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日記: Text World | 脳髄の日記 | 第四の日記 | jscripter's Twitter | Facebook | Myspace(記事抄録や関連メモ: コメントはこちらにどうぞ)

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7/31/2021 (Sat.)

Apple Musicで「はじめてのイエロージャケッツ」のリストを聴いている。蝉しぐれは今の時間は聞こえない。上空を救急ヘリが飛んで行った。昨晩、視聴したのが、(293) 【SDGs問答】第2回 養老孟司先生、永田和宏先生、山極壽一先生 (2020年8月11日) - YouTube: SDGs KYOTO TIMES。日付から見ると、「養老先生、病院へ行く」(養老孟司・中川恵一著、X-Knowledge、2021年)から、退院しばらくされてからの収録と思われる。少し元気がなさそうに思えた。Zoomの収録で、少し見づらい。内容的には奥が深い。言葉はデジタルなので、表現しようとする現実との間には隙間がある。正確に伝えようとすれば、言葉になるが、本当に伝えられるものは曖昧さの中にしかないなど。遺伝子はデジタルだけど、それがすべてではない。エピジェネティクスという現象がある。細胞膜は区切られているが、扉が開いているなどなど。デジタルだけではなにごとも機能しない。アナログが必要だ。

一番印象に残ったのが、SDGsとは関係ないが、新規性の問題、世界が見え過ぎて、何か新しいことをしようと思っても既に誰かがやっていることがわかるという問題。そんなことを聞いても答えられないだろうと思う。新しいことを調べるとはそこが出発点だよということしかない。SDGsも同じ。

米国流に合理的に考えると『2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ』ということになって、言わば、問題は解決しない、なる様にしかならないという話になる。ベストを尽くして、その世界に備えよというのが答えだ。

養老先生が日本的に答えると、「できる範囲で適当にやる。無理をしない。ゆるく生きる」ということになる。

いやはや、生ごみの場合は無駄な廃棄はしないように心がけるが、プラスチックごみの多さには辟易する。しかし、自らが生み出していることは間違いない。さて、なんとかしようにも回収分別には協力するが、他には何もしようがない。個人的には手の打ちようがないわけだ。そこで思考停止状態に陥るとだめなんだけどね。そこから考える。

Office of the Director of National Intelligence - Global Trendsへのリンクを取りあえず残しておこう。立花隆氏が、4年に一度の米大統領選に合わせて、米国国家情報会議(The National Intelligence Council)が次の20年について長期的な視野で戦略を考えているレポートと言われていた。「GLOBAL TRENDS 2030」(米国国家情報会議編、谷町真珠訳「2030年世界はこう変わる」、2013年、講談社;原レポート副題 Alternative Worlds、The National Intelligence Council、December 2012)という書籍のまえがきを書かれていた。このあと、二つのレポートが存在する。「Global Trends 2035: Paradox of Progress」(JANUARY 2017)と「Global Trends 2040: A More Contested World」(MARCH 2021)である。

更新: 2021-07-31T13:25:49+09:00
7/30/2021 (Fri.)

第71期ALSOK杯王将戦 | ALSOKにある「佐藤康光 日本将棋連盟会長 インタビュー」によれば「王将戦は一次・二次予選を経て7名の総当たりのリーグ戦で挑戦者を決定します。現在順位順に永瀬拓矢王座・豊島将之竜王・羽生善治九段・広瀬章人八段の4名がリーグ残留者」だそうである。本日の藤井二冠の王将戦の戦いは二次予選、藤井聡太王位が決勝進出 王将戦の2次予選 稲葉陽八段と対戦へ | 毎日新聞ということになる。二次予選から決勝リーグへ3名が進出できる。

レベルが違う我がぴよ将棋、昨晩・本日と2級R850のピヨ郎氏に連勝し、五連勝。レーティングを838まで上げた。まだまだうっかりして読めていないところがあって、危なっかしいが、冷静になんとか有利さを維持したり、無理せずにリスクの少ない有効な手を思いついたりできるようになってきた。R850を越えたら、レベル17のひよえ氏、1級R930に挑戦してみるかな。違った景色が見えるかもしれない。まだ先は長い。レベル40、ピヨ帝、七段R2640まである。

今日、CATVの将棋・囲碁チャンネルで王将戦を覗くと、AIがベストとしている手と違う手を指した瞬間に石田五段の評価値が大きく下がり、はっきり劣勢に陥った。いずれにせよ、よくするのが難しい局面のような気がしたけど。最近は手が読めるようになってきた。こうすればいいんじゃないかなと手順を考えることができるようになってきた。大きな進歩だ。ただ、僕が読めるようなわかりやすい局面では終わっているということだろうとも思った。

有料記事で全部は読めないけど、渡辺明名人と井山裕太本因坊が対談 AI登場、若手活躍どう見る | 毎日新聞がおもしろかった。羽生善治九段を中心とした上の世代は、AI(人工知能)の色が濃くないので、AIで研究してもその通りにならないことが多く、研究で勝負しようとはならず、若い世代との対局は研究通りに行くことが多いので、研究で戦うことになる。藤井聡太王位をはじめ、10代、20代はAI研究が主流で、年々、事前研究の処理能力が必要になってきている。研究量が10年前と違うのがきついということだ。量で勝負になると大変だね。調べるべきことはいくらでもある。問題は人間が受容・理解できる情報の量には時間的に制約があり限界があるということ。使うコンピュータの性能やソフトウェアなども重要になっているのかもしれない。

藤井聡太王位・棋聖、最新の対局予定・速報はここでチェック 【ABEMA TIMES】を残しておこう。

更新: 2021-07-31T19:11:38+09:00

売れまくるLuminarのLiDAR!Volvo、テスラにも!?自動運転の目を製造 | 自動運転ラボ(自動運転ラボ編集部 -2021年7月2日 09:17)。テスラ、ルミナー製センサーを試験−「無用」と断じたマスク氏翻意か - Bloomberg(Edward Ludlow、Gabrielle Coppola、Dana Hull, 2021年5月25日 2:54 JST)あたりが元ネタか!?

いろいろと調べていても見逃している情報がある。ということ・・・

Tesla sends Luminar stock upward, but don't expect Tesla to adopt LiDAR(By Joey Klender Posted on May 24, 2021)が当面の結論ということか・・・

この記事の中に、Tesla Model X spotted equipped with LiDAR sensors in the wild(By Maria Merano Posted on December 29, 2020)の記事へのリンクがある。Teslarati.com - Tesla News, Tips, Rumors, and Reviewsが見逃しているはずはないか・・・(299) 僕テス - YouTubeで取り上げているかな!?「今週のテスラニュース」の最初は2021.1.24だから、まだ取り上げていないか。TESLARATIが多くはネタ元だから、僕テスを見てればよいと思っている。

更新: 2021-07-31T15:30:23+09:00
7/29/2021 (Thu.)

