今朝の外気温は16℃。夜は雨音が微かに聞こえた。晴れて放射冷却があると、朝の外気温は9-10℃。最近は湿度が下がってきていて、空気清浄機の加湿が切れると湿度が40%を切るようになっていた。コロナ・ウィルスの寿命を短くするためには50%以上の湿度が必要らしい。アナログ温湿計の盤面の指標を見ると、快適な湿度は40-65%。今日のお昼の書斎の室温は25℃。外気温18℃。最高気温の予測も18℃。昨晩は図書館で借りていた本の返却期限だったので、返却ポストに22時ぐらいに投函した。お陰様で歩数は1万歩を軽く超えた。昨日はラリー&リーを聴きながら歩いた。
キース・ジャレットが脳卒中で倒れたという話を以前読んだのだが、その後の回復はどうだろうと調べ始めたが、思わしくない。二月にチック・コリアが亡くなったし、ジャズ・ピアノ界も大きく変化してきている。最近、キース・ジャレット・トリオの「Standards in Norway」を聴いた。知らないアルバムも多い。Apple Musicなら大抵のものが聴ける。単純な検索では引っ掛からないものもある。アーチストから作品を調べるのが早くて確実だ。
今日、探したBLUE NOTE CLUB WEB | キース・ジャレット自身が「ゴールド・スタンダードと捉えている」と語る新作『ブダペスト・コンサート』の記事を読んで、ブダペスト・コンサートを古いMacBook(Intel Core 2 Duo、13インチ、Late 2009、1280x800、メモリ8GB増設、High Sierra)のiTunesからYAMAHAのネットワーク・プレーヤーにAirPlayを飛ばして聴いた。
後で、アップデートがあると言われて、インストールを受け入れるとiTunesそのものだった。まだ、古いMacBookもiTunesプレーヤーとして十分働いてくれる。幸いなるかな。
iTunes on MacBook Late 2009(High Sierra)
ソニーのテレビと並んで、存在感を漂わせている。黒いソニーに白いAppleが映える。
この白亜の美しい筐体のMacBookは2010年の最初に購入したので、既に11年を超えている。アプリが動き始めれば問題はないが、起動に随分時間が掛かる。そうなると、実際のところ、辛抱人でないと使えないのも事実だ。今はiTunesを起動状態でディスプレイを閉じて常に待機状態にしている。これで実用になる。
ワイヤレス・イヤフォンの白と黒
月をお供に (2020/11/30)。コロコロリンと転がる黒も困るなと思って、転ばないイヤフォンを購入してみた。ワイヤレス充電はできないが、コロコロリンよりは耳への装着感は優れている。しかし、耳穴への嵌め込み方は形から想像するものとは違う。結局、収まりがよい方法は一通りしかない。下側から耳に引っ掛けるのが正解らしい!?
いや、「Axloie Goin G2 for Sports」はケースのイヤフォンの配置が、身体の左右やEarfun(TW100)のケースの場合と左右が逆になっている。蓋を開けた時、左側にR、右側にLが記されている。そうすると、やはり上から掛けることになる。
Steve Gadd Bandの曲が流れている。肩の力が抜けている。最近、よく聴いたのはギター。ジョン・マクラフリン、マイク・スターン、ジョン・スコフィールドなど。マイク・スターンも両腕を骨折して、ピックを接着剤で指にくっつけて弾いたとか。2017年にTripというアルバムが出ている。躓くという意味を掛けている。マイク・スターンはロックの出身で、マイルス・デイヴィスのバンドに参加して有名になった。マイルスが付けた綽名が「FAT TIME」。僕らは大昔のその姿をテレビで見ている。
毎日、何かを調べている。こんなことができるのはインターネットのお陰である。自分の興味だけで調べるのではなく、人のために調べるようになったが、そこに自分自身が投影される。今朝の外気温は15℃。室内は25℃近くある。昨日は27℃まで上昇。夜間もそんなに下がらない。もうすぐ冷房が必要になるのだろうか。まだ春だよ。季節の変化のスピードも早くなっている。今年の庭のモクレンは3月に咲いたが、野鳥たちに啄まれることもなく、長い間楽しませてくれた。モクレン - Wikipediaによれば花期は4-5月という。野鳥たちも季節を間違えたのかもしれない。そういえば、サツキも4月の第一週には見ごろになった。
日記も週記になったかもしれない。物を調べる習慣が変化したからだろう。昨日は、4月のApple Eventの日だった。M1搭載のiMac、iPad Proが発表された。iMacは24インチ、一枚の板になった。12.9インチのiPad ProはミニLEDをバックライトに使った「Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載している。
