tsnetworkc3.png更新日記 - 日曜プログラマのひとりごと
更新日記インデックス
Subscribe to RSS1.0 | Subscribe to Atom1.0

日記: 脳髄の日記 | 第四の日記 | Facebook | Myspace | コメントはjscripter's X(fka Twitter)にどうぞ

| 先月 | Monthly Index | Timeline | Mobile版 powered by iUI
2/28/2024 (Wed.)

思わぬところで、凄い人に出会った。【研究部 特別企画】人工知能の謎に迫る -- 数理によるアプローチ -- N高等学校・S高等学校 チャンネル登録者数 6.04万人

最後に質問した人も良かったのだけど、それに真率・真正面から受け答えた福水健次先生の言葉から、いろいろなことをうかがい知ることができる。時系列データを取り扱うにはTransformerがマッチしているとか。{AIがプログラムを書く時代 (2022/02/07)}←を思い出そう。

最後の方で、知識とは何か、演繹的に理路整然としているものだけが知識ではないだろうと、ブラックボックス的なものも知識ではないかと。これが最も面白かった。わかりやすいことだけが知識ではない。知識の中には分かりにくいものがある。理解するために大変苦しむ。苦しんでもなかなかわからない。そういうものがほとんどということもできる。

更新: 2024-02-29T17:39:30+09:00
2/27/2024 (Tue.)

うっかりはいつものことだが、今日は祝日の振り替え休日。「祝日法の休日の翌日 ただし、その日が土・日・月曜日・休日に当たるときは、その直後の平日。」に相当。2/23(金)の天皇誕生日の振り替え休日が2/27(火)となったわけ。開館カレンダーへのリンク、開館日カレンダー:広島市立南区図書館も実際開かなければ役に立たない。ビジュアルの仕掛けが必要だ。

大回りして、他の用事を済ませて帰宅。一日の歩数は軽く8000歩を超えた。

更新: 2024-02-27T21:32:59+09:00
2/20/2024 (Tue.)

メモ。新連載「西川善司のバビンチョなテクノコラム」第1回。Appleの新プロセッサ「M3」はいかなるものぞ? | テクノエッジ TechnoEdgeApple Vision Proはビデオシースルー方式を採用。光学シースルーはダメなんですか? 現実視界再現の手法をまとめてみた(西川善司のバビンチョなテクノコラム) | テクノエッジ TechnoEdge西川善司のバビンチョなテクノコラム | テクノエッジ TechnoEdge

2/17/2024 (Sat.)

情報の情は情念のそれかもしれないと気付いた。informationとは「内から形作るもの」というようにも読み取れる。デリダがルソーの言語起源論に何を読んだのか、もうしばらくして時が来たら検証してみよう。

ドナルド・マース著「感情を引き出す小説の技巧 - 読者と登場人物を結びつける執筆術」(フィルムアート社、2022年)がおもしろい。作者が書いたものを読者はそのまま読むわけではないということ。作者の世界と読者の世界は交錯している。読者の心はそのような交錯世界を旅するのだ。

2/16/2024 (Fri.)

沈黙の艦隊を思い起こせば、{世界はどこに向かうか (2016/01/10)}{「空母いぶき」第5巻、真珠湾、茨城県北部地震 (2016/12/28)}←だが、「大沢たかお」をプライムビデオで知ることになった。その名前は娘に教えてもらったのだけど。大沢たかお、主演したプライムビデオ注目作「沈黙の艦隊」は「何としても結果を残さないといけない」 : 映画ニュース - 映画.comを見つけた。なるほど。マンガは古いけど、本質的で素晴らしい物語。今だから実写、CGでできる。

まさに王騎!『キングダム』大沢たかおに絶賛の嵐|シネマトゥデイで話題になっている。娘は「大沢たかお」をキングダムで知ったそうだ。「沈黙の艦隊」でも役作りがすごい感じ。こんな人いたっけ、見たことがない人だなと思ったぐらい。役作りで人が変わる。

「キングダム」をプライムビデオで見てみた。全然違う人に見える。結局、「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022年)と「キングダム 運命の炎」(2023年)を続けてみた。

更新: 2024-02-16T16:38:00+09:00
2/12/2024 (Mon.)