FacebookやTwitterで話題になった(189) 渡辺明名人の将棋講座【現代トッフ棋士の研究とは】 - YouTube(2021/07/28)。AIの評価値をどのように研究に使っているかが明かされた。

しかし、AIの支援があったとしても、その意味を考えるのは人間。矢倉だけでも調べるべき戦法は30通りはあるそうだ。結局膨大な局面をAIを使って精査することになる。いやはや、Googleを使って毎日世界を調べている身には、その大変さがよくわかる。汲めども汲めども尽きない世界の情報の集積。どんなことにせよ、調べる範囲をいかに絞り込むか、感度が高くないと、絞り込みもうまくいかない。どこを深掘りするかが大切なのだ。AIによって、ある程度進んだ局面の手を研究するのが容易になったということだが、そのある程度進んだ局面というのは何を根拠に設定するのだろう。過去からの積み重ねで得られている定跡なのかな・・・

名人自ら、このような試みをされるとは素晴らしいね。僕らぴよ将棋2級ユーザーからは将棋の定跡そのものが煩わしい。第一、定跡がなぜ定跡なのかを辿ること自体が面倒なのだから。知らぬが仏で指していたいのが、本音だね。しかし、それでは強くなれないのだろうとは思う。さて、どこまで「知らぬが仏」戦法が通じるのか、試していこう。どこかで壁にぶつかるはず。昨晩のピヨ郎氏との戦いは圧勝で終えたものの、145手も掛かった。50手ぐらいから優勢になりはじめ、100手では完全な優位だったが、安全に詰めるのが大変だった。これで2級R821。

渡辺明名人が急戦矢倉で後手の端歩1四歩の問題を取り上げられたわけだが、1960年代はお互いに端歩を付き合うのが普通だったと言われたのに、そうそうだよねと思うぐらいの時代に僕は矢倉を憶えたのだ。50年後、今頃、その知識を基に戦っている。進歩がないと言えば進歩がないわけだが、それでも戦えることは戦える。完全情報ゲームなればこそかもしれない。矢倉の歴史の変遷も辿ることができた。なるほど、そうだよ、先手が飛車先の歩を突かない時代があって、不思議に思っていたのだが、それは後手有利という結論になったらしい。最近見ないわけだというか、また矢倉が出てきたなあと思っているわけだが、だからこそ、そういう手はないわけだ。

羽生善治著「変わりゆく現代将棋」(毎日コミュニケーションズ、2010年)を見返していると、最初に現代矢倉の基本図(9ページ)がある。これが、本将棋講座に出てきたと思う。なるほど、今なら、これが矢倉の勉強の出発点になるのかもしれない。1960年代の矢倉の本には出てこないと思う。しかし、この現代矢倉の基本図が組み上がるまでの道筋は三通りあり、それぞれ意味がある。そして、この基本図が組み上がるまでに相手は変化を望むかもしれないのだ。そういう話から始まるのが「変わりゆく現代将棋」である。

更新: 2021-07-29T21:37:46+09:00
7/26/2021 (Mon.)

さて、将棋ネタが途絶えているが、ずっと将棋は観戦している。昨日は第6期叡王戦5番勝負第1局、藤井聡太王位棋聖対豊島将之叡王竜王の一戦を見ながら、今年になって二戦目のぴよ将棋に連勝して2級に昇級した。前回の最後の対戦は昨年の11月だったと思う。レベル16、ピヨ郎、R850(2級)と対戦、対戦成績22勝17敗、R812(R810から899までが2級)でようやくクリア。

将棋を観戦しているだけでも少しずつ強くなる感じがしている。バランス感覚が養われる。どんなふうにして悪い手を指さずにいられるかみたいなところが重要な気がしている。

なお、ぴよ将棋の各レベルの棋力は時折アップデートされていて、クラス16、ピヨ郎(2級)のレーティングは以前はR840だった。現在R850と少し強くなった。第6期叡王戦五番勝負第一局は藤井王位棋聖が先手95手で勝ち。叡王戦第7期の予選は既に始まっている。

更新: 2021-07-27T09:56:07+09:00
7/24/2021 (Sat.)

Tesla AI chief explains why self-driving cars don’t need lidar - TechTalks(By Ben Dickson -June 28, 2021)は詳しい。かなり複雑なことをしている。大変なもんだなあ。大したもんだ。

昔、日記の記事のカテゴリ分類を自動化しようと考えたこともあったが、一日の記事の分類程度にコンピュータの力は必要ない。過去を振り返り、情報を循環させることによって発展させる道筋を作ることに使えるかもと思ったが、検索で代用できる。結局、何を読めばいいのかなど、読んでみなければわからないからだ。読んでみて、何か新しいことを見いだすのは、その時々の偶然なのである。その切っ掛けを作る役割は検索で代用できる。その時に教師付き学習という考え方はあるけど、その時々の目的や意味は大きく異なる。同じ目的の学習ではない。教師となる人間の方も刻々と変化しているのだ。知能の一つの特徴はマービン・ミンスキー先生によれば、resourcefullness、臨機応変にある。人間の知能とて、その能力の発現は完璧ではない。不断の学習が不可欠なのである。

ドルビーアトモス - Wikipediaを見る限り、Dolby Atmosそのもの自体がAIではないが、AIとの親和性が高いと思われる。例えば、AIでAVアンプに革命を! ヤマハ「SURROUND:AI」驚きの中身とサウンド - AV Watch(山崎健太郎2018年12月14日 08:00)のような記事がある。とうとうオーディオにも機械学習が入ってきたのかと思った。しかしながら、よくはわからないが、人間が調整できるパラメーターを準備してくれるとうれしいかもしれない。

三次元空間に多数の音源を想定できるし、再生だけではなくて、録音との関係も出てくる。音声オブジェクトという言葉から受けるのは、音源の移動という概念が含まれていたとしても意外ではないだろうということ。同じ音源でも再生の仕方も一通りではないかもしれない。例えば、ジャズのピアノトリオでそれぞれの楽器をそれぞれ録音して、聴く環境によって仮想的な配置で再生するというようなことも考えられる。

もっと親和性が高いのは、ゲームだろう。ゲームではプレーヤーによって様々な場面(空間)が作られるわけで、それに応じてリアルな音場を形成する必要がある。このような技術は当然VRや仮想会議室などへの応用が考えられる。

更新: 2021-07-24T18:00:39+09:00
7/23/2021 (Fri.)

ドルビーアトモスにあるように、これまでのチャンネルベースの再生システムではなく、音声オブジェクトベースの再生システムなのだ。家庭でもスピーカーは7〜34個までスケーリングが可能としているとはいえ、従来のステレオ、5.1チャンネル、7.1チャンネルシステムでの再生に完全対応としている。

さて、やはり、5.1.2、7.1.2、7.1.4とかのシステムも体験してみたいところ。最後の数字はハイト・スピーカーの数。天井に設置する。天井から反射させるものもあるようだが。

少なくとも、iOS 14.7で、ミュージックのドルビーアトモスを「常にオン」に設定して、イヤフォン、具体的に確かめたのは、EarFun FreeとAXLOIE Goin G2で聴けばよいわけだ。確かに単なるステレオ感を超えるそれなりの効果は得られる。

更新: 2021-07-24T16:46:41+09:00

コロナ禍の中、世界中から選手が集まった。無事に大会が終えられることを祈るしかない。

1964年のオリンピックの時、中学生だったが、体操の遠藤選手の鉄棒が浮かんでくる。さて、21世紀のオリンピック、歴史上初めての無観客の中、どのようなドラマが繰り広げられるか。

新国立競技場上空に浮かぶドローンの青い地球

新国立競技場上空のドローンの青い地球

これだけの数のドローンを実際の空間の中で制御・組織化するとは素晴らしいね。バッハ会長は連帯無くして平和はあり得ないと、オリンピックコミュニティに難民選手団を迎える意義を強調した。


更新: 2021-07-23T23:11:48+09:00
7/22/2021 (Thu.)