そして、AirTag。しかし、タグに、これは高過ぎる。電池も必要ではね。
Apple TV 4Kの新しいのも出た。SoCがA12 Bionicとなり、グレードアップしたらしい。iPhoneと組み合わせた自動画質調整+カラーキャリブレーション機能を搭載するそうだが、組み合わせるテレビも性能が必要なんだろうなあと思う。
結局、コンピュータは性能はともかく何をするのかということのほうが問題だ。性能が上がれば、できることが増えるが、ふーむ。調べることに忙しくて、じっくりと考える暇がない。
Tribit防水スピーカーを浴室に持ち込む習慣ができ、iPhoneからのBluetooth再生が途切れる原因はiPhoneのWiFi・4G接続速度にあることがわかってきた。音源をダウンロードしておけば途切れる問題はなくなった。そして、iPhone自体を浴室に持ち込むようになった。音源をやはり切り替えたくなるからだ。Kindleで本を読むこともできる。15分間の長湯をするためには必須のデバイスなのである。ながら族の運命 - 情報の狭間にて (2021/01/15)
Raku multiple dispatch with the new MoarVM dispatcher | 6guts。
多重ディスパッチ - Wikipediaをよく読もうか。
「多重定義を許すプログラミング言語では、同一の名前の(すなわち、多重定義された)関数やメソッドのうちのどれを呼出す(ディスパッチする)かを決定する、ということをしなければならない。」というわけだが、どんな風に使うのだろう。
おもしろい使い方を考えられないかな・・・
ポール・グレアムの「ANSI Common Lisp」(ピアソン・エデュケーション、2002年)には、「8. シンボル」の節に「8.5 多重パッケージ」(122ページ)の項が出てくるが、多重ディスパッチの項目はない。
ロータリーエンジン搭載車は2022年前半に、マツダ「マルチソリューション」始動:エコカー技術 - MONOistの記事を今頃まじめに読んだ。
今頃読むと意味が見えてくる。「ロータリーエンジンを使ったマルチソリューション戦略」にある「マルチ電動化技術」の図が心に響いた。意味を読み取るために何度も見直した。地域特性がポイント。グリーン電源比率と充電設備普及度が指標になる。地域によってバッテリーの搭載量を変える。構成の中心になるのは、ロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーだ。「バッテリー」の搭載量の少ない場合は「ジェネレーター」と「燃料タンク」を大きくする。それが日本語で書いてある「グリーン電源比率」と「充電設備普及度」がいずれもPoorなケースはおそらく日本のことだろう。
自動車4社が e-Mobility Power へ出資のニュースに、改めて「期待」を整理してみる | EVsmartブログには「マツダやスバルなどの自動車メーカーがなぜ出資しないかはわからない」と書いてあるが、少なくともマツダは充電が必要なEVをできれば日本で販売したくないということだろう。レンジエクステンダーをメインにして家庭以外では充電しなくても済ませる戦略を取るのだろう。
ロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーによる電費あるいは燃費がどうなるのか、革命を起こせるのか、発表が待ち遠しい。
ティム・クック氏が自動運転技術とApple Carについてヒントを出す | TechCrunch Japanネタ。最初の動静。やはり言うことが違うね。
今日はいろいろと驚いている。Apple、サプライヤー110社以上の 再エネへの課題解決に協力 - Apple (日本)も見たからね。Apple will use Tesla Megapack batteries at its solar farm facilityの話が発端だったけど。さすがスケールが大きい。
ジョブズはテクノロジーとリベラルアーツの交差点と言ったのだが。ショッキング・ニュース。
(428) 今週のテスラニュース【2021.4/4】| トヨタとテスラが協同でSUV開発!?、テスラの販売台数過去最高値、AppleがテスラのMegapackを80機導入 - YouTube。Teslarati.com - Tesla News, Tips, Rumors, and ReviewsやElon Muskさん (@elonmusk) / Twitterネタで語るという感じだけど、なかなかバランス感覚が優れていておもしろい。