驚いたのは、副題「旋律と音楽的模倣について」。ルソーは音楽に詳しい。生前に出版されたものに「音楽辞典」がある。表表紙には「言語の本質とは情念の表現にあり、もとは言語と音楽の起源は同一であったという」とある。{ストーリーテラー (2014/07/01)}{十夜一冊 第七百四十夜 言葉をおぼえるしくみ (2014/08/12)}←の「さえずり言語起源論」を辿る理由ができたことになる。「言語起源論」がルソーの著作として注目されたのは、デリダが「グラマトロジーについて」で詳細に取り上げたかららしい。これも過去既に同様な認識に到達していた。

更新: 2024-02-13T21:07:45+09:00
2/8/2024 (Thu.)

50年以上が経った。あまり意味もなくエクリチュールという言葉を振り回して以来。「エクリチュールしか存在していない」と。それがどうしたと言うんだ。東浩紀が「一般意志2.0」を書くに至った意味の一端とか。{言葉と物 2.0 ルソー (2011/12/18)}←。そういう過去からのデリダとのつながりが垣間見えた。クロード・レヴィ=ストロースがルソーにつながっている。

既に辿った道を再発見している。

ここでは、著者や理論の名称はどのような実質的価値ももたない。それは、同一性も原因も指示しない。「デカルト」、「ライプニッツ」、「ルソー」、「ヘーゲル」などが作者の名称だと、つまりわれわれがこのように示している運動や変動の作者の名称だと考えるのは軽率であろう。それらに与えられる指標的価値は、まず問題の名称である。注意を哲学的あるいは文学的な型のテクストに向けて暫定的にこの歴史的構造を取扱うとしても、それはそこに構造の根源や原因や均衡を認識するためではない。しかしながら、ましてわれわれにはこれらのテクストが構造のたんなるeffet[結果、効果、実現、履行〕--- この語がいかに解されようと --- だとは考えられないということ: われわれの考えによれば言説と歴史的全体との分節を思惟するためにこれまで提出されてきたすべての概念は、われわれがここで問題にしている形而上学的閉域の中で把握されたものだということ: われわれは、こういったもの以外の概念は認識せず、またこの閉域がわれわれの言説を限定するであろうかぎり、われわれはこういったもの以外のいかなる概念も産み出さないということ:この問題性の展開の中にあっては、本原的で不可欠な位相は、事実上また権利上徴候としての諸テクストの内的構造に問いかけることにあるということ: そしてこのことが、諸テクストそのものをその形而上学的所属の全体において規定するための唯一の条件であるということ。以上のことを論拠としてわれわれはルソーだけを取り上げ、またルソー主義における文字言語(エクリチュール)の理論だけを取り上げてみたいと思う。しかしながら、この捨象は部分的であり、なお暫定的なものである。もっと先で「方法の問題」において、この問題に直接的に取組むつもりである。

このような多くの予備的弁明の他に、別の緊急事項を援用する必要もあるだろう。西欧的思想分野、とくにフランスにおいては、支配的な言説 ---「構造主義」と呼んでおこう --- は、今日なおその階層化のあらゆる層、しばしば最も生産的な層において、性急にもそれが形而上学を「のりこえた」と自称するまさにその時に、本当の形而上学 --- ロゴス中心主義 --- の中に相変らずとらえられたままなのだ。クロード・レヴィ=ストロースの諸テクストを範例に選び、そこから出発し、またルソー読解への着想をそこから受けるのには、一つならず理由がある。それは、これらのテクストの豊かさと理論的関心、それらが現在果している鼓舞的役割にもよるが、またそこで文字言語(エクリチュール)の理論とルソーへの忠実さの主題とが占めている位置にもよるのである。したがって、それらはこの場合、いささか一つの銘以上のものとなるであろう。

(前掲書、上、206-207ページ)

しかし、ここに書かれている意味が本当にわかるかというと、うーむという感じだ。もう少し追求したとしても、意味のあるレベルに到達できそうもない。僕にとっては誤配に近い・・・50年前のこと自体が誤配というか、誤解だったのかもしれない。もう少し先が見通せるまで置いておこう。そのためにも、ルソー(ジャン=ジャック・ルソー)の「言語起源論」は一応覗いておくか。

西欧的言語起源論を追求しても日本語は出てこない。白川静をもっと掘り下げるべきかもしれない。

ここらで大体の過去の発掘は終わったかな。チョムスキーおじいちゃんのことはあるにしても。それは前提。

世界は知らないことだらけと、最近は思う。少し昔は知らないことはないと嘯いていたのに。あらゆるものが可視(検索可能)化されてきているからだろうか。受け取る情報量が半端ない。逆に貧弱な情報、見るに堪えない情報も増えている。そういうものは目に入った瞬間に消してしまう。そう感じるのは、いずれにせよ傲慢に過ぎないのかもしれない。

一人で見る「あさいち」で野田洋次郎を知る。iTunesでRW3を聴いている。昨日は、1843夜 『息吹』 テッド・チャン - 松岡正剛の千夜千冊で、ジーン・ウルフとジョン・クロウリーを知る。一度も聞いたことさえない名前だ。グレッグ・イーガンの名前と並んでいる。

テッド・チャンは「あなたの人生の物語」で知ったのだが・・・

更新: 2024-02-11T21:57:51+09:00
2/3/2024 (Sat.)

夕方から雨。昨日から、気を紛らわすために「キングスマン(Kingsman、The King’s Man)」のシリーズを三本見ていた。前日譚のファースト・エージェント(2021)は悲しい物語でもあるので、心が揺らいだが、いずれも総じて面白い映画だった。お勧めではある。Kingsman - Wikipediaを参照。

雨の音を聞いていると、なぜか「雨雨降れ降れ 母さんが 蛇の目でお迎え うれしいな ピチピチ ジャブジャブ ランランラン」の「母さんが」からが浮かんできて、ふと口ずさむ。懐かしい歌、「蛇の目」というのは蛇の目傘を指している。今時、見たことがない。大昔の傘。蛇の目傘とは - 日本最古の京都和傘屋 辻倉に特徴の解説がある。

ファースト・エージェントを見た後、思い出に浸っているから浮かんできたのだろう。

更新: 2024-02-04T11:12:18+09:00
2/2/2024 (Fri.)

自分一人だけのために買い物するのはつまらない。誰も関心がない。マッチを100円ショップで買った。ろうそくに火を燈すため。ライターで点けるのは味気ないし、少し角度が不自然で危ない。指が熱くなる。F氏が送ってくれた新潟県産こしひかりは焚き立ちがとてもおいしい。明日の昼と夜に食べよう。朝はいつもの定番献立。

裁断したバナナ小一本とキウイ半個にプレーンヨーグルトを掛け、野菜はミニトマト三つ分にマヨネーズ掛け、食パン一枚に薄切りのチーズの焼き立てに、はちみつ入りの生姜茶を塗る。そうして目玉焼き一つ。あと、コーヒーと牛乳。

課題は昼と夜。

2/1/2024 (Thu.)

自分で月を捲る。一月のカレンダーをべりべりと破り取る。県立図書館の1/31返却期限の本二冊と2/1返却期限の本一冊を南区図書館に返却する。一部延滞の返却。申し訳ない。市立図書館の本も三冊返却。まだ十分に読めていないが、新たに三冊が貸し出される。返却・延滞駆動型というわけ。

いろいろなことが世の中で起こる。否応なくそれに巻き込まれる。そこからいろいろなことを学ぶことができる。

| 先月 | Monthly Index | Timeline | Mobile版 powered by iUI
2001年版 | INDEX | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2002年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2003年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2004年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2005年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2006年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2007年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2008年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2009年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2010年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2011年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2012年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2013年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2014年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2015年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2016年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2017年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2018年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2019年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2020年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2021年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2022年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2023年版 | INDEX | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
2024年版 | INDEX | 1

(C)jscripter