francisco Bay Area 2017 Conference: Welcome Inside the Head of Larry Wallのトークについてまとめたもの。

更新: 2017-10-26T19:31:30+09:00
10/24/2017 (Tue.)

是愁さんのツイッターで色づき始めたカエデが出てきた。旅行のある公園の道で、女性がふと道端に落ちていたカエデの葉を拾って持ち去った。僕も拾って押し花にした。でもこわれやすい・・・

道端の紅葉したカエデの落ち葉とスミレの一種かな

道端の紅葉したカエデの落ち葉とスミレの一種かな

花は「芋カタバミ」らしい。


紅葉したカエデの落ち葉の押し花

紅葉したカエデの落ち葉の押し花

少し色褪せたような気もする。パリパリと葉が割れてしまいそう。


ある公園

ある公園

紅葉がかなり進んでいた。


自然に楽しむ。この街にある樹木は素晴らしいものが多い。公園はゆったりと広く美しい。昼ごはんを公園のベンチで食べている人たちがうらやましい。

更新: 2017-10-25T19:04:04+09:00

CSファイナル、危険な状況。

8回表で、3-9の6点差。けが人が多いので、仕方がない面もあるが・・・

さてさて、どうなるか。最後までがんばるしかないけど・・・我が家のカープ女子も腹を立てて、見るのを止めてしまった。

あれ、終わってしまったか・・・残念(;_;)

新井のホームランと菊池の二塁フォースアウトの芸術的送球が記憶に残ったけど。もったいない。

更新: 2017-10-24T22:40:53+09:00
10/21/2017 (Sat.)

ある旅行。AUKEYのスポーツ・アクション・カメラ、AC-LC2で録画した(1080p、60fps)車窓風景から。最近、日本は雨だが、運よく晴れた場所。

ある水平線

ある水平線

時刻は合っていないかもしれない・・・


AUKEY Model AC-LC2

AUKEY Model AC-LC2

AC-LC2を最初に知った記事は、少しずつ考えよう 2 - 最後のiPhoneの次の前? (2017/09/17)にある。

170°広角レンズで、4K(25fps)、1200万画素の撮影モードがある。


タイムスタンプを一度合わせても、電池を交換すると、初期設定(なぜか、2017/02/01 12:00)に戻る。また、録画を停止すると時間の進行が止まってしまうみたい。もう日が暮れかけているのに15時18分。バスは14時53分発-17時28分着。日の入りは17時20分ぐらい。16時半は過ぎているはず。もう少し確認してみよう。

外部の補助バッテリーをつないでいれば、使えるマイクロSDカードの容量は32GBが最大なので、3時間、録画できると考えればよい(1080p、60fps)。それ以上、録画するなら、USBでPCに接続することもできるが、実際上、マイクロSDカードを交換できるように準備しておく必要がある。マイクロSDメモリカードを交換するには電源を切る必要があるので、時刻の再設定は必要になるだろう。

電源ランプ(赤、上面)と録画ランプ(青、後面)が点灯している間は、録画ランプが点滅する録画中ではなくとも、時計は時を刻んでいる。しかしながら、OKボタンで録画を停止してしばらくすると(3分ぐらいで)、電源ランプ、録画ランプとも消灯し、時計も止まってしまうようだ。電源ボタンで再起動すると、時刻設定した時刻から新たに時間がカウントされていく。録画終了時の時刻に時刻設定が変更されることもないので、録画時間が累積されることもない。

一度録画を開始した場合、止めずに続けて録画することにすれば問題はなくなる。マツダスタジアムで一度録画したのだが、一度も録画を止めなかったので問題に気付かなかったようだ。

9月21日の阪神戦

9月21日の阪神戦

この試合も初回5点を取って楽勝と思わせたが、5-7で逆転負け。初回、点を取ると、ろくなことがない。しかし、同じことは続かない。再逆転だ。がんばれ、カープ!(10月24日、CSファイナル第5戦にて)

録画ファイルを調べてみると一度も録画止めなかったというのは嘘だったね。ファイル名の時刻は録画開始時刻で、ファイルの更新時刻が録画終了時刻になるはずだが、前のファイルの更新時刻以前の開始時刻のファイル名ができている。


ビデオ画像はメモリ容量が大きいので、これからはバックアップに苦労する可能性があるね。自動的に25分42秒(4.170GB程度)でファイルは切り分けられる。

タイムスタンプの問題はあるにしても、小さな軽量のカメラによる長時間録画のおもしろさを体験できた。ライフログになる。次の機会には「タイムラプス写真モード」を試してみよう。

デジカメは主に二機種使っているが、記録されている時刻の正確性が心配になって確認すると、時刻表示を分単位で確認しただけだが、いずれも正確。バッテリーをはずして数時間充電するのは頻繁だが、時刻合わせが必要になったことはない。

いつ最後に使ったか、充電したか、もう憶えてもいない、水中カメラとして使える機種も調べてみると、時間が1時間程度進んでいるだけで日付は合っている。もうバッテリーが切れているかと思ったが・・・まだ、ディスプレイも表示できる。なかなか素晴らしい。時刻合わせをして充電。検索してみると、最後に使ったのは、昨年の6月。

アクションカムは、GoProのHEROが切り開いた分野で、最新の状況は、GoProが再びシーンを変える - 「HERO6」は正常進化、「FUSION」はアクションカムの未来だ (1) 「カメラメーカー」ではなく「コンテンツ企業」 | マイナビニュースの記事にある。それなりに費用は掛かるが、ここまでやれば完璧という感じになる。HERO6とFUSIONそれぞれの記事を載せておこう。GoProが「HERO6 Black」を発表、4K/60fps撮影やタッチズームに対応 | マイナビニュース(最新モデル「GoPro HERO6 Black」!開封から初期設定、撮影方法まで徹底レビュー | RentioPress)とGoProの360度カメラFusionは11月発売。5K撮影、『OverCapture』対応 - Engadget 日本版などを参照するとよいだろう。

更新: 2017-10-24T23:20:04+09:00

テロ防止のために私的に制作された監視マシンのお話。人間一人ひとりを識別して動静を把握できる。NSA(国家安全保障局)のデータを使っているという。監視社会ならではのストーリー。もちろん、データの解析は自前なんだろう。当然のことながら個人レベルの犯罪を解決するためにも使える。言わば、犯罪予知マシンなのだが、世の中に知られるとまずいということになる。まあ、そういうお話。

なかなかおもしろい。4.5星。

NSAの情報を利用するというアイデアは、トム・クランシーのザ・キャンパス(ライアンの代価、Locked On、原著: 2011年)などでもお馴染みだが。

更新: 2017-10-22T10:37:45+09:00

明日(10月22日)が最後なので、広島県立美術館に昼から出掛けた。この展覧会の意味を説明するのは結構大変。失われたレオナルドの「アンギアーリの戦い」壁画の中心部分をなす「軍旗争奪」の戦闘場面を描いた、日本初公開の「タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)」と共に、ミケランジェロの「カッシナの戦い」の下絵の模写板絵が展示されている。この二つはフィレンツェのシニョーリア宮殿(現ヴェッキオ宮殿)を舞台に競作した壁画に関係するものだそうだが、壁画そのものは現存していない。が、ダ・ヴィンチの失われた大作が宮殿の壁の裏に隠されているかもしれない - GIGAZINEという話が謎と言われている理由である。

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展

詳しくは、アンギアーリの戦い (絵画) - Wikipediaなどを参照するとよいかもしれない。


展覧会自体は、その壁画をAR的にコンピュータグラフィックスで再現シミュレーションしたビデオを繰り返し流していた。これが一つの見どころである。

「アンギアーリの戦い」自体はタイトルのごとく、戦闘画面の絵なので、怖い絵である。その好き嫌いはあるかもしれない。それはともかく、絵画だけでなく、展覧会の半分は、レオナルド・ダ・ヴィンチの幅広い才能を表す「手稿」をベースに模型などを展示している。こちらのほうがむしろ見どころかもと思った。

久しぶりにゆったりとした気分で土曜日を迎えた。日経を買いに出掛けると7時半過ぎでは自動販売機にセットされていない。ファミマまで足を延ばして買って帰る。

日本経済新聞 2017年10月17日(火)第3面 世界株高 鮮明に 新興国でも最高値

日本経済新聞 2017年10月17日(火)第3面

最近、目に付く株高の記事。いつか取り上げようと思っていたが・・・


日本経済新聞 2017年10月21日(土)第1面 「大いなる安定」いつまで 世界株高、緩和継続が火種

日本経済新聞 2017年10月21日(土)第1面

株価純資産倍率(PBR)が他国株(米国3倍)に比べて、日本株は低い(1.3倍)ので割安という話ではあるのだが、相対的な話にすぎない。世界株の時価総額は世界のGDPを上回っているので、割高とされる水準にある。


「日経平均株価は21年ぶり高値圏」というグラフを見てみると、ほぼ10年毎に暴落しているようにも見える。通貨供給量のグラフを重ね合わせてみるとおもしろいのかもしれない。

グローバル(新興国の経済の発展)化とデジタル(IT)化が株高の背景にあるのは間違いないのだが・・・資源とエネルギーの問題を考えないと・・・経済を物質(エネルギー)的に支えるものは何かということだ。

IMF DataMapper、World Economic Outlook (October 2017) - Real GDP growthを参照すると、少なくとも来年、2018年までは問題ないという話になっている。World Economic Outlook Update, July 2017: A Firming Recoveryによれば、「世界経済は2017年と2018年に成長加速へ」、日本とEUの経済成長見通しは上方修正された。

「Real GDP growth」のグラフを見ると1980-2022年までの期間の実績・予測が入っていて、興味深い。新興国、アジア・アフリカがこれからの成長エンジンとなる予想。資源・エネルギーが十分に供給できれば、成長エンジンは動くはず。

更新: 2017-10-21T13:33:06+09:00
10/20/2017 (Fri.)

【将棋】王座戦第4局 中村太地六段が王座を奪取 羽生善治王座は1冠に - 産経ニュース【将棋】藤井聡太四段、王位戦予選で小林裕士七段に勝利、3回戦進出 囲碁・井山七冠達成に「とても偉大」(1/2ページ) - 産経WESTネタ。

いずれも、若手の集中力を持て余した感じ。大変なことになってきた。時代は変わるか・・・

羽生棋聖は【羽生善治棋聖が就位式】羽生棋聖「結果が出せてよかった」 最新型を研究、将棋界牽引(1/2ページ) - 産経ニュースの記事にあるように棋聖戦初登場の木村一基八段の挑戦を受けたが、9月に防衛したばかり。

羽生善治の時代は終わっていない。「永世七冠」をかけた竜王戦はじまるというわけだが・・・がんばれ!

10月21日、竜王戦七番勝負第1局2日目、午前9時再開、羽生挑戦者封じ手が指される。2五飛。調べてみると渡辺竜王は33歳とまだ若いね。羽生棋聖が47歳。ちなみに中村新王座は29歳、7段に昇段。小林裕士七段は41歳。藤井聡太四段は15歳と圧倒的に若い。木村一基八段は44歳。

(追記) 10月21日、第1局2日目、羽生棋聖の勝利に終わった。

更新: 2017-10-21T20:40:56+09:00
10/16/2017 (Mon.)

アップルのクックCEO:高品質なARヘッドセットに必要な技術はまだ「存在しない」 - CNET Japanネタ。Apple's Tim Cook on iPhones, augmented reality, and how he plans to change your world | The Independentが元ネタで、ここからAR関係の部分をうまく抽出して説明している。

当面は記事のタイトル通り、ARヘッドセットの可能性はないという判断。実際のところ、iPhoneでできるレベルの作業をメガネ的なデバイス(iGlass)で実現することさえむずかしいだろう。iPhoneと同じことができるだけでは意味がないし・・・ARヘッドセットのデザインは、ディスプレイを置き換えるものになるのだろうが、見えるものと相互作用するためには、手で連携操作するデバイスと組み合わせることになりそうだ。どう考えても、一筋縄ではいかない話になる。

ARKitは、アップルの「ARKit」で作ったアプリが続々登場--広がる期待と現状 - CNET Japanから進み、「iOS 11」ですぐに試せる、「ARKit」対応おすすめアプリ23選 - CNET Japanを見れば、どのあたりに到達しているかがわかる。お勧めでないものまで紹介しているのがおもしろい。

Appleのスマートホーム戦略--HomePodを入り口に - CNET Japanのスマートホーム関連の記事にしても、実用的・実践的なモノの見方が着実な方向性を生み出していることがわかる。

スティーブ・ジョブズが後継指名したというだけでなく、本記事の内容を含め、ジョブズ亡き後の様々な活躍を続けて見ていると、ティム・クック船長の方向感覚に間違いなしという感じがする。「この国に惹きつけられる」ティム・クックCEOが語ったAppleと日本のように日本重視感覚も受け継がれていて、うれしい。

とにかく、WWDC 2017の総括、最も重要な発表とは?--Appleニュース一気読み - CNET Japanを参照して、もう一度復習しておこう・・・

10/9/2017 (Mon.)

ユヴァル・ノア・ハラリ氏のクーリエ・ジャポンの記事を結局、全部読んだ。特集:ハラリ教授が考える「AI革命後の世界」 | クーリエ・ジャポンなど。41歳、不惑過ぎとは思うもののまだ若い。それでも新しい世代の到来を感じさせるのも事実。

まだ、「サピエンス全史」(英訳: 2014)も読んでいない。実は内容が気に入らないと思ったから買わなかった。自分が期待・予想するものと大きく違う未来を描いている。次の「ホモ・デウス」(2016)の翻訳は2018年9月に出る予定。

大変な時代になったものだ。と、消化不良気味・・・まずは「サピエンス全史」を読んでみないと。西欧的な精神・知性はこういったところにあるのかと思う。

クーリエ・ジャポンの登録会員にならないのであれば、人類は“ホモデウス”に進化できるか - アゴラあたりが大いに参考になる記事だろう。

我らが世代が付いていけるのは、ロボットと仲良く共存するアイザック・アシモフ的世界ぐらいのアイデアであり、自己を生物学的に改造したり、サイボーグ化したりする世界はSFとしてはあったとしても、想像の世界の話であって、現実の話として積極的に受け入れるのには抵抗がある。パーソナル・ロボットの時代 (07/19/2014)ぐらいの話だとありがたい。今のところ、僕らはPCと仲良くやっている。ロボットとだって仲良くやれる。

更新: 2017-10-10T22:42:17+09:00

これもメモとして関連リンクを残しておこう。

画像認識で見たものを理解するということなのだが、見てほしいものを学習するメカニズムを是非搭載してほしい。

10/8/2017 (Sun.)

「ARがある未来」の記事を書いて、日経を買いに出た。自動販売機から出てきた第一面に驚いた。「ソニー 家庭用ロボ来春に」の文字が躍っていた。

日本経済新聞 日曜版 2017年10月8日

日本経済新聞 日曜版 2017年10月8日

驚いたのは、ARがある未来って、結局、ロボットにつながるねと思いながら、外に出たからだ。前にも「AIBOリバイバル」とどこかで書いたかもしれない。コンピュータが視覚も聴覚も獲得したとすると、必然の結果だ。


そのうち、ロボット犬を連れて散歩するのが流行するかもしれない。楽しみではある。心配なのは価格。AIBOも高価だった。PCより高価になるのは必然と言えば必然。そして、技術的にもバッテリー、電力供給の問題があるだろう。家庭内だけなら選択肢は多いが、外に連れて出るとなると大変。

拡張現実は「当たり前」の技術になる──「ARがある未来」を理解するための5本のストーリー|WIRED.jpネタ。

ARがOSに組み込まれると、コンピュータは凄い力を発揮するようになる。これもカメラとグラフィツクス・ボードなどのハードウェアと画像認識のソフトウェアが進化・深化していることによる。コンピュータが視覚を獲得したということだ。生物が視覚を獲得したカンブリア紀のような機械生命の爆発的進化が起こり得る。

眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く

眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く

アンドリュー・パーカー著「眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く」(草思社、2006年)

進化生物学 (2006/05/22)。


現時点考えていることが、急速に無意味になる可能性がある。よく考えないと・・・それと組み合わせると何ができるか。

10/7/2017 (Sat.)

昨年は、ボブ・ディランの受賞の話題で盛り上がって、かなりの記事を書いたが、・・・カテゴリはMusic(音楽)に分類されている。今日は、いくつか、考えるきっかけになりそうな記事を載せておこう。

本日記にはカズオ・イシグロ氏に主に言及した記事はないが、明日は大晦日、少し読書をしよう (2015/12/30)が最新。上のリストのWiredの記事が載っていた「ことばの未来」からの話題。

クーリエ・ジャポンの作家の「創作の秘密」はおもしろい。最近は、各所で、読み掛けた途中から有料になる記事が多くて、いつもがっくりきてしまうが、まあ仕方がない。読める範囲で止めてしまうが、今回の場合、めずらしくその範囲でも興味深い内容を含んでいる。

ARの時代は来ているかもしれない。アップルの「ARKit」で作ったアプリが続々登場--広がる期待と現状 - CNET Japanなどを参照。

少し調べよう。

ここはハードウェアを押さえているAppleが先行するのかもしれない。iOS11が動作するAppleデバイスが何か必要ということかな。

Pixel 2は日本では引き続き発売されないということで、残念というしかないかも。Google Homeは日本でも発売されるけど、さてさて・・・取りあえず、関係記事をまとめておこう。

一番、欲しいのは、AR。しかし、今のところ、Google Lensが動くPixel 2がないとどうしようもない。誰もがARを使えるようになればおもしろい世界になるだろう。

昨晩、またもやエリザベト音楽大学に出掛けた。いつもの駐車場も一台しか空きスペースがなかった。先日、ザビエルホールに行ったときは、がら空きだったのに。おそらく「萩原麻未」効果だったのだろう。帰りに精算機で清算に手間取っているご婦人に、お釣りは下の方から出ますよとお教えする。「ありがとうございます。初めてなものですから」と。意外とお釣りの出口はわかりにくい。

今回は、広島ホームテレビ主催、エリザベト音楽大学共催。本格的なピアノリサイタルは、萩原麻未さん、ジュネーブ国際音楽コンクール・ピアノ部門優勝 (2010/11/19)の前に安芸区民文化センターで聴いて感動して以来。萩原麻未プレコンサートとフォーレ (2014/06/14)もリサイタルに近いものだったが。最近では、堤剛&萩原麻未 デュオ・リサイタル|ハクジュホールがNHKのクラシック倶楽部で放送されたのを聴いたのが印象に残っている。

ショパンのノクターン1番、2番にはじまって、ショパン=リストの「6つのポーランドの歌」、リスト「愛の夢 第3番」、リストの「パガニーニによる大練習曲」、休憩を挟んで、台信遼の「秋霖抄」とシューマンの「謝肉祭 Op.9」。アンコールはショパン「子犬のワルツ」、ドビッシー「月の光」。エリザベート音楽大学は午後9時に閉館するのがルールなのでと申し訳なさそうに断りを入れながら、最後の「月の光」を演奏。アンコールの両曲とも十八番の曲だが、走り過ぎず、丁寧な印象を受けた。

台信遼氏は東京から駆けつけられて、舞台で挨拶された。「秋霖抄」は小品だが、リサイタル当日の秋雨を話題にさせた、静かな、新感覚で印象的、雨の降る空間を感じさせる素晴らしい曲。現代に新しい音楽が生まれつつあるのかもしれない。パンフレットの解説には「楽譜の上段と下段で調号が異なる特殊な記譜法が用いられており、全体としての響きの均衡を保ちながら、色合いの異なるふたつの旋法(モード)が同時に進行していきます。」とある。パリ国立高等音楽院時代からの知り合いだそうだ。

圧巻はリスト「パガニーニによる大練習曲 第3番 ラ・カンパネラ」。思わず、みんなが拍手すると、立ってお辞儀。

「ラ・カンパネラ」に象徴されるが、本来の特徴である美しい繊細な表現力に力強さが加わった感じで、強靭で揺るぎない音楽を聞かせてもらった。見ているだけで、ピアノを自由自在に使いこなしていると感じる。天才に加えて、凄い練習量なのだろうと思う。

萩原麻未ピアノリサイタル 2017-10-06 エリザベト音楽大学セシリアホール

萩原麻未ピアノリサイタル 2017-10-06 エリザベート音楽大学セシリアホール

今朝は、ずっとApple Musicで昨晩と同じ曲を探して聴き続けている。「ラ・カンパネラ」の鐘をうまく表現するのは難しい。クラシックの世界はまだまだ知らないことだらけ。いや、クラシックだけでもないか、世界は広い・・・


これから、どんな音楽の世界を作っていかれるのか。大変楽しみだ。

10/5/2017 (Thu.)

続けて、Erlang and Elixir San Francisco Bay Area 2017 Conferenceを見ていると、哲学的な話が多い。Perlの文化にマッチする。Keynoteの最後を飾るのがLarry Wallだが、最初のKeynoteはSarah Allen, Language Encodes Wisdom, Co-Creator Adobe After Effects/Shockwave Flash Video, Works at Google。この講演ももう少し詳しく見てみたいところ。講演タイトルが「言語は知恵を符号化する」って、かっこいい。

講演のスライドを何枚か撮影したのだけど、Joe Armstrong氏のErlang Worldviewの言葉を引用されたスライドがあったので、ここにリスト形式で引用しておこう。

  • Everything is a process.
  • Processes are strongly isolated.
  • Process creation and destruction is a lightweight operation.
  • Message passing is the only way for processes to interact.
  • Processes have unique names.
  • If you know the name of a process you can send it a message.
  • Processes share no resources.
  • Error handling is non-local.
  • Processes do what they are supposed to do or fail.
(Erlang Worldview, Joe Armstrong)

「プログラミングErlang」を購入したのが先か、ErlangがPerlのPOEモジュールと関係していると知ったのが先かもう定かではない。もう、どうでもよいことだが。講演者にアクター・モデルのCarl Hewittの名前を見つけて(Carl Hewitt, Creator of Actor Model, Concurrency and Strong Types for IoT)、本日記を調べると二つの記事が見つかった。

過去の記事を見ると、ErlangはActor Modelに基づいたプログラミング言語らしい。その根拠についての記憶はもうない。もう9年も前の話だ。僕の知らないところで、物語は延々と続いている。

Perl 6はPerl 5の中で生まれた様々なアイデア(モジュール)を本体にすべて取り込んでいる。POEもその一つだと思う。どこかでDamian Conwayが語っていたはずだ。

もう一人知っている講演者がいた。Dave Thomas, Transforming Programming, Pragmatic Programmer turned Publisher。Programming Rubyの作者だ。調べると、最近といっても昨年のことだが、Amazon | プログラミングElixir | Dave Thomas著, 笹田耕一訳, 鳥井 雪訳が出ている。翻訳の笹田耕一さんて、Rubyの開発者で著名な人。RebuildではThreadはkillしたいほうだと言われていたが、Elixirに興味あり。

Elixir (プログラミング言語) - Wikipediaという話なんだけど。Erlangの仮想環境上で動く言語。仮想環境と仮想マシンとどう違うのだろう。

昨日のErlang VM上にPerl 7を載せる話は、MoarVM上にElixir/Erlangを載せることができるかどうかということのような気もするが・・・

更新: 2017-10-05T22:38:52+09:00
10/4/2017 (Wed.)

30分の速歩。今日は中秋の名月。6日が満月だそうだが、雨だろう。

中秋の名月

中秋の名月

少し欠けている。手持ち撮影。


今晩は、Facebookに流れてきたWelcome Inside the Head of Larry Wall | Erlang and Elixir San Francisco Bay Area 2017 Conferenceでラリー・ウォール(Larry Wall)の頭の中を覗こうとした。が、言葉に阻まれ、少しは聴き取れる部分が出てきたのだが、十分に覗けなかった。YouTubeで続けて、Joe Armstrong氏の講演を視聴した。スライドがわかりやすいので、おもしろかった。冗談だらけなのは、Larryに似ているのかも。

Joe Armstrong著「プログラミングErlang」(Ohmsha、2008年;原著: 2007年)を本棚の奥から引っ張り出して眺めている。まだ、眺めただけで、まじめに理解しようとしたわけではない。並行処理に特化したプログラミング言語。Joe Armstrong氏にとっては、元々、世界は並列に動いているというわけなので当然なことなのだが・・・Perl 6のデザインから学ぶことはあったのだろうか。Larryの紹介(About)ではPerl 6の再デザインを高く評価している。YouTubeのコメント欄にPerl 7はErlang VM上にあればいいなあと・・・

プログラミングErlang

プログラミングErlang

Programming Perl 6を並べたいのだけど・・・


Joe Armstrong氏の講演の問題の中に、エントロピーを下げるというのがあったけど。日記を書くのはエントロピーを減少させているのか、増大させているのか、今一つよくわからない^^;)

10/3/2017 (Tue.)

シリコンバレー101 (726) 素晴らしい携帯を開発するだけでは埋まらないGoogle「Pixel」とiPhoneの差 | マイナビニュースネタ。

要は製品の供給力が重要というお話。なにごとも大変だ。リスクがつき纏うので簡単ではない。

Rebuildで、Essential Phoneは売れていないという話だったが、Essential Phone、キャリアからは5,000台しか売れていない?米調査会社BayStreetが発表 - Dream Seedのような記事がベースなのだろう。

既に機能的に成熟したデバイスで、最初は冒険はしにくいはず。無理もない気がする。次のステップが問題だろう。

さて、明日の深夜、10/5の午前1時から。Google、スマートフォン新製品を10月4日に発表、Pixel 2登場か | マイナビニュースを再掲しておこう。

感想戦が始まっている。帰宅してから、日本将棋連盟のノーティフィケーションで気付いて、ずっとAbemaTVを見ていた。羽生王座がギリギリの死闘の末、二連敗の後の初勝利。中村太地六段も最後まで素晴らしい戦いだったが、力尽きた。見応えがあった。

昨日、大記録を同時達成か? 羽生二冠が迎える大一番と過酷な対局スケジュール | Abema TIMESの記事を見て、羽生二冠の大変さを知った。このスケジュールの中で、竜王戦も挑戦権を得た。申し訳ないが、傍観者、ファンとしては大変な楽しみ。

10/2/2017 (Mon.)

アマゾン、Alexaを年内に国内展開。Echoは事前申し込み招待制で販売 - Engadget 日本版ネタ。

いよいよ始まりそうだけど・・・

10/1/2017 (Sun.)

夕方から、エリザベト音楽大学ザビエルホールのピティナのピアノ・ステップに向かう。近くのいつもの駐車場に車を停める。聴くべきものを聴いたあと、抜け出して、八丁堀の丸善・ジュンク堂書店で本を調べる。

Inkscapeの本は一冊だけあったが、本を読むだけではなかなかわからない。とにかくトライ・アンド・エラーの世界のようなものだ。いろいろ操作を試して、結果を見るしか、方法はない。まずはパスの使い方に習熟する必要がある。重なったパスを統合する操作がレーザーカッター用のデータでは重要になる。交点の部分がどうなるのか、もうちょっと調べてみる必要があるけど。面のデータと輪郭(パス、イラレではアウトラインかな)のデータも区別できることが必要だ。輪郭は切断、面は彫刻に関わる。

プログラミング言語関係の書棚をチェック。最近は、Pythonの本が本当に多くなった。人工知能・機械学習の隆盛の影響だ。次に多いのがRuby。かなりある。Perl本は本当に少ない。一つの棚の一列が埋まる程度。僕の書棚の方がたくさんあるぐらいだ。Perl6の本はまだない。日本は数年遅れの動きになるだろう。外国でまず評価が高まらないと日本には入ってこない。その頃には、PCもマルチコアというだけでなくメニーコアというのがポピュラーになっているかもしれない。最近では100を超えるコアを持つPCも出てきているが、調べてみると、それはさすがにコアが多いだけでなくマルチプロセッサのマシンだった。おそらく個人用としては高価すぎるだろう。

プログラミングの棚がこれからはさらに拡張され、他の分野に浸透していくのかもしれない。そんな気がした。

文学や哲学の方の棚に移動すると、壁際に白川静先生の関係が並んでいて、「回思九十年」だったと思うが、その横に、「文字講話」のIからIVが並んでいた。「孔子伝」もあったかもしれない。少し読んでいると、文字の表記の話が出てきて、川端康成は単行本には旧字体・旧仮名遣いを使うように要請し、文庫本については新字体・新仮名遣いを止む負えず認めていたという話題のある対談があった。その後、芸術的にも良い字は手紙文に現れるということを白川先生は言われていた。もちろん手書き(筆書き)の話。漢字そのものに意味がある。刻印された、あるいは書かれた文字にも変遷がある。手紙は紙に書かれた。他に何か重要なことを言われていたように思うのだが・・・また、読もう。

最早、文字はPCのフォントで表現するのが当たり前の時代となり、手書きは消えつつある。今はあらゆる字体が選択でき、当用漢字という言葉はいつのまにか死語になり、昔の漢字でも中国の漢字でも多少の手間はあるが使えるようになってきた。これは、Unicodeのお蔭かな。素晴らしいことだ。世界の文字がコンピュータ上には引き出せる。しかし、それでも新しい文字は生まれないかもしれない。新しい文字を作ろうと考える人はいるのだろうか。あるものを探して使うだけ。流行語は新しくできるけど、これは言葉のレベル、漢字の文字のレベルではない。これでいいのかなと思ったが、当然ながら、いまさら、それほど問題にしようと思っても、関心は持てたとしてもどうしようもないかもと思った。987夜『漢字の世界』白川静|松岡正剛の千夜千冊あたりで、もう一度復習かも。

最後はお決まりのコース。SF。英米SF賞史上最多7冠受賞作『叛逆航路』は新たなるフェミニズムSFの潮流なのか? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ。やはり、七冠に惹かれて、立ち読みをはじめたが、ちょっと読んだぐらいでは良さがわかるというわけでもない。が、よさそうな感触があるところまではなんとか行きついた。三部作ということだけど、まあ置いておいた。グレッグ・イーガンが溜まっているし・・・

丸善・ジュンク堂書店規模になると、書店自体が世界の成り立ちや社会・世相を表現することになる。時折、歩き回ってみるのも価値がある。ちゃんと本を購入してと言われそうだが・・・

更新: 2017-10-02T18:39:19+09:00

PCで使い始めた無線(27MHz)USBマウスの調子がどこかおかしい。クリックが効かないことが頻繁に出てきた。気になるのはマウスの電池ボックスの蓋が少し浮き気味なこと。二本の電池が重なって格納されており、元々収まりが悪い感じがある。浮きを押さえると問題がなくなる。いやー、モノとシステムの関係は微妙なもの。もっと安定した製品に代えたほうがよいのだが、とにかく使えなくなるまで付き合うのが僕の方法。山下洋一氏のマイナビの記事(9/15)にGoogle、スマートフォン新製品を10月4日に発表、Pixel 2登場か | マイナビニュースがあったのを残しておこう。もうすぐ発表がある。

PixelはGoogleスマートフォンの上級ブランド。下にNEXUSがある。昨年のPixel/Pixel XLは649ドルからだった。Google Pixel/Pixel XLのスペック比較と特徴を徹底解説。価格・日本発売日も。を参照。NEXUSの価格はNexus 5X / 6Pは価格が高い!安く買うにはMNP一括0円に限る! - The Goalに詳しい。

Andy RubinのEssentialも出たばかりだが、699ドル、今のところオーダーは米国とカナダだけ。Essential Products | My Phone is Essentialの「Essential Phone Dock」はまだ製品化されていない。Magnetic connectorを使った充電用のデバイスとしての説明がある。バッテリーの容量は3040mAhと大きいし、「Fast charging via USB」とスペックには書いてあるので、充電用だけに使うのはもったいないと思うのだが。Ambient OSの展開と共に要注目だろう。「Keep me posted」は頼んでおいた。

EVERYTHING YOU NEED TO KNOW ABOUT THE ESSENTIAL PHONE (PH-1) Essential is working on a charging dock, a 3.5mm audio accessory, and Android Oには、チャージング・ドッグだけでなく、High End Audioアクセサリの話もある。

iPhone4は4万円程度だったから、今のiPhoneでは2-3倍の価格高騰。性能もアップしているわけだが、価値判断をどうすべきかという話になっている。Rebuildでは毎日使うデバイスならそれぐらいの投資はあり得るという話にまとめていたが。確かに、それぐらい高性能なら、大型ディスプレイやキーボードをつなげばMacになるよということであれば納得かも知れない。そのかわり、Macは売れなくなる。

ゼロサムゲームはいやだといっても、経済が拡大しない中ではそれもむずかしい。ゼロサムゲームになっていく可能性が高い。考え方を変えていかねば大変だろう。

それにしても、性能のよいスマートフォンがほしいのは間違いない。さて、さて・・・10月4日が楽しみではある。

更新: 2017-10-01T21:08:29+09:00

山下氏の記事(9/28)が、三つ出た。

Google Home日本発売は10月上旬!Amazon Echo、Apple HomePodなどスマートスピーカー続々登場! | Qeticのようなニュースが出始めているので、いよいよ、日本でも試せる日が近づいている。

やはり、音声認識においてむずかしいのは日本語対応というよりは、日本人対応かも知れない。日本人の英語が聴き取れない可能性はあるのではないだろうか? Apple TVでSiriには僕の英語ではなかなか伝わらない。日本人英語を学習してほしいなと思う^^;) 僕は洋楽専門だしね。Apple Musicでアーティスト名を認識させるのに一苦労。Echoが出たら、Amazon Musicと比較したい。

| 先月 | Monthly Index | Timeline | Mobile版 powered by iUI
2001年版 | INDEX | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2002年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2003年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2004年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2005年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2006年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2007年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2008年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2009年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2010年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2011年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2012年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2013年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2014年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2015年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2016年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2017年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9

(C)jscripter