番組のメニューを示しておくと。
注目したポイントは、クリーンエネルギーは国策の問題でぜひ頑張ってほしいというところ。実際、日本でEVというのは難しい。発電のインフラがどうなるのかという問題を抱えているからだ。
水素製造のインフラはどうなっているのかを確認したいね。→ 再エネを利用した世界最大級の水素製造施設「FH2R」が完成 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社。これは立派なものだけど、水素のコストがどうかだ。言い換えると、太陽光発電の昼間余剰電力を水素で貯蔵するのがいいのか、電池に溜めるのがいいのかという話を考える必要があるわけだ。
菅義偉首相は昨年10月の所信表明演説で、50年に二酸化炭素などの温室効果ガスの排出をゼロにする「カーボンニュートラル」の実現をめざすと宣言した。
しかし、課題は少なくない。水素利用の牽引(けんいん)役になるFCVは、高価な車両価格やガソリンスタンドに相当する水素ステーションの少なさがネック。水素の製造コストの引き下げが必須で、国は水素1立方メートルあたり100円の販売価格を20円まで引き下げる目標を掲げている。
「鶏が先か卵が先か」のような話で、水素ステーションが増えるには、利用する燃料車や施設が増えなければならない。増えれば大量生産でコストも下がるかもしれないが、今は利用の急増が見込めず、国などが補助金で利用拡大を支援する。FCVの購入では車種によって国と県から最大約300万円の給付があり、水素ステーションの開設でも補助制度が設けられている。
(水素製造施設1年 再生可能エネルギーの活用探る:朝日新聞デジタル)
IDRAの話は、イタリア『イドラ』が巨大鋳造マシン受注を発表〜電気自動車の可能性を拡げる技術 | EVsmartブログのこと。
今の時代は調べればなんでもわかる。もちろん、ニュース的なことはそうだけど、そうでないことも努力すればわかるようになる。Google検索がなければおそらくむずかしいのだろうが、検索履歴に応じて応答が変化していると思う。人工知能に近い。検索者の意図を読み取っているように思えるように変化する。とにかく手を変え品を変え、粘りに粘って繰り返し検索すると次第に見えてくる。
ようやく、テスラをカテゴリの一つに加えた。それはともかく、本記事は最初はテスラカテゴリにしたけど、人新世カテゴリに模様替え。最近はよくあることだ。単純な記事はつまらない。自分自身にとってだが。読む側は複雑なのは面倒かもしれない。さて、カテゴリの階層化を更新日記リーディングの改良とどう結びつけるか考えたい。
今日は雨。雨が止んだのを見定めて、雨空の中、買い物に出かけたが、帰りには少し小雨が落ちてきた。993夜『玄語』三浦梅園|松岡正剛の千夜千冊。カントと同じ時代に生きた日本の哲学者。そのころ、哲学という言葉はなかったかもしれないが・・・
図書館で平凡社の日本哲学思想全書「1 哲学篇」と「2 思想篇」を借りてみた。どんなものかと。それぞれ「玄語」の一部(「例旨」、「附言」、「本宗」)と「多賀墨郷君にこたふる書」である。いずれも解題・校訂は三枝博音(さいぐさひろと)。
自分も読んでみようと思い立ったのは、十夜一冊 第二千夜 松岡正剛著「日本流」(ちくま学芸文庫、2009年) (03/22/2021)を書いた時。「条理図」とか「玄語図」を見てみたいと思ったからだったが、それは叶わなかった。
次は、三浦梅園資料館 - 国東市ホームページを訪れてみるべきかもしれない。
調べてみると、miura baien:Miura Baien Laboratory:三浦梅園に全てがある。
物(ぶつ)は性を有し 性は物を具す 性は物と混成して 而して罅縫(かほう)無し 故に其の一や全なり
性は體に偶し 物は氣に偶す 物は性と粲立(さんりつ)して、而して條理有り 故に其の二や偏なり
性は物に性す
物は性に物す 故に
一即一一
一一即一
(玄語、本宗、陰陽の最初の部分)
「罅縫」は三枝博音先生の注によると「隙間」のこと。物は性質を持っていて、性質は物を現わす。物と性質は一体であり、隙間はない。物と性質の関係性が「条理」なんだろう。物性学入門だね。しかし、性質をもって物をいかに表現するかということは難しい。そんなことがどこかに書いてあるかもしれない。
(321) 【自動車業界に激震!?】電気自動車ニュース【トヨタとテスラが新型EVを共同開発する可能性・Ark Investmentによる最新のテスラの成長予測】 - YouTube(2021/03/31)。しばらく見ていなかったので見逃していた。さすが、翌日には捕捉している。
理由は、テスラにとってメリットがないということだが・・・さて、どうだろう!?
ARK’s Price Target for Tesla in 2025 is $3,000 Per Shareが根拠らしいが・・・5年で販売台数(Cars Sold)を10〜20倍にするのはかなり大変だと思われるが。2020年の50万台を500万台にするためには、単純に考えると現在の10倍の工場が必要だ。現在の稼働率も考慮する必要はあるけどね。
今晩の室温26.5℃。桜の季節なのにもう夏だ。昨日記事を書けば、エイプリル・フールと逃げることができるけど、三日前にニュースが出ていた。例えば、最初に見つけたのは、Tesla and Toyota Are Considering Jointly Developing a Small Electric SUV Platform | Torque News。
最強のコンビだけど、実現すれば素晴らしい。
さすがに、テスラが既存自動車メーカーの友好的買収を検討中とイーロン・マスク氏 | TechCrunch Japanはないかな。しかし、テスラが2030年に2000万台を達成するには、この方法しかないとも思える。なにしろトヨタの倍の生産量だ。
Tesla and Toyota may be working on potential future partnershipの記事はツイッターから大元の記事まで辿っている。英語にGoogle翻訳した記事タイトルでリンクを作ると、[Exclusive] Will Tesla and Toyota make half-price electric cars? Alliance imminent-Chosun Ilbo、朝鮮日報の国際経済専門記者チェ・ウォンソク氏の記事(2021.03.30 08:39)。「28日、日本の自動車業界関係者によると、テスラとトヨタが小型電気SUVプラットフォーム(車の基本的な骨組み)を共同開発することを検討中だ。」は、テスラの25,000ドル小型SUVの話に対応していると考えられる。上海ギガファクトリーを11カ月で立ち上げたテスラといえども、単独では難易度が高いだろう。
この本を購入したのは元来の新しい物好き、変わりもの好きによるものと思う。当時一緒に仕事をしていたA氏にこんな本があるんですよと話すとおもしろいねということにはなったが、ものの重さで商売をしている限り、見て見ぬふりをせざるを得ないということになる。いずれにせよ、そんな態度では日常に埋没して読みこなすことはできなかった。しかし、この本の原著「The Weightless World」は1997年に書かれている。その先見性には驚くばかりだ。帯には「IT、グローバル化、福祉の終焉、国境の消滅」「この大変化の真の原因は、何なのか?」「『ビジネス・ウィーク』ブック・オブ・ザ・イヤー受賞の話題作。」「近年のニュー・エコノミーに関するあらゆる書物のなかでも、本書はずば抜けて新鮮なアイディアを広く訴えかける力を持っている。」とある。
しかし、この見方に疑問を投げかけたのが、「人新世の『資本論』」である。物質そのものである人間は脱物質化なぞできるわけがなかったのである。たとえ、「超越」によって自らをコンピュータにアップロードして脱物質化するにしても、コンピュータという物質と動作させるための電力が必要になる。
もちろん「脱物質化社会」にも「環境規制」の項目(310-311ページ)がある。そこに示されている問題点はこれから浮上するはずだ。実際のところ、既に浮上しているわけだが・・・
ただ、難しいと言っているだけでは結局足りないのであって、03/20/2021: [人新世] 十夜一冊 第千九百九十夜 ピーター・ディアマンディス&スティーブン・コトラー著『2030年: すべてが「加速」する世界に備えよ』(ニュースピックス、2021年)の方向性に向かわざるを得ないとも思える。そして、重さのある製品をどう運び、どのように使ってもらうかを考えねばならない。「物質化社会 2.0」を人間社会は必要としているのである。それが「人新世の『EV』」の時代なのかもしれない。
今や、本書が書かれた1997年当時とは違う世界が現出しようとしているかもしれない。もう一度、見直せば新たなヒントが得られるかもしれない。