それほど深く考えずに購入したものだけど、今となって、ようやく深い意味が見えてくる。並列世界をジグザクに辿って辿り着く、購入11年後の「BRAVIA KDL-32EX300」の使い方。手持ちのApple TVは現在第4世代、HDと呼ばれるものになっている。Apple TV HD - 技術仕様。リモコンのSiri Remoteは第1世代。

S-FORCE Front Surround on BRAVIA KDL-32EX300

S-FORCE Front Surround on BRAVIA KDL-32EX300

この長い間にリモコンが壊れて、安いテレビ用リモコンを購入して使っているが、オプションキーから音質の設定にアクセスできる。この中に「サラウンド」の項目があり、「切」になっていた。「S-FORCE Front Surround」が選べる。内蔵のフロントステレオスピーカーだけで、5.1チャンネル相当のバーチャル(疑似)サラウンド再生ができるという。デフォルトにして売り込んでいないところが弱いが、S-Forceフロントサラウンド | 音楽を聴く | Xperia(エクスペリア)公式サイトソニー、「S-Forceフロントサラウンド」対応のポータブルDVDプレーヤー − 9V型/7V型の2機種 - PHILE WEBなど、BRAVIA以外にも搭載している。実際、サラウンドで再生して意味がある音源、視聴源とは何かということになるだろうが。初めてサラウンド設定にしてみた。

KDL-32EX300 特長 : 音質 | テレビ ブラビア | ソニー。そんなことがあるとは知らなかった世界。


いやはや、更新日記史上最長のリスト掲載か!?ここまでくると歴史だね。いろいろと思い出す。そして、結局どこに向かうのか・・・

さて、Apple TV HDは、オーディオフォーマットとして、E-AC-3(ドルビーデジタルプラス7.1サラウンドサウンド)までサポートしている。デフォルトではそうなっているのだろう。他には、HE-AAC(V1)、AAC(最大320Kbps)、保護されたAAC(iTunes Storeから購入)、MP3(最大320Kbps)、MP3 VBR、Apple Lossless、FLAC、AIFF、WAV、AC-3(ドルビーデジタル5.1)が記載されている。Apple TV 4K - 仕様 - Apple(日本)には、これに「ドルビーアトモス」が加わる。

よくよく調べて考えると、Apple Music 空間オーディオの味わい方と対応するイヤホン・ヘッドホン | iPhone 研究室にもあるように、iPhoneでドルビーアトモスを「常にオン」に設定すれば、iPhoneと接続できるイヤフォンであれば、ドルビーアトモス再生が可能ということ。iPhoneのドルビーアトモスは「常にオン」に設定した。ダイナミック・ヘッドトラッキングはできないにしても。

話は変わるが、こうすると、イヤフォンで聴く音楽が途切れなくなる。なぜかはよくわからないが、最近、Bluetoothの接続が悪くて困っていたのが、嘘のように解消した。iOS 14.7で少し改善されてはいたが・・・いや、だめだな、モバイルではよくなったり悪くなったりする。ストリーミングの最中、バックグラウンドで何が動いているかに関係しているようなので、不要なアプリは全部削除してみるか。

foobar2000のspectrogram

foobar2000のspectrogram

普通に音楽を聴くのはステレオでいいね。お勧めのプレーヤーはfoobar2000かな。ベストオブクラシックを「MP3 | 192 kbps | 44100 Hz | stereo」で聴いている。


Consoleには次のように表示されている。LUXMAN LXU-OT2を使った場合。

Opening track for playback: "F:\KIOXIA\Aircheck\ベストオブクラシック\210722_1930_NHK-FM.mp3"
Automatic resampling: using Resampler (dBpoweramp/SSRC), Resampler (RetroArch)
Device: スピーカー (3- LUXMAN LXU-OT2  )
Mix format: 48000 Hz / 32-bit float / 2 channels (0x3)
Sending stream: 48000 Hz / 32-bit float / 2 channels (0x3)

ついでに、NFJ USB Audioを使った場合。

Opening track for playback: "F:\KIOXIA\Aircheck\ベストオブクラシック\210722_1930_NHK-FM.mp3"
Automatic resampling: using Resampler (dBpoweramp/SSRC), Resampler (RetroArch)
Device: スピーカー (NFJ USB Audio)
Mix format: 96000 Hz / 32-bit float / 2 channels (0x3)
Sending stream: 96000 Hz / 32-bit float / 2 channels (0x3)

「32-bit float」については、【藤本健のDigital Audio Laboratory】第572回:ハイレゾで注目の「32bit-float」で、オーディオの常識が変わる? - AV Watchが参考になるだろう。

更新: 2021-07-23T18:28:48+09:00
7/20/2021 (Tue.)

どんどん前に進んて来た。いろいろなものをほとんど見たのではと思う。その脈絡を理解すれば全体像に到達できる。まあ、それも仮説に過ぎないが・・・

結局、DLNAサーバーというか、Windowsのファイル共有の仕組みは見掛けの分かりにくさは、見掛けの制御の融通のなさはともかく、アクセスしたいファイルにアクセスできることがわかった。MacBookのFinderからでも、WEBブラウザのVolumio/Raspberry PiのMedia Serversからでもアクセスできた。スマートではないにしても、少なくともUSBメモリの抜き差しが必要なくなった。ただ、DLNAサーバーの問題点は、メディア・ファイルにしかアクセスできないところである。そこからは逃れられない。したがって、その他のファイルが必要な場合はMacならFinderを使ってファイル共有そのものでアクセスする。

もう一つは、M1 MacBook Airの「Audio MIDI設定」だけをいじれば、USB-DACの性能が発揮できるわけではないことに気づいた。当たり前と言えば当たり前だが、ミュージックの設定でハイレゾロスレスを指定しておく必要がある。デフォルトではそうなっていないことに気づいたのだ。「Audio MIDI設定」の設定がなぜか元に戻っていて、一度設定すれば変わらないのが普通だろうと思って調べ始めた。

Apple TV第三世代、HDでも4Kでもない少し古いもの(第四世代の間違いだった)、だが、オーディオフォーマットを5.1チャンネルオーディオあるいはステレオに設定できることがわかった。今は何の設定なのだろうと思っているのだが、明日調べてみよう。手持ちのBRAVIAの仕様も正確に把握しよう。

もう一つ、Amazon Music HD(Amazon Music Limited)もApple Music同様に次から次へと音楽を流し始めた。以前はアルバム再生が終了すると止まっていたような気がするけど。勘違いかもしれない。そういうことで、思い違いは数々あるかもしれない。本日記よりは自らの頭を信ずるべし。

更新: 2021-07-20T23:47:33+09:00
7/19/2021 (Mon.)

よく調べてみると、アップルに先行しているということなのかと。ここらが最先端。

おそらく、HomePodの動向を見極めて動くのが吉かな。現段階では、「Echo Studio」のコストパフォーマンスが高いと考えられる。知っていなかったわけではないけど、オーディオメーカーではないしと考えてしまう。ソニーの「360 Reality Audio」とソニーの動向を見て考え直した。「Amazon Echo Studio」は24,800円だが、間違いなく「買い」。 1ヶ月使った結論 (1/3) - PHILE WEB(2020年01月08日)はもう1年半前の記事だね。

最後の記事には次のようにある。

360 Reality Audioはソニーが2019年1月のCESで発表した新しいフォーマットだ。

その年の秋には「Amazon Music HD」などで楽曲の配信が始まった。ほかにもDeezer、nugs.net、TIDALといった、高音質を重視する海外の配信サービスが提供してきた。現在の楽曲数は4000曲程度と発表されており、国内アーティストのコンテンツは、そのうちの数百曲程度とされる。4月に合わせて配信が始まったものもあり、ソニーグループ以外の大手レーベルが参加しているのも特徴となる。

ソニーは復活しつつあるのかも・・・

しかし、Appleとミュージックとのつながりは深い。再生しているアルバムが終わるとすぐにそのアルバムのステーションが作られて続々と新しい曲が再生され続ける。音楽業界を応援するかのように。

更新: 2021-07-19T21:37:29+09:00
7/18/2021 (Sun.)

Apple Car、4年後に発売は難航? | ギズモード・ジャパン

人工知能はやはり難しい。ということなのかどうか。Teslaを見ていればわかるかもしれない。

次世代シネマサウンド「Dolby Atmos」の凄さとは? − 大橋伸太郎が体験レポート (1/2) - PHILE WEB(2012年05月29日)から考える。

Dolby Atmosの音源は、Apple Musicにあるわけで、結局、簡単にはいかない。Apple Music のドルビーアトモスによる空間オーディオについて - Apple サポート (日本)ということになる。オーディオ的には、Apple TV 4K + HomePodかな。Dolby Atmos対応TVってどうかな。

Apple TV でオーディオをドルビーアトモスやサラウンドサウンドで再生する - Apple サポート (日本)によれば、ドルビーデジタル 5.1やステレオで再生するようにオーディオフォーマットを設定できる。これはHDMI接続が前提の話なのだろう。我がAVC-1870にはHDMI入力は存在していない。なにしろ2002年8月に出た製品だ。HDMI - Wikipediaによると、HDMIの開発年は2002年12月となっている。HDMI 1.1が2004年05月20日に出て、ドルビーデジタル・DTS音声伝送に対応している。AVC-1870はDolby Digital EXに対応はしているけど。こうして、今頃、AVC-1870の仕様を研究している。HDMIをコンポジット(3RCA)/S端子に変換するケーブルも存在している。ソニーのBRAVIAはHDMI接続で、音声はS/PDIF出力を持っている。これで済めば問題ない。むしろ、5.1チャンネルにスピーカーを増設・対応する方が問題なのだが。賢い方法ではないかもしれない。

ついでに、ドルビービジョンも面倒見ておこう。Apple TV 4K の 4K/HDR/ドルビービジョン出力について - Apple サポート (日本)

更新: 2021-07-18T20:13:06+09:00

アリス=紗良・オット(Alice Sara Otto)の「ナイトフォール」を起き掛けにSRS-XB21で近くで聴いていると、テンポの遅さの中の細かな音の揺らぎのようなものが気になった。BGMとして聞き流す分にはよいけど、向き合うと、いろいろと気になる。が、アルバムの曲の構成と演奏には、色彩感の統一、雰囲気はある。その中で、現代につながる作曲家、ドビュッシーを少し詳細に調べてみようという気になった。

マルタ・アルゲリッチの80歳の誕生日を祝したドビュッシー・アルバムが発売決定 交響詩《海》から〈海上の夜明けから真昼まで〉の先行配信がスタート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイスのアルバムをApple Musicで見つけた。ロスレス、Dolby Atmos、Apple Digital Masterとなっている。ピアノと管弦楽のための幻想曲 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) シュターツカペレ・ベルリン 指揮:ダニエル・バレンボイム、ヴァイオリン・ソナタ ト短調 マイケル・バレンボイム(ヴァイオリン)、ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 、チェロ・ソナタ ニ短調 キアン・ソルターニ(チェロ)、ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、交響詩《海》 という内容。ドビュッシーの音楽を知るには最適なアルバムかもしれない。後は、ピアノ曲をもう少し探そう。辻井伸行も凄いけど・・・

「シュターツカペレ・ベルリン(独:Staatskapelle Berlin)は、ドイツ・ベルリンに本拠を置くベルリン国立歌劇場附属オーケストラである。」(シュターツカペレ・ベルリン - Wikipedia)

更新: 2021-07-18T14:24:55+09:00
7/17/2021 (Sat.)

いろいろと起こる。気持ちの悪い揺れ方だった。広島市は震度3だったが、山口など震度4、震源地は伊予灘、震源の深さ80km、マグニチュード5.1。地震情報 2021年07月17日 20時50分頃発生 最大震度:4 震源地:伊予灘 - 日本気象協会 tenki.jp

今日は、「Come together」を何度も聴いていた。アルバム「1」が2000年に出ていて、「2015 Stereo Mix」もある。全米チャート・全英チャートで第一位となった27曲が収録されている。これらにも入っている。

Dolby Atmosについては単にステレオで聴いて意味があるのかどうかわからないが、アリス=紗良・オット(Alice Sara Otto)の「ナイトフォール」を聴いている。ドビュッシーの夢想、ベルガマスク組曲、サティのグノシエンヌ第1番、ジムノペディ第1番、グノシエンヌ第3番、ラヴェルの夜のガスパール、亡き王女のためのパヴァーヌの計12曲。ハイレゾロスレス、Apple Digital Masterのマークも付いている。ゆったりとして、落ち着いて聴ける。しばらく、いろいろな環境で聴いてみよう。心地よい。

7/15/2021 (Thu.)

今日は、backspaceのMazzoさんがテレビに出ていたね。AppleのDolby Atmos空間オーディオをビートルズ「Abbey Road」で体験 空間オーディオの制作も試してみる(1/4 ページ) - ITmedia NEWS(2021年06月29日 12時29分 公開)の記事を読んで、二つの「Abbey Road」をApple Musicで比較試聴してみた。

まあ、AirPlayについて言えば、「I Want You (She's So Heavy)」のところで聴く気が無くなった。こういう重いのを聴かせるのは難しい。音が締まってカチッとしないと。それはともかく、音はある程度カチッとしまったとしても、3種のUSB/I2S-DACのどれがよいかを聴き分けるのは難しい。フォーマットの違いや音質はわかりにくい。ただ「Abbey Road」は良い音楽だということを初めて納得した。ビートルズのLPは良いなあと思った記憶がなかったから、やはり、みんなが好きなだけあると。

「Abbey Road」には(2019 MIX)と(Remastered)[2009]の二種類がある。Remasteredのほうには最後に映像が入っているのでそれも見逃せない。ロスレスとApple Digital Masterのマークがある。「2019 MIX」のほうは、ハイレゾロスレス、Dolby Atmos、Apple Digital Masterの三つのマークが入っている。そして、いずれのリマスターの方が良いかということも言うのは難しい。それぞれ悪くない。良い音楽はどう聴いても余程のことがない限りは良いのである。

「Remastered 2009」では、最初の曲、「Come together」の最初の強い「シュッ」から入り、ドラムスの音の後、ボーカルが少し遠くから聞こえるような感じがする。それが何かかっこいい。Dolby Atmos版は音が前に出るので、その感覚がない。だからといって大きく違うかというと、それほどでもない。それよりもあの「シュッ」は何なんだろうと気になっている。Why Does John Lennon Keep Saying ‘Shoot Me’ on This Classic Beatles Song?ということらしいが・・・

ネットワーク・オーディオ・サーバーをI・O DATAが出している。fidata | 究極の音へ─“信頼”という名のブランド | IODATA アイ・オー・データ機器。まあ、そういう時代なのかとは思うが。ネットワークオーディオをもっと簡単&自由にする「OpenHome」とは何か? - AV Watchの記事も参考になるのかも。メルコもDELAがある。ホーム - DELA - 日本の高級オーディオ機器の技術で開発された唯一のストレージ&ネットワーク製品ブランド。頭に入っていないことばかり・・・これが、ネットワーク・オーディオのハイエンドなのだろう。USB/I2S-DACのハイエンドがどこにあるのかはまだ明確ではない。

古い(Late 2009)のMacBookには、スーパードライブ(CD/DVD)が付いている(MacBook (13-inch, Late 2009) - 技術仕様)ので、Bill Evansの「Sunday At The Village Vanguard」のCDをiTunesライブラリに読み込んでみた。iTunesのライブラリに登録され、iCloud経由で他のデバイスからアクセスできる。同じタイトルのストリーミングとはキチンと区別されている。WindowsのiTunesで見ると、ファイルがiCloudに存在して、MPEG-4オーディオになっている。最初の曲「Gloria's Step (Take 2)」のビットレートは841kbps。実際、iTunesライブラリに読み込んだMacBookのiTunesを調べてみると、Apple Losslessオーディオファイルとなっていて、ビットレートは841kbps、サンプルサイズは16bit、サンプルレートは44.100kHz。ファイル名の拡張子は.m4aとなっている。整理すると、次のようになる。

CDをiTunesライブラリに読み込んだGloria's Step (Take 2)の曲の情報のファイル項
PC or MacOS/Apple Music or iTunes種類ビットレートサンプルサイズサンプルレート
PCWindows 10 Pro/iTunes 12.11.3.17MPEG-4オーディオ841kbps--
MacBook Late 2009High Sierra/iTunes 12.8.3.1Apple Losslessオーディオ841kbps16bit44.100kHz
M1 MacBook Air 2020Big Sur/ミュージック 1.1.5.74MPEG-4オーディオ841kbps--

いずれのAppleデバイスからもiCloudを通じて読み込まれた同じファイルにアクセスできるようだ。

Apple Musicでストリーミング配信されている同じアルバムは、古いMacBook(Late 2009、High Sierra)とWindowsのiTunesは両方とも、AACオーディオ、256kbps、44.100kHz。M1 MacBook Air(2020、Big Sur)のほうは、ロスレスオーディオとAACオーディオの両方が使用可能となっている。

実際のところ、オーディオ再生システム、すなわち、アンプ・スピーカーを一定にして、これらのソースの差異を聴き分けるのはおそらく難しいだろうが、アンプ入力までの経路は影響を与えるかもしれない。もちろん、再生システムの違いは大きい。イヤフォンやヘッドフォンで聴くのとオーディオ・システムで聴くのは大きく違う。ロスレスオーディオとAACオーディオの差についてはApple Music のロスレスオーディオについて - Apple サポート (日本)を参照。

更新: 2021-07-16T23:56:39+09:00
7/14/2021 (Wed.)

実践の中で、知識を学んで、特定の領域の知識を体系化していく。これは別の言葉で言えば経験ということができるだろう。実践とは、科学の言葉で言えば実験だろう。LXU-OT2を埃の中から救い出して再稼働させ、NFJのUSB-DDC、FX-AUDIO-FX-D03Jを選択して、試すのも実験である。さらには、手持ちのRaspberry Pi 2BにI2S-DACを組み合わせて、Volumioで音楽再生を試みることも実験である。これらの実験の動機は、Apple Musicのロスレス・ハイレゾロスレス・空間オーディオ/Dolby Atmosの導入の動きが刺激になっている。既に10年ぐらい前から、そういうハイレゾ化の流れは存在していた。e-onkyoやmoraからわずかではあるにしても購入したものがある。それはストリーミングの流れの中で、FMエアチェック以外で商業的に制作された音楽リソースは統一される可能性がある。しかしながら、過去のLPやCDなどを含めて、自分が関心を持った音楽リソースを体系的に整理して、再生可能にするための枠組みはApple Musicの中にはない。何を目指しているのかというのは朧気ながらある。手探りで進むといろいろなものが引っ掛かって見えてくる。

Volumio/I2S-DAC + Raspberry Pi 2B

Volumio/I2S-DAC + Raspberry Pi 2B

適当な箱もないし、箱にコストを掛けても音は良くならない。取りあえず、ボックスの一段を空けて、収納した。多少の埃除けにはなる。I2S-DACにも一応の屋根は付けたし、LXU-OT2の長年の実績から実用的には問題ない。


NASを導入するのが最適解と思われるが、状況をよく見つつ、よく考えてからと思っている。DLNAサーバーの使用もVolumioやYAMAHA(CD-NT670)のMusicCastから可能なことに気づいて試しているが、フォルダの構造の制御の仕方がまだよくわからない。DLNAサーバーは役に立たないだろうという予感がする。VolumioがAirPlayに使えるなら、AirPlayの高音質化、ハイレゾ化が最も望まれるところだろう。組み合わせが必要になるだろう。今のところ、USBメモリやUSB-HDDに整理して入れておくのが、使い勝手がよいが、Volumio、すなわち、Raspberry Piに結びつける方法が、USBの抜き差しではスマートではない。その制約はFMエアチェックのデータ集積にWindows PCを使う必要があることによる。

AirPlayについてはアップルがついにハイレゾ参入か? 気になる2つのポイント - PHILE WEBAirPlay 2は今までと何が違う? ワイヤレス音楽&映像の新しい体験 - AV Watchにある情報を追いかけている。

Bluetoothについてもハイレゾ化の流れはある。SRS-XB21は音質優先にすればLDACが使える。ソニー株式会社 | LDAC(TM)で高音質ワイヤレスリスニング【藤本健のDigital Audio Laboratory】ソニーのBluetooth伝送「LDAC」は本当に高音質なのか波形でテストした-AV WatchLDAC - Wikipediaなどを参照。ここでもAppleがどう動くかが注目点である。

今回導入したUSB/I2S-DACモデル一覧
ComputerUSB/I2S-DACモデルメーカーDAC/DDCチップフォーマットアンプ入力ケーブル
Windows PC/M1 MacBook Air LXU-OT2LUXMAN/「Stereo」誌PCM270448kHz 16bitRCA-RCA
FX-AUDIO-FX-D03JNFJVIA社製VT1728A96kHz 24bitSPDIF
Raspberry Pi 2 Model BI2S DACNFJPCM5102A384kHz 32bit3.5mmヘッドフォン端子-RCA

一応のまとめ。3機種総額1万円ちょっとの出費。過去の資産の再利用が大きい。まあ、「Stereo」誌やRaspberry Pi 2Bなどを含めても2万円にはならないだろう。マイクロ散財日記。しかし、今やデンオン社などの製品を見ると、5-6万円で、かなりのレベルのDACオーディオシステムを組めるわけだから、むやみやたらと資財をつぎ込むのは考え物だ。物が安くなってきたのも間違いないところだろう。しかしながら、コンピュータやネットワークがあればこそで、そこにコストが掛かっている。お金の使い方が昔と変わってきている。

更新: 2021-07-15T16:17:49+09:00

もうだいぶ前に聴いて、最近もう一度聴きなおしているのだが、#398:Apple Musicの空間オーディオとハイレゾロスレス対応について、音楽レーベル運営者に聞いてみた - backspace.fm。音楽レーベルは、Pure Sound Dog。ITmediaに興味深い記事を書かれている山崎潤一郎 - ITmedia 著者別インデックスの参加回。ロスレス・空間オーディオ関連の記事をリストすると。

空間オーディオはまだ謎の感じで、これから情報が出始めるのかもしれない。まずは、ロスレス、ハイレゾロスレス、Dolby Atmosの把握から。音源と再生装置をまずは結びつける必要がある。基本的には、Apple Musicの音源は明確なのだが、手持ちの過去のPC上の音源、エアチェック音源を調べる。それらが現装置でどこまで再生され得るのか。Dolby Atmosはそれなりに再生装置を考える必要があるだろう。

Macでハイレゾロスレス再生環境を設定する方法 USB接続DACをつなげて、それからやるべきこと - ITmedia NEWS(2021年05月24日 11時47分 公開 [MACお宝鑑定団])の記事が新しい道筋を開いた。Macに「Audio MIDI設定」があることを初めて知った。これによると「NFJ USB Audio」オーディオ装置の「External SPDIF Interface」ソースのフォーマットは最大で「2ch 24bit整数 96.0kHz」となっている。

STEREO96k表示 on DENON AVC-1870

STEREO96k表示 on DENON AVC1870

DENONのAVC-1870は2003年に入れたAVサラウンドアンプ。当時はオーディオ・ビデオで5.1chなどが話題になっていた。もうすぐ20年。6チャンネルのパワーアンプが搭載されている。これからはAVサラウンドが主流になるだろうと思ったが、Rogers LS3/5Aをフロント・スピーカーにつないだだけでここまできている。CD/DVDプレーヤーやLDプレーヤーが早々と壊れ、メディアとしてのLDは衰退した。初代のPS3もファンの騒音で興が殺がれてお蔵入り。というわけで、旧来のアナログ・プリメインアンプ的使い方に留まった。

そこにUSB-DACが登場して、Mac/PCとオーディオを結び付けた。

初めて、「STEREO96k」の表示を見た。アナログ入力ではわからない。SPDIF光学デジタル入力。LXU-OT2をNFJのFX-AUDIO-FX-D03Jに繋ぎ変えてもう一度試している。M1 MacBook Airの「Audio MIDI設定」は、これまでは実力を発揮できる設定ではなかったということになる。


次は、もう少しハイレゾのデジタル入力アンプ再生を試せる環境とは何かを調べたい。今の環境はAVC-1870の上限に達している。[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第117回】DSDとは何か? 原理や音の特徴、おすすめソフトまでまるごと紹介 (1/7) - PHILE WEB(2015年03月06日)あたりから調べてみよう。

更新: 2021-07-14T13:23:10+09:00
7/12/2021 (Mon.)

熱海土石流の記憶も生々しいまま、先週は伊予灘の地震や豪雨にゆっくり寝れない日々が続いていた。昨日は晴天で青空を久しぶりに見た。今朝は睡眠品質90点。ようやくゆっくり寝れた。毎年のことながら、プラスチック製の段差プレートが隣家まで流されている。避難指示が出たとしてもどこに避難するのだろう。日本各地で小規模だが地震も続発している。東北の大きな余震も気になる。地球・自然は生きている。

「静かな夜」というタイトルで日記を書こうかと思っていたら、蝉が鳴いた。初蝉だ。日記を検索すると、2017年は7月10日が初蝉。大体、20日ぐらいまでの時期に鳴いている。神奈川県の藤沢市は1週間前ぐらいから鳴き始めたらしい。

昨日は広島は晴天なのに神宮は雨で野球はなかった。それで家内も昨晩「青天を衝け」をゆっくりと見た。渋沢栄一がパリに行ってちょん髷を落した。英語を勉強したいというので、今朝から、「ラジオ英会話」の録音を開始。FMエアチェックではなくて、FM/AMエアチェックシステムの運用体制となった。昨日、紀伊国屋でNHKテキストを買った。「ハートでつかめ! 英語の極意」とある。今月のテーマは『「説明ルール」で英語を英語として使いこなす』。講師は大西泰斗氏。NHKテキストのタイトルの横には「英文法が武器になる」とある。今朝はWEEK 3、LESSON 71、動詞句の説明(5):原因を表すto不定詞。英文法をベースにして学ぶのか、僕らが習ったのと同じ方法に戻ったのかもしれない。

更新: 2021-07-12T09:55:27+09:00
7/10/2021 (Sat.)

さて、LS3/5Aモニターでローエンドオーディオを論じても仕方がないかもしれないと、ローエンドを念頭に21世紀のスピーカーを探してみようと思い始めた。

Volumio on an Old MacBook

Volumio on an Old MacBook

Apple Musicのハイレゾ・空間オーディオへの転換で、古いMacBookのiTunesにはロスレスの表示も何もなく、使い道が無くなったと思わせたのだが、Volumioによって息を吹き返した。Volumioマシンとしてだけでなく、VolumioのAirPlayでiTunesの楽曲を再生できる。Volumioの再生表示では44.1kHz/16bit、CD品質の再生となっている。M1 MacBook AirのApple MusicからVolumioでAirPlayしても同じ結果だ。


まあ、ゆっくり行こう。色々なものが見えてきた。音源はCDを超え始めたのだ。FMエアチェック音源、192kbpsのMP3ファイルを「I2S [IIS] 入力DAC PCM5102A搭載32bit 384kHz DAC完成基板 Raspberry Pi 動作」は、Volumio表示で44.1kHz/24bit再生する。ちょっと解せないが・・・聴感上はFMエアチェックも悪くない。

それはともかく、スピーカー。【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】ライブサウンド最高かよ! 光って叩けるソニー「EXTRA BASS」スピーカー3種-AV Watchをだいぶ前に入れたのだが、SRS-XB21、なかなか使われないので、どんなものだったかチェックし始めた。その頃、ソニーのBT(Bluetooth)入力小型スピーカーの最新型で最も手ごろな価格だった。手に取って、高級感は今一つという感じはしたけど、後で防水スピーカーとして入れたTribit XSound Go(3,499円)と比べれば、価格が高い(10,683円)分だけ、大きいし、イルミネーションも格好いい。前記記事にもある様に一体型小型スピーカーはステレオ感は乏しい。それがライブサウンド・モードで拡がりが出てそれなりに聴かせる。デフォルトのEXTRA BASSモードは低音が出すぎだと思う。違和感がある。スマホアプリのMusic Centerでモードを切り替えられる。

お風呂にて、SRS-XB21のイルミネーション

お風呂にて、SRS-XB21のイルミネーション

調べてみると、見かけによらず、防水対応。


Tribitには、【Tribit XSound Go レビュー】高評価に偽り無し!コスパ最強のBluetooth スピーカー - モバモノの高評価記事がある。音はスッキリして素直な音だと思う。

このようなブルートゥース入力をそのまま再生するスピーカーは一種のバワード・スピーカー、アンプ内蔵型だ。PCからUSB-DAC/USB-DDCを経て、プリメインアンプ、スピーカーに至る従来オーディオ型のシステムを超えるものとして検討できるだろう。

いろいろ見ていると、老舗オーディオメーカーが3万円以下で本格的なステレオサウンドを楽しむ! D-T1 vs DSB150BT | Denon 公式ブログのようなことを試みている。ここまでくると、自前で作るよりは、既製品を購入したほうがよいということになりかねないね。

ラックスマンのおせち | 言の葉の穴の記事を見て、LUXMANがRaspberry Pi+I2S-DACを試みているのに驚いた。それに対応するDenonの解はDenon公式 | RCD-N10の仕様・特長 | ネットワークCDレシーバーになるかなと納得。いや、ある意味終わっているのかも。後は個々のニッチな話しかないね。

新たに買うなら、そのサウンドはミニコンポの域を超えた? 6万円で飛び抜けて音が良いデノン「D-M41」レビュー (1/2) - PHILE WEBのクラスを試すとよいかもしれない。こちらは、PCにつなぐにはUSB-DAC/DDCは必要だが。

更新: 2021-07-12T13:40:21+09:00
7/8/2021 (Thu.)

NorthFlatJapan 公式ブログ : 新商品 I2S入力 PCM510xA搭載 DAC完成基板の続き。

Raspberry Pi 2 Model B + PCM5102A搭載I2S DAC基板

Raspberry Pi 2 Model B + PCM5102A搭載I2S DAC基板

何年ぶりだろう。ラズパイも何を持っていたか忘れていた。VolumioのディストリビューションをMicroSDに焼くのにいちいち手間取った。余裕を見て32GBのものを手に入れたが、そのまま焼けない。フォーマットする。そして焼く。

I2S-DAC基板との配線はNFJの3Bの配線に合わせればよい。

有線イーサネットできちんとWEBにつながっていれば、HDMI接続はおそらく必要ない。同一のネットワーク上のPCのブラウザから、「volumio.local/」で起動できるはず。目安は、USB電源ケーブルを電源アダプタに差し込んで、ラズパイ本体の黄色の動作ランプがしばらく点滅すると、少し小さいが起動音が鳴る。そのためにはI2S-DACをオーディオにつないでおく必要がある。そこで、ブラウザからアクセスする。

電源用のmicroUSB-USB-AはiPadのアダプタを使った。5V-2A程度、10Wのものでよいらしい。


Raspbian GNU/Linux 8 volumio tty1起動画面

Raspbian GNU/Linux 8 volumio tty1起動画面

ラズパイをHDMIでディスプレイなどと接続すると、Raspbianの起動画面が出る。ログインしてifconfigなどでeth0の接続状態などを確かめることもできる。

Volumioの実使用下では、このままで、同一LAN上のPCのWEBブラウザから「volumio.local/」でアクセスすることができる。したがって、I2S-DACを使う限り、HDMI接続は不要である。


Volumio音楽ライブラリリスト画面

Volumio音楽ライブラリリスト画面

デザインはなかなか優れている。背景画面も選択可能になっている。素晴らしい。


Volumioプレイバックオプション・オーディオ出力設定画面

Volumioプレイバックオプション・オーディオ出力設定画面

最初はHDMIが出力として選択されていた。それをI2S-DACへ切り替えて保存、再起動する。最初はHDMIでディスプレイ(TV)を接続して、Volumioの起動を見ておくのが間違いがないかもしれない。イーサネットに接続できているかどうか確認できる。


Volumio音楽ファイル再生画面

Volumio音楽ファイル再生画面

今のところ、FMエアチェックファイルフォルダをコピーしたUSBメモリから192kbpsで記録されたMP3ファイルを読み出している。そのMP3ファイルは、44.1kHz、24bitで再生される。日本語フォルダ名も問題なく表示する。そろそろNASを考えるか・・・


参考になる他の記事をリストしておこう。

6年ぶりの「Raspberry Pi」だね。LXU-OT2は8年ぶりだったが、ハードウェアにおいても過去を現在に結びつける動きが続いている。

更新: 2021-07-10T09:37:23+09:00
7/7/2021 (Wed.)

立花隆が亡くなられて、最後にどんなことを書き残されたのかを調べている。「武満徹・音楽創造への旅」(2016年、文藝春秋)もそうだが、続けて読むとつながる部分がある。それはともかく、読めばわかることだ。書かれたものというのは時系列的につながらざるを得ない。

122ページに「文明の転換点」という節がある。2016年、オバマ大統領のヒロシマ訪問演説の歴史的な意義と熊本地震取材記事の話。熊本地震については地震予知の話題が含まれている。オバマ大統領の演説の意義は深いが理想論であり、戦争を撲滅することは地震を予知するのと同じくらい難しい。最後は「オバマの訪日と熊本地震によって呼びさまされたことは、我々を常にとりまいている二つの大破局(人為的破局と自然的破局)があり、それを逃れるためには文明の方向転換しかないということだろう」と結ばれている。

最後に「特別講義 未来を描く」がある。これが素晴らしい。若い人は是非読むべきだ。もちろん、年寄りが読んでも有意義である。「若者よ、世界で競え」と。「現場を体験し、そこで働く人々に直接触れ合う必要があります」と。この中に「GLOBAL TRENDS 2030」(米国国家情報会議編、谷町真珠訳「2030年世界はこう変わる」、2013年、講談社;原レポート副題 Alternative Worlds、The National Intelligence Council、December 2012)に言及がある。その本には「アメリカ大統領も参考にする最新の未来予測レポート」という立花隆の帯があり、序を書いている。この予測はこれからは国家を動かすのは政府ではなく、非政府組織だとしている。科学技術立国政策の立て直しについては、政府にはあまり期待できなくなりつつある。非政府組織とは何かということになるわけだが、こちらももう一度繙こう。米国国家情報会議の報告書は米国大統領選挙に合わせて、4年毎に作成されているとのこと。もう、2回分が新たに存在しているはずだが翻訳は出ているのかな・・・序の最初に「これは一般大衆向けの読み物ではない」と書かれている。

この本を読みつつ、メールを一本したためた。がんばってくれよ。

更新: 2021-07-08T10:39:11+09:00
7/5/2021 (Mon.)

昨晩、菅野沖彦氏の「僕のオーディオ人生」(1991年、音楽之友社)に引き込まれて、Apple Musicから流れるジャズを聞き流していると、一聴して耳が捉えられた。なんだろうと調べるとマイルス・デイヴィスの「Freddie Freeloader」、右クリックで「Apple Musicで表示」に切り替える。「Kind of Blue」の二曲目だ。Freddie Freeloader - Wikipedia。ハイレゾロスレスでApple Digital Masterの表示がある。アルバム「Kind of Blue」の再生に切り替えた。

昨日の熱海の土石流のニュースに合わせて、3年前の西日本豪雨や4年前の九州北部豪雨の犠牲者追悼のニュースが流れている。藤井聡太棋聖は初防衛・九段昇段の記者会見で熱海の土石流へのコメントを求められて、一瞬詰まったが、日常が早く戻ることを望んでいますというように答えられた。防衛戦第三局は沼津で開催された。九州北部豪雨の時は大変だと危機感を持ったが、翌年の西日本豪雨の時は呉近辺など確かに大変な事態だとは思ったものの三原や因島などまでは心が及んでいなかったことに後で気づいた。過去の豪雨災害 | nippon.com

人それぞれ様々な困難や不幸に直面している。「僕のオーディオ人生」にも立花隆の「武満徹・音楽創造への旅」(2016年、文藝春秋)にも凄絶な悲しい物語がある。もらい泣きをしてしまう。そうしながら、音楽を聴いている。

「憂鬱の種類」は、ハービー・ハンコックの「Fat Albert Rotunda」、マッコイ・タイナーの「The Real McCoy」を経て、結局、チャーリー・ヘイデンの「Nightfall - The Cal Arts Sessions」に辿り着き、John Taylorのビアノを知らしめた。今日は、John Taylorのピアノを聴く日になる。John Taylor (jazz) - Wikipedia

これでわかったことは、ハイレゾロスレスやApple Digital Masterそのものが音楽の感動を伝えるものではないということだ。ロスレスでも十分。音楽は心で聴く。

更新: 2021-07-05T16:03:09+09:00
7/2/2021 (Fri.)

菅野沖彦氏はハイエンドオーディオを追求された。それはそれで素晴らしい。おそらく、素晴らしい音がしたに違いない。老舗のハイエンドオーディオメーカー、LUXMANは現在でも元気が良い。そこが雑誌の付録にアンプやUSB-DAC/ヘッドフォンアンプ、LXU-OT2を出したというところに、さもありなんとも感じる。真に極限のローエンドでも音に自信があるはずだ。実際、いい音がする。十分楽しめる。

何を基準に比較的に考えるかという問題は、結局は、直接得られる体験と過去の経験との比較である。あるいはLPやCD入力など他のメディアとの比較でもある。

絶対的な尺度になる経験がある。数少ない経験。一つは、Bill Evansのソロピアノ「Peace Piece」、この音は素晴らしい。静寂と暗闇の中で、ピアノのゆったりとした低音のリズムを背景に、高音のメロディーが浮かびあがると、煌めき、細かい白い飛沫になってゆっくりと飛び散っていく。それが実際に見えるわけではないが、そのようなイメージが思い描かれる。

それに匹敵する曲がロスレス、Dolby Atmosで現れた。Rosey ChanのSonic Apothecaryの最初の曲、Flowing。これはオーディオ的にも音の拡がりが素晴らしい。「Peace Piece」と同様なピアノソロ、一音一音に深みがあって響きが美しい。ただ、環境音楽的で、単調ともいえる。あまり長いといくら美しくても飽きてくる。ビル・エヴァンスの演奏はいくら聴いても飽きない。一日中でも聴いていられる。そこが凄いところだ。

音場については、大昔、FMの生放送で天井や廻りを見回すほどの大きな三次元的音場を経験したことがある。ステレオでも三次元的音場は生々しく再現できるのである。記憶が定かでないが、ワンポイントマイク集音ではなかったかと思う。何の音楽だったかも憶えていないのだが、その音場の拡がりと定位に驚いた。音場が空間を表したのである。それ以来、そのような体験を味合わせてくれる音源には他に出会ったことがない。オーディオ装置は、ヤマハの4wayスピーカーNS-890、プリメインアンプCA-S1、AM/FMチューナーT4だった。チューナーを除くと、いずれも一台5〜10万円クラスの機種だ。今残っているのはT4だけだが、そろそろ引退かなと思っている。チューニングダイアルが壊れたみたいだ。

今のFM放送なら、ベストオブクラシックの生放送か、N響の演奏会、音楽家のリサイタルの収録などに期待している。土曜の朝はピーター・バラカンのウィークエンドサンシャイン。夜は、クラシックの迷宮、ジャズ・トゥナイト。日曜は山下達郎のサンデーソングブックが1500回、来年30周年を迎えるそうだ。新しいものでは村上RADIOの月刊化かな。FM放送は19kHzにパイロット信号が入っているので15kHz以上のオーディオ信号はカットして送信される。必然的に高域が弱いことは仕方がないが、音楽を鑑賞するのにそれほど大きな問題ではない。前記のように音場の再現においてはなんら劣るものではない。いい音楽はどんなふうに聴いてもよく聴こえる。欧米はデジタル放送が進んでいるので、そちらの問題は残っているわけだが・・・もっとも、デジタル/アナログ/通信の問題は二次的なものに過ぎず、音源そのものの集録・生成の仕方が重要なのである。ワンポイントマイク集録やマルチチャンネル録音の問題には位相が絡んでいる。同様に多チャンネル再生も簡単なものではないはずだ。

さて、現行のオーディオ装置については何度も書いているが、スピーカーはRogers LS3/5Aモニター(英国BBC放送のモニタースピーカーとして有名だった)。これは大昔は198,000円/台していたが、半値近くまで下がったので購入した。本当に大昔の話。それから40年以上使っている。元は取っているが、まだまだいい音を響かせている。これがないと僕のオーディオは成り立たない。真にモニタースピーカーなのだ。出力を支配するものはスピーカーだ。今なら、LUXMAN B-side ASC-S5かなと思ったり。いや、Rogers BBC Monitor Speaker-LS3/5a(70th Anniversary Edition) | ロジャースラボラトリー・ジャパンによれば、ペアで473,800円だね。値上がりしている。

プリメインアンプとして使っているのは、DENONのAVサラウンドアンプ、AVC-1870、レコードプレーヤーがDENON DP-500M、CDネットワークプレーヤーがヤマハのCD-NT670ということになる。AVC-1870やDP-500Mは2003年に購入している。壊れて修理できず使えなくなったら引退という道筋だが、今のところ、何の問題もない。

さて、ハイエンドオーディオは普通は敷居が高すぎる。僕のオーディオの師匠たちはハイエンドを目指していた。そういう音も知っていないわけではないが、自分が良いと思えれば十分だろうと感じる。今はふんだんに音楽を鑑賞できる時代だ。よい音楽・音源を見つけるのが先なのである。Apple Musicは選択して再生していたアルバムに続いて、自動再生で次から次へと類似している音楽を送り込んでくる。問題は聴いていたアルバムがいつ終わったのかわからないことだ。ナガラ族の宿命である。

この記事を書こうと思ったのは、LUXMAN LXU-OT2の音質やレビュー USB-DAC・PCオーディオ「TOPPING E30」旭化成AK4493搭載 高性能ハイレゾDACを買ってみた! | ZPGBFの記事で刺激を受けたから。メモとして。しかし、まだまだデジタル・オーディオについては知らないことが多い。調べているといろいろと見えてくる。これはいつものことだけど・・・NFJのほうはNorthFlatJapan 公式ブログ : 新商品 I2S入力 PCM510xA搭載 DAC完成基板に到達している。

更新: 2021-07-03T18:53:42+09:00
7/1/2021 (Thu.)

Apple Musicでさっき見つけた。ハイレゾロスレスとApple Digital Master両方の表示がある。調べてみると、リマスターではなく、ビル・エヴァンス 未発表ライヴアルバム『On A Friday Evening』も含んだボックスセット 全曲公開 - amassにあるように未発表音源ということだね。

Apple MusicのロスレスやDolby Atmosで、さてオーディオ・システムはどの方向に行くんだろうと思っている。ラックスマンは既にLUXMAN B-sideを立ち上げている。

これはApple Music以前の流れだけど、Apple Musicのハイレゾロスレス、Dolby Atmosはどう扱うのだろう。僕は、ストリーミング系はNFJのFX-AUDIO-FX-D03Jの光デジタル接続との比較でLXU-OT2を当面使うことにした。これは元オーディオにアナログ・ステレオ接続ということになる。聴いた感じはそれほど不満もない。心地よい。FX-D03JはPCのFMエアチェックなどの再生に回す。

前述の記事にあるCD5枚組「Everybody Still Digs Bill Evans」のほうはロスレスなので、聴き比べができる。

更新: 2021-07-01T23:08:27+09:00